学サポ通信
2023/08/04 10:50:00 学サポ通信2023「どこでもプライドキャラバン」
学サポ通信
学生サポーター
みなさん、こんにちは。
少し前になりますが、7月7日に本学で初めて「どこでもプライドキャラバン」を開催しました。今回、学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
====================
こんにちは。英米語学科3回生の樋之口碧子です。
7月7日に行われた、LGBTQの理解啓発を目的とした「どこでもプライドキャラバン」の活動内容や感想を発信していきたいと思います!
まずは私を含めた5人の学生と、人権教育啓発室、学生部健康支援課のスタッフが集まり、当日どのような企画を行うのかについて話し合い、出たアイデアをプライドセンター大阪のスタッフと共有することで、当日の企画を決めました。
最終的に決まった企画として、七夕を意識して、参加者が星の付箋に願いごとを書くスペースを作ったり、ステンドガラスをイメージした飾り付けを作成し、これを背景にチェキで撮影できるフォトスポットを作ったりしました。イベントが行われる当日までに、みんなでチラシを配ったり、SNS上で宣伝したり、ステンドガラス風の飾り付けを手作りしたりと、本番に向けてスタッフが一丸となって活動したことがとても印象に残っています。
当日はトランス女性をテーマにした短編映画、「片袖の魚」を鑑賞しに、多くの学生が足を運んでくれました。日本人だけでなく留学生の学生も多く参加してくれて、国籍を超えて同じ映画を同じ空間で鑑賞することができ、そしてみんなで意見を共有することができ、とても貴重な体験をすることができました。
また、イベントを通して、LGBTQを理解し支援する人を指す「アライ」という言葉を知ったので、これを周りに知ってもらうのと同時に、「私もアライで居続けたい」と強く感じました。またこのようなイベントがあれば、是非またスタッフとして参加したいと思います。
日本語学科3回生の中尾美月です。
「どこでもプライドキャラバン」は、気軽に立ち寄れるカフェスペースや、映画上映、プログレス・プライドフラッグの作成、チェキ撮影、願い事ブースの設置など、いろんな角度から、LGBTQを身近に感じてもらえるようなイベントになったと思います。
LGBTQについて知りたいと思うキッカケとして、自分たちの大学でこのようなイベントを開催している、ということだけでも知ってもらえているとなによりです。
誰一人取り残されないような大学を目指して、今後も様々な取り組みをしていきたいと思います!参加してくださった皆様、ありがとうございました!
====================
秋学期もまた色々なイベントを企画していけたらと思います。
ぜひみなさんご参加ください!
少し前になりますが、7月7日に本学で初めて「どこでもプライドキャラバン」を開催しました。今回、学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
====================
こんにちは。英米語学科3回生の樋之口碧子です。
7月7日に行われた、LGBTQの理解啓発を目的とした「どこでもプライドキャラバン」の活動内容や感想を発信していきたいと思います!
まずは私を含めた5人の学生と、人権教育啓発室、学生部健康支援課のスタッフが集まり、当日どのような企画を行うのかについて話し合い、出たアイデアをプライドセンター大阪のスタッフと共有することで、当日の企画を決めました。
最終的に決まった企画として、七夕を意識して、参加者が星の付箋に願いごとを書くスペースを作ったり、ステンドガラスをイメージした飾り付けを作成し、これを背景にチェキで撮影できるフォトスポットを作ったりしました。イベントが行われる当日までに、みんなでチラシを配ったり、SNS上で宣伝したり、ステンドガラス風の飾り付けを手作りしたりと、本番に向けてスタッフが一丸となって活動したことがとても印象に残っています。
当日はトランス女性をテーマにした短編映画、「片袖の魚」を鑑賞しに、多くの学生が足を運んでくれました。日本人だけでなく留学生の学生も多く参加してくれて、国籍を超えて同じ映画を同じ空間で鑑賞することができ、そしてみんなで意見を共有することができ、とても貴重な体験をすることができました。
また、イベントを通して、LGBTQを理解し支援する人を指す「アライ」という言葉を知ったので、これを周りに知ってもらうのと同時に、「私もアライで居続けたい」と強く感じました。またこのようなイベントがあれば、是非またスタッフとして参加したいと思います。
日本語学科3回生の中尾美月です。
「どこでもプライドキャラバン」は、気軽に立ち寄れるカフェスペースや、映画上映、プログレス・プライドフラッグの作成、チェキ撮影、願い事ブースの設置など、いろんな角度から、LGBTQを身近に感じてもらえるようなイベントになったと思います。
LGBTQについて知りたいと思うキッカケとして、自分たちの大学でこのようなイベントを開催している、ということだけでも知ってもらえているとなによりです。
誰一人取り残されないような大学を目指して、今後も様々な取り組みをしていきたいと思います!参加してくださった皆様、ありがとうございました!
====================
秋学期もまた色々なイベントを企画していけたらと思います。
ぜひみなさんご参加ください!
2023/07/28 09:00:00 学サポ通信2023「手話カフェ開催」
学サポ通信
学生サポーター
みなさん、こんにちは。
7月11日に手話カフェを開催しました。
学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
===================
手話部所属、英米語学科3年次生の公文です。
みなさん先日は「手話カフェ」にご参加いただき有難うございました!
今回の手話カフェでは、参加したみなさんで手話歌の練習を行いましたが、実は今回の手話歌は非常にアレンジが加えられたものだったんです。
手話の表現の豊かさを少しでも体験していただくために、歌詞に対して手話単語を素直に当てるのではなく、歌詞が含む意味に合わせた単語で構成しました。手話単語にも細かな感情を表現できる単語が豊富に存在することや歌詞の意味に合わせた表情などから手話が言語の一つであることを認識していただけたのではないでしょうか。
前回よりも多くの学生の参加があり、聴覚障害のある人のことや手話に関心を持っていただける素晴らしい機会になりました。
日本語学科の土門理夏です。
手話はテレビや漫画などで触れたことがありましたが、実際に体験するのは初めてでした。お菓子を食べながら、みんなと手話を使って挨拶や歌など色んな表現をすることができて楽しかったです。勉強してみようと思うきっかけにもなりました。
===================
また、参加者アンケートでは、とてもよかったとの声が多く寄せられた一方で、初めて手話をするという人にとっては難しく感じたという声もありました。
次回は来年1月に「手話カフェ」を開催予定です。
手話経験が全くが初めての方にも気軽に参加してもらえるように工夫したいと思います。
ぜひ皆さんまたご参加ください!
7月11日に手話カフェを開催しました。
学生サポーターの2人が学サポ通信を書いてくださったので紹介します。
===================
手話部所属、英米語学科3年次生の公文です。
みなさん先日は「手話カフェ」にご参加いただき有難うございました!
今回の手話カフェでは、参加したみなさんで手話歌の練習を行いましたが、実は今回の手話歌は非常にアレンジが加えられたものだったんです。
手話の表現の豊かさを少しでも体験していただくために、歌詞に対して手話単語を素直に当てるのではなく、歌詞が含む意味に合わせた単語で構成しました。手話単語にも細かな感情を表現できる単語が豊富に存在することや歌詞の意味に合わせた表情などから手話が言語の一つであることを認識していただけたのではないでしょうか。
前回よりも多くの学生の参加があり、聴覚障害のある人のことや手話に関心を持っていただける素晴らしい機会になりました。
日本語学科の土門理夏です。
手話はテレビや漫画などで触れたことがありましたが、実際に体験するのは初めてでした。お菓子を食べながら、みんなと手話を使って挨拶や歌など色んな表現をすることができて楽しかったです。勉強してみようと思うきっかけにもなりました。
===================
また、参加者アンケートでは、とてもよかったとの声が多く寄せられた一方で、初めて手話をするという人にとっては難しく感じたという声もありました。
次回は来年1月に「手話カフェ」を開催予定です。
手話経験が全くが初めての方にも気軽に参加してもらえるように工夫したいと思います。
ぜひ皆さんまたご参加ください!
2023/06/29 18:00:00 学サポ通信2023「学生サポーター講習会:ガイドヘルプ編」
学サポ通信
障がい学生支援室
今年度学生サポーター登録をしてくれた学生さんへの講習会を、5月から6月にかけて、3回シリーズで行いました。遅くなりましたが、2回目の講習会の学サポ通信をアップします。
=======================
こんにちは。学生サポーターの国際貢献学部グローバルスタディーズ学科1年生の藤井奈那と申します。
5月30日(火)のお昼休みに、春学期の新たな学生サポーターが対象の第2回講習会「ガイドヘルプ編」がありました。その様子や感想を書いていきたいと思います!
今回の講習の内容は、視覚障がい学生のガイドヘルプです。まず初めに、障がい学生支援室のスタッフの方から誘導する側の人として、視覚障がい者が必要とする誘導方法の基本を学びました。例えば、腕を曲げたままで移動することや誘導する側の人の背が低い場合は、腕ではなく肩を持ってもらうことなどです。
基本についてを学んだあとは、実際に全員一人ずつ視覚障がい学生の方を4号館の教室から9号館の障がい学生支援室まで誘導しました。その道の途中には幅が狭い階段があったり、椅子があったりします。お昼時ということもあり学生はほとんどおらず、通行しやすかったです。しかし、初めての誘導のためとても緊張しました。特に階段を一緒に下るときはとてもヒヤヒヤしました。歩くスピードに気を付けつつ、気をつける場面では毎回説明をしながら移動し、なんとか無事に目的地までたどりつくことができました。初めての誘導を終え、私は移動中に余裕が無く、自分は目が見えているので、目の見えない人に細かく状況の説明をすることが難しかったです。もう少し詳しく周りの状況を落ち着いて説明すべきだったと思いました。
その後に、二人一組でアイマスクを着けた人を指定した机まで誘導する体験をしました。誘導する側では、わざと足が通路側に出ている狭い場所を気をつけながら誘導をしました。その場所を通る時、うまく言葉で説明ができず手間取ってしまいました。限られた移動時間で安全に誘導することはすごいことだなと感じました。誘導される側では、実際にアイマスクを着けて誘導してもらうと、とても怖かったです。なぜなら、机の角にぶつかるかもしれないと不安に思ったり、方向感覚がなくなるため、自分はいまどこにいるのだろうかと不思議に思ったりしたためです。暗闇の中で誘導してくれる人の腕だけが頼りだったため、誘導する側は責任を持って安心安全に誘導する必要性があると身に沁みて理解しました。
今回、貴重な経験をさせていただいたことで、たくさんの新しい発見や視覚障がい学生の気持ちを知ることができました。これからも学びつつ、講習会で学んだことや経験を活かしていけるようにしたいです。
=======================
=======================
こんにちは。学生サポーターの国際貢献学部グローバルスタディーズ学科1年生の藤井奈那と申します。
5月30日(火)のお昼休みに、春学期の新たな学生サポーターが対象の第2回講習会「ガイドヘルプ編」がありました。その様子や感想を書いていきたいと思います!
今回の講習の内容は、視覚障がい学生のガイドヘルプです。まず初めに、障がい学生支援室のスタッフの方から誘導する側の人として、視覚障がい者が必要とする誘導方法の基本を学びました。例えば、腕を曲げたままで移動することや誘導する側の人の背が低い場合は、腕ではなく肩を持ってもらうことなどです。
基本についてを学んだあとは、実際に全員一人ずつ視覚障がい学生の方を4号館の教室から9号館の障がい学生支援室まで誘導しました。その道の途中には幅が狭い階段があったり、椅子があったりします。お昼時ということもあり学生はほとんどおらず、通行しやすかったです。しかし、初めての誘導のためとても緊張しました。特に階段を一緒に下るときはとてもヒヤヒヤしました。歩くスピードに気を付けつつ、気をつける場面では毎回説明をしながら移動し、なんとか無事に目的地までたどりつくことができました。初めての誘導を終え、私は移動中に余裕が無く、自分は目が見えているので、目の見えない人に細かく状況の説明をすることが難しかったです。もう少し詳しく周りの状況を落ち着いて説明すべきだったと思いました。
その後に、二人一組でアイマスクを着けた人を指定した机まで誘導する体験をしました。誘導する側では、わざと足が通路側に出ている狭い場所を気をつけながら誘導をしました。その場所を通る時、うまく言葉で説明ができず手間取ってしまいました。限られた移動時間で安全に誘導することはすごいことだなと感じました。誘導される側では、実際にアイマスクを着けて誘導してもらうと、とても怖かったです。なぜなら、机の角にぶつかるかもしれないと不安に思ったり、方向感覚がなくなるため、自分はいまどこにいるのだろうかと不思議に思ったりしたためです。暗闇の中で誘導してくれる人の腕だけが頼りだったため、誘導する側は責任を持って安心安全に誘導する必要性があると身に沁みて理解しました。
今回、貴重な経験をさせていただいたことで、たくさんの新しい発見や視覚障がい学生の気持ちを知ることができました。これからも学びつつ、講習会で学んだことや経験を活かしていけるようにしたいです。
=======================
2023/05/26 12:00:00 学サポ通信2023「学生サポーター講習会:車椅子編」
学サポ通信
学生サポーター
こんにちは!学生サポーター外国語学部英米語学科3年生の有間夕月(ありまゆづき)と申します。
5月23日(火)、5月25日(木)のお昼休みに、春学期新たに学生サポーターに参加したメンバーを対象に、第1回目の講習会がありましたので、講習会の様子や気づいたことなどを共有します。
今回の講習会は「車椅子利用学生の移動補助」の仕方です。はじめに障がい学生支援室のスタッフから車椅子の開閉などの操作方法や起こりうる危険性の説明を受け、先輩サポーターの力を借り、新メンバーが2人1組となり、車椅子の乗降、操作を全員が体験しました。
押す側と乗る側どちらも経験し、それぞれ想像とは異なる緊張感を抱きました。押す側としては小さな段差でも車椅子への衝撃を抑えるために前輪を少し浮かせる、急なスロープでは後ろ向き、車椅子から手を離す時は必ずロックをしなければいけないなど想像以上に力がいること、あたりまえにできると自分を過信せずコツや時と場合に応じた気遣いが大切だということを学びました。
乗る側としては点字ブロックを通る時でさえもガタガタと衝撃を感じ、小さな段差でも前に落ちないかなと不安を覚えましたが、今どのような状況なのか押す側からの少しの声がけでとても安心できました。お互い安心するためにはコミュニケーションを取ることが重要だと実感しました。
この活動では車椅子の操作方法だけでなくその他の気づきも沢山ありました。例えば、車椅子に乗っている時は押している相手の顔が見えず声も少し遠く感じます。車椅子を止め会話をする時は、車椅子に乗っている相手の目線と乗っていない自分の目線を合わせるだけでさらに心地よく生活できるのではと感じました。
全ての人が互いに個人を理解、尊重し心のバリアフリーが実現するといいなと思います。
次回は「視覚障がい学生のガイドヘルプ」です。安全に手引きをする方法などを学ぶ予定です。
以上、お読みいただきありがとうございました。
5月23日(火)、5月25日(木)のお昼休みに、春学期新たに学生サポーターに参加したメンバーを対象に、第1回目の講習会がありましたので、講習会の様子や気づいたことなどを共有します。
今回の講習会は「車椅子利用学生の移動補助」の仕方です。はじめに障がい学生支援室のスタッフから車椅子の開閉などの操作方法や起こりうる危険性の説明を受け、先輩サポーターの力を借り、新メンバーが2人1組となり、車椅子の乗降、操作を全員が体験しました。
押す側と乗る側どちらも経験し、それぞれ想像とは異なる緊張感を抱きました。押す側としては小さな段差でも車椅子への衝撃を抑えるために前輪を少し浮かせる、急なスロープでは後ろ向き、車椅子から手を離す時は必ずロックをしなければいけないなど想像以上に力がいること、あたりまえにできると自分を過信せずコツや時と場合に応じた気遣いが大切だということを学びました。
乗る側としては点字ブロックを通る時でさえもガタガタと衝撃を感じ、小さな段差でも前に落ちないかなと不安を覚えましたが、今どのような状況なのか押す側からの少しの声がけでとても安心できました。お互い安心するためにはコミュニケーションを取ることが重要だと実感しました。
この活動では車椅子の操作方法だけでなくその他の気づきも沢山ありました。例えば、車椅子に乗っている時は押している相手の顔が見えず声も少し遠く感じます。車椅子を止め会話をする時は、車椅子に乗っている相手の目線と乗っていない自分の目線を合わせるだけでさらに心地よく生活できるのではと感じました。
全ての人が互いに個人を理解、尊重し心のバリアフリーが実現するといいなと思います。
次回は「視覚障がい学生のガイドヘルプ」です。安全に手引きをする方法などを学ぶ予定です。
以上、お読みいただきありがとうございました。