学サポ通信
2023/07/28 09:00:00 学サポ通信2023「手話カフェ開催」
- 学サポ通信
- 学生サポーター
みなさん、こんにちは。
7月11日に手話カフェを開催しました。
学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
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手話部所属、英米語学科3年次生の公文です。
みなさん先日は「手話カフェ」にご参加いただき有難うございました!
今回の手話カフェでは、参加したみなさんで手話歌の練習を行いましたが、実は今回の手話歌は非常にアレンジが加えられたものだったんです。
手話の表現の豊かさを少しでも体験していただくために、歌詞に対して手話単語を素直に当てるのではなく、歌詞が含む意味に合わせた単語で構成しました。手話単語にも細かな感情を表現できる単語が豊富に存在することや歌詞の意味に合わせた表情などから手話が言語の一つであることを認識していただけたのではないでしょうか。
前回よりも多くの学生の参加があり、聴覚障害のある人のことや手話に関心を持っていただける素晴らしい機会になりました。
日本語学科の土門理夏です。
手話はテレビや漫画などで触れたことがありましたが、実際に体験するのは初めてでした。お菓子を食べながら、みんなと手話を使って挨拶や歌など色んな表現をすることができて楽しかったです。勉強してみようと思うきっかけにもなりました。
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また、参加者アンケートでは、とてもよかったとの声が多く寄せられた一方で、初めて手話をするという人にとっては難しく感じたという声もありました。
次回は来年1月に「手話カフェ」を開催予定です。
手話経験が全くが初めての方にも気軽に参加してもらえるように工夫したいと思います。
ぜひ皆さんまたご参加ください!
7月11日に手話カフェを開催しました。
学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
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手話部所属、英米語学科3年次生の公文です。
みなさん先日は「手話カフェ」にご参加いただき有難うございました!
今回の手話カフェでは、参加したみなさんで手話歌の練習を行いましたが、実は今回の手話歌は非常にアレンジが加えられたものだったんです。
手話の表現の豊かさを少しでも体験していただくために、歌詞に対して手話単語を素直に当てるのではなく、歌詞が含む意味に合わせた単語で構成しました。手話単語にも細かな感情を表現できる単語が豊富に存在することや歌詞の意味に合わせた表情などから手話が言語の一つであることを認識していただけたのではないでしょうか。
前回よりも多くの学生の参加があり、聴覚障害のある人のことや手話に関心を持っていただける素晴らしい機会になりました。
日本語学科の土門理夏です。
手話はテレビや漫画などで触れたことがありましたが、実際に体験するのは初めてでした。お菓子を食べながら、みんなと手話を使って挨拶や歌など色んな表現をすることができて楽しかったです。勉強してみようと思うきっかけにもなりました。
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また、参加者アンケートでは、とてもよかったとの声が多く寄せられた一方で、初めて手話をするという人にとっては難しく感じたという声もありました。
次回は来年1月に「手話カフェ」を開催予定です。
手話経験が全くが初めての方にも気軽に参加してもらえるように工夫したいと思います。
ぜひ皆さんまたご参加ください!
2023/06/29 18:00:00 学サポ通信2023「学生サポーター講習会:ガイドヘルプ編」
- 学サポ通信
- 障がい学生支援室
今年度学生サポーター登録をしてくれた学生さんへの講習会を、5月から6月にかけて、3回シリーズで行いました。遅くなりましたが、2回目の講習会の学サポ通信をアップします。
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こんにちは。学生サポーターの国際貢献学部グローバルスタディーズ学科1年生の藤井奈那と申します。
5月30日(火)のお昼休みに、春学期の新たな学生サポーターが対象の第2回講習会「ガイドヘルプ編」がありました。その様子や感想を書いていきたいと思います!
今回の講習の内容は、視覚障がい学生のガイドヘルプです。まず初めに、障がい学生支援室のスタッフの方から誘導する側の人として、視覚障がい者が必要とする誘導方法の基本を学びました。例えば、腕を曲げたままで移動することや誘導する側の人の背が低い場合は、腕ではなく肩を持ってもらうことなどです。
基本についてを学んだあとは、実際に全員一人ずつ視覚障がい学生の方を4号館の教室から9号館の障がい学生支援室まで誘導しました。その道の途中には幅が狭い階段があったり、椅子があったりします。お昼時ということもあり学生はほとんどおらず、通行しやすかったです。しかし、初めての誘導のためとても緊張しました。特に階段を一緒に下るときはとてもヒヤヒヤしました。歩くスピードに気を付けつつ、気をつける場面では毎回説明をしながら移動し、なんとか無事に目的地までたどりつくことができました。初めての誘導を終え、私は移動中に余裕が無く、自分は目が見えているので、目の見えない人に細かく状況の説明をすることが難しかったです。もう少し詳しく周りの状況を落ち着いて説明すべきだったと思いました。
その後に、二人一組でアイマスクを着けた人を指定した机まで誘導する体験をしました。誘導する側では、わざと足が通路側に出ている狭い場所を気をつけながら誘導をしました。その場所を通る時、うまく言葉で説明ができず手間取ってしまいました。限られた移動時間で安全に誘導することはすごいことだなと感じました。誘導される側では、実際にアイマスクを着けて誘導してもらうと、とても怖かったです。なぜなら、机の角にぶつかるかもしれないと不安に思ったり、方向感覚がなくなるため、自分はいまどこにいるのだろうかと不思議に思ったりしたためです。暗闇の中で誘導してくれる人の腕だけが頼りだったため、誘導する側は責任を持って安心安全に誘導する必要性があると身に沁みて理解しました。
今回、貴重な経験をさせていただいたことで、たくさんの新しい発見や視覚障がい学生の気持ちを知ることができました。これからも学びつつ、講習会で学んだことや経験を活かしていけるようにしたいです。
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こんにちは。学生サポーターの国際貢献学部グローバルスタディーズ学科1年生の藤井奈那と申します。
5月30日(火)のお昼休みに、春学期の新たな学生サポーターが対象の第2回講習会「ガイドヘルプ編」がありました。その様子や感想を書いていきたいと思います!
今回の講習の内容は、視覚障がい学生のガイドヘルプです。まず初めに、障がい学生支援室のスタッフの方から誘導する側の人として、視覚障がい者が必要とする誘導方法の基本を学びました。例えば、腕を曲げたままで移動することや誘導する側の人の背が低い場合は、腕ではなく肩を持ってもらうことなどです。
基本についてを学んだあとは、実際に全員一人ずつ視覚障がい学生の方を4号館の教室から9号館の障がい学生支援室まで誘導しました。その道の途中には幅が狭い階段があったり、椅子があったりします。お昼時ということもあり学生はほとんどおらず、通行しやすかったです。しかし、初めての誘導のためとても緊張しました。特に階段を一緒に下るときはとてもヒヤヒヤしました。歩くスピードに気を付けつつ、気をつける場面では毎回説明をしながら移動し、なんとか無事に目的地までたどりつくことができました。初めての誘導を終え、私は移動中に余裕が無く、自分は目が見えているので、目の見えない人に細かく状況の説明をすることが難しかったです。もう少し詳しく周りの状況を落ち着いて説明すべきだったと思いました。
その後に、二人一組でアイマスクを着けた人を指定した机まで誘導する体験をしました。誘導する側では、わざと足が通路側に出ている狭い場所を気をつけながら誘導をしました。その場所を通る時、うまく言葉で説明ができず手間取ってしまいました。限られた移動時間で安全に誘導することはすごいことだなと感じました。誘導される側では、実際にアイマスクを着けて誘導してもらうと、とても怖かったです。なぜなら、机の角にぶつかるかもしれないと不安に思ったり、方向感覚がなくなるため、自分はいまどこにいるのだろうかと不思議に思ったりしたためです。暗闇の中で誘導してくれる人の腕だけが頼りだったため、誘導する側は責任を持って安心安全に誘導する必要性があると身に沁みて理解しました。
今回、貴重な経験をさせていただいたことで、たくさんの新しい発見や視覚障がい学生の気持ちを知ることができました。これからも学びつつ、講習会で学んだことや経験を活かしていけるようにしたいです。
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2023/05/26 12:00:00 学サポ通信2023「学生サポーター講習会:車椅子編」
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- 学生サポーター
こんにちは!学生サポーター外国語学部英米語学科3年生の有間夕月(ありまゆづき)と申します。
5月23日(火)、5月25日(木)のお昼休みに、春学期新たに学生サポーターに参加したメンバーを対象に、第1回目の講習会がありましたので、講習会の様子や気づいたことなどを共有します。
今回の講習会は「車椅子利用学生の移動補助」の仕方です。はじめに障がい学生支援室のスタッフから車椅子の開閉などの操作方法や起こりうる危険性の説明を受け、先輩サポーターの力を借り、新メンバーが2人1組となり、車椅子の乗降、操作を全員が体験しました。
押す側と乗る側どちらも経験し、それぞれ想像とは異なる緊張感を抱きました。押す側としては小さな段差でも車椅子への衝撃を抑えるために前輪を少し浮かせる、急なスロープでは後ろ向き、車椅子から手を離す時は必ずロックをしなければいけないなど想像以上に力がいること、あたりまえにできると自分を過信せずコツや時と場合に応じた気遣いが大切だということを学びました。
乗る側としては点字ブロックを通る時でさえもガタガタと衝撃を感じ、小さな段差でも前に落ちないかなと不安を覚えましたが、今どのような状況なのか押す側からの少しの声がけでとても安心できました。お互い安心するためにはコミュニケーションを取ることが重要だと実感しました。
この活動では車椅子の操作方法だけでなくその他の気づきも沢山ありました。例えば、車椅子に乗っている時は押している相手の顔が見えず声も少し遠く感じます。車椅子を止め会話をする時は、車椅子に乗っている相手の目線と乗っていない自分の目線を合わせるだけでさらに心地よく生活できるのではと感じました。
全ての人が互いに個人を理解、尊重し心のバリアフリーが実現するといいなと思います。
次回は「視覚障がい学生のガイドヘルプ」です。安全に手引きをする方法などを学ぶ予定です。
以上、お読みいただきありがとうございました。
5月23日(火)、5月25日(木)のお昼休みに、春学期新たに学生サポーターに参加したメンバーを対象に、第1回目の講習会がありましたので、講習会の様子や気づいたことなどを共有します。
今回の講習会は「車椅子利用学生の移動補助」の仕方です。はじめに障がい学生支援室のスタッフから車椅子の開閉などの操作方法や起こりうる危険性の説明を受け、先輩サポーターの力を借り、新メンバーが2人1組となり、車椅子の乗降、操作を全員が体験しました。
押す側と乗る側どちらも経験し、それぞれ想像とは異なる緊張感を抱きました。押す側としては小さな段差でも車椅子への衝撃を抑えるために前輪を少し浮かせる、急なスロープでは後ろ向き、車椅子から手を離す時は必ずロックをしなければいけないなど想像以上に力がいること、あたりまえにできると自分を過信せずコツや時と場合に応じた気遣いが大切だということを学びました。
乗る側としては点字ブロックを通る時でさえもガタガタと衝撃を感じ、小さな段差でも前に落ちないかなと不安を覚えましたが、今どのような状況なのか押す側からの少しの声がけでとても安心できました。お互い安心するためにはコミュニケーションを取ることが重要だと実感しました。
この活動では車椅子の操作方法だけでなくその他の気づきも沢山ありました。例えば、車椅子に乗っている時は押している相手の顔が見えず声も少し遠く感じます。車椅子を止め会話をする時は、車椅子に乗っている相手の目線と乗っていない自分の目線を合わせるだけでさらに心地よく生活できるのではと感じました。
全ての人が互いに個人を理解、尊重し心のバリアフリーが実現するといいなと思います。
次回は「視覚障がい学生のガイドヘルプ」です。安全に手引きをする方法などを学ぶ予定です。
以上、お読みいただきありがとうございました。