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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

2024/03/15 10:00:00 弁論大会を振り返って②―青沼誠一郎さん(1年次)

  • Category在学生の声
  • Posted by岐部雅之
Bom dia!
ブラジルポルトガル語学科一年次生の青沼誠一郎(あおぬませいいちろう)です。
今回は弁論大会の振り返りとこれから挑戦しようと思っている皆さんに向けてお伝えしたいと思います。

① きっかけ
当初、私は弁論大会に出るつもりはありませんでした。Felipe Motta先生やMoisés Carvalho先生などの学科の先生がアナウンスしていたものの、自分には関係ない話だと思っていました。しかし、夏休みに入ったあたりから自分は大学生になってから何もしていないことに気づきFelipe先生に相談しました。前期の授業時点で準備していないといけなかったので、私は遅れて弁論大会の準備を始めました。

② 準備期間
まず日本語の原稿を作るところからのスタートでした。今までこれといった趣味や好きなことがあるわけではなかったので日本語原稿を作るのはすごく難しかったです。そこで高校で出会った剣道について語ることに決めました。岐部雅之先生に丁寧に添削していただき日本語原稿が出来上がると、翻訳サイトと辞書を駆使してポルトガル語に翻訳しました。その原稿をFelipe先生に緻密に手直ししていただき、原稿が完成しました。

③ 当日まで
後期の授業が始まり、毎週決まった時間にFelipe先生との個人特訓が始まりました。最初は発音がボロボロで、先生に何回も「また間違えた~(笑)」と言われていました。日本語にない音の発音はとても難しかったです。練習で心に残っているのは、京都外大生の出場者みんなで練習した時です。私は暗記が追い付いていなく、発音も壊滅的でした。先輩たちや同じ学年の松尾さんの発表を見る中でこのままではいけないと強く思いました。というかすごく焦りました。先生方からの指摘が多すぎて泣きそうになりましたが、学科の先生たちの様々なアドバイスがなければ、私の発表は完成しなかったと思います。

④ 前日~当日
主催地が京都外大なので当日も落ち着いていて、自分が思ったほど緊張していませんでした。見に来てくれた学科の友達の存在も大きいと思います。特に同級生のトミゴ・ジェアン・ニコラス君にはたくさんアドバイスをもらい、練習にも付き合ってくれたのですごく感謝しています。しかし、一番の人がスピーチを始めると緊張が唐突に襲ってきて、怖かったです。そして自分の番が回ってきて演台に上がったとき、緊張で足が震えていました。しかし深呼吸をすると審査員や先生方、友達の顔がよく見えました。そのあと、Boa tarde!と始めた後は正直記憶がありません。終わった後、会場の大きな拍手に体が震えました。この時の達成感は何物にも代えがたいです。是非皆さんにも自分が努力してきたことがすべて出し終わった後の達成感を感じてほしいです。


最後になりましたが、原稿作成の段階から尽力していただいたFelipe先生、岐部先生、学科の先生方には感謝しかありません。この場を借りてお礼申し上げます。
皆さん!!
弁論大会は出るだけで価値があると思います!ぜひ次の弁論大会に出場してみてください!!
  • 本学出場者4人 本学出場者4人
  • 見事に第4位を獲得! 見事に第4位を獲得!
  • 剣道大会に参加する青沼さん(一番左) 剣道大会に参加する青沼さん(一番左)

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