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学生だより

2023/11/29 10:50:00 夏休みキルギス1か月留学レポート

  • Category学生だより
  • Posted byХ. ВАТАНАБЭ
ロシア語学科1年次生の渡部悠香です。
私は夏休みにキルギス日本人材開発センター(KRJC)が主催するロシア語1カ月スキルアップコースに参加しました。今回はその内容を紹介します。

今回のプログラムは8月21日から9月15日の26日間をキルギスで過ごしました。そのうちの20日間はホームステイをしました。ロシア語を学び始めてまだ4カ月で日常会話もままならないレベルだったので、ホームステイにはかなり不安がありました。しかし、ホストファミリーのお父さんお母さんの英語やGoogle翻訳に助けられ、なんとか意思疎通を図ることができました。ホストファミリーはみんな優しい人たちで、日本食に飢えた私を日本料理店に連れて行ってくれたり、誕生日にケーキでお祝いしてくれたりしました。初めてのキルギスを楽しむことができたのはホストファミリーのおかげです。本当に感謝しています。

授業はTORFLのA1とA2レベルの2クラスあり、私はA1のクラスに参加しました。平日はほぼ毎日授業があり、午前3時間午後2時間の1日5時間授業でした。なんと春学期の間大学で1日にロシア語をやっていた時間よりも多いです。授業はほとんどロシア語で行われました。最初は先生の言っていることがよく理解できませんでしたが、回数を重ねるごとに理解できる部分が増え、授業がどんどん楽しくなりました。内容は実用的で、テイクアウトしたいときの言い方など、習ったその日に使えるものがあったことも嬉しかったです。最後のテストでは高得点を出すことができ、自分の成長を実感することができました。また、昼休みの時間にはプログラムに参加した他大学の人たちと一緒に昼食をとるなどして、交流の輪を広げることができました。

このプログラムに参加して、とても充実した夏休みを過ごすことができたと感じました。
ロシア語だけでなく、キルギス語やキルギスならではの体験ができるプログラムになっており、日本では見られない自然や文化を味わうよい機会でした。今後も開催が予定されているので、興味のある方はぜひ参加してもらいたいです。
  • ホストファミリーと一緒に行った山で撮ったお気に入りの1枚。夕方4時頃に撮ったものです。キルギスは日本よりも日が長く、暗くなってくるのは夜の8時半~9時頃でした。
  • 伝統的な料理であるベシュバルマックの写真。ベシュバルマックは5本の指という意味。上に載っているのは馬肉のソーセージです。ホストファミリーが作ってくれました。
  • キルギスで人気の飲み物が売られている露店。歩いているとしょっちゅう見かけます。酸っぱくてあまり慣れない味でした。

2023/07/14 12:20:00 日本の7月7日とロシアの7月7日

  • Category学生だより
  • Posted byМ.Такита  М.Фудзиока
七月七日は七夕です。七夕とは日本の記念日です。ロシア語で言うとяпонский праздникになります。七タはロシア語でТанабатаと書きます。七夕は別名、星祭と言われ、ロシア語ではфестиваль звёздまたはзвёздный фестивальといいます。
実は七月七日はロシアでも祝日なのです。それはИван Купалаという祝日です。

Иван Купала
ロシア、ウクライナ、ベラルーシなどの東欧の国々での夏至(летнее солнцестояние)のお祭り
この祝日には、水(вода)が火(огонь)と”友だち”になり、この一体化が自然のパワーになる、と考えられています。草木を集めたり花を集め花冠(венок)を作ったり、焚き火をたいて、その周りで輪舞を踊ったり歌ったり、人々は魔除けや縁結びの願いを込めて焚き火を飛び越えます。最も高いたき火の上を飛び越えられた人が、最も幸せになると考えられていました。

一部の地域では、自分の牛が病気にならないように、牛にたき火を越えさせたり、病気の子どものいる母親は子どもの服を燃やして病気が燃えるよう祈ったりしています。

参考動画→こちら

このお祭りでは女性はсарафанというワンピースのようなものを、男性はрубахаというシャツのような民族衣装(национальный костюм)を着ています。

また花の冠を川や水のあるところに投げ占いをしたり、泳いだりします。

イワンクパーラの夜は魔女、狼男、人魚、ヘビ、魔法使い、半魚人、森の霊など、すべての悪霊が目を覚ますから、寝てはいけないと信じられており、人々は一晩中踊り明かします。

参考写真(産経フォト)→こちら


2023/06/05 16:40:00 ウズベキスタンに行ってきました!

  • Category学生だより
  • Posted byС. Маэда
 ロシア語学科2年の前田修吾です。
 2月にロシア語学科3年の須崎龍茉さんと2年の池田春太郎さんと3人でウズベキスタンに行ってきました。今回はそのときの様子をご紹介します。

 日本を出発して13時間半。タシュケント国際空港に到着しました。ウズベキスタンに入国して最初に現金1万円を現地の通貨に換金し、Beelineという地元の通信会社のSIMカードを購入しました。その後、空港の外に出て「ヤンデックスタクシー」というタクシーアプリでタクシーを手配し、ホテルまで行きました。

 数日間は、タシュケントで観光を行いました。ロシア正教会、モスク、公園、博物館、バザールなど数々の有名な観光スポットを見て回りました。私が特に気に入った場所は、プロフセンターです。大きな釜で本場のプロフを作っているところを見学できます。その後はもちろんそのプロフを食事することができます。私は1年生の時にプロフセンターの様子をYouTubeで初めて見ました。その時に、友人と死ぬまでには一度訪れてみたいことを話していました。それが、一年後には実際に行くことができました。私のbucket listの一つを叶えた瞬間です。

 次に、Afrosiyobという高速鉄道でサマルカンドまで行きました。タシケントから約2時間でサマルカンドまで行くことができます。そこでも数日間滞在し、観光しました。サマルカンドは、紀元前から存在する古い都市なので数々の歴史的建造物がありました。グーリ・アミール廟では日本語が話せるガイドにも出会うことができ、14世紀にこの地で活躍したアミール・ティムールについて学ぶことができました。彼の歴史は大変興味深いものが多いので、彼について勉強したいと思いました。サマルカンドでは友人が風邪をひいて体調を崩しました。そこで、ホテルにお医者を呼んで診察をしてもらったのですが、驚くことに、お金は特に必要がないということでした。無料で診断してもらえるとは思いもしませんでした。また、ホテルの近くには現地の定番料理「サムサ」のローカルレストランがあって、とても気に入りました。サムサの生地がとてもしっかりしていて歯応えもあり美味しかったです。

 サマルカンドの観光の次は、鉄道でブハラに行きました。駅からブハラの中心までは距離があるため、タクシーで移動しました。しかし、この街は都会ではないので「ヤンデックスタクシー」でタクシーを呼ぶことが難しくなりました。なので、駅に集まっているタクシーのおっちゃんに頼むことにしました。ブハラでは2日間ほど観光をしました。ブハラの観光地は比較的街の中心に集まっているので、すべての観光地に歩いて行くことができました。道中では子供達が遊んでいて、そばではおじいちゃんが見守っていました。もう日本ではなかなか見られない光景でそこの人々の間には愛があり、「これぞ平和の象徴だ。」と感じました。街は、全体的に砂の色をしている建物が占めていました。落ち着いた異世界のような雰囲気がありとても気に入りました。

 次は、ブハラからヒヴァまで寝台列車で行きました。寝台列車では4人部屋でしたが、その部屋は私たち3人だけでした。電車の揺れが心地よく眠りに入りやすかったです。

 ヒヴァでは、城壁に囲われた市街地イチャン・カラに行きました。そこでは、ロシア語と英語が話せるガイドと観光しました。しかし、私はそこまでロシア語が理解できなかったので、友人たちの通訳で街を巡りました。イチャン・カラは、多くの歴史的な建造物が建ち並ぶので博物館都市として街全体が保存されています。なので、ここではガイドがいたら、より楽しめると思います。
 この街では「Sofra」というレストランに頻繁に通っていました。ヒヴァに来る日本人は少ないのかすぐに顔を覚えてくれました。レストランの店員も親切に対応していただき、料理もとても美味しかったです。

 ヒヴァの観光を終えた後は、タシュケントまで長い時間をかけて寝台列車で帰りました。長い旅の疲れと緊張からタシュケントに戻ると安心しました。タシュケントでは再び数日間滞在しました。特に思い出深いのはホテルの地下にスパがあり2時間貸し切って遊んだことです。スパには、ビリヤード、バーニャ、プールなどがありました。そこで、初めてのバーニャを体験することができました。バーミャはサウナのような場所なのですが、日本のサウナと違って高湿度中温度です。ここで旅の疲れを存分に癒しました。

 そして、最終日。空港へはヤンデックスタクシーで向かいウズベキスタン航空でカザフスタンまでフライトした後アシアナ航空で韓国そして日本へ戻りました。

 ウズベキスタンは、伝統的な文化や歴史的な建造物が数多くあり、フレンドリーで優しい人もたくさんいます。なので、今回の旅行も楽しむことができました。今このブログを書いている時点で、早くもう一度行きたい気持ちでいっぱいなのと同時にウズベク料理が恋しいです。是非、みなさんも日本とかけ離れた世界のウズベキスタンへ一度は訪れてみてください。
  • プロフセンター。ほんのり甘い味がします。香辛料とフルーツを感じるような甘さがマッチして非常に食べやすかったです。
  • サマルカンドのサムサ。香辛料のスパイスが肉の美味しさをより引き出していました。外を覆うパンの生地がしっかりしていたので、歯応えも良く美味しかったです。
  • イチャン・カラ。たくさんの露店があり、主にお土産が売られています。特にパパーハというコーカサス地方で着用されている羊の毛皮の帽子が多く見られました。

2023/06/01 23:00:00 ロシア語学科 留学生との交流会

  • Category学生だより
  • Posted byХ. Икэда
 2年生の池田春太郎です。今回は僕たちが企画・運営した留学生たちとの交流会『日露学生交流会』について報告します。
 京都外大ロシア語学科では、ロシア各地からの留学生を招いて交流会を行なっています!僕たちはみんな毎回、学習言語のロシア語を実際に使えるこのような機会を楽しみにしています。今回は、クイズ大会とトランプをして盛り上がりました!
 今回、留学生は7人来てくれて、ロシア語学科からは学年を超えてたくさんの学生が参加してくれました。
 初めに、留学生に自己紹介をロシア語と日本語で丁寧にしてもらいました。留学生の日本語はお上手で驚かされますし、こちらも頑張ろうと思わされます。
 本題のクイズ大会は、グループに分かれてもらってチーム戦で行ない、1位と2位のグループには景品が出ました。ロシアの地理や有名人を答えるといった問題で盛り上がりました!
 後半はロシア発祥のトランプゲームであるДурак(ドゥラック)で盛り上がりました。初心者にはなかなか難しいルールのゲームでしたが、最後は、悔しそうだったり嬉しそうだったり全員が笑顔で楽しんでいました。
 最近はオンライン交流などが流行っていましたが、やはりこのように直接交流できることが一番有意義だと思いました。これからもこのような活動を楽しみにしています。
  • 7人の留学生とロシア語学科の学生たち
  • 地理や有名人を答えるクイズ!とっても盛り上がりました!
  • ロシア発祥のトランプゲーム.お互いにルールを教えあって楽しみました.

2022/06/21 09:00:00 ロシア語圏のイベント紹介です!

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  • Posted by
Здравствуйте!
皆さんこんにちは!
初めまして,ロシア語学科3年生の中原です。こんな感じでブログを書くの初めてなんで緊張しますが,よろしくお願いします。

今日は私が国際部のS.A.として開催しているロシア語圏のイベントの紹介をします。

そもそもS.A.ってなんだと思った方もいらっしゃると思うので説明致します。S.A.とは国際部の派遣留学経験者・予定者を中心とした学生スタッフのことを言います。国際部の隣にある留学情報室に平日の9時10分〜17時20分までS.A.の誰かが在室しています!留学に関する相談は勿論,勉強に関する相談も受けつけていますのでご相談お待ちしております。

そしてS.A.は毎月,各語圏ごとに留学に関するイベントを開催しています。

5月のロシア語圏のイベントは派遣留学Aの選考試験の対策イベントを行いました。ロシア語学科は誕生して間もなく、選考試験がどんなものなのか不安に思っている方が多いのではないかなと開催しました。
有り難いことに11人もの学生が参加してくれ,やっぱりかなりの数の学生が留学を希望しているんだなと改めて実感しました。

今月は6月20日と21日に「先輩の話を通して派遣留学A留学先大学について知ろう!」というイベントを開催します。イルクーツク国立大学とモスクワ市立大学の授業を現地にて受講していた学生2名に来ていただき,色々ロシアでの生活について話してもらう予定です!私自身もまだロシアへの留学経験がないので、彼女達の話を聞くのがとても楽しみです!

それではまた!
До свидания!

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