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資料館研究会

2019/01/31 16:30:00 第37回国際文化資料館研究会・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
こんにちは。大学はすべての授業が終わり、学生は春休みですが先生方は成績の記入に追われていると… 
冬の雨慄れて振られるそればかり心をぞ引くうき淋しき日 - 与謝野晶子
と、冬の雨のわびしさに袖を濡らしていませんか? 

はい、ということで本日は1月28日に行われた第37回国際文化資料館研究会・合同報告会の模様を書き綴りたいと思います。
本年度最後の発表、私にとっては研究会生活最後の報告となった今回は、私のほかにフィールドミュージアム研究会からも発表がありました。

【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「2018年度越前フィールドミュージアム活動報告」
発表者:石山和佳(国際教養学科3年次)、門脇景子(フランス語学科2年次)


【イスラーム文化研究会】
タイトル:「研究会活動総括~2015-2019~」
発表者:松本拓也(英米語学科4年次)


フィールドミュージアムの2人からは昨年4月から今年1月までに越前で行った活動の報告と反省、課題提示がありました。たけのこ掘りや田植え、炭焼などに加え、足羽高校国際中国語コースの生徒との交流など、継続が望まれる活動が豊富です。来年度からは、本学の国際貢献学部、コミュニティエンゲージメント活動が越前でも展開され前述の足羽高校との交流の積極化、足羽高校と越前の橋渡し役としての機能も注目されます。また、発表者からは今後の活動を行う上で、下の学年と連携、引き継ぎの重要性についても言及があり高い意識を感じました。

私の方からはこれまでの研究会活動、資料館での活動のまとめとして2015年の発表から振り返りを行いました。資料館収蔵のイスラーム資料のほとんどを提供して下さった故田中四郎先生について調べ始めたのが2016年でしたので、こうして振り返ると長かったような短かったような、その割に成果は少ないような…というのが正直な気持ちです。未だ整理できていない資料も多く、私がここを去る日までの宿題になっていますが、早急に取りかかり未来の後輩、資料館の為に尽力する所存です。


2015年度から活動をしていたわけですが、一番に思うのは「イスラーム」をやっていてよかった。これに尽きます。外国語大学でイスラームを勉強する特異な私を見つけ、拾い上げ、活動できる場所を与えて下さった館長の南先生には感謝しています。そしてその総てを巡り合せていただいたアッラーにはこれ以上の感謝を申し上げます。3年強、ありがとうございました。
来年度から、研究会報告会は新体制へと移行します。また折に触れてブログ等でお知らせいたしますので、ご確認いただければと思います。




「発表は、『初めて聞く話』であれ、『為になる話』であれ、『面白い話』であれ」とは田中先生のお言葉です。この言葉を聞いてから工夫した発表に努めましたが、田中先生の足元にも及びません。偉大な研究者の遺したものを調査する、という機会に今後も巡り合えるか分かりません。そのことを胸に資料から田中先生の足跡を辿り、国際文化資料館で『田中四郎先生展』が開催されるように努力いたします。
本当にありがとうございました。
  • たけのこを指さす石山さん
  • 身振り手振りで発表する私
  • 最後はみんなで記念撮影

2018/12/06 15:50:00 第36回国際文化資料館研究会・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
こんにちは。気付けば11月も終わり、と書いていたら12月になっていました。あっという間に年末ですね、早い。
本日は11月19日に行われた第36回国際文化資料館・合同報告会の模様を書き綴りたいと思います。
今回は参加者6名の内、4名から発表がありました。
各研究会のタイトル、発表者は下記の通りです。

【中米考古学研究会】
タイトル:「プロジェクトマティグアス コミュニティミュージアム展示・設備案~2018年春期アンケート調査結果をふまえて~」
発表者:杉岡明日香、竹林麻衣(スペイン語学科4年次)

【特別編 夏季ウズベキスタンフィールドワーク】
タイトル:「2018年夏季ウズベキスタン参加報告」
発表者:村田翔(スペイン語学科3年次)

【イスラーム文化研究会】
タイトル:「卒業論文概観~進捗報告と今後の展開~」
発表者:松本拓也(英米語学科4年次)

最初に中米考古学研究会から、春期アンケートの調査結果を踏まえたコミュニティミュージアムでの展示、設備案について発表がありました。参加者からの質問により、案として出ていたどういうものが「地元の手工芸品」となり得るのか、本当に必要な設備とは何かが次春期調査の課題として出ました。今後もプロジェクトマティグアスから目が離せませんね。

次に夏期休暇中に行われた本学初のウズベキスタンでのフィールドワーク(FW)の模様を、参加者の一人である村田くんが発表してくれました。FWと雖も調査を行うには至らず旅行のような観光のようなものになってしまったのかな、という印象でした。何分今回が学生を連れての最初の訪ウズベクという事で仕方がないのかとも思いましたが、参加した学生にも、来期以降参加する学生にも有意義な訪問であることを期待します。

最後に私から卒業論文の進捗報告を自身に発破を掛ける意味でさせていただきました。テーマは単純なパレスチナ問題ではなく「カリフ制再興によるパレスチナ・イスラエル間和平プロセスの一考察」と発表中も馴染み無い言葉ばかりの説明で分かりやすさに欠けてしまったな、と素直に反省しました。

次回の第37回国際文化資料館研究会・合同報告会は以下の日程で開催予定です。
今年度から開催日時・場所が変更いたしました。お間違いなきようお願いします。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせします。

日時:2019年1月21日(金)15:40~17:20(4限目)
会場:5号館 R521教室

※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
  • 中米組の2人
  • 初発表の村田くん
  • ボードを使い(態度も)大きく発表する私

2018/10/27 14:30:00 第35回国際文化資料館研究会・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
こんにちは。すっかり秋めいてきましたね。
歌の時期とは少々ずれていますが、
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる – 藤原敏行(古今和歌集)
と秋の訪れを肌に感じる毎日です。

さて本日は10月22日に行われた第35回国際文化資料館研究会・合同報告会の模様を書き綴りたいと思います。
今回の参加者は10名で内5名から発表がありました。

【特別編 夏期ベトナムフィールドワーク】
タイトル:「フィールドワークINベトナム」
発表者:大垣愛満・藤原万由美(スペイン語学科3年次)

【中米考古学研究会】
タイトル:「2018年夏期コスタリカ地域事情調査~ディキス地方における遺跡とコミュニティ連携活動について~」
発表者:植村まどか(博士後期課程3年次)、深谷岬(博士後期課程1年次)

【イスラーム文化研究会】
タイトル:「中東の世界遺産~パレスチナにおける価値と各国の思惑~」
発表者:松本拓也(英米語学科4年次)

大垣さん、藤原さんからは、ベトナムでのフィールドワークの様子を伝えてもらいました。ベトナムの博物館は民俗学に比重を置いているようで、展示品の多さ、テーマの広さが特徴のようでした。仏教・キリスト教信仰が強いベトナムにあってホイアンのミーソン遺跡はヒンドゥー教の聖域というのが興味深かったです。

中米考古学研究会からは、博士課程のお姉さん方からコスタリカ、ディキス地方の文化遺産とコミュニティ連携活動の視察、本学と連携して学生がどのような活動ができるかについて発表がありました。英語とスペイン語のパンフレット作成や遺跡の巡回ルートの考案、子どもたちへの教育普及活動などが挙げられました。

私からは、「中東の世界遺産」と題しパレスチナに焦点を絞ってお話しました。世界遺産登録が領土承認と結び付けられると考えるイスラエルやアメリカの主張と対峙するパレスチナ、という別視点のパレスチナ問題を取り上げました。皆さんはどうお考えでしょうか?


次回の第36回国際文化資料館研究会・合同報告会は以下の日程で開催予定です。
今年度から開催日時・場所が変更いたしました。お間違いなきようお願いします。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせします。

日時:2018年11月19日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:5号館 R521教室

※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
  • 発表するベトナム組
  • 発表するお姉さん組

2018/09/29 13:10:00 第34回国際文化資料館・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
こんにちは。ご無沙汰しております。
朝晩の冷えに秋を感じ、
うつせみの世は常なしと知るものを秋風寒み偲ひつるかも ‐ 大伴家持(万葉集)
と悲しい詩を思い出してしまいますね。

さて本日は、7月に行われた第34回国際文化資料館・合同報告会の模様を、大変遅くなりましたが書き綴りたいと思います。
今回の参加者は6名で中米考古学研究会とイスラーム文化研究会に加え、夏季フィールドワークを控えた小村さんからも発表がありました。

【中米考古学研究会】
タイトル:「コミュニティミュージアム事例紹介〜プロジェクトマティグアスにおけるコミュニティミュージアム建設計画に向けて〜」
発表者:杉岡明日香・竹林麻衣(スペイン語学科4年次)

【特別編 夏季ウズベキスタンフィールドワーク】
タイトル:「博物館都市 ヒヴァ 〜城壁に囲まれた旧市街『イチャン・カラ』~」
発表者:小村由里(英米語学科3年次)

【イスラーム文化研究会】
タイトル:「春学期活動報告~この4カ月を振り返って~」
発表者:松本拓也(英米語学科4年次)

中米考古学研究会からは、日本、ペルー、ニカラグアの4つの博物館が展開するコミュニティミュージアムの紹介がありました。そもそもコミュニティミュージアムとは“住民が運営・管理を自分たちで行う博物館”と定義され、住民の関わりが重要とのことです。博物館を知らないティエラブランカ村の村民に如何に説明し意識を植え付けるかが、今後の大きな課題となりそうです。

小村さんからは、フィールドワークを行うヒヴァの中でも旧市街のイチャン・カラについて発表してもらいました。研究会活動でも共に調べて感じたことは、ヒヴァもといウズベキスタンについての日本語文献が少ないということです。それが原因で事前学習にも難儀しましたが、裏を返せばそれだけ研究対象に溢れた地であると言えないでしょうか。学生の新たな目標にウズベキスタンが浮かぶように今後の活躍に期待です。

私イスラーム文化研究会からは、春学期の活動報告を行いました。ずっと一人で行ってきた資料調査ですが、このままうまくいけば来年度からは調査する人がいなくなってしまう可能性があるので今年度である程度形に仕上げなければと思っています。発表の中で西村先生の方から「研究・成果報告として資料館の年報に寄稿したらええやん」とありがたいご提案を賜りましたので、そちらに向けても恥ずかしくない物を挙げられればと震えている次第です。


次回の第35回国際文化資料館研究会・合同報告会は以下の日程で開催予定です。
今年度から開催日時・場所が変更いたしました。お間違いなきようお願いします。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせします。

日時:2018年10月22日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:5号館 R521教室

*研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
  • 発表を行う小村さん

2018/06/29 11:10:00 第33回国際文化資料館・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
本日は今週月曜日に行われた第33回国際文化資料館・合同報告会の模様を書き綴りたいと思います。
今回は参加者8名の内、各研究会からそれぞれ発表がありました。
各研究会のタイトル、発表者は下記の通りです。

【中米考古学研究会】
タイトル:「プロジェクト・マティグアスアンケート調査〜コミュニティミュージアム具体案について〜」
発表者:杉岡明日香・竹林麻衣(スペイン語学科4年次)

【イスラーム文化研究会】
タイトル:「中世の聖都ブハラ」
発表者:小村由里(英米語学科3年次)

【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「越前フィールドミュージアム活動 6月の活動報告」
発表者:石山和佳(国際教養学科3年次)


最初に中米考古学研究会から、春期調査で行われたアンケート調査の結果報告をしてもらいました。
コミュニティミュージアムを建てることでその土地に何を還元できるのかという点で、図書館も博物館も知らない村民に対し諒解を得られる説明を果たすことが求められているのかなと思いました。


イスラーム文化研究会からは、遂に私の後輩が発表者として登場しました。今夏フィールドワーク(FW)で訪れるウズベキスタンの、特に宗教都市ブハラの建造物について発表しました。
実りあるFWとなるよう今後も積極的な活動を期待したいです。併せて私も奮起します。


フィールドミュージアム研究会は、今年度から越前での活動の学生リーダーとなった石山さんが、その越前での活動報告をしてもらいました。越前での活動も7年目となり元来熊谷が抱える高齢化・過疎化の問題と学生が解決できる問題の対処という、活動の転換期なのかなという印象を受けました。


次回の第34回国際文化資料館研究会・合同報告会は以下の日程で開催予定です。
今年度から開催日時・場所が変更いたしました。お間違いなきようお願いします。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせします。

日時:2018年7月23日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:5号館 R521教室


*研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。

今月は前回より1名ですが参加者が増えました。私がいる間に10名を超える参加者に恵まれたいです。

  • 初めて発表する小村さん
  • 8名の学生に参加賜りました

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