イベント
2023/02/03 17:20:00 ジョゼ・サラマーゴ生誕百年ー「ジョセ・サラマーゴ 歩んだ道を振り返って1922-2022」 ポスター展
イベント
上田
12月19日から12月22日にかけて、ポルトガルの作家、ジョゼ・サラマーゴの生誕百年を記念したポスター展が4号館1階で開催されました。
ジョゼ・サラマーゴは、1998年にポルトガル語圏で唯一ノーベル文学賞を受賞した作家です。生誕百周年となる2022年には様々なイベントが開催され、サラマーゴの足跡を紹介したポスターがポルトガルのサラマーゴ財団によって作成されました。ポルトガル大使館監訳のもと、日本の大学でポルトガル語を専攻する学生による日本語版の作成が行わることとなり、本学ブラジルポルトガル語学科の学生もこれに参加しました。
翻訳作業に参加した学生2名の感想です。
宇谷美砂 さん:
授業に出てこないような難しい単語が多く、文章を理解するのにとても苦戦しました。しかし、単語を調べて日本語の文章に並べなおすという作業がパズルのようで面白く感じました。また、もっと日本語らしい文章にするにはどの言葉を使えばいいのかをゼミ生と吟味し、語彙力の向上にもつながりました。今回の取り組みを通して、翻訳の魅力に惹かれ、ポルトガル大使館主催の翻訳ワークショップにも参加しました。これらの経験を糧に、今後も日本語の表現とポルトガル語の表現に注目しながら翻訳力を鍛えたいと思います。
田代結愛 さん:
ポスター翻訳の話を聞いた際、驚きと同時に、駐日ポルトガル大使館主催のプロジェクトに携われることに喜びを感じました。他の文献を参照したり、ゼミ生と一緒に「どのようにすれば伝わりやすいか」を推敲したりしながら取り組んだことが印象に残っています。今回の取り組みで得たことを、他の授業や卒業論文の参考文献を読み進めていく中で活かしていきたいです。また、大学でのポスター展を通して、サラマーゴやポルトガル語に興味を持った人がいれば嬉しく思います。
ジョゼ・サラマーゴは、1998年にポルトガル語圏で唯一ノーベル文学賞を受賞した作家です。生誕百周年となる2022年には様々なイベントが開催され、サラマーゴの足跡を紹介したポスターがポルトガルのサラマーゴ財団によって作成されました。ポルトガル大使館監訳のもと、日本の大学でポルトガル語を専攻する学生による日本語版の作成が行わることとなり、本学ブラジルポルトガル語学科の学生もこれに参加しました。
翻訳作業に参加した学生2名の感想です。
宇谷美砂 さん:
授業に出てこないような難しい単語が多く、文章を理解するのにとても苦戦しました。しかし、単語を調べて日本語の文章に並べなおすという作業がパズルのようで面白く感じました。また、もっと日本語らしい文章にするにはどの言葉を使えばいいのかをゼミ生と吟味し、語彙力の向上にもつながりました。今回の取り組みを通して、翻訳の魅力に惹かれ、ポルトガル大使館主催の翻訳ワークショップにも参加しました。これらの経験を糧に、今後も日本語の表現とポルトガル語の表現に注目しながら翻訳力を鍛えたいと思います。
田代結愛 さん:
ポスター翻訳の話を聞いた際、驚きと同時に、駐日ポルトガル大使館主催のプロジェクトに携われることに喜びを感じました。他の文献を参照したり、ゼミ生と一緒に「どのようにすれば伝わりやすいか」を推敲したりしながら取り組んだことが印象に残っています。今回の取り組みで得たことを、他の授業や卒業論文の参考文献を読み進めていく中で活かしていきたいです。また、大学でのポスター展を通して、サラマーゴやポルトガル語に興味を持った人がいれば嬉しく思います。
2022/12/14 14:10:00 ブラジル独立200周年記念シンポジウム(実施報告)
イベント
岐部雅之
12月10日(土)、本学にてブラジル独立200周年記念シンポジウム「社会の鏡としてのブラジル文学」(京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科・京都外国語大学ラテンアメリカ研究所主催、駐日ブラジル大使館後援)が開催されました。
基調講演では、旦敬介教授(明治大学)が「ラテンアメリカの中のブラジル文学」と題して、マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』の翻訳を通じてのブラジルとの出会いから、サルヴァドール滞在時の個人的な経験、スペイン語圏文学とポルトガル語圏文学の特徴について話されました。言語や絵画への言及もあり、大変興味深い講演内容でした。
続く研究発表ではまず、江口佳子准教授(常葉大学)がブラジル人作家リジア・ファグンジス・テーリス『三人の女たち』を取り上げ、20世紀後半のブラジル社会の状況を踏まえながら、物語の多声性について発表いただきました。同小説の翻訳は、本年9月に水声社から刊行されています。
本学からは、岐部雅之講師とフェリッペ・モッタ講師が研究発表を行いました。2021年度に始まった学内共同研究「ブラジル短編小説アンソロジーを編む―20世紀ブラジル社会の再構築の試み」(国際言語平和研究所)で翻訳した短篇小説の中から、それぞれサッカー(オリージェネス・レッサ「エスペランサ・フットボールクラブ」)とカーニバル(アニーバル・マシャード「サンバガールの死」)をテーマに20世紀のブラジル文化の一端を考察しました。
シンポジウム最後のパネルディスカッション(コーディネーター:伊藤秋仁教授)では、参加者からの質問を受けて、ブラジルの読者層やブラジル人作家と外国文学との関係について、研究発表者が各々の見解を述べました。限られた時間の中、活発な質疑応答が行われました。
なお、本学教員を中心とする共同研究のメンバーで翻訳した『ブラジル文学傑作短篇集』(水声社)は、2023年2月末に刊行される予定です。
基調講演では、旦敬介教授(明治大学)が「ラテンアメリカの中のブラジル文学」と題して、マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』の翻訳を通じてのブラジルとの出会いから、サルヴァドール滞在時の個人的な経験、スペイン語圏文学とポルトガル語圏文学の特徴について話されました。言語や絵画への言及もあり、大変興味深い講演内容でした。
続く研究発表ではまず、江口佳子准教授(常葉大学)がブラジル人作家リジア・ファグンジス・テーリス『三人の女たち』を取り上げ、20世紀後半のブラジル社会の状況を踏まえながら、物語の多声性について発表いただきました。同小説の翻訳は、本年9月に水声社から刊行されています。
本学からは、岐部雅之講師とフェリッペ・モッタ講師が研究発表を行いました。2021年度に始まった学内共同研究「ブラジル短編小説アンソロジーを編む―20世紀ブラジル社会の再構築の試み」(国際言語平和研究所)で翻訳した短篇小説の中から、それぞれサッカー(オリージェネス・レッサ「エスペランサ・フットボールクラブ」)とカーニバル(アニーバル・マシャード「サンバガールの死」)をテーマに20世紀のブラジル文化の一端を考察しました。
シンポジウム最後のパネルディスカッション(コーディネーター:伊藤秋仁教授)では、参加者からの質問を受けて、ブラジルの読者層やブラジル人作家と外国文学との関係について、研究発表者が各々の見解を述べました。限られた時間の中、活発な質疑応答が行われました。
なお、本学教員を中心とする共同研究のメンバーで翻訳した『ブラジル文学傑作短篇集』(水声社)は、2023年2月末に刊行される予定です。
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旦敬介教授(明治大学)
2022/11/08 09:10:00 語劇祭「Três Felizes Amigos~三人の騎士~」の感想
イベント
フェリッペ・モッタ
11月6日(土)、京都外国語大学の学祭「語劇祭」のイベントの一つとして、主にブラジルポルトガル語学科の在学生で構成されるポルトガル語研究会(通称 "ポル研")の皆様は「Três Felizes Amigos~三人の騎士~」という演目を披露してくれました。
スタッフは1年次生から4年次生まで13人で、出演の他に照明、台本、音響、字幕、ナレーターや監督など、すべての作業は部員が一致団結してこなします。
2022年度の演目「Três Felizes Amigos~三人の騎士~」は、ディズニーにインスピレーションされており、ドナルド、ゼ・カリオカ、パンチートの仲良し3人組がゼ・カリオカの故郷であるブラジルを冒険しながらブラジルの食べ物や文化を体験していく設定でした。最後はゼ・カリオカとパンチートが密かに企んでいたドナルドの誕生会で会場は「Parabéns a você」の音響に包まれて幕が閉じます。
演技はもちろんのこと、台本の完成度や、発音の適切さで大変に面白く、充実としたパフォーマンスになったと思います。この場を借りて、日髙会長をはじめ、ポル研のメンバーに改めてお疲れ様でした&ありがとうございましたとお伝えしたいです。
来年度の語劇も楽しみにしています!
スタッフは1年次生から4年次生まで13人で、出演の他に照明、台本、音響、字幕、ナレーターや監督など、すべての作業は部員が一致団結してこなします。
2022年度の演目「Três Felizes Amigos~三人の騎士~」は、ディズニーにインスピレーションされており、ドナルド、ゼ・カリオカ、パンチートの仲良し3人組がゼ・カリオカの故郷であるブラジルを冒険しながらブラジルの食べ物や文化を体験していく設定でした。最後はゼ・カリオカとパンチートが密かに企んでいたドナルドの誕生会で会場は「Parabéns a você」の音響に包まれて幕が閉じます。
演技はもちろんのこと、台本の完成度や、発音の適切さで大変に面白く、充実としたパフォーマンスになったと思います。この場を借りて、日髙会長をはじめ、ポル研のメンバーに改めてお疲れ様でした&ありがとうございましたとお伝えしたいです。
来年度の語劇も楽しみにしています!
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キャストの紹介です
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語劇祭の看板
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パフォーマンスが終わってからの集合写真ーお疲れ様でした!
2022/11/07 11:10:00 12月17日開催シンポジウム「ブラジルの人種・エスニシティとジェンダー —より公正な社会の実現に向けて—」のご案内
イベント
フェリッペ・モッタ
12月17日(土)、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所 第22回研究講座 ブラジル独立200周年記念シンポジウム「ブラジルの人種・エスニシティとジェンダー—より公正な社会の実現に向けて—」を本学にて開催いたします。奮ってご参加ください。
<講座案内>
1500年にポルトガルがブラジルを「発見」して以来ポルトガルの植民地であったブラジルが独立したのは1822年である。2022年は独立200周年に当たる。ブラジルは、豊かな天然資源ならびに人的資源を有している。世界経済において、農業・鉱業を中心に様々な分野で、すでに大きな存在感を誇示しているものの、そのポテンシャルを考慮すれば、その能力を十分に発揮しているとは言い難い。とは言え、今後、ブラジルの重要性はますます大きくなっていくことは間違いない。
これまでも日本とブラジルの関係の重要性は、財界を中心に多くの人々により共有されてきた。ブラジルに渡った日本人移民とその子孫の活躍、1990年の入管法改正を機にした日系ブラジル人の日本への還流現象など人的なつながりも豊かである。
ブラジルと日本の二国間関係は、今後、ますます重要になっていく。本研究講座では、ブラジルの正しい理解のために、その多様性と歴史ならびに現在の社会情勢に目を向け、複合的な視点を提示する。
<趣旨>
すでに大国であるブラジルであるが、その潜在力を考えれば、今だ「未来の大国」たる地位を脱却していない。発展を阻害する理由の一つが、人種やジェンダーにおける「格差」である。その意味において、ブラジルにおいて「公正さ」が確立すれば、ブラジルのさらなる発展につながることは衆目の一致するところである。
本研究講座では、そのような人種・ジェンダーの問題に、ブラジルの多様性のもう一つの側面であるエスニシティを加えて、複合的にこの問題に迫る。
基調講演では、サンパウロ大学哲学・文学・人文学部東洋文学科日本学部門教授のレイコ・マツバラ・モラレス氏がブラジルにおける「日系人の歩み」にジェンダーの視点を加えた考察を提示する。
その後の発表では、本研究所研究員の伊藤秋仁が人種とジェンダーにおいて二つのスティグマに晒されるアフリカ系女性の貧困の問題を扱う。本研究所客員研究員の住田育法は歴史的な視点からアフリカ系の女性でありながらブラジル社会で活躍した女性の生涯に焦点を当てる。本学客員研究員の渡会環は「白人性」をキーワードに人種とエスニシティに関する考察を行う。神田外語大学の奥田若菜は人工中絶論争を事例に女性の権利運動の展開と現状について発表する。
最後のパネルディスカッションでは、フロアならびにオンラインの参加者と基調講演者と発表者によるディスカッションを通じて、本テーマについての理解や考察を深める。
日時:2022年12月17日(土)13:00~16:00
場所: 京都外国語大学452教室(対面形式)並びにZoomによるオンライン形式
(事前申し込み制・参加費無料)
プログラム:
〔基調講演〕
モラレス・マツバラ・レイコ(サンパウロ大学)
「ブラジルの日本語教育に日系女性史 を読む」
〔発表〕
伊藤秋仁(京都外国語大学)
「貧困層の女性を取り巻く世界 —ブラジル女性刑務所の事例から—」
住田育法(京都外国語大学名誉教授)
「社会的包摂を目指したアフロ女性シキーニャ・ゴンザーガの戦い」
渡会環(愛知県立大学)
「ブラジル日系社会の『メスティサ』と日本の『ハーフ』がパフォーマンスする『白人性』—ジェンダーを通じてトランスナショナルに構築される『人種』—」
奥田若菜(神田外語大学)
「人工中絶論争と社会階層 —『女性の声』は誰が代表しうるか—」
〔パネルディスカッション〕
コーディネーター フェリッペ・モッタ(京都外国語大学)
「より公正な社会の実現に向けて —ブラジルの人種・エスニシティとジェンダーの展望と未来—」
*事前申し込みが必要です QRコードを読み取るか、こちらよりお申し込みください。
●お問い合わせ●
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388 FAX: 075-322-6237
E-mail: ielak@kufs.ac.jp
http://www.kufs.ac.jp/ielak/index.html
<講座案内>
1500年にポルトガルがブラジルを「発見」して以来ポルトガルの植民地であったブラジルが独立したのは1822年である。2022年は独立200周年に当たる。ブラジルは、豊かな天然資源ならびに人的資源を有している。世界経済において、農業・鉱業を中心に様々な分野で、すでに大きな存在感を誇示しているものの、そのポテンシャルを考慮すれば、その能力を十分に発揮しているとは言い難い。とは言え、今後、ブラジルの重要性はますます大きくなっていくことは間違いない。
これまでも日本とブラジルの関係の重要性は、財界を中心に多くの人々により共有されてきた。ブラジルに渡った日本人移民とその子孫の活躍、1990年の入管法改正を機にした日系ブラジル人の日本への還流現象など人的なつながりも豊かである。
ブラジルと日本の二国間関係は、今後、ますます重要になっていく。本研究講座では、ブラジルの正しい理解のために、その多様性と歴史ならびに現在の社会情勢に目を向け、複合的な視点を提示する。
<趣旨>
すでに大国であるブラジルであるが、その潜在力を考えれば、今だ「未来の大国」たる地位を脱却していない。発展を阻害する理由の一つが、人種やジェンダーにおける「格差」である。その意味において、ブラジルにおいて「公正さ」が確立すれば、ブラジルのさらなる発展につながることは衆目の一致するところである。
本研究講座では、そのような人種・ジェンダーの問題に、ブラジルの多様性のもう一つの側面であるエスニシティを加えて、複合的にこの問題に迫る。
基調講演では、サンパウロ大学哲学・文学・人文学部東洋文学科日本学部門教授のレイコ・マツバラ・モラレス氏がブラジルにおける「日系人の歩み」にジェンダーの視点を加えた考察を提示する。
その後の発表では、本研究所研究員の伊藤秋仁が人種とジェンダーにおいて二つのスティグマに晒されるアフリカ系女性の貧困の問題を扱う。本研究所客員研究員の住田育法は歴史的な視点からアフリカ系の女性でありながらブラジル社会で活躍した女性の生涯に焦点を当てる。本学客員研究員の渡会環は「白人性」をキーワードに人種とエスニシティに関する考察を行う。神田外語大学の奥田若菜は人工中絶論争を事例に女性の権利運動の展開と現状について発表する。
最後のパネルディスカッションでは、フロアならびにオンラインの参加者と基調講演者と発表者によるディスカッションを通じて、本テーマについての理解や考察を深める。
日時:2022年12月17日(土)13:00~16:00
場所: 京都外国語大学452教室(対面形式)並びにZoomによるオンライン形式
(事前申し込み制・参加費無料)
プログラム:
〔基調講演〕
モラレス・マツバラ・レイコ(サンパウロ大学)
「ブラジルの日本語教育に日系女性史 を読む」
〔発表〕
伊藤秋仁(京都外国語大学)
「貧困層の女性を取り巻く世界 —ブラジル女性刑務所の事例から—」
住田育法(京都外国語大学名誉教授)
「社会的包摂を目指したアフロ女性シキーニャ・ゴンザーガの戦い」
渡会環(愛知県立大学)
「ブラジル日系社会の『メスティサ』と日本の『ハーフ』がパフォーマンスする『白人性』—ジェンダーを通じてトランスナショナルに構築される『人種』—」
奥田若菜(神田外語大学)
「人工中絶論争と社会階層 —『女性の声』は誰が代表しうるか—」
〔パネルディスカッション〕
コーディネーター フェリッペ・モッタ(京都外国語大学)
「より公正な社会の実現に向けて —ブラジルの人種・エスニシティとジェンダーの展望と未来—」
*事前申し込みが必要です QRコードを読み取るか、こちらよりお申し込みください。
●お問い合わせ●
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388 FAX: 075-322-6237
E-mail: ielak@kufs.ac.jp
http://www.kufs.ac.jp/ielak/index.html
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ブラジルの人種・エスニシティーとジェンダー・ポスター
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ブラジルの人種・エスニシティーとジェンダー・QRコード
2022/11/05 11:10:00 12月10日開催シンポジウム「社会の鑑としてのブラジル文学」のご案内
イベント
岐部雅之
12月10日(土)、ブラジル独立200周年記念シンポジウム「社会の鑑としてのブラジル文学」を本学にて開催します(主催:京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所)。
本シンポジウムは2021年度に始まった学内共同研究「ブラジル短編小説アンソロジーを編む―20世紀ブラジル社会の再構築の試み」(国際言語平和研究所)の成果の一つです。詳細及び参加方法については、10月28日付けの本学HP掲載のリンクも併せてご覧ください。
なお、本学教員を中心とする共同研究のメンバーで翻訳した『ブラジル文学傑作短篇集』(水声社)も刊行予定です。今回の研究発表で取り上げられるリジア・ファグンジス・テーリスやアニーバル・マシャードをはじめ、20世紀に活躍したブラジル人作家6名による計12作品のアンソロジーになっています。
日時:2022年12月10日(土)13:00~16:00
場所:京都外国語大学452教室(対面形式)並びにZoomによるオンライン形式
(事前申し込み制・参加費無料)
●当日のプログラム
〔基調講演〕
旦敬介(翻訳家、明治大学)
「ラテンアメリカにおけるブラジル文学」
〔研究発表〕
江口佳子(常葉大学)
「リジア・ファグンジス・テーリス『三人の女たち』における多様な声」
平田惠津子(大阪大学)
「近代芸術週間100周年に寄せて」
岐部雅之(京都外国語大学)
「ブラジル文学に描かれたサッカーのかたち」
フェリッペ・モッタ(京都外国語大学)
「アニーバル・マシャード著『サンバガールの死』におけるカーニバル、人種、ジェンダー」
〔パネルディスカッション〕
タイトル「ブラジル社会の鑑としてのブラジル文学」
コーディネーター 伊藤秋仁(京都外国語大学)
★対面に加えてオンライン形式(事前申し込み制、参加費無料)でも開催いたしますので、ご都合のよい形式でご参加ください。
本シンポジウムは2021年度に始まった学内共同研究「ブラジル短編小説アンソロジーを編む―20世紀ブラジル社会の再構築の試み」(国際言語平和研究所)の成果の一つです。詳細及び参加方法については、10月28日付けの本学HP掲載のリンクも併せてご覧ください。
なお、本学教員を中心とする共同研究のメンバーで翻訳した『ブラジル文学傑作短篇集』(水声社)も刊行予定です。今回の研究発表で取り上げられるリジア・ファグンジス・テーリスやアニーバル・マシャードをはじめ、20世紀に活躍したブラジル人作家6名による計12作品のアンソロジーになっています。
日時:2022年12月10日(土)13:00~16:00
場所:京都外国語大学452教室(対面形式)並びにZoomによるオンライン形式
(事前申し込み制・参加費無料)
●当日のプログラム
〔基調講演〕
旦敬介(翻訳家、明治大学)
「ラテンアメリカにおけるブラジル文学」
〔研究発表〕
江口佳子(常葉大学)
「リジア・ファグンジス・テーリス『三人の女たち』における多様な声」
平田惠津子(大阪大学)
「近代芸術週間100周年に寄せて」
岐部雅之(京都外国語大学)
「ブラジル文学に描かれたサッカーのかたち」
フェリッペ・モッタ(京都外国語大学)
「アニーバル・マシャード著『サンバガールの死』におけるカーニバル、人種、ジェンダー」
〔パネルディスカッション〕
タイトル「ブラジル社会の鑑としてのブラジル文学」
コーディネーター 伊藤秋仁(京都外国語大学)
★対面に加えてオンライン形式(事前申し込み制、参加費無料)でも開催いたしますので、ご都合のよい形式でご参加ください。
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社会の鑑としてのブラジル文学・ポスター