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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

2020/08/26 15:50:00 ポルトガル語圏の食文化(4)

  • Categoryポルトガルのニュース
  • Posted by住田 育法
 ワインのためのブドウの木についてです。
 ブドウはポルトガル語で uva。ブドウの木は videira、ブドウ園は vinha。そしてワインは vinhoとなります。
 漢字で国名を書くとき「音」から「漢字」をあてた中国語を真似て葡萄牙と書きますが、ブドウとは関係ありませんね。しかしポルトガルの1人当たりのワイン消費量は世界1ですから、偶然とは言え「葡萄の国」とは面白い一致です。2018年の統計でポルトガルが第1位、フランスとイタリアがそれに続きました。
 ワインの味を決めるのはブドウです。世界的に有名な品種はカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)やピノ・ノワール(Pinot Noir)ですが、ポルトガルでは違う品種を用います。ウィキペディアに赤用146種、白用134種が紹介されています。
 今は未成年の皆さんも、ワインを飲める将来に向けて、ブドウの品種を学びませんか。
  • ドーロ川流域に広がるブドウ園 コインブラ大学教授とドライブ(筆者撮影)
  • コインブラ大学教授の自宅のブドウ園 赤ワイン用ブドウ(筆者撮影)
  • 京都府立植物園のヤマブドウの木 Vitis coignetiae(日本の北海道、本州、四国、アジア東北部)

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