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2011年5月30日

 5月24日、京都文化論の特別講師として、本学英米語学科卒業生で財団法人菊水鉾保存会副理事長、囃子方菊童会総代を務める川塚錦造さんが祇園祭について語り、渡り囃子、戻り囃子の笛を演奏されました
 祇園祭は7月1日から1カ月にわたって繰り広げられる祭りで、平安時代の869年に怨霊の祟りを鎮めるために祇園御霊会が執りおこなわれたことに始まり、競馬(くらべうま)や倡優(わざおさ-俳優)に戯芸を競わせて、歌舞音曲のある華やかな祭りになりましたが、南北朝時代の14世紀半ばになると「山」が、さらに「鉾」が現れました。
毎年、7月10日から縄とくさびで「鉾」が大工方により組あげられますが、釘は1本も使いません。17日の山鉾巡航を経て、18日には解体されて部品の形になり、次の年まで保存されます。
 囃子方は鉦に始まり、太鼓に昇格して、笛までマスターするのに約20年かかります。祇園囃子の太鼓、鉦は譜面がなく、口頭で伝承されてきたものを、笛を含めた譜面作成して出版し、本学図書館にも寄贈しました。
7月16日の宵山には人出が多くなりますが、14日から15日の夕刻までは、さほど人も多くなく、ベルギー、ペルシャ、インド、中国で作られた豪華な鉾の懸装品を参観したり、太鼓、鉦、笛の祇園囃子を楽しんだりすることができます。

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祇園囃子の笛を演奏する川塚氏
祇園囃子の笛を演奏する川塚氏

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