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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

2023/07/07 18:40:00 コインブラ大学留学体験記(山口心愛)

  • Category留学生活レポート
  • Posted by岐部雅之
皆さんこんにちは。ブラジルポルトガル語学科4年次生の山口心愛です。
今回は「私の留学経験」をテーマにお話ししていきたいと思います(留学時は3年次)。

まずは、私がなぜ留学に興味を持ち、留学をしたいと思ったのかについて。
私は大学に入る前から留学というものに興味があり、海外で生活してみたいと思っていました。ポルトガル語は大学に入学するまで一切触れたことがなく、挨拶も文字も何もわからないまま、馴染みがない言語を知ってみたいという好奇心だけで入学しました。そして、ポルトガル語を学んでいくうちに、実際にこの言葉が話されている土地で生活し、文化やその土地に住む人々のことを知りたくなり、留学することを決心しました。

次に、私が留学生活中に感じたことや思ったことについて。
私の留学生活が始まりまず初めに思ったことは、現地の人々が話していることが全く理解できない、わからないということです。あらかじめ、留学前に学習はしていたつもりだったのですが、大学の先生が話している言葉やすれ違う学生たちが話している言葉は、本当に勉強してきた言語なのか疑うほど何を言っているのかわかりませんでした。このままでは絶対にダメだという想いから、現地の友人をいち早く作ることに重きを置きました。そして、現地でできた友人とポルトガル語で話すことで会話力とリスニング力は格段と伸びました。わからないことなどは最初、翻訳機などを使う場面もありましたが、5ヶ月目には旅行も行けるほどの仲になることができました。自主学習をはじめとし、授業の復習などをしっかりと行なった結果、自分でも分かるくらい最初よりは自分の語学力が伸びていることを実感できました。

また、ポルトガルでは国内旅行を多くすることができました。ポルトやリスボンをはじめ、コインブラと比較的近いアヴェイロや、ブラガ、ギマランイスにもいくことができました。どの土地も違った良さがあるので、行ける時間があるなら自分がいきたい場所には行ってみることをお勧めします。わからないことがあれば、話す練習としていろんな人に話しかけていれば私はなんとかなりました。あくまでこれは私の個人の意見なのですが、現地の人は優しい方が多く、話しかけると笑顔で返してくれる方が多かったと感じています。

最後に、留学を終えた感想をお話します。
5ヶ月という期間は本当に短くあっというまでした。自分が考えたことはなるべく行動に移すことを心がけていました。自分がやりたいと思ったことは思うようにいかなくても、チャレンジするべきですし、今後の人生にもこの考えは必ず活きてくるはずです。これから、留学する方にもチャレンジ精神の大切さを伝えたいと同時に、留学を終えた後に留学してよかったと率直に思えるような経験をしてもらいたいと思っています。
  • アヴェイロで有名なovos moles
  • ギマランイスのイルミネーション
  • 日本語を勉強する学生との交流会

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