2023/03/16 15:10:00 多様な性のあり方に関する講演会を実施しました
イベント
健康サポートセンター
3/14(火)に宝塚大学の日高庸晴先生をお招きして教職員向けに「多様な性のあり方に関するオンライン講演会」を開催しました。本学の教職員以外に、京都外大西高校の教職員含めて、71名の教職員が参加しました。
日高先生のお話は、多くの調査結果のデータと具体的な事例に基づいて、なぜ、教育現場で取り組んでいかないといけないことなのか、今後大学(または高校)として、どう対応していくべきかが非常によく分かる講演内容でした。
参加者からの声を一部紹介します。
・研修(今回のテーマをFDやSDで積極的に取り上げること)の必要性を痛感した。
・「『キミの選んだ人生なら、精一杯応援する』という声かけには違和感があるという当事者もいる。なぜなら自分が選んだものではなく、気づいたらそうだったという人も多い」という話にハッとさせられた。つい何気なく言ってしまいそうな一言なだけに、自分の言動を考え直すきっかけにもなった。
・「差別的な言葉を使わない」「決めつけない」といった、「しない」ことだけではなくて、教育の現場において発信することの重要性を感じました。たとえば居場所となるような雰囲気づくりを積極的にすること(複数の場所に書籍を置くことで学校としてのメッセージになる等、具体的な助言もたくさんあり、気づきがありました)誰かが傷つくかもしれない場面や言葉に自覚的になり、そういう場に居合わせた時には、それを許さない姿勢を(タイムリーに)示すことの大切さを感じました。
・多様な性別に対し、私たちが特別に対応(配慮)するのではなく、ごくあたり前なこと(環境)であるという考え方を周知することが大切だというお話に、自分自身が知らないうちに決めつけや差別をしていたんだと思い知りました。
・カウンセリング(学生相談)で何ができるのだろうと考えていましたが、自傷行為の率や相談ニーズを知り、心理的に支えることの大切さも感じることができました。
・先生方からの質問含め、これまで考えが及んでいなかったことも多くありました。女装大会をやろうとする生徒さんに対する対応として、問いかけの例なども参考になりました。
・ジェンダーレス制服がトランスジェンダー対応ではないというお話が印象的だった。本人が何を着たいか選べる選択肢が用意されていることが大事だと分かった。選択肢がない、選択肢が少ない、選択肢を選びづらい環境が、生きづらさにつながっていると思う。
今後も様々な人が安心して過ごせるキャンパスを目指して、多様な性のあり方について教職員や学生が知る・気づく・理解するきっかけになるような研修や、多様な性のあり方に関する情報発信、必要なときに相談できる場があることを知ってもらえるような取り組みをしていきたいと思います。
日高先生のお話は、多くの調査結果のデータと具体的な事例に基づいて、なぜ、教育現場で取り組んでいかないといけないことなのか、今後大学(または高校)として、どう対応していくべきかが非常によく分かる講演内容でした。
参加者からの声を一部紹介します。
・研修(今回のテーマをFDやSDで積極的に取り上げること)の必要性を痛感した。
・「『キミの選んだ人生なら、精一杯応援する』という声かけには違和感があるという当事者もいる。なぜなら自分が選んだものではなく、気づいたらそうだったという人も多い」という話にハッとさせられた。つい何気なく言ってしまいそうな一言なだけに、自分の言動を考え直すきっかけにもなった。
・「差別的な言葉を使わない」「決めつけない」といった、「しない」ことだけではなくて、教育の現場において発信することの重要性を感じました。たとえば居場所となるような雰囲気づくりを積極的にすること(複数の場所に書籍を置くことで学校としてのメッセージになる等、具体的な助言もたくさんあり、気づきがありました)誰かが傷つくかもしれない場面や言葉に自覚的になり、そういう場に居合わせた時には、それを許さない姿勢を(タイムリーに)示すことの大切さを感じました。
・多様な性別に対し、私たちが特別に対応(配慮)するのではなく、ごくあたり前なこと(環境)であるという考え方を周知することが大切だというお話に、自分自身が知らないうちに決めつけや差別をしていたんだと思い知りました。
・カウンセリング(学生相談)で何ができるのだろうと考えていましたが、自傷行為の率や相談ニーズを知り、心理的に支えることの大切さも感じることができました。
・先生方からの質問含め、これまで考えが及んでいなかったことも多くありました。女装大会をやろうとする生徒さんに対する対応として、問いかけの例なども参考になりました。
・ジェンダーレス制服がトランスジェンダー対応ではないというお話が印象的だった。本人が何を着たいか選べる選択肢が用意されていることが大事だと分かった。選択肢がない、選択肢が少ない、選択肢を選びづらい環境が、生きづらさにつながっていると思う。
今後も様々な人が安心して過ごせるキャンパスを目指して、多様な性のあり方について教職員や学生が知る・気づく・理解するきっかけになるような研修や、多様な性のあり方に関する情報発信、必要なときに相談できる場があることを知ってもらえるような取り組みをしていきたいと思います。