2019/10/02 09:50:00 第11回京の匠展「文化財ドックin京都外大〜匠のわざと社寺建築〜」
イベント
幸田
こんにちは。朝晩が少し涼しくなってきて、もうすぐ秋かと思えば暑くなってきましたね。早く秋が来て欲しい…いっそのこと秋がずっと続けばいいのに、なんて考えてしまう幸田です。
さて、第11回京の匠展「文化財ドックin京都外大~匠のわざと社寺建築~」がICOM京都大会2019関連特別企画として、京都外大9号館にて開催されました。
今日は、9月3日から8日までの5日間に開催された本展覧会のご報告をしたいと思います。
今回、会場が9号館の6階と7階と分かれており、6階では、錺金具や表具、絵画や装飾の修復などについての展示や防災についての展示を行いました。一方7階では社寺建築についての展示や瓦や畳、石工についてなどの展示を行いました。どちらの階も文友会会員である匠の皆さんが、実際に作業で使っている道具や作業風景、作業工程などをパネルやムービーなどで分かり易く紹介して下さいました。また6階では、昔あそびコーナーも設けました。
毎回恒例の「匠のわざ体験コーナー」は、6階ではうちわ彩色体験、錺金具の体験、しおり作り、7階では畳縁付け、かわら粘土を、9号館入口前ではかんな削り、こけら葺き、檜皮葺きを日替わりで体験して頂きました。開催初日の9月3日には、国際文化資料館第15回公開講座「文化財を護るためには何が必要か」を行いました。
9月5日のICOMオフサイトミーティングでも本展覧会見学の時間があり、参加者の方々は、「匠のわざ体験コーナー」でさまざまな体験をしていました。なかでもかんな削りは大人気で、想像以上に力が必要な削る作業に苦戦したり、動画や写真を撮ったり、削った木の香りを楽しんでいたようです。どの体験も日本にいる私達でもなかなか体験できないものばかりですので、海外から来られた参加者の方々にはとても貴重な思い出になったのではないかと思います。オフサイトミーティングの休憩時間には、文友会キャラクターである「文化財ドックくん」も登場し、参加者の皆さんに文化財ドックについてしっかり宣伝していたようです。
今回5日間で、ICOMオフサイトミーティング参加者も含め169名の方が来てくださいました。来場者の方には、6、7階の展示と実際に匠の技術を目にでき、また自分でも挑戦できる体験で“匠のわざ”の素晴らしさを感じて頂けたのではないでしょうか。
さて、第11回京の匠展「文化財ドックin京都外大~匠のわざと社寺建築~」がICOM京都大会2019関連特別企画として、京都外大9号館にて開催されました。
今日は、9月3日から8日までの5日間に開催された本展覧会のご報告をしたいと思います。
今回、会場が9号館の6階と7階と分かれており、6階では、錺金具や表具、絵画や装飾の修復などについての展示や防災についての展示を行いました。一方7階では社寺建築についての展示や瓦や畳、石工についてなどの展示を行いました。どちらの階も文友会会員である匠の皆さんが、実際に作業で使っている道具や作業風景、作業工程などをパネルやムービーなどで分かり易く紹介して下さいました。また6階では、昔あそびコーナーも設けました。
毎回恒例の「匠のわざ体験コーナー」は、6階ではうちわ彩色体験、錺金具の体験、しおり作り、7階では畳縁付け、かわら粘土を、9号館入口前ではかんな削り、こけら葺き、檜皮葺きを日替わりで体験して頂きました。開催初日の9月3日には、国際文化資料館第15回公開講座「文化財を護るためには何が必要か」を行いました。
9月5日のICOMオフサイトミーティングでも本展覧会見学の時間があり、参加者の方々は、「匠のわざ体験コーナー」でさまざまな体験をしていました。なかでもかんな削りは大人気で、想像以上に力が必要な削る作業に苦戦したり、動画や写真を撮ったり、削った木の香りを楽しんでいたようです。どの体験も日本にいる私達でもなかなか体験できないものばかりですので、海外から来られた参加者の方々にはとても貴重な思い出になったのではないかと思います。オフサイトミーティングの休憩時間には、文友会キャラクターである「文化財ドックくん」も登場し、参加者の皆さんに文化財ドックについてしっかり宣伝していたようです。
今回5日間で、ICOMオフサイトミーティング参加者も含め169名の方が来てくださいました。来場者の方には、6、7階の展示と実際に匠の技術を目にでき、また自分でも挑戦できる体験で“匠のわざ”の素晴らしさを感じて頂けたのではないでしょうか。
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しおり作りの説明を受けています!
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うちわ彩色。お手本を見ながら好きな色をのせていきます。
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かんな削り体験初挑戦!