2025/09/26 15:00:00 弁論大会に出場してみて① 中野詩音さん(3年次)
在学生の声
ペドロ・アイレス
皆さん、こんにちは。
ブラジルポルトガル語学科3年次の中野詩音です。
2024年度弁論大会(当時は2年次)にて『私は人が好き』という演題で弁論しました。
今回は弁論大会の振り返りをここで述べさせていただきます。
1.挑戦理由
まず、この弁論大会に出るにあたり私の中で1位が目標ではありませんでした。まだまだ自分の語学力に自信がなかったからです。
私は大学に入ってから初めてポルトガル語を学び、約1年半のあいだ学んできたものを何か目の見える形で感じたいと思い挑戦することにしました。ただ、出場が決まるまで時間が掛かったので直ぐに準備に取り掛かりました。
2.準備期間
初めは日本語の原稿を作るところからのスタートでした。内容については私の場合、あまり悩むことなく決まりました。私は人と関わることが好きで高校生の時から多くの人と関わることを大事にしてきました。そんな私の気持ちを表現できたらいいなと考え、日本語での原稿を作成しました。ポルトガル語発音で挑戦することを決めたので、ポルトガル出身のペドロ先生に手伝っていただき、自然なポルトガル語に翻訳しました。そこから2週間ほどで暗記の期間に入りました。
3.大変だったこと
暗記がとにかく大変でした。私の語学力不足もあり、ポルトガル語の意味を理解しながら日本語のように自然と話すということにすごく苦労しました。1年生の頃にはブラジル発音で多くの授業を受けてきたこともあり、ポルトガル発音でのポイントにも本当に悩まされました。発音以外にも伝えたいワードの部分での抑揚、疑問文の表現。気をつけるポイントは沢山ありました。練習期間の放課後は先生に時間を作って頂き沢山練習しました。諦めたくなる瞬間や大会当日が近づくにつれどんどん焦る気持ちが出てきました。泣きそうになることも沢山ありましたが、それも経験と言い聞かせていました。そんな時、ペドロ先生が本当に親身になって応援してくださり、友人らの励ましにも勇気を沢山貰いました。
4.本番
当日の朝は凄く気持ちが重かったです。人前に立って緊張するタイプではないのですが、日本語であればもし原稿が飛んでもどうにかできるのに対し、ポルトガル語ならどうにもならないことに凄く不安になりました。
本番前に初めて京都外大以外のメンバーと顔合わせをし、周りの人の雰囲気に飲まれてしまいそうなこともありました。
でも、今日が終われば全部終わる!やりきるぞ!の気持ちで乗り越えました。
5.感想
この弁論大会での経験はとても貴重なものになりました。初めは出場し、前に立つことを目標にしていましたが、先生方の協力もあり『1位になりたい』『入賞したい』と思えるほど自信が着きました。きっと、出場しなければ得られない経験を沢山させていただきました。
もし、これを読んでくださっている方の中に出場を迷っている方がいれば、是非参加してみてください。結果はどうであろうと、挑戦すると決めたことが自信に繋がると思います。楽しい事ばかりではないですし、苦しいことや辛いこともあります。ただ、大会終了後の達成感には勝るものは無いと思います。ぜひ次の弁論大会に出場してみてください。
ブラジルポルトガル語学科3年次の中野詩音です。
2024年度弁論大会(当時は2年次)にて『私は人が好き』という演題で弁論しました。
今回は弁論大会の振り返りをここで述べさせていただきます。
1.挑戦理由
まず、この弁論大会に出るにあたり私の中で1位が目標ではありませんでした。まだまだ自分の語学力に自信がなかったからです。
私は大学に入ってから初めてポルトガル語を学び、約1年半のあいだ学んできたものを何か目の見える形で感じたいと思い挑戦することにしました。ただ、出場が決まるまで時間が掛かったので直ぐに準備に取り掛かりました。
2.準備期間
初めは日本語の原稿を作るところからのスタートでした。内容については私の場合、あまり悩むことなく決まりました。私は人と関わることが好きで高校生の時から多くの人と関わることを大事にしてきました。そんな私の気持ちを表現できたらいいなと考え、日本語での原稿を作成しました。ポルトガル語発音で挑戦することを決めたので、ポルトガル出身のペドロ先生に手伝っていただき、自然なポルトガル語に翻訳しました。そこから2週間ほどで暗記の期間に入りました。
3.大変だったこと
暗記がとにかく大変でした。私の語学力不足もあり、ポルトガル語の意味を理解しながら日本語のように自然と話すということにすごく苦労しました。1年生の頃にはブラジル発音で多くの授業を受けてきたこともあり、ポルトガル発音でのポイントにも本当に悩まされました。発音以外にも伝えたいワードの部分での抑揚、疑問文の表現。気をつけるポイントは沢山ありました。練習期間の放課後は先生に時間を作って頂き沢山練習しました。諦めたくなる瞬間や大会当日が近づくにつれどんどん焦る気持ちが出てきました。泣きそうになることも沢山ありましたが、それも経験と言い聞かせていました。そんな時、ペドロ先生が本当に親身になって応援してくださり、友人らの励ましにも勇気を沢山貰いました。
4.本番
当日の朝は凄く気持ちが重かったです。人前に立って緊張するタイプではないのですが、日本語であればもし原稿が飛んでもどうにかできるのに対し、ポルトガル語ならどうにもならないことに凄く不安になりました。
本番前に初めて京都外大以外のメンバーと顔合わせをし、周りの人の雰囲気に飲まれてしまいそうなこともありました。
でも、今日が終われば全部終わる!やりきるぞ!の気持ちで乗り越えました。
5.感想
この弁論大会での経験はとても貴重なものになりました。初めは出場し、前に立つことを目標にしていましたが、先生方の協力もあり『1位になりたい』『入賞したい』と思えるほど自信が着きました。きっと、出場しなければ得られない経験を沢山させていただきました。
もし、これを読んでくださっている方の中に出場を迷っている方がいれば、是非参加してみてください。結果はどうであろうと、挑戦すると決めたことが自信に繋がると思います。楽しい事ばかりではないですし、苦しいことや辛いこともあります。ただ、大会終了後の達成感には勝るものは無いと思います。ぜひ次の弁論大会に出場してみてください。
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8号館の前に国旗が掲揚されました
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弁論中の中野さん
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大会のプログラム






