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学生相談室だより

2022/07/15 09:40:00 気持ちに関する絵本の紹介

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嬉しい、楽しい、おもしろい、悲しい、怖い…など私たちはさまざまな気持ちを抱えながら日々を過ごしています。気持ちを表現する言葉はたくさんありますが、なかには、なんだかモヤモヤする、この気持ちをどうやって表したらいいんだろう・・・?と思うこともあるかもしれません。今回は、気持ちに関する絵本を紹介したいと思います。

【<きもち>はなにをしているの?】という絵本です。この絵本の中では『〈よろこび〉は、トランポリンでとびはねる。〈ふあん〉は、びくびく、ジャグリング。』(本文より抜粋)などいろんな気持ちを身近な体験を通して表しています。絵も素敵ですよ。

なるほど~!としっくりくる表現がたくさんありました。もしかしたらわかるようなわからないような…といったものや自分にとってはちょっと違うかもしれないと思うものもあるかもしれません。その場合は、自分だったらどんな風に表現するかなと考えてみるのもいいかもしれないですね。

気持ちに名前をつけると少し距離が取れ、自分の感情に巻き込まれにくくなります。複雑な感情がごちゃごちゃと絡まっていたり、自分の気持ちがよくわからないときはゆっくり気持ちを整理していくことが必要かもしれません。

学生相談室ではカウンセラーと一緒に抱えている気持ちについて考えたり、整理したりすることもできます。気分が晴れない、気持ちがモヤモヤしてすっきりしないことが続いているなど、気になる様子があればお気軽に学生相談室をご利用ください。


●絵本の情報●
〈きもち〉はなにをしているの?
ティナ・オジェヴィッツ 文
アレクサンドラ・ザヨンツ イラスト
森 絵都 訳

2021年発売
河出書房新社

参考:河出書房 書籍の紹介ページ
  • いろんな日、いろんな気持ちがありますね。

2022/06/21 16:50:00 「知ろう!自分のカラダ」正しい生理って?を開催しました

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本日6月21日(火)お昼休み、R452にて、健康サポートセンター講演会「知ろう!自分のカラダ 正しい生理って?」を開催しました。

婦人科医の浦上先生に、生理のしくみ、生理痛、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)、ピルや避妊、子宮頸がんワクチンなど、性にまつわるいろいろなトピックをお話しいただきました。

生理のメカニズム、痛みがある時の対処、受診すべき症状の説明等に加えて、日本とヨーロッパの性に関する考え方の違いなど、こぼれ話もあり、親しみやすくわかりやすい講演でした。
(フランスでは避妊具もスーパーの目立つ棚に並んでいて、堂々と購入するのが当たり前の光景だそうです。日本だとこっそり購入するもの、男性が用意するものという感覚がまだ残っていたりしますよね。避妊具を自分で用意できる人になってほしい、自分のこととして考える文化になっていってほしいとお話、とても心に残りました)


終了後、ご協力いただいたアンケートより、少しご紹介します↓

『生理の話だけでなく、性に関わる話、性感染症の話もあってよかった』
『子宮頸がんのワクチンに対しては副反応の印象が強く、最近の研究結果の話などは知らなかったので、ためになりました。まだ安心して接種をしようとは思えないのですが、知識としてもっと知らなくてはいけないなと感じました』
『説明の分かりやすさや「恥ずかしいな」という気持ちを忘れられるようなデリケートな部分もお話が聞けたのでとても良かった』

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

2022/06/16 15:10:00 「イライラ」どう付き合う?

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 皆さんは、どうしても許せない人や、なぜか会うといつもイライラしてしまう人がいますか?
 人に対してイライラする理由はいくつかありますが、そのうちの一つは価値観の違いです。人はみんな自分なりの価値観を持っており、それに基づいた価値判断をしています。たとえば「集合時間の5分前には到着しておくべきだ」という価値観の人は、集合時間ギリギリで来る人や遅刻癖のある人に対して「この人は無責任で常識のない人だ」といったネガティブな判断を下しやすく、そういうところから怒りやイライラが生じるというわけです。
 イライラを収めるには、まずは自分の価値観の許容範囲を広げることを試してみてください。「こうして当然」ではなく「自分はこうしたい」、「必ず〇〇しなければならない」ではなく「〇〇したほうが良い」というように、頭の中で言葉を置き換えるだけでも、かなり緩やかな印象になります。
 それでも無理な場合は、もういっそ相手が違う文化圏の人だと思ってしまうのも一つの方法です。お箸が使えない外国人を見てもイライラしないように、「そういう文化(価値観)なのだろう」と認めてしまえば、「こうあるべき」に囚われているときよりも怒りの度合いは収まります。

_______________________

<学生相談室のご案内>
学生相談室では、専門のカウンセラーが学生生活の不安、心の健康面、人間関係の悩みなどの相談に対応し、学生の皆さんが安心して大学生活を送れるようお手伝いしています。

「こんな相談はできますか?」という問い合わせでもOKです。
何か気になることがあれば、気軽にご連絡ください。

<問合せ先>
健康サポートセンター 学生相談室(9号館5階)
TEL:075-322-6025
相談申込みフォーム


<Student Counselling>
Counsellors of the KUFS Office of Counselling Services
support and empower students to develop their potential,
improve mental health and achieve academic and personal goals.

If you'd like to make a counselling appointment,
you can stop by the office, call us or use the request form below.

<Our Contact Details>
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  • イライラ、もやもやすること、ありますよね。。。
  • ちょっと考え方を変えてみるのもありかも。

2022/05/16 13:00:00 『心の救急箱』

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  • Posted by学生相談室
『こころの救急箱』の話を聞いたことがありますか?
熱が出た時、頭が痛い時、ケガをした時、救急箱から出したお薬をのんだり、絆創膏を貼ったりしますね。同じように、こころと身体が疲れた時に役立つ方法が入っているのが『こころの救急箱』です。

中身は人によって違いますが、例えば―
◇心に活気を与えてくれるもの(ex.スポーツやカラオケ)
◇心を集中させてくれるもの(ex.勉強やヨガ)
◇ホッとさせてくれるもの(ex.お風呂やアロマ)
◇すっきりさせてくれるもの(ex.冷たい水や深呼吸)
◇クスッと笑いをくれるもの(ex.テレビや漫画)
◇感動させてくれるもの(ex.映画や読書)

五月は一年の中でも過ごしやすい季節ですが、新生活への緊張が解けて、疲れが出やすい時期でもあります。「やる気が出ない」「なんだかいろんなことが面倒に思えてきた」「体がダルい」などなど。こころと身体の状態がいつもと違うなと感じたら、それは頑張った自分からの大切なメッセージです。『こころの救急箱』を参考に、少しメンテナンスをしてみてください。

『こころの救急箱』は中身が充実していると、いろいろな場面で活躍してくれます。自分に合う方法を見つけて充実した救急箱を作ってみましょう。ポイントは、ちょっとしたものでもバリエーション豊富に取り揃えることです。わからないことがあれば、もっと対処方法を増やしてみたいなと思われた時には学生相談室までお気軽にお越しください。

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  • いそがしい毎日こそ、救急箱の点検もいいかも

2022/03/10 09:50:00 「自分のストレス状態に気づくこと」

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  • Posted by学生相談室
日中少しずつ寒さがゆるんできましたが、朝晩冷え込みの強い日もありますね。
春休みも後半になりました。皆さん、体調を崩されることなく、お元気にお過ごしでしょうか。

さて、今回は「ストレス」についてです。
日々の生活の中で、勉強、友人関係、家族関係…などなど、生きているとさまざまなことが、大なり小なりストレスになります。
生きている限り、ストレスをまったくのゼロにするということはできません。
ですので、せめてストレスを小さくして、自分なりにコントロールすることで、より快適で、過ごしやすい生活にすることはできるでしょう。

ストレスをコントロールする工夫のひとつに、「スケーリング」というものがあります。
それは、日々感じるストレスフルな出来事をいくつか挙げてみて、それを数値にしてみるというものです。

ほとんどストレスを感じることのない状況を1、人生最大のマックスのストレス状況を10としたときに、どの出来事はどこら辺に位置付けられるでしょうか。

たとえば、「乗ろうと思っていたバスに乗り損ねてしまったとき」、「授業で提出しないといけないレポートを出せなかったとき」、「親しい友達と言い合いになってしまったとき」などなど、皆さんは1から10のどの辺りにその出来事を位置付けますか。

この数値は主観的なものですので、人によってどの数値にするか、その程度は異なります。

数値にしてみたら、その対処について考えてみます。
1~3のあたりの出来事であれば、そのストレスは小さいので、そのままにしておいてもすっきりと解消できるかもしれません。
逆に、8~10くらいだとストレスが大きすぎて、その苦しさやしんどさを自分一人では何ともできず、周りの人に協力してもらって、ストレスを減らすことが必要になるでしょう。

そして、4~7くらいのストレスであれば、自分の中で対処法を決めておいて、ストレスを減らすことができるかもしれません。
ですので、4~7のときのストレス対処法を自分の中で決めておくことが役に立つ可能性があります。気持ちを落ち着けることができて、すっきりとすることのできる対処法をいくつか具体的に用意してみましょう。

このスケーリングを日頃から意識することで、日々の出来事の中で、今の自分のストレス状態がこのくらいだと気づくことができ、スムーズに対処することでストレスをコントロールできるでしょう。

もし、自分で具体的に考えてみたいけれど、一人では難しいと感じたら、相談室でカウンセラーと話すなかで考えてみることもできます。

そのときには、お気軽に相談室までお越しください。

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