2025/04/01 10:10:00 ご入学おめでとうございます
学生相談室だより
学生相談室
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
サークルは何にしよう?
友達はできるだろうか?
初めての一人暮らしは、どんな毎日になるんだろう?
大学生活での新しい出会いや挑戦に、期待で胸を膨らませている人、不安を感じている人、それぞれだと思います。
環境が大きく変わるときには、知らず知らずのうちに心や体にストレスがかかります。気付かないまま頑張りすぎてしまい、ある日突然疲れを感じたり、気持ちが落ち込んでしまうことも珍しくありません。
そんなときは、ぜひ学生相談室に足を運んでみてください。専門のスタッフがじっくりお話を伺い、安心して大学生活を送れるようサポートします。どんなに些細なことでも構いません。一人で悩まず、気軽にお越しください。
みなさんの新たなスタートを心より応援しています。
サークルは何にしよう?
友達はできるだろうか?
初めての一人暮らしは、どんな毎日になるんだろう?
大学生活での新しい出会いや挑戦に、期待で胸を膨らませている人、不安を感じている人、それぞれだと思います。
環境が大きく変わるときには、知らず知らずのうちに心や体にストレスがかかります。気付かないまま頑張りすぎてしまい、ある日突然疲れを感じたり、気持ちが落ち込んでしまうことも珍しくありません。
そんなときは、ぜひ学生相談室に足を運んでみてください。専門のスタッフがじっくりお話を伺い、安心して大学生活を送れるようサポートします。どんなに些細なことでも構いません。一人で悩まず、気軽にお越しください。
みなさんの新たなスタートを心より応援しています。
2025/03/28 14:30:00 学生サポーター養成講座レポ②「障がいって何?」
学サポ通信
障がい学生支援室
少し前になりますが、学生サポーター養成講座 第2弾です!
第2日目(1月29日)は、
『NPO法人ゆに』のスタッフをお招きし、「障害平等研修(DET)」を用いて研修を実施しました。「障がいって何?」というテーマで学生・職員がグループワーク・グループディスカッションを行い、各々が障がいについて考え、様々な意見交換をしました。
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≪参加学生さんの感想≫
・改めて障がいとは何か、障がいとはどこにあるのかについてグループで話し合いました。人によって答えが違い、障害を持つ私の視点と、そうじゃない人の視点を知れた有意義な時間でした。(Nさん)
・今回のイベントに参加し、「障がいとは何か」について改めて考える貴重な機会を得ることができました。本や情報を通じた学びも大切ですが、実際に視覚障がいのある方と交流することで、彼らがどのように世界を捉えているのか、その一端に触れることができ、とても新鮮で面白かったです。
また、普段使用しているメモ用の道具や白杖、交通料金の仕組みなど、視覚障がいのある方を取り巻く環境について知ることで、これまで意識してこなかった多くの工夫や課題があることに気づかされました。
今回のイベントを通して、想像だけで理解したつもりになるのではなく、実際に交流することの大切さを改めて実感しました。個々の経験や考え方に直接触れることで、一人ひとりの個性を知り、より深い理解につながるのだと感じます。今後もこうした学びの機会を大切にし、自分の視野を広げていきたいと思います。(Kさん)
・私は今回で6回目の参加となりましたが、同じテーマでも毎回異なる視点で議論が展開されるため、参加するたびに新たな発見がありました。特に今回は、「障害」に対して私と異なる立場の意見を聞くことができ、考え方の幅を広げることができました。充実した二日間の経験を、これからも大切にしていきたいと思います。(Oさん)
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新年度も、学生サポーターを随時募集します。
今回のような養成講座、その他講習会やイベントなども企画しますので、ぜひ参加してくださいね!
第2日目(1月29日)は、
『NPO法人ゆに』のスタッフをお招きし、「障害平等研修(DET)」を用いて研修を実施しました。「障がいって何?」というテーマで学生・職員がグループワーク・グループディスカッションを行い、各々が障がいについて考え、様々な意見交換をしました。
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≪参加学生さんの感想≫
・改めて障がいとは何か、障がいとはどこにあるのかについてグループで話し合いました。人によって答えが違い、障害を持つ私の視点と、そうじゃない人の視点を知れた有意義な時間でした。(Nさん)
・今回のイベントに参加し、「障がいとは何か」について改めて考える貴重な機会を得ることができました。本や情報を通じた学びも大切ですが、実際に視覚障がいのある方と交流することで、彼らがどのように世界を捉えているのか、その一端に触れることができ、とても新鮮で面白かったです。
また、普段使用しているメモ用の道具や白杖、交通料金の仕組みなど、視覚障がいのある方を取り巻く環境について知ることで、これまで意識してこなかった多くの工夫や課題があることに気づかされました。
今回のイベントを通して、想像だけで理解したつもりになるのではなく、実際に交流することの大切さを改めて実感しました。個々の経験や考え方に直接触れることで、一人ひとりの個性を知り、より深い理解につながるのだと感じます。今後もこうした学びの機会を大切にし、自分の視野を広げていきたいと思います。(Kさん)
・私は今回で6回目の参加となりましたが、同じテーマでも毎回異なる視点で議論が展開されるため、参加するたびに新たな発見がありました。特に今回は、「障害」に対して私と異なる立場の意見を聞くことができ、考え方の幅を広げることができました。充実した二日間の経験を、これからも大切にしていきたいと思います。(Oさん)
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新年度も、学生サポーターを随時募集します。
今回のような養成講座、その他講習会やイベントなども企画しますので、ぜひ参加してくださいね!
2025/02/10 17:00:00 学生サポーター養成講座レポ①「関西盲導犬協会見学」
支援室だより
障がい学生支援室
こんにちは、障がい学生支援室です。
今回は、1月に開催した学生サポーター養成講座の様子を、参加者の皆さんの感想とともにご紹介します!
第1日目(1月28日)は、
京都府亀岡市にある関西盲導犬協会様へ施設見学に行きました。
みなさんは盲導犬を見かけたことがありますか。
前半は、盲導犬がどのように育成されているのか、視覚障がいの方が盲導犬とどのように生活しているのかなど等、スタッフの方から様々なお話を伺い、後半は、盲導犬の犬舎(木香テラス)や盲導犬の訓練の様子を見学しました。犬舎は明るく開放的な空間で、人と一緒に入れることに慣れるためにあえてスタッフの事務スペースを一緒にしているという工夫もされていました。
また、今回参加した視覚障がいのある学生は、実際に施設の前の道や階段を使って、盲導犬との歩行体験もさせていただきました。
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≪感想≫
・関西盲導犬協会さんにお邪魔し、盲導犬の訓練の様子や実際に歩行体験もさせていただきました。歩行体験では盲導犬との距離感が難しいと感じました。(Nさん)
・盲導犬との歩行訓練で、最初は盲導犬との距離感がつかめずにいましたが、慣れるにつれて歩くペースが想像以上に早くなっており、自分でも驚いたのを覚えています。(Oさん)
・盲導犬の普及率の低さや育成の難しさなど、さまざまな課題について、実際に現場で働く方からお話を伺うことができ、とても貴重な経験となった。お話を通じて、盲導犬は視覚的なサポートだけでなく、精神的な支えとしても大きな役割を果たしていると感じた。(Kさん)
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今後みなさんも街中で盲導犬と一緒に歩く視覚障がい者の方に出会うことがあるかもしれません。でも、盲導犬にとっては「視覚障がい者の方を安全に誘導する」という大事なお仕事中です。「優しい無視」を心掛け、触ったり声をかけたりしないでくださいね。
今回は、1月に開催した学生サポーター養成講座の様子を、参加者の皆さんの感想とともにご紹介します!
第1日目(1月28日)は、
京都府亀岡市にある関西盲導犬協会様へ施設見学に行きました。
みなさんは盲導犬を見かけたことがありますか。
前半は、盲導犬がどのように育成されているのか、視覚障がいの方が盲導犬とどのように生活しているのかなど等、スタッフの方から様々なお話を伺い、後半は、盲導犬の犬舎(木香テラス)や盲導犬の訓練の様子を見学しました。犬舎は明るく開放的な空間で、人と一緒に入れることに慣れるためにあえてスタッフの事務スペースを一緒にしているという工夫もされていました。
また、今回参加した視覚障がいのある学生は、実際に施設の前の道や階段を使って、盲導犬との歩行体験もさせていただきました。
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≪感想≫
・関西盲導犬協会さんにお邪魔し、盲導犬の訓練の様子や実際に歩行体験もさせていただきました。歩行体験では盲導犬との距離感が難しいと感じました。(Nさん)
・盲導犬との歩行訓練で、最初は盲導犬との距離感がつかめずにいましたが、慣れるにつれて歩くペースが想像以上に早くなっており、自分でも驚いたのを覚えています。(Oさん)
・盲導犬の普及率の低さや育成の難しさなど、さまざまな課題について、実際に現場で働く方からお話を伺うことができ、とても貴重な経験となった。お話を通じて、盲導犬は視覚的なサポートだけでなく、精神的な支えとしても大きな役割を果たしていると感じた。(Kさん)
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今後みなさんも街中で盲導犬と一緒に歩く視覚障がい者の方に出会うことがあるかもしれません。でも、盲導犬にとっては「視覚障がい者の方を安全に誘導する」という大事なお仕事中です。「優しい無視」を心掛け、触ったり声をかけたりしないでくださいね。
2025/02/03 16:50:00 「自尊心」や「自己肯定感」について
学生相談室だより
学生相談室
最近、「自己肯定感」という言葉をよく耳にするようになりました。みなさんの中にも、「自分は自己肯定感が低い」とか、「あの人は自己肯定感が高いから羨ましい」などと思ったことのある人がいるのではないでしょうか。
「自己肯定感」はもともと心理学において昔から研究されてきた「self-esteem」の訳語のひとつです。訳語には他に「自尊心」というものもあり、こちらも心理学ではよく使われています。
ここで、自尊心に関する興味深い記事があるので紹介します。
日本心理学会のHP上で見られる機関誌『心理学ワールド』の87号に掲載されているもので、URLを記しておきます。
https://psych.or.jp/publication/world087/pw07
この記事によると、自尊心は「自己に対する肯定的または否定的な態度や自己価値の感情(feelings of self-worth)のこと」であり、つまり自尊心が高い状態とは自分で自分のことを価値あるものと捉えることができる状態だと言えるでしょう。そして、自尊心には「顕在的自尊心」と「潜在的自尊心」があり、前者は自分自身で意識できるもので、後者は無意識的なものだとされています。
そして、顕在的自尊心が高い人でも、実は潜在的自尊心が低い人がいて、そのような人は心理的な不安定さがあり健康を崩しやすいという研究があるそうです。
このことから、自己肯定感を上げたいと思って、意識的に無理やり自分をほめようとしても、無意識的な部分で自分を認められていなければ、不安定な状態に陥ってしまう可能性があるということが言えそうです。
誰しも、自己肯定感を高めてポジティブに生きたいと願っていると思いますが、無意識的な部分も含めて本当に自分のことを認められるようになるというのは簡単なことではありません。学生のみなさんであれば、授業や部活、サークルやバイトなどでの様々な活動の中で、人と関わりながら、何かをやってみて成功体験を持ち、そしてそれが周囲に認められる体験を少しずつ積み重ねていく中で、自己肯定感は育っていくのではないかと思います。
また、そのプロセスには、自分で自分を見つめることも大切になると思います。学生相談室は、そのための時間と場所を提供することができるので、自己肯定感を高めたいと思うけど中々うまくいかない、というような人はぜひ学生相談室の利用も検討してみてください。
「自己肯定感」はもともと心理学において昔から研究されてきた「self-esteem」の訳語のひとつです。訳語には他に「自尊心」というものもあり、こちらも心理学ではよく使われています。
ここで、自尊心に関する興味深い記事があるので紹介します。
日本心理学会のHP上で見られる機関誌『心理学ワールド』の87号に掲載されているもので、URLを記しておきます。
https://psych.or.jp/publication/world087/pw07
この記事によると、自尊心は「自己に対する肯定的または否定的な態度や自己価値の感情(feelings of self-worth)のこと」であり、つまり自尊心が高い状態とは自分で自分のことを価値あるものと捉えることができる状態だと言えるでしょう。そして、自尊心には「顕在的自尊心」と「潜在的自尊心」があり、前者は自分自身で意識できるもので、後者は無意識的なものだとされています。
そして、顕在的自尊心が高い人でも、実は潜在的自尊心が低い人がいて、そのような人は心理的な不安定さがあり健康を崩しやすいという研究があるそうです。
このことから、自己肯定感を上げたいと思って、意識的に無理やり自分をほめようとしても、無意識的な部分で自分を認められていなければ、不安定な状態に陥ってしまう可能性があるということが言えそうです。
誰しも、自己肯定感を高めてポジティブに生きたいと願っていると思いますが、無意識的な部分も含めて本当に自分のことを認められるようになるというのは簡単なことではありません。学生のみなさんであれば、授業や部活、サークルやバイトなどでの様々な活動の中で、人と関わりながら、何かをやってみて成功体験を持ち、そしてそれが周囲に認められる体験を少しずつ積み重ねていく中で、自己肯定感は育っていくのではないかと思います。
また、そのプロセスには、自分で自分を見つめることも大切になると思います。学生相談室は、そのための時間と場所を提供することができるので、自己肯定感を高めたいと思うけど中々うまくいかない、というような人はぜひ学生相談室の利用も検討してみてください。
2025/01/22 09:20:00 あたたかさとやさしさ
学生相談室だより
学生相談室
暖冬とはいえ、寒い日が続いています。朝のお布団の温かさに幸せを感じる季節です。
この“温かさ”が気持ちだけではなく、行動を変えることがあるのをご存じでしょうか?
とある実験でAグループには温かいものを、Bグループには冷たいものを手に持ってもらいました。そして、文章を読んで登場人物の性格を評価してもらいました。すると温かいものを持ったグループの方が登場人物をよりポジティブに評価することがわかりました。
また、帰り際にお礼として自分用のプレゼントか知人用のプレゼントを選んでもらいました。すると、温かいものを持っていたグループの方が知人用のプレゼントを選ぶ割合が高かったそうです。
手に感じる物理的な温かさが心の温かさ、余裕を作り出すのではないかという実験でした。
こういった効果は触覚や味覚、柔らかさや甘さでも見られるそうです。自分の“心地よい”、“優しい”を作り出してくれるものを知っておくと、毎日が少し楽しくなるかもしれません。
探してみてもうまく見つけられない時には、学生相談室までお越しください。
この“温かさ”が気持ちだけではなく、行動を変えることがあるのをご存じでしょうか?
とある実験でAグループには温かいものを、Bグループには冷たいものを手に持ってもらいました。そして、文章を読んで登場人物の性格を評価してもらいました。すると温かいものを持ったグループの方が登場人物をよりポジティブに評価することがわかりました。
また、帰り際にお礼として自分用のプレゼントか知人用のプレゼントを選んでもらいました。すると、温かいものを持っていたグループの方が知人用のプレゼントを選ぶ割合が高かったそうです。
手に感じる物理的な温かさが心の温かさ、余裕を作り出すのではないかという実験でした。
こういった効果は触覚や味覚、柔らかさや甘さでも見られるそうです。自分の“心地よい”、“優しい”を作り出してくれるものを知っておくと、毎日が少し楽しくなるかもしれません。
探してみてもうまく見つけられない時には、学生相談室までお越しください。