2022/09/02 11:40:00 海外からの研修生との意見交換会
支援室だより
障がい学生支援室
9月1日、「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」でフィリピンからの研修生・ジャスミンさんが大学見学に来られました!普段、学生サポーター養成講座等でもお世話になっている、NPO法人ゆにさんのところでジャスミンさんが研修中ということで、縁あってお話する機会をいただきました。
本学の障がい学生の支援制度や取り組みについて紹介したり、お互いの国の障がい者支援について、意見交換を実施しました。ジャスミンさんは、特に就労について興味を持っているようで、日本の障がい者雇用の現状や、本学の障がい学生の就職活動やインターンシップの様子、また、障がい学生たちが卒業後、どんな進路に進んでいるかについても紹介。現在勉強中の日本語を積極的に使いながら、熱心にお話を聴いていただきました。
また、ジャスミンさんからも海外での障がい者の働き方についてや、視覚障がいの方が勉強する上でも使いやすいWEB上の読書サービスなど、私たちスタッフがまだまだ知らない有益な情報を教えていただき、大変有意義な時間となりました。
今回は障がい学生支援室のスタッフのみの参加でしたが、今後は、ジャスミンさんのような海外からの研修生と、本学の学生たちが交流できる機会を設けることができれば、お互いにとって良い刺激になりそうですね。
ジャスミンさん、ゆにさんありがとうございました!
本学の障がい学生の支援制度や取り組みについて紹介したり、お互いの国の障がい者支援について、意見交換を実施しました。ジャスミンさんは、特に就労について興味を持っているようで、日本の障がい者雇用の現状や、本学の障がい学生の就職活動やインターンシップの様子、また、障がい学生たちが卒業後、どんな進路に進んでいるかについても紹介。現在勉強中の日本語を積極的に使いながら、熱心にお話を聴いていただきました。
また、ジャスミンさんからも海外での障がい者の働き方についてや、視覚障がいの方が勉強する上でも使いやすいWEB上の読書サービスなど、私たちスタッフがまだまだ知らない有益な情報を教えていただき、大変有意義な時間となりました。
今回は障がい学生支援室のスタッフのみの参加でしたが、今後は、ジャスミンさんのような海外からの研修生と、本学の学生たちが交流できる機会を設けることができれば、お互いにとって良い刺激になりそうですね。
ジャスミンさん、ゆにさんありがとうございました!
2022/08/29 10:50:00 合理的配慮は「思いやり」ではない?!部内研修を実施しました
支援室だより
障がい学生支援室
夏期休暇期間中に、部内研修を実施しました。
まずは点字について。点字は、一つにつき64通りしかない点の組み合わせの上に、ひらがな・数字・アルファベット・表記記号とさまざまな表現が存在しています。点字ならではの文法表記がたくさんあり、覚えるのも一苦労です。点訳の手引きとにらめっこしながら、フリーの点字エディターを使って実際に点字を打ちながら、点字のルールを地道に覚えていきます。夏休み中に点字を6点入力できるようになるのが目標です!
そして、8月25日(木)には九州ルーテル学院大学さんのオンライン講演会に参加しました。在学中に修学支援を受けた卒業生6名がパネルディスカッションを行い、修学支援の有効性について検証するもので、どのように支援を受け、大学生活を過ごしたかお話を聴くことができました。共通するのは、支援の提供方法について、それぞれ自分に合った方法を大学と一から話し合い、支援の具体的な内容を構築されていたこと。大学と学生が対等な関係にあるからこそできたことだと感じました。
大切なのは「良い支援をすること」ではなく、「学ぶことが最適化」されていること。合理的配慮(Reasonable accommodation)の本来の意味は、「支援」ではなく「お互いのための調整」であるということを、あらためて認識するきっかけとなりました。
秋学期以降も、このように知識向上のための研修に参加予定です。今後も研修の参加報告等を更新しますので、障がい学生支援に興味のある方はぜひご覧ください。
京都外国語大学健康サポートセンター
障がい学生支援室
開室時間:9時00分~17時00分(夏期休暇中)
TEL:075-925-6839
E-mail:shien@kufs.ac.jp
★今年度より障がい学生支援室のSNSが開始★
Instagram
Twitter
まずは点字について。点字は、一つにつき64通りしかない点の組み合わせの上に、ひらがな・数字・アルファベット・表記記号とさまざまな表現が存在しています。点字ならではの文法表記がたくさんあり、覚えるのも一苦労です。点訳の手引きとにらめっこしながら、フリーの点字エディターを使って実際に点字を打ちながら、点字のルールを地道に覚えていきます。夏休み中に点字を6点入力できるようになるのが目標です!
そして、8月25日(木)には九州ルーテル学院大学さんのオンライン講演会に参加しました。在学中に修学支援を受けた卒業生6名がパネルディスカッションを行い、修学支援の有効性について検証するもので、どのように支援を受け、大学生活を過ごしたかお話を聴くことができました。共通するのは、支援の提供方法について、それぞれ自分に合った方法を大学と一から話し合い、支援の具体的な内容を構築されていたこと。大学と学生が対等な関係にあるからこそできたことだと感じました。
大切なのは「良い支援をすること」ではなく、「学ぶことが最適化」されていること。合理的配慮(Reasonable accommodation)の本来の意味は、「支援」ではなく「お互いのための調整」であるということを、あらためて認識するきっかけとなりました。
秋学期以降も、このように知識向上のための研修に参加予定です。今後も研修の参加報告等を更新しますので、障がい学生支援に興味のある方はぜひご覧ください。
京都外国語大学健康サポートセンター
障がい学生支援室
開室時間:9時00分~17時00分(夏期休暇中)
TEL:075-925-6839
E-mail:shien@kufs.ac.jp
★今年度より障がい学生支援室のSNSが開始★
2022/08/04 15:30:00 「課題発見のメガネ(視点)をもって」学生サポーター養成講座を実施
支援室だより
障がい学生支援室
猛烈な暑さが続いた8月2日(火)・3日(水)、学生サポーター養成講座を実施しました。
講師に「NPO法人ゆに」の方をお招きし、学生サポーター1期生として活動中の学生をはじめ、一般学生・教職員21人が講座に参加しました。
1日目は「障がいって何?障がい学生支援とは?」と題して、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のボランティア研修でも採用された「障害平等研修」を取り入れたグループワークを実施。活発な議論が交わされました。
講師を務めた安田さんは、最後に「障がいとは環境との相互作用によって生じるものである」という障がいの社会モデルの考え方を紹介し、「障がいはどこにあるのか?何が、なぜ問題なのかを発見するメガネ(視点)をもって過ごしてください」と話し、1日目の講義を締めくくりました。
2日目は「情報アクセシビリティ」をテーマに「見ること」が難しい人に対して、何をどういう風にして情報を伝えるか(保障するか)について学びました。
参加者からの感想(一部抜粋)
・障がいに対する考え方が前とは違うようになった
・本や資料だけでは理解することが難しい内容も、実体験をもとにお話ししてくださったのでリアルを知ることができました など
2日間の講義を通して発見や気づきにつながったようです。
秋学期以降、学生サポーターは実際に車いす利用学生の移動補助や、視覚障がいのある学生のテキストデータ作成等、サポート活動を本格的に開始する予定です。
10月初旬にも学生サポーター登録説明会を予定していますので、興味のある人はぜひご参加ください!
講師に「NPO法人ゆに」の方をお招きし、学生サポーター1期生として活動中の学生をはじめ、一般学生・教職員21人が講座に参加しました。
1日目は「障がいって何?障がい学生支援とは?」と題して、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のボランティア研修でも採用された「障害平等研修」を取り入れたグループワークを実施。活発な議論が交わされました。
講師を務めた安田さんは、最後に「障がいとは環境との相互作用によって生じるものである」という障がいの社会モデルの考え方を紹介し、「障がいはどこにあるのか?何が、なぜ問題なのかを発見するメガネ(視点)をもって過ごしてください」と話し、1日目の講義を締めくくりました。
2日目は「情報アクセシビリティ」をテーマに「見ること」が難しい人に対して、何をどういう風にして情報を伝えるか(保障するか)について学びました。
参加者からの感想(一部抜粋)
・障がいに対する考え方が前とは違うようになった
・本や資料だけでは理解することが難しい内容も、実体験をもとにお話ししてくださったのでリアルを知ることができました など
2日間の講義を通して発見や気づきにつながったようです。
秋学期以降、学生サポーターは実際に車いす利用学生の移動補助や、視覚障がいのある学生のテキストデータ作成等、サポート活動を本格的に開始する予定です。
10月初旬にも学生サポーター登録説明会を予定していますので、興味のある人はぜひご参加ください!
2022/08/03 19:20:00 夏期休暇期間中の開室時間について
お知らせ
健康サポートセンター
春学期の授業が終わりましたね。
試験や締切りから解放され、リラックスできるようになったでしょうか。
夏期休暇期間中の開室時間についてお知らせします。
保健室
月~土 9:00-17:00 (8月10日~8月18日は閉室)
学生相談室・障がい学生支援室
月~金 9:00-17:00 (8月10日~8月21日は閉室)
夏期休暇期間中でも相談ができますので、気軽にご利用ください。
※新型コロナウイルス感染症の感染や濃厚接触が判明した場合は、「新型コロナウイルス感染症報告フォーム」から保健室へ連絡してください。
健康サポートセンター
保健室・学生相談室・障がい学生支援室
試験や締切りから解放され、リラックスできるようになったでしょうか。
夏期休暇期間中の開室時間についてお知らせします。
保健室
月~土 9:00-17:00 (8月10日~8月18日は閉室)
学生相談室・障がい学生支援室
月~金 9:00-17:00 (8月10日~8月21日は閉室)
夏期休暇期間中でも相談ができますので、気軽にご利用ください。
※新型コロナウイルス感染症の感染や濃厚接触が判明した場合は、「新型コロナウイルス感染症報告フォーム」から保健室へ連絡してください。
健康サポートセンター
保健室・学生相談室・障がい学生支援室
2022/07/27 18:00:00 学生サポーター活動記録 テキストデータ作成編②
支援室だより
障がい学生支援室
7月26(火)、お昼休みに学生サポーター講習会を行いました。
前回に引き続き、テキストデータ作成の後編です。
事前課題として、前回配布した資料のテキストデータ作成にそれぞれが挑戦し、発表をおこないました。障がい学生支援室のスタッフが模範例を使って、作成時における手順とポイントをふまえ、「正しく情報を保障すること」の大切さを伝えました。
資料には、表やグラフ、複雑な路線図も含まれており、学生たちは「どうやって言語化しよう?」と、たくさん頭を悩ませた様子。私たちが、普段いかに視覚に頼って情報を得ているのか実感させられるきっかけとなりました。
授業資料の中には日本語以外の言語も多くあります。本学でさまざまな言語・文化を学ぶ学生たちがテキストデータの作成を担うことで、情報保障の質がより良いものに繋がっていくと期待しています。
春学期の講習会はすべて終了し、学生たちは8月2日(火)・3日(水)の学生サポーター養成講座を経て、正式に秋学期から障がい学生のサポート活動を開始します。8月2日(火)は学生サポーター以外の在学生も参加することができるので、障がい、多様性、ボランティア活動などに興味のある人はお申込みください。
締め切りは7月29日(金)!
ひとりでも多くのご参加をお待ちしています♪
★今年度より障がい学生支援室のSNSが開始★
Instagram
Twitter
支援室のスタッフが日々の出来事やイベントをゆるゆるとつぶやきます。ぜひフォローしてください♪
問合せ先:健康サポートセンター障がい学生支援室
TEL:075-757-6248 E-mail:shien@kufs.ac.jp
前回に引き続き、テキストデータ作成の後編です。
事前課題として、前回配布した資料のテキストデータ作成にそれぞれが挑戦し、発表をおこないました。障がい学生支援室のスタッフが模範例を使って、作成時における手順とポイントをふまえ、「正しく情報を保障すること」の大切さを伝えました。
資料には、表やグラフ、複雑な路線図も含まれており、学生たちは「どうやって言語化しよう?」と、たくさん頭を悩ませた様子。私たちが、普段いかに視覚に頼って情報を得ているのか実感させられるきっかけとなりました。
授業資料の中には日本語以外の言語も多くあります。本学でさまざまな言語・文化を学ぶ学生たちがテキストデータの作成を担うことで、情報保障の質がより良いものに繋がっていくと期待しています。
春学期の講習会はすべて終了し、学生たちは8月2日(火)・3日(水)の学生サポーター養成講座を経て、正式に秋学期から障がい学生のサポート活動を開始します。8月2日(火)は学生サポーター以外の在学生も参加することができるので、障がい、多様性、ボランティア活動などに興味のある人はお申込みください。
締め切りは7月29日(金)!
ひとりでも多くのご参加をお待ちしています♪
★今年度より障がい学生支援室のSNSが開始★
支援室のスタッフが日々の出来事やイベントをゆるゆるとつぶやきます。ぜひフォローしてください♪
問合せ先:健康サポートセンター障がい学生支援室
TEL:075-757-6248 E-mail:shien@kufs.ac.jp