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2015年1月9日 アイコンなし

「第5回京の匠展 “こけら”と“ひわだ”」



 前回に引き続き、建造物の屋根、特に寺社仏閣や御殿等に用いられてきた杮葺・檜皮葺屋根に焦点をあてました。これらの屋根は、このほか茅葺などの草葺屋根を含めて植物性屋根とも呼ばれます。その歴史は古く、茅葺は縄文時代から用いられ、檜皮葺は平安時代末期の歴史書『扶桑略記』に遺る滋賀県崇福寺(668年建立)の記録が最古とされています。杮葺は板葺の一例で、板葺自体は古墳時代から使われていたとされています。技術の進歩に伴って薄手の板を用いた美しい曲線を描く杮葺へと発展しました。現在では、清水寺や桂離宮などにみられ、伝統的な技術を今に伝えています。
 「京の匠」展シリーズの第5回となりました本展覧会では、実際に使用される素材や屋根を葺くための道具類約30点とともに、建物模型やパネルによって、その歴史や葺き方などをご紹介いたしました。また、職人が減少していることなど、文化財の保存や修復にかかわる課題についても触れました。
 「京の匠」展では、文友会のご協力の下、普段目にする機会の少ない文化財の修復や保存、保護に関する活動の一端をご覧いただいています。伝統的建築物が多く遺る京都から、伝統の技を守り伝えることの重要性を発信することを試みた企画です。

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◇開催期間:2015年2月9日(月)~3月28日(土)
◇開催時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
◇休 館 日:日曜日、祝日
◇会  場:京都外国語大学国際文化資料館(第二分館10号館4階)
◇主  催:京都外国語大学国際文化資料館
◇共  催:文友会
◇出 品 者:文友会 { (有)屋根惣、(有)宮川屋根}
◇協  力:国際言語平和研究所、京都外国語大学博物館学芸員資格課程
◇おもな出品作品:屋根葺に使用する道具類、素材約30点 建物模型2点


関連催事:ギャラリートーク&ワークショップ
職人のお仕事体験~竹釘打ちの巻~

 日 時:2015年2月21日(土)、3月7日(土) 両日13:30~15:30
 場 所:京都外国語大学国際文化資料館
 講 師:(有)屋根惣      杉本 惣一氏
     (有)宮川屋根工業   宮川 義史氏

※申し込み制:京都外国語大学国際文化資料館まで電話・FAX・メールにてお申し込み下さい。
       TEL 075-864-8741
    FAX 075-864-8760   
       メール umc@kufs.ac.jp


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展示風景1
展示風景1

展示風景2(資材置き場再現)
展示風景2(資材置き場再現)

展示風景3
展示風景3

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