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ロシア語学科ブログ RSS

2021/11/18 15:20:00 ロシアのお菓子って? Vol.5

  • Categoryロシアの話題
  • Posted byМ. Исида
ロシア語学科事務の石田です。
バリノヴァ先生がロシアのお菓子をたくさん持って来てくださいました!
今回はその中からロシアの伝統的な焼き菓子、プリャーニク(пряник)をご紹介します。

ジンジャー、シナモン、ブラックペッパー、クローブ、ナツメグなどの香辛料がたっぷりと入っていて、ロシア版ジンジャーブレッドといった感じのお菓子のようです。(ドイツのレ―プクーヘンにも近いですね)
香辛料が多く入っているので、かなり日持ちがするそう。ロシアでは型で模様を付けたものやアイシングで飾りを付けたものなど、可愛らしいデザインのものが多いそうです。日持ちがするのでお祝いなどに贈られ、しばらく飾った後に食べるようです。日本でも最近アイシングクッキーが流行っていますが、ロシアでは昔から可愛らしいデザインのクッキーが贈られていたんですね。
最も有名なプリャーニクはトゥーラ(Тула)という街のものだそうで、プリャーニク博物館もあるそうです。

今回バリノヴァ先生が持って来てくださったプリャーニクは、福岡のロシア菓子専門店ソーンツェ(Солнце ※ロシア語で太陽の意味だそうです)さんよりお取り寄せしてくださったものです。
日本人の味覚に合うように香辛料は控えめで、優しい甘味を感じてとても美味しかったです。
バリノヴァ先生によると、ロシアのプリャーニクは香辛料が効いているそうで、もっと辛さを感じるようです。
ジンジャーブレッドやレープクーヘンはクリスマスの時期に食べられるイメージですが、プリャーニクは一年を通して祝日によく食べられているとのことなので、いつかロシアで香辛料の効いたちょっと辛いプリャーニクを食べてみたいです!





  • 伝統的なプリャーニク(画像はトゥーラのプリャーニク博物館のホームページよりお借りしています)
  • ロシア菓子専門店ソーンツェさんからお取り寄せしたプリャーニク

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