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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

2023/06/29 16:30:00 フルミネンセ連邦大学留学体験記(堀武佐士)

  • Category留学生活レポート
  • Posted by岐部雅之
こんにちは! ブラジルポルトガル語学科4年次生の堀武佐士です。
今回は私自身の留学生活を振り返っていきます。これから留学をしてみたい、あるいは検討している方は是非読んでください!

≪あっというあの1年間≫
私は派遣留学Aの制度を利用して、ブラジルのリオデジャネイロ州にあるフルミネンセ連邦大学に留学しました(当時は3年次)。私は将来語学とサッカーに関わった職業(代理人や通訳等)に就きたいと思い、覚悟を持って2学期間留学することを決意しました。留学前は治安や初めての海外生活など不安要素はいろいろありました。しかしながら、自分の夢を実現する為にポルトガル語学習に励み、現地で生活をする時間は充実していてあっという間に過ぎていきました。
どのようにして留学生活を充実させていたか、留学とは何なのかということを2点お伝えします。

1.恥を恐れずとにかく話せ!!
私はこの1年間でポルトガル語の力が伸びたと自信を持って言えます。本学のネイティブの先生や現地の友達にも「留学当初の時期に比べて本当に伸びたね」とよく言われました。というのも、私がブラジルに着いた時のレベルは日常会話も上手く行かず、言いたいこともなかなか伝えられませんでした。その中で、自分は当初「留学をしていれば勝手に語学力が付くだろう」と勘違いしていました。
ところが、最初の1か月は苦労の連続でした。ブラジル人の友達と出掛けたりする機会も多く取りましたが、何を言っているかが分からず、一緒にいてもコミュニケーションを取ることに苦戦していました。その状況を打開するために、まずは授業がない時は家で辞書を使いながらニュースや日常的な読み物を読んで、そこで分からなかった単語をひたすら覚えるという作業をやりました。ここまでの作業であれば日本でもできます。しかし、私はそこで覚えたことをひたすらアウトプットをするようにし、電車やバスの中、行列で待っている時など、とにかく現地の人に話しかけてポルトガル語を使うようにしました。日本人は比較的恥ずかしがり屋で文法を気にして上手く話すことができないと言われがちですが、私はそのマインドを捨ててとにかく人と話すようにしました。リオデジャネイロはかなりオープンな場所なので本当にポルトガル語を伸ばすには素晴らしい環境だったと思います。特にバスの中では色んな人に話しかけられましたし、自分も積極的に話すようになりました。そのおかげで語学力も大幅に伸びましたし、これから留学をしたいと考えている皆さんには是非、恥を恐れずにとにかく話して欲しいです。

2.留学の意義
上記のとおり、留学中はとにかく基礎を勉強して応用のすることの繰り返しでした。しかし、今の時代インターネットの普及や来日する外国人の増加を考慮すると、インプットする機会もアウトプットする機会にはこと欠きません。ポルトガル語のニュース記事はアプリで読めますし、サッカー選手のインタビューでさえもユーチューブで検索すれば簡単に見ることができます。そういった現代の学習環境の中で今回の留学が私に与えてくれたものは「ポルトガル語を勉強する熱意と刺激」です。大学1・2年次の頃はオンライン授業が多かったこともあり、ポルトガル語学習へのモベーションを維持するのも大変でした。そのような中で大学から奨学金を貰い、親が学費だけではなく更に生活費などを支援してくれたおかげで、私のポルトガル語学習に火をつけてくれたと思います。勉強したことが応用できて、現地の人とコミュニケーションが通じたときの喜び、必死にサッカー用語やその会話に関わる単語を覚えて、サッカーの指導者や選手とポルトガル語を通じてお互いの国のフットボール文化についてディスカッションし、盛り上がることのできたあの達成感というのは今でも忘れられません。そういった「熱意と刺激」は日本では得ることが難しいものだと思います。
留学を通じて一番大事なことは「異文化理解」だと考えています。待ち合わせの時間に1時間遅れて到着する友達、平均月収2千レアル(日本円で約5万円)で生活するブラジル人たち、ホームレスの人たちと出会う中で、彼らの心境や環境を理解する重要性を実感しました。自分が今生きている日本の環境は当たり前ではありません。今、自分が屋根の下で生活し、学びたいことを勉強できる環境は本当にありがたいものだと痛感しています。そういった「相手を理解して行動する」ということは、これからの長い人生を通して色々な人と出会う中でも応用できると思います。
以上のように、私は留学を通じて沢山のことを学びました。この経験を活かして社会に貢献できるようにこれからの人生を歩んでいきたいと思います。そして留学の機会を与えてくださった大学の関係者の皆様、両親、自分の留学を応援してくれた友達には本当に感謝しています。ありがとうございました。

最後に今後留学を検討している方へ一つ言いたいことがあります。留学は語学力向上や異文化理解など自信を成長させるには非常に素晴らしい環境だと思います。それでも結局は自分次第です。留学したいのであれば「強い覚悟」を持って行ってください。
  • 現地の友人たちと
  • 夜のビーチにて
  • パーティを楽しむ

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