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博物館学芸員資格課程 RSS

お知らせ

2024/10/20 01:00:00 2024年度国際文化資料館企画展Ⅱ中国美術展作品写真撮影に参加

  • Categoryお知らせ
  • Posted by笹井麻衣
英米語学科3年生の笹井麻衣です。
 国際文化資料館では次回の企画展「新収蔵品~中国美術展」の準備が始まりました。そして、10月19日(土)、企画展のポスター、チラシに掲載する予定の作品の写真撮影を4年生ロシア語学科の荒岡香梨子先輩と一緒にお手伝いしました。私自身、学芸員課程の科目を履修中ですが、写真撮影は初めてだったのでとてもいい経験になりました。作品はどれも素敵なものばかりで、みなさんにもその魅力が伝わるように丁寧に撮影しました。ポスター、チラシの完成を楽しみにお待ちください。
 引き続き、作品の良さをみなさんにお伝えできるよう心を込めて準備をします。展覧会始まりましたら、ぜひみなさんのご来館をお待ちしています。
 また、作業に参加したい人がいたらぜひ私たちや南先生に連絡してください。
  • 新収蔵品ー中国美術展作業風景

2023/11/07 18:30:00 2023年度秋学期博物館見学会

  • Categoryお知らせ
  • Posted by南 博史
 南です。
 ブログの更新が滞っていました。すみません。
 11月5日に秋学期の博物館見学会を実施したので、これをきっかけにブログからの発信を増やしていきたいと思います。このブログをご覧になった方は、ぜひ広く吹聴してください。
 新型コロナウイルス感染拡大もようやく落ち着きを取り戻し、学芸員資格課程でも実習科目を中心に見学会、フィールドワークを増やしています。恒例のバスを使った博物館見学会も、今年春の越前方面に引き続き、秋も日帰りですが実施しました。
 一つ目は、昨年にオープンした福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館です。50年近くにわたる考古学調査の成果を1階(ガイダンスルームと現地保存された石組遺構公開施設)、2階(歴史博物館展示と朝倉氏城館の実大再現)にわけて展示されていました。遺跡が近くにあることもあって、現地に復元された「中世の町なみ」あわせると一日ゆっくり見学できる施設になっていたと思います。観光バスも数台停まっていて、観光のルートにのなっているのかなと。次回はぜひゆっくり見学したいです。
 二つ目は、最近リニューアルなった恐竜博物館です。さすがに多くの見学者(とくに若者、家族連れ)が訪れていて、恐竜人気の底固さを感じました。すでに見学にきた履修生さんもいましたが、みなさん楽しそうに見学していたなあと思います。
 恐竜博物館と一乗谷朝倉氏遺跡博物館、時代も対象もまったく異なりますが、地域のもつ重層性を博物館を通してみせるやり方は、これからの博物館を通した地域活性化の一つのヒントになるのではないかと思います。
 次回は来年春です。学芸員資格課程履修生はだれでも参加できますので、ぜひふるって参加ください。
  • 2023年11月5日博物館見学会1:福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館前
  • 2023年11月5日博物館見学会2:福井県恐竜博物館
  • 2023年11月5日博物館見学会3:福井県恐竜博物館内

2023/01/20 22:30:00 2023年度学芸員資格課程報告会開催

  • Categoryお知らせ
  • Posted by南 博史
南です。
 毎年恒例の学芸員報告会を1月20日2限、3限、R452 にて開催しました。
午前中は、今年度館園実習にいった履修生より、実習(交渉経緯、実習スケジュール、内容、そして後輩へのアドバイス)について報告してもらいました(昨年度実習の方も含め)。指定館での実習がさまざまな事情で難しくなっている中、今年は多くの方が自主交渉で実習館を選ばれました。ある意味一生に一度のことなので、ぜひ自分で行きたいところを探すことが大切かと思います。今年以降、実習を考えている人はできるだけ早く動いてください。
 その後、午前中は卒業生の門脇景子さんから、3月2日に実施される文友会の文化財ドック参加への呼びかけがありました。これまら大変いい経験になる(楽しい)活動ですので奮って参加ください。
 午後からは、外部連携活動の報告です。最初は、これも恒例になっている越前フィールドミュージアム活動のカウンターパートであり、我々のフィールドである古熊谷で有機無農薬のお米作りを続ける井上高宏さんから、今年の活動(動画も)報告とSDGsとも関連付け、我々をとりまく食の問題、農業の問題をとりあげてもらいました。また、井上さんのところで働くマレーシア人のワフィさんからもなぜ農業に取り組んでいるのからも発表がありました。ちょうど1階で修了展「MOTTAINAI」が開催されており、タイムリーなお話しでした。ほんとうに考えないといけないと思った次第です。
 続いて、原先生がお手伝いされている日本遺産藍の地域連携展示「日本の彩と織」に参加した履修生から活動報告がありました。資格課程が主体的に取り組んでいる活動ではありませんが、先生方のこうした活動に参加するのも大変いい機会です。学芸員資格課程もこれから応援できればと思います。
 本来であれば3限後半に私から従来からおこなっている外部連携活動(越前のほか、市内嵐山や大原での農業を通した地域活性化活動など)について報告する予定でしたが、時間が足りませんでした。これらについては4月になってから機会を設けます。2月3月に行う活動は随時ライングループ、teamsよりお知らせします。
 さあ、春休みですね。海外を含めいろいろと出かけられると思います。一つでもいいので、ミュージアムを訪問してみてください。1年前とは違ったミュージアムを発見できると思います。面白いものを発見したらぜひご連絡くださいね。このブログからも発信していきますので。
  • 学芸員資格課程報告会1
  • 学芸員資格課程報告会2 越前より井上さんとワフィさん
  • 学芸員資格課程報告会3 外部連携報告 藍の地域連携展示「日本の彩と織」

2022/04/12 18:30:00 博物館学芸員資格課程公式ブログスタート

  • Categoryお知らせ
  • Posted by南 博史
みなさん!こんにちは。

 グローバル観光学科の南です。このたび、京都外国語大学学芸員資格課程の公式ブログを開始することになりました。

 博物館学芸員資格課程は、博物館法に基づく法定の資格制度で、博物館(美術館、植物園などさまざまなミュージアムが含まれます)の専門職として学芸員の資格をとることができます。博物館法では、博物館の定義は「資料の収集(育成を含む)、保存・修復、展示、教育・普及、そしてこれらにかかる研究」を行うとされています。したがって、学芸員はそのすべてに関わっています。大学ではそれに必要な専門科目と実習、選択科目を一定履修し、大学指定または自主交渉で受け入れていただく博物館での館園実習を行うことで、卒業時に学芸員資格課程履修の修了書が発行されます。

 本学では1988年から課程がはじまり、昨年度末まで1100人を越える修了者を送り出しています。もちろん、資格があればすぐにミュージアムに就職できるわけではありません。しかし、ミュージアムをとりまくさまざまなジャンル、関連業界でも役にたつ資格です。また、ミュージアムを楽しむ方法を学ぶことでもあり、必ず各人の人生を豊かに、そして楽しくするものです。

 一方、本学のような外国語大学で、学芸員資格課程を履修できるところは他に見受けられません。確かに外国語大学と学芸員というは直接結びつきにくいかもしれません。しかし、「言語を通して世界の平和を」建学の理念とする本学においては、平和を実現するための具体的な方法として、ミュージアムのさまざまな活動があると考えています。さらにこれは近年、世界のミュージアムが目指している「博物館はさまざまな地域・社会課題の解決に取り組む」という目的と一致するものであり、さまざまな場面でグローバル化が進む中、本学こそが「国際的学芸員」の育成にもっとも適した大学であると言えます。

 このブログでは、本学ならではの学芸員資格課程の活動や、今すでに社会で活躍している出身者からの情報、世界の博物館の活動の様子をお知らせしながら、多くの方々にミュージアムへの興味を持っていただくとともに、学芸員資格課程の活動にも参加いただければと思います。

 まだまだ最初にお話したいこともありますが、今日はここまでとしておきたいと思います。

 みなさん!学芸員資格課程ブログへの応援よろしくお願いします。

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