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健康サポートセンターだより RSS

2021/11/29 15:30:00 “現代版:臨死体験”から見える大切なこと

  • Category学生相談室だより
  • Posted by学生相談室
私事ですが、怪談が好きです。秋の夜長のお供に、よく聞いています。幽霊は信じていませんが(かといって否定する気もありませんが)、想像してドキドキするのが好きなのです。
 先日、興味深い怪談を聞きました。臨死体験の話です。定番は川か花畑ですが、この語り手が行った先には、川も花畑もありませんでした。代わりにバーコードリーダーのような物を持った人がいて、それを額に当てられ、何かのポイントを測られたというのです。そのポイントによって、死後の処遇が決まるそうです。

 さて皆さん、それは一体何のポイントだと思いますか?

…正解は「どれだけ新しい体験をしたか」だそうです。
ちょっと驚きませんか?大体の人は「善行を積んだ回数」とか「どれだけ社会の役に立ったか」という感じを想像したのではないでしょうか。
 でも確かに、価値観が多様化してきている現代では、昔のように簡単に善悪で線引きをすることは難しいでしょう。それに社会の情勢や規範が突然大きく変わるということも、今回コロナ禍でよく分かったと思います。
その点、体験の数は価値観にも社会にも左右されません。また、結果を問わず色んな体験を積み重ねていくことは、自分の世界を広げることにつながります。自分の世界が広がると、物事を見る視点が多様化し、何かに取り組む際の選択肢を増やすことができます。つまり、体験を増やすことは、人生を豊かにするための大切なカギとなるわけです。おそらくこの話の中で重視されているのは、そうやって体験を増やすことで今世をいかに豊かなものにできたか、ということなのでしょう。
 この話が真実かどうかは置いておいて、なかなか現代的でよくできた話だと思いませんか?ちょっとでも興味を持った人は、1週間に1つずつからでいいので、ぜひ新しい体験を増やしてみて下さい。新しい体験をして失敗するのが怖いという人は、失敗してもダメージの少ないような、どうでもいいことから始めてみましょう。もしそれで得することがなくても、損することはありませんし。話の真偽が分かるのは、寿命が尽きるときのお楽しみ、ということで。

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