2023/08/25 09:00:00 「めんどくさい」の正体は?
学生相談室だより
学生相談室
何をするにもめんどくさいと感じるとき、ありませんか?
学校に行くのがめんどくさい、食器を洗うのがめんどくさい、いっそ息をするのもめんどくさい・・・
しなければならないと頭では分かっているのに体が動かないのは、何とも嫌な気分になりますよね。中には、「自分は何てダメな人間なんだろう」と落ち込む人も多いのではないでしょうか。
しかしこの「めんどくさい」、実はただの怠け心ではなく、自分の心身の状態を知らせる重要なサインだったりします。
たとえば睡眠不足や過活動で体が疲れているときは、人はいつもよりめんどくさいと感じやすくなります。疲労のせいで脳のパフォーンマンスが下がり、新しいタスクを受け付けなくなるのです。
また、興味のないことや苦手なことに取り組む前も同様です。こちらのほうは、「もう強制されたくない」「どうせやったって無駄なのに」「これ以上失敗して傷つきたくない」という、心の疲れが溜まっている状態です。
一時的に「めんどくさい」が高まることは、誰にでもあることです。ただ、その状態があまりにも長期的に続いたり、そのせいで日常生活に支障が出たりするのであれば、注意が必要です。自覚はなくても、体や心の疲労がピークに達しているのかもしれません。
そういうときは一旦立ち止まって、自分の状態をよく観察してみてください。一人では難しいという場合は学生相談室がお手伝いしますので、ぜひ声をかけてくださいね。
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何にもしたくない日。。。ありますね。。。