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健康支援課スタッフブログ RSS


2024/03/14 09:00:00 「幸せ」ってなんだろう?

  • Category学生相談室だより
  • Posted by学生相談室
突然ですが、「あなたは幸せですか?」と聞かれたらどう答えるでしょうか?

自信を持って、「はい!」と答える人もいれば、「全然幸せなんかじゃない…」と落ち込む人もいるでしょう。また、「幸せって感じることもあるけどいつもじゃないし、しんどいときもあるから、簡単には答えられないなぁ…」という風に思う人も割といるんじゃないでしょうか。

文化心理学の研究によると、「幸せ」の捉え方には文化差があり、北米ではほとんどがポジティブなものとして捉えられるのに対して、日本ではポジティブなものだけでなく「幸せだと人から妬まれる」「成長しなくなる」「かえって不安になる」といったネガティブなイメージも含まれるのだそうです。また、日本では「幸せ」に人との関係性が深く結びついていることも特徴です。
日本人は他の国の人々よりも幸福度が低いとも言われますが、こうした文化的な背景を知っておくと、それが単純に「日本人は他国の人よりも不幸だ」ということではないことが分かると思います。

また、関係性が「幸せ」と結びつくということは、「幸せ」が流動的になりやすいということになるので、いったん獲得すればその後ずっと「幸せ」のままというものではないし、誰もが認める絶対的な「幸せ」というものはないということになります。

そのような捉え方をすれば、もしあなたが今「幸せ」ではないと感じていたとしても、それだけで自分の価値がないということにはならないし、自分なりの「幸せ」の形を見つけていけばよいとも言えますね。
みなさんも、学生生活の中でのいろいろな経験を通じて、自分なりの「幸せ」について考えてみてはいかがでしょうか。


参考文献
「日本人の幸福感と幸福度指標」(内田,2013)
https://www.psych.or.jp/wp-content/uploads/2017/10/60-5-8.pdf
  • 自分の思う・感じる「幸せ」ってなんだろう。。。

2024/03/11 17:30:00 学生サポーター養成講座のお知らせ

  • Categoryお知らせ
  • Posted by障がい学生支援室
障がい学生支援室では、2024年度も学生サポーター(有償ボランティア)として活動してくださる方を募集します。

本学では、障がい等の有無に関わらず学生がともに学び、共生社会を担う一員として成長していける環境づくりを目指して、2022年度より障がいのある学生の修学をサポートする学生サポーターを養成しています(現在、約30名の学生がサポーターとして活動)。

2024年度に向けて、3月25日(月)、3月26日(火)に学生サポーター養成講座を行います。今回は「障がい」「弱視(ロービジョン)」の2つをテーマに、多様な学生のサポートに必要な基礎知識を学びます。

2024年度から学生サポーターとして参加を希望する方はぜひご参加ください。また、障がいやボランティア活動に関心のある人、教職課程を履修中の人、教職員の参加もお待ちしています。

<学生サポーター養成講座>
2024年3月25日(月)14:00~15:30 @R872
「障がいって何?」 講師:NPO法人ゆに

2024年3月26日(火)10:00~11:30 @R872
「視覚障がい学生の見え方や支援 -弱視(ロービジョン)を中心に―」 講師:京都府立盲学校
※いずれか1日のみの参加も可能です。学生サポーターとして活動を希望する場合は2日間ともご参加ください。

<参加申し込み>
こちらのフォームから参加申し込みをしてください【〆切:2024年3月22日(金)】

<問い合わせ先>
学生部 健康支援課 障がい学生支援室
TEL:075-925-6389/e-mail:shien@kufs.ac.jp

2024/03/01 18:40:00 色のいろいろな効果

  • Category学生相談室だより
  • Posted by学生相談室
私たちは日頃いろんな色に囲まれて生活しており、実は意外と人の心の働きに影響を与えています。

赤には、熱さ、強さ、情熱などの意味があり、赤色を取り入れることによって元気ややる気が芽生えたり、気分を高揚させたりするなどの効果が期待できます。オレンジは、明るく活発な印象や暖かい印象を与える色で、親しみやすいイメージがあります。黄色もオレンジ同様明るさ、元気というイメージがありますが、より明るくエネルギーのある色です。幸せを表す色でもあります。緑は、リラックス効果や疲労回復効果などがあるといわれており、人の心を癒やしてくれます。観葉植物を部屋に置いて、緑を取り入れる人もいますよね。青には、気持ちを落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があります。・・・などなど文化的な違いもありますが、それぞれの色に意味や効果があるので気になった方は他の色についても調べてみてください。

気合いを入れたいときには赤、気持ちを落ち着かせたいときには青を服装や持ち物に取り入れるなど気持ちをコントロールする一つの方法として生活の中で上手に色を取り入れていけるといいかもしれませんね。


2024/02/05 18:20:00 休むときに「リラックス」できていますか?

  • Category学生相談室だより
  • Posted by学生相談室
レポート作成や試験勉強にアルバイトと、日々の予定が多くなってくると、疲れもたまってきますよね。皆さんは、休みのときに頭や身体を休めることはできているでしょうか。
休みの日には、うまくリラックスすることが大事と言われますが、リラックスとはそもそもなんでしょうか。

人間には、自律神経という内臓や血管などのはたらきを自動的に24時間ずっと調整してくれるシステムがあります。そしてそのシステムは、交感神経と副交感神経という2種類がバランスよくはたらくことによって成り立ちます。
交感神経とは、心拍数を増やしたり、肺の気管支を拡張させたりして、身体と気持ちを「興奮モード」にするものです。力をフルに発揮したいときにはこの神経が優位になりますが、あまりに続くと、息苦しさや頭痛、肩こりなどにつながることもあります。
一方、副交感神経とは、心拍数を減らしたり、気管支を収縮させたりして、身体と気持ちを「休息モード」にするものです。身体の力が抜けて、脈がゆっくりになります。このモードがあまりに続くと、朝の起きにくさやだるさ、頭痛に繋がることもあります。

普段、人間の身体はこの2つの神経が自動的に交互に入れ替わり機能しているのですが、プレッシャーによるストレスや疲労がたまってくると、交感神経が優位になり、身体と気持ちを休めることができません。そのため、意識的に副交感神経の働きを優位にする必要があり、それをするのがリラックスなのです。

リラックスの方法はひとによってさまざまです。しかし、上記の内容をふまえてみると、身体や気持ちを興奮させるような時間の遣い方は、交感神経の働きを強めることのになるので、リラックスにはなりそうもありません。「休みの日に好きな趣味の活動をして楽しかったのに、疲れが取れない」というのは、まさにこのことを指しています。人間は好きなことや楽しいことをしていても、副交感神経の働きを強めなければ休まることができないのです。
例えば、「深呼吸」「ストレッチをする」「じっくり眠れる時間を確保する」「目をつぶってスローテンポの音楽を聴いてみる」などは、当てはまりそうですね。

なかなかストレスや疲れが取れない人は、自分なりのリラックスの仕方を見つめなおしてみましょう。


  • ゆったりできそうなことを、いろいろ試してみるのもいいですね。

2024/01/30 18:10:00 「自分を知るための手軽なテストとの付き合い方」

  • Category学生相談室だより
  • Posted by学生相談室
 皆さんはMBTI(性格診断)をインターネット上で試したことはあるでしょうか。ここ最近(2023年12月時点;現在は違う名称で公開されているかもしれません)、インターネット上の記事やニュースでも、10代や20代でも流行していると紹介されることが増えています。実際のところ、皆さんの周囲ではどうでしょうか。MBTIは人の性格を16タイプに分類できるというものです。そのわかりやすさと、オンラインで無料で手軽に受けることができる点が魅力的なのかもしれません。ところが、正式なMBTIの権利を有する一般社団法人日本MBTI協会からは、インターネット上でMBTIと称するテストは正式なMBTIではない、と注意喚起がなされています。詳しくはこちら
そうなると、インターネット上でMBTIとして性格を調べることができるサイトやそのテストは、いったい何を測るテストなんでしょうか。皆さんは、インターネット上でいったい何を受けてきたのでしょうか。さらに複雑なことに、正式とされるMBTI自体も科学的根拠に乏しいことが多くの研究から批判されているようです。こうなると何を信じてよいかわからなくなってしまいますね。ただし、少なくとも正式なMBTI自体は、科学的な検証が蓄積された上で批判がなされているということです。その一方で、MBTIと称してインターネット上で公開されているテストは、何を測定しているのか、測定したいものを本当に測定できているのか、それらが検証されているかどうか怪しいと考えることができます。

 インターネット上ではこういった科学的に検証されていなかったり、検証されているかどうかあいまいなテストがたくさん見受けられます。インターネット上では人の性格を調べるテストだけでなく、心理テストと称して、自分のストレス、IQ(知能指数)、EQ(情動知能)などを測定できるなど様々なテストが公開されています。また特定の心の病気や障害に自分が当てはまるかどうかをチェックできるテストなども公開されています(うつ病、発達障害、パーソナリティ障害など)。実際はこれらのテストは、独自に作成されていたり、科学的な検証を経ていなかったり、妥当性の怪しいものが大半です。「科学的」を装っているものもありますので、まったく疑っていなかった、という人もいるかもしれません。しかし、こういったテストの結果を鵜呑みにして、自分を理解したり、何か判断を下すのは避けたほうがいいでしょう。

 このような心理テストが世の中で流行したり、話題になったりするのは、それだけ人が自分や他人の性格や心に関心がある、ということを反映しているのではないでしょうか。学生の時期は、対人関係や就職活動などきっかけに自分について思い悩むこともあります。自分ついて考えたり、知りたいと思うときに、学生相談室の利用をぜひ一つの選択肢として考えてみてください。

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