ページの先頭です。ページの本文へ

国際文化資料館ブログ RSS

2017/10/20 17:00:00 国際文化資料館第5回研究講座を開催しました!

  • Categoryイベント
  • Posted by植村まどか
こんにちは!10月にメキシコ留学を終えて帰国した植村です。お久しぶりです!
遅ればせながら、先日開催された研究講座の報告です。

今月初旬10月7日(土)に、国際文化資料館第5回研究講座「メキシコ古代オルメカ文化と縄文文化の比較研究を目指して」がR141で開催されました。

今回は、講師にメキシコ合衆国ベラクルス州立大学付属人類学博物館学芸員のロベルト・ルナゴメス氏、コメンテーターには市川彰氏(本学非常勤講師ほか)、伊藤伸幸氏(名古屋大学助教)をお迎えして、国際文化資料館との共同研究の立ち上げに向けた有意義な講演会となりました。

オルメカ文化は、今から約3000年以上も前にメキシコ湾岸地域に出現しました(紀元前1500年頃~400年頃)。のちに栄えるマヤ文明やアステカ文明を生み出したオルメカは、古代メソアメリカにおける「母なる文明」と言われています。

一方、縄文文化の起源は約1万5000年前にさかのぼり、中国やトルコなどの東アジアの地域では最も早くから土器の使用を始めていたと考えられる土器が見つかっています。古代メソアメリカにおけるオルメカ文化と、日本の縄文文化の両文化を両国における「母なる文化」と捉え、その類似点・相違点を考察しながら共同研究テーマを検討しました。

また、現在京都大学総合博物館で開催中の特別展「火焔型土器と西の縄文-Jomonesque Japan2017-」を見学しました。会場では、冨井眞先生(京都大学文化財総合研究センター)にご案内いただきながら、火焔型土器についての知識を深めることができました。ロベルト先生も縄文土器や遺物についてはもちろんのこと、展示方法や環境設定など博物館についても熱心に質問されていました。

実は、ロベルト先生と南先生は今回が初めてではなく、2010年に日本で開催された「古代メキシコ・オルメカ文明展」で既に一緒にお仕事をされた同志なのです。「いつか縄文土器展覧会をメキシコで!」というのがロベルト先生と南先生の夢だそうですが、その夢が叶う日は果たして来るのでしょうか?!(思いのほか早くにやってくるかもしれません。。笑
  • 講演会の様子
  • 講演会後、質疑応答およびディスカッションの様子
  • 左から冨井先生、市川先生、ロベルト先生です。「この火焔型土器の正面はどこか?」について考え中です。

Page top