2024/03/29 10:20:00 弁論大会を振り返って④―福田眞彩さん(3年次)
- 在学生の声
- 岐部雅之
皆さんこんにちは!
ブラジルポルトガル語学科3年次の福田眞彩です。
2023年度の弁論大会で「駐日ポルトガル大使杯」を受賞しました。
私は『ポルトガル語で演技することは生きること』という演題で弁論大会に出場しました。
ポルトガル語で演技?どういうこと?と思う方もいらっしゃるかもしれません。まずは私がポルトガル語を勉強しようと思ったきっかけをお話します。
なぜ私がポルトガル語を勉強しようと思ったか。それは私のブラジル人の異母兄弟が関係します。私は日本人ですが、実は日系ブラジル人の兄がいます。兄に初めて会った時、私はまだ13歳でした。当時の私はポルトガル語が話せませんでした。そのため兄とは英語でコミュニケーションを取っていました。高校生になって大学進学を考えた時、ポルトガル語を学んで兄たちと「ポルトガル語」で話がしたいと思い、ポルトガル語を専攻しようと考えました。
そして演技の方はと言うと、私は8歳の頃からミュージカルを習っていました。演劇の「自分じゃない他のキャラクターの人生を生きる」という所にどっぷりとハマり、自分が物語の1部になるということに日々を費やしていました。
大学進学のパンフレットを読んでいた時、『語劇祭』という京都外国語大学の行事が目に入りました。『語劇祭』とは言語研究サークルの専攻語を使い、演劇をするという行事で、「これなら演技もポルトガル語も出来る!!」と考えました。
1年次の時は『ピーターパン』で主役のピーターパンを演じ、2年次では『三人の騎士』というディズニーの短編映画をオマージュした作品で主役の1人を演じ、今年は『王子様の耳はロバの耳』で役者ではなく、脚本家として参加したことも弁論しました。
ポルトガル語も演技も私にとって大事なモノで、この二つのことについて弁論できたことは、一生忘れられない経験と思い出になりました。
ポルトガル語で弁論することはとても難しいことでしたが、大勢の前でポルトガル語で弁論する機会は少ないため、とても良い経験になりました。
弁論内容も発音指導も学科の先生方が丁寧に指導、応援してくださいます。本当に一生忘れられない素晴らしい経験になります。ぜひ興味がある方は弁論大会に向けて挑戦していただきたいです。
私は入学してから2年間はスタッフとして弁論大会に参加させて頂き、今回は出場者として参加しました。人前で母語ではないポルトガル語を使い弁論することはとても難しく、大変なことでしたが、精一杯チャレンジし、1位に入賞したことは私のポルトガル語への自信にも繋がりました。
学科の先生方や先輩方、そして大事な友人たちが支えてくれたおかげで1位に入賞することができました。この場を借り、感謝の言葉を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
ブラジルポルトガル語学科3年次の福田眞彩です。
2023年度の弁論大会で「駐日ポルトガル大使杯」を受賞しました。
私は『ポルトガル語で演技することは生きること』という演題で弁論大会に出場しました。
ポルトガル語で演技?どういうこと?と思う方もいらっしゃるかもしれません。まずは私がポルトガル語を勉強しようと思ったきっかけをお話します。
なぜ私がポルトガル語を勉強しようと思ったか。それは私のブラジル人の異母兄弟が関係します。私は日本人ですが、実は日系ブラジル人の兄がいます。兄に初めて会った時、私はまだ13歳でした。当時の私はポルトガル語が話せませんでした。そのため兄とは英語でコミュニケーションを取っていました。高校生になって大学進学を考えた時、ポルトガル語を学んで兄たちと「ポルトガル語」で話がしたいと思い、ポルトガル語を専攻しようと考えました。
そして演技の方はと言うと、私は8歳の頃からミュージカルを習っていました。演劇の「自分じゃない他のキャラクターの人生を生きる」という所にどっぷりとハマり、自分が物語の1部になるということに日々を費やしていました。
大学進学のパンフレットを読んでいた時、『語劇祭』という京都外国語大学の行事が目に入りました。『語劇祭』とは言語研究サークルの専攻語を使い、演劇をするという行事で、「これなら演技もポルトガル語も出来る!!」と考えました。
1年次の時は『ピーターパン』で主役のピーターパンを演じ、2年次では『三人の騎士』というディズニーの短編映画をオマージュした作品で主役の1人を演じ、今年は『王子様の耳はロバの耳』で役者ではなく、脚本家として参加したことも弁論しました。
ポルトガル語も演技も私にとって大事なモノで、この二つのことについて弁論できたことは、一生忘れられない経験と思い出になりました。
ポルトガル語で弁論することはとても難しいことでしたが、大勢の前でポルトガル語で弁論する機会は少ないため、とても良い経験になりました。
弁論内容も発音指導も学科の先生方が丁寧に指導、応援してくださいます。本当に一生忘れられない素晴らしい経験になります。ぜひ興味がある方は弁論大会に向けて挑戦していただきたいです。
私は入学してから2年間はスタッフとして弁論大会に参加させて頂き、今回は出場者として参加しました。人前で母語ではないポルトガル語を使い弁論することはとても難しく、大変なことでしたが、精一杯チャレンジし、1位に入賞したことは私のポルトガル語への自信にも繋がりました。
学科の先生方や先輩方、そして大事な友人たちが支えてくれたおかげで1位に入賞することができました。この場を借り、感謝の言葉を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。