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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

2025/10/03 16:20:00 弁論大会に出場してみて② 奥山紘佑さん(2年次)

  • Category在学生の声
  • Posted byフェリッペ・モッタ
みなさん、こんにちは。
ブラジルポルトガル語学科2年次の奥山紘佑です。私は「ブラジル人と変わる故郷」という演題で弁論大会に出場しました。弁論大会に興味を持っている方、挑戦したいと思っている方の参考になれば幸いです。

[動機]
私が出場を決めた理由として「どうしても話したい! 伝えたい!」と思うことがあったからです。演題は故郷である福井県越前市についてです。越前市には実は4000人を超えるブラジル人、日系ブラジル人の方が在住しており、多くの人が意外に感じると思います。私の小中学生、高校時代ではブラジルにルーツを持っている方がいて、彼らが受けた苦労や差別がありました。私はそのことについての思いや課題、多文化共生の社会に向けて発信したいと思いました。

[本番]
国内外から多数の審査員が出席し、私の発表を興味深く聞いていただきました。
私は高校時代、放送部の活動などで大勢の前で発表することがあり、場数と経験は自負していたのですが、母語である日本語と外国語であるポルトガル語では見える世界が全くの別物でした。本番では感極まってしまい、セリフが飛んでしまった部分もあったのですが、今までで一番良い発表ができたと思います。一方で、他大学の学生たちの発表を目の当たりにして、自分との表現力の違いや課題を感じる部分など多くの刺激を受けました。

さいごに
ポルトガル語を学び始めて2年あまり、自分のポルトガル語の能力にも課題が多くあります。だからこそ、大会への出場を決めました。本番までの練習期間は初めてのポルトガル語でのスピーチに悪戦苦闘し、不安でいっぱいでした。しかし数ヶ月にわたり先生方には親身になってご指導いただけました。

もしこのブログを読んでいる方の中にポルトガル語弁論大会に興味を持っている方、迷っている方がいたら、出場を強くオススメします! あなたが伝えたい言葉、表現力を直にぶつけてみる。その経験はきっと人生の中で大きな糧になってくれると思います。
  • 堀川理事長(当時)ご挨拶 堀川理事長(当時)ご挨拶
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