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2018/10/24 14:10:00 第14回バス見学会〜1日目:倉敷〜

  • Categoryイベント
  • Posted by河津
こんにちは。食欲の秋ですが、年がら年中食欲があるのでそんなことは関係のない河津です。饅頭と体重計が怖いです。

今回のバス見学会では、1泊2日で岡山(ちょっとだけ鳥取)に行ってきました。
学校を出発してまずは倉敷へ行きました。倉敷を代表する美術館と言えば大原美術館!みんな揃って学芸員の方から30分ほどレクチャーを受け、つづいて館内を見学しました。大原美術館は近現代の西洋絵画を中心としたコレクションが有名で、モネやセザンヌなど一度は聞いたり、作品を見たりしたことがあるような有名な画家の作品が数多く所蔵されています。西洋絵画だけではなく、近代の日本美術や東洋・オリエントのコレクションもあります。壁一面を占有するほど大きな絵画に驚く人、美術館の目玉でもある作品に興味を持って観ていた人、それぞれ思い思いじっくり鑑賞していました。(本館内の撮影は出来なかったので、気になった方は是非実際に見に行ってみてください!)

その後は倉敷の街並みを自由に散策しました。倉敷の独特な景観の1つに「なまこ壁」というのがあります。壁に黒の平らな瓦を張り、そのつなぎ目に白の漆喰をかまぼこのように盛り上げて格子状などの模様を造ります。防火目的に使われたこの技法が、蔵以外の建物の壁にも多く取り入れられています。また、本町には格子窓を持つ木造家屋が軒を連ねています。そして倉敷館や大原美術館の本館のような明治や大正にかけて建てられたモダン建築もあり、特徴的な建物が調和している風景が魅力的でした。


次回は2日目の様子をお伝えします。
  • なんとエル・グレコの《受胎告知》は3枚あった!どれが大原美術館所蔵か分かりますか?
  • 本館の前で集合!
  • 青空に白壁の街並みが映えて綺麗でした

2018/10/18 20:10:00 スペイン語学科藤原さん:ベトナム世界遺産と博物館調査報告:

  • Category館長ブログ
  • Posted by南・スペイン語学科藤原さん
南です。
スペイン語学科藤原さんの報告をお届けします。
***** 
 第一回目ベトナム調査に参加した藤原です。初めての海外フィールドワークでしたが、刺激のある良い経験がたくさんできました。博物館ではパネルが少ないところや、逆にあっても文章量が多すぎるなど様々な課題も見られたが、館内が広い分導線がしっかりしてたり、資料が痛まないよう一部では照明をセンサー式にしているといった良い点もたくさんありました。また、ミーソン遺跡にもそのまま残されていた弾痕や爆撃の跡、見学した地域の歴史系の展示がある博物館に必ず戦争に関する資料があることから負の遺産からの学びも大切にし、後生にも伝えようとする強い思いを感じました。
ベトナムは多民族国家で、それぞれの小さな民族の風習や伝統を大切にしているのも印象的でした。そして、バッチャン焼などの伝統工芸やホイアンの古い町並みも観光資源としてうまく活用するだけでなく、自分たちの普段の生活にも活用しているのも印象的だった。
この学びを生かしてこれから活動していきたいです。

  • 国立歴史博物館
  • 世界遺産タンロン遺跡
  • 世界遺産ミーソン遺跡

2018/10/13 18:50:00 スペイン語学科大垣さん:ベトナム世界遺産と博物館調査報告:

  • Category館長ブログ
  • Posted by南・スペイン語学科大垣さん
ミナミです
 もう10月も半ばになってしまいました。いやはや、早い早い。とくに夏休みが終わる前に行った熊谷夏合宿以降は、台風、国際シンポ、台風、国際シンポに展覧会と怒涛・・・。ようやく正気に戻ったらすっかり秋。
 さて、大変遅くなりました。 夏に実施した「ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり」調査に参加してくれたスペイン語学科の大垣さんと藤原さんの調査参加の感想をまとめてもらいましたのでブログから紹介します。
 なお、10月22日4時間目に開催する国際文化資料館研究会ではお二人に発表してもらう予定です。
 お楽しみに!!
 1回目は、スペイン語学科 大垣愛満さん
********
 今回の第一回ベトナム調査は、私にとって初めての海外渡航でした。行くまではもちろん期待もありましたが、言葉や文化の違う国へ行くのは不安もあり、緊張もしていました。しかし、どの街でも穏やかな雰囲気が漂い、また、日本とは全く違う風景はとても新鮮で、タクシーの移動中に窓から街の様子を見ていた何気ない時間も、私にとってはいい思い出となりました。
 今回の旅で、ベトナムという国への印象ががらりと変わりました。博物館も日本とはまた違った特徴がありましたが、特にどの博物館も広く、情報量が豊富なのがとても印象的でした。今回の調査はとても良い経験になったと思います。この経験を、今後に活かしていくことが出来ればと思っています。
  • ホイアンにある焼き物村にて、焼き物作り体験中
  • ベトナム民族学博物館の屋外にある、バナ族の集会場の展示。高さが19mあり、実際に中に入ることができる。
  • ミーソン遺跡には、このような建物の集まりが何ヶ所かに分かれて点在している。

2018/09/29 13:10:00 第34回国際文化資料館・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted byイルファン・マツモト
こんにちは。ご無沙汰しております。
朝晩の冷えに秋を感じ、
うつせみの世は常なしと知るものを秋風寒み偲ひつるかも ‐ 大伴家持(万葉集)
と悲しい詩を思い出してしまいますね。

さて本日は、7月に行われた第34回国際文化資料館・合同報告会の模様を、大変遅くなりましたが書き綴りたいと思います。
今回の参加者は6名で中米考古学研究会とイスラーム文化研究会に加え、夏季フィールドワークを控えた小村さんからも発表がありました。

【中米考古学研究会】
タイトル:「コミュニティミュージアム事例紹介〜プロジェクトマティグアスにおけるコミュニティミュージアム建設計画に向けて〜」
発表者:杉岡明日香・竹林麻衣(スペイン語学科4年次)

【特別編 夏季ウズベキスタンフィールドワーク】
タイトル:「博物館都市 ヒヴァ 〜城壁に囲まれた旧市街『イチャン・カラ』~」
発表者:小村由里(英米語学科3年次)

【イスラーム文化研究会】
タイトル:「春学期活動報告~この4カ月を振り返って~」
発表者:松本拓也(英米語学科4年次)

中米考古学研究会からは、日本、ペルー、ニカラグアの4つの博物館が展開するコミュニティミュージアムの紹介がありました。そもそもコミュニティミュージアムとは“住民が運営・管理を自分たちで行う博物館”と定義され、住民の関わりが重要とのことです。博物館を知らないティエラブランカ村の村民に如何に説明し意識を植え付けるかが、今後の大きな課題となりそうです。

小村さんからは、フィールドワークを行うヒヴァの中でも旧市街のイチャン・カラについて発表してもらいました。研究会活動でも共に調べて感じたことは、ヒヴァもといウズベキスタンについての日本語文献が少ないということです。それが原因で事前学習にも難儀しましたが、裏を返せばそれだけ研究対象に溢れた地であると言えないでしょうか。学生の新たな目標にウズベキスタンが浮かぶように今後の活躍に期待です。

私イスラーム文化研究会からは、春学期の活動報告を行いました。ずっと一人で行ってきた資料調査ですが、このままうまくいけば来年度からは調査する人がいなくなってしまう可能性があるので今年度である程度形に仕上げなければと思っています。発表の中で西村先生の方から「研究・成果報告として資料館の年報に寄稿したらええやん」とありがたいご提案を賜りましたので、そちらに向けても恥ずかしくない物を挙げられればと震えている次第です。


次回の第35回国際文化資料館研究会・合同報告会は以下の日程で開催予定です。
今年度から開催日時・場所が変更いたしました。お間違いなきようお願いします。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせします。

日時:2018年10月22日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:5号館 R521教室

*研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
  • 発表を行う小村さん

2018/09/18 18:40:00 ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり調査~世界遺産ホイアン

  • Category館長ブログ
  • Posted byミナミ
館長のミナミです。
 国際文化資料館の南が研究代表の「第1回ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり調査」は、9月10日台風とタンカー事故で閉鎖中の関空に替わって、羽田着で全員無事に帰国しました。旅行社の的確な手配もあって延泊することなく帰国できました。
 さて、ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり調査の最後は、ホイアンとフエ。どちらも世界遺産のまちです。
 とくにホイアンは今回の調査の目的のメインで、ホイアンの世界遺産の街並み保全と活用について調べる(とりあえずは見て歩くだけですが)ことでした。ホイアンは16世紀広南国の外港として栄えました。川に面した古民家の並ぶ旧市街が世界遺産に指定されています。この周辺は、車通行できないエリア(バイク多いので安心はできませんが)になっていて、木造古民家、博物館等に活用された古民家、市場、お土産屋、カフェ、レストランが並んでいます。来遠橋(いわゆる日本橋。1593年に日本人によってかけられました)も観光スポット。近世初頭、日本人(京都の後藤、田中、茶屋の三家が有名)は活発に東南アジアと交流しました(朱印船貿易)が、ホイアンはその中心地で日本人街もありました。その後、徳川幕府の鎖国政策によって歴史の表舞台からは消えてしまいます。
 しかし、45年前に日本とベトナムの外交関係が樹立されて以来、近年ふたたび日本とのつながりが盛んになっています。2003年以来、毎夏に開催されているホイアン日本祭は、日本からも多くの団体が参加する両国の交流を代表する活動になっているようです。
 こうした活動の背景には、たとえば日本の昭和女子大学の考古学の先生方が20年を越える考古学調査活動を行ってこられたことなど息の長い現地との交流関係があります。国際文化資料館が行っている中米での「考古学と博物館を仲介者とした実践的地域研究」やウズベキスタン「世界遺産ヒヴァにおける住民との協働による持続可能な世界遺産の研究」だけでなく福井県越前町での「熊谷フィールドミュージアム活動」もまだまだこれからがんばらないといけなあと思いました。
 振り返ればあっという間の12日間の調査でした。参加した学生諸君にとっても何かを学んでくれたのではないと期待しています。二名からの参加記については、このあと適宜発信していきます。お楽しみに!!!!

  • シルクロード陶磁美術館から望むホイアンのまちなみ
  • ホイアン日本橋。来遠橋という名称は「友遠方より来る」の詩からつけられた名称だそうです。
  • 夕方、小舟に乗って土器づくりの村を訪ねてきました。帰路はちょうどホイアン名物「灯籠流し」が始まっていてなかなかの雰囲気でした。

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