イベント
2025/07/07 09:00:00 田代結愛さん(2023年度卒)の講演会
イベント
岐部雅之
7月3日(木)、本学科の卒業生である田代結愛さんをお招きし、講演会を開催しました。会場には1年次生や2年次生を中心に、他学科の学生や教職員の方々も集まり、盛況のうちに終わりました。
田代さんはコロナ禍によるオンライン授業を経験した最初の学年で何かと苦労をされましたが、教室外でも、ポルトガル語弁論大会出場(4位入賞)、イギリス短期留学、東京オリンピック・パラリンピックでのボランティア活動、外国にルーツのある小学生へのサポートなど様々な経験を積まれました。卒業後は地元の滋賀県を離れて、ANA成田エアポートサービスに勤めておられます。
講演会では、まず4年間の大学生活を振り返ったあと、就職活動について詳しく話していただきました。その経験を通じて「正解はない。悩んで、迷って、やり切って、納得するのが大事。人事を尽くして天命を待つ」とおっしゃっていたのが印象的です。
現在の仕事についても紹介してもらいました。現役の学生にとって航空関係は非常に関心の高い分野ということもあり、参加者は聞き入っていました。日々数多くの業務をこなしつつも、休暇では海外旅行をされるなど、オンとオフを使い分けているところも素晴らしいと感じました。
質疑応答も活発に行われ、講演会後に田代さんに直接声をかける学生の姿も見られました。
田代さん、この度はどうもありがとうございました。学科教員一同、今後のご活躍を期待しています。
田代さんはコロナ禍によるオンライン授業を経験した最初の学年で何かと苦労をされましたが、教室外でも、ポルトガル語弁論大会出場(4位入賞)、イギリス短期留学、東京オリンピック・パラリンピックでのボランティア活動、外国にルーツのある小学生へのサポートなど様々な経験を積まれました。卒業後は地元の滋賀県を離れて、ANA成田エアポートサービスに勤めておられます。
講演会では、まず4年間の大学生活を振り返ったあと、就職活動について詳しく話していただきました。その経験を通じて「正解はない。悩んで、迷って、やり切って、納得するのが大事。人事を尽くして天命を待つ」とおっしゃっていたのが印象的です。
現在の仕事についても紹介してもらいました。現役の学生にとって航空関係は非常に関心の高い分野ということもあり、参加者は聞き入っていました。日々数多くの業務をこなしつつも、休暇では海外旅行をされるなど、オンとオフを使い分けているところも素晴らしいと感じました。
質疑応答も活発に行われ、講演会後に田代さんに直接声をかける学生の姿も見られました。
田代さん、この度はどうもありがとうございました。学科教員一同、今後のご活躍を期待しています。
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講演中の田代さん
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会場の様子
2025/05/20 10:40:00 京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター主催 第23回ラテンアメリカ教養講座『日本とラテンアメリカの絆:35年の歩みを振り返って』
イベント
フェリッペ・モッタ
京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター主催の「第23回ラテンアメリカ教養講座」が、2025年6月13日(金)から7月4日(金)までの毎週金曜日、全4回にわたって開催されます。テーマは「日本とラテンアメリカの絆:35年の歩みを振り返って」で、1990年の入管法改正以降の日本とラテンアメリカの関係に焦点を当て、移住、ビジネス、ラテン音楽の人気、日系人の日本への還流など、多様な専門家による講座が予定されています。
開催概要:
★日程:2025年6月13日(金)~7月4日(金)
★時間:毎週金曜日 18:00~19:30
★会場:京都外国語大学 1号館7階小ホール/9号館7階インターナショナルホール
★主催:京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター
★後援:京都ラテンアメリカ文化協会
詳細はこのリンクをご覧ください。
この講座は、ポルトガル語やラテンアメリカ文化に関心のある方々にとって貴重な学びの機会となります。ブラジルポルトガル語学科の皆さんにもぜひご参加いただきたいイベントです。
開催概要:
★日程:2025年6月13日(金)~7月4日(金)
★時間:毎週金曜日 18:00~19:30
★会場:京都外国語大学 1号館7階小ホール/9号館7階インターナショナルホール
★主催:京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター
★後援:京都ラテンアメリカ文化協会
参加費:無料(申込不要)
詳細はこのリンクをご覧ください。
この講座は、ポルトガル語やラテンアメリカ文化に関心のある方々にとって貴重な学びの機会となります。ブラジルポルトガル語学科の皆さんにもぜひご参加いただきたいイベントです。
2024/11/28 14:00:00 「第13回ポルトガル語スピーチコンテスト」(大阪・サンパウロ姉妹都市協会)
イベント
フェリッペ・モッタ
サンパウロ姉妹都市協会のホームページで第13回ポルトガル語スピーチコンテストの告知がありましたので、お知らせいたします。
奮ってご参加ください。教員が指導いたします。
下記はサンパウロ姉妹都市協会のホームページからの抜粋です。
詳細はここをご確認ください。
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■「第13回ポルトガル語スピーチコンテスト」
2024年2月16日(日)開催
大阪・サンパウロ姉妹都市協会では、世界に開かれた国際都市・大阪、その次代を担う高校生以上35歳までの方を対象に、「第13回ポルトガル語スピーチコンテスト」を開催します。
優秀者の中から1名、2025年8月頃に、ブラジル・サンパウロ市へ派遣し、約2週間のホームステイを体験いただく予定にしております。
■開催日時:2024年2月16日(日)13:30~17:00
■会 場:TB-SQUARE osaka(大阪市中央区島之内2-13-22)
■申込締切: 2024年1月22日(水)必着
その他詳細は募集要項をご参照ください。
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奮ってご参加ください。教員が指導いたします。
下記はサンパウロ姉妹都市協会のホームページからの抜粋です。
詳細はここをご確認ください。
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■「第13回ポルトガル語スピーチコンテスト」
2024年2月16日(日)開催
大阪・サンパウロ姉妹都市協会では、世界に開かれた国際都市・大阪、その次代を担う高校生以上35歳までの方を対象に、「第13回ポルトガル語スピーチコンテスト」を開催します。
優秀者の中から1名、2025年8月頃に、ブラジル・サンパウロ市へ派遣し、約2週間のホームステイを体験いただく予定にしております。
■開催日時:2024年2月16日(日)13:30~17:00
■会 場:TB-SQUARE osaka(大阪市中央区島之内2-13-22)
■申込締切: 2024年1月22日(水)必着
その他詳細は募集要項をご参照ください。
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ポスター
2024/05/22 13:40:00 企画展 堺から世界に響け「君死にたまふことなかれ」
イベント
岐部雅之
5月18日(土)から6月16日(日)までの期間、堺市で企画展「堺から世界に響け『君死にたまふことなかれ』」が開催されます。
与謝野晶子(1878年-1942年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の詩人であり、近代日本詩の先駆者の一人です。彼女の詩は感情豊かでありながらも、叙情的な美しさを持ち、多くの読者に愛されています。
その代表作である「君死にたまふことなかれ」は、彼女の平和に対する期待や反戦思想が凝縮された名詩です。
この企画展に合わせて、本学科のフェリッペ・モッタ講師が「君死にたまふことなかれ」のポルトガル語訳を提供しています。
「いうまでもないことですが、晶子のこの詩は知名度が高く、古典的な名作です。その翻訳に挑むのは初め躊躇がありましたが、ポルトガル語を母語とする読者にも作者の平和に対する願望を届けたいと思い、挑戦してみることにしました。念頭にはウクライナ戦争のこともありましたし、今はガザ地区の情勢のこともあります。この作品は戦争の虚しさを見事に描いており、日露戦争当時の反戦風潮を吐露させているテーマ性がよく注目されますが、実は技巧的にも優れているところが重要です。翻訳するにあたり、なるべく原文の本意を残しつつ、ポルトガル語の詩として成立するように努めました」(モッタ講師の言葉)
企画展についてはここをご参照ください。
なお、「君死にたまふことなかれ」の原文およびポルトガル語訳を下記に記載します。
☆☆☆☆☆
君死にたまふことなかれ
旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて
あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや、
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。
堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ、
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても、何事ぞ、
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり。
君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戦ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獣の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思されむ。
あゝをとうとよ、戦ひに
君死にたまふことなかれ、
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは、
なげきの中に、いたましく
わが子を召され、家を守り、
安しと聞ける大御代も
母のしら髪はまさりぬる。
暖簾のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻を、
君わするるや、思へるや、
十月も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ、
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき、
君死にたまふことなかれ。
Não entregues a vida!
(Lamentando meu irmão, no cerco de Porto Artur)
Ah, meu irmão, choro-te. Não entregues a vida!
O mais novo nasceste, desejado herdeiro,
Pelos pais tão amado.
Ensinaram-te eles a matar e a morrer, a brandir a espada?
Quatro anos e vinte, assim foste criado?
Novo senhor de loja renomada em Sakai:
Irmão, tu és só este.
Não entregues a vida!
Caia Porto Artur ou não caia Porto Artur, nada é diferente.
Mercantes, à nossa lei isso pouco importa.
Não entregues a vida!
Tão puro de coração, tão nobre e divino,
O imperador nosso à batalha não virá.
Como bestas, que homens, apenas pela glória,
Derramem o sangue e matem-se desejará?
Ah, irmão meu, não entregues a vida à guerra!
No outono passado, morreu-lhe o marido:
Entristece-se a mãe, à luta vai o filho.
Com neve em seu cabelo, dita paz a era,
A casa ela guarda.
Na sombra da cortina,
Grácil, tua jovem esposa lembra e chora.
Já presente não estás; quem amparará o coração desta donzela?
Nem por dez meses juntos! Esqueceste tu dela?
Não entregues a vida!
(Tradução/翻訳: Felipe Motta フェリッペ・モッタ)
与謝野晶子(1878年-1942年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の詩人であり、近代日本詩の先駆者の一人です。彼女の詩は感情豊かでありながらも、叙情的な美しさを持ち、多くの読者に愛されています。
その代表作である「君死にたまふことなかれ」は、彼女の平和に対する期待や反戦思想が凝縮された名詩です。
この企画展に合わせて、本学科のフェリッペ・モッタ講師が「君死にたまふことなかれ」のポルトガル語訳を提供しています。
「いうまでもないことですが、晶子のこの詩は知名度が高く、古典的な名作です。その翻訳に挑むのは初め躊躇がありましたが、ポルトガル語を母語とする読者にも作者の平和に対する願望を届けたいと思い、挑戦してみることにしました。念頭にはウクライナ戦争のこともありましたし、今はガザ地区の情勢のこともあります。この作品は戦争の虚しさを見事に描いており、日露戦争当時の反戦風潮を吐露させているテーマ性がよく注目されますが、実は技巧的にも優れているところが重要です。翻訳するにあたり、なるべく原文の本意を残しつつ、ポルトガル語の詩として成立するように努めました」(モッタ講師の言葉)
企画展についてはここをご参照ください。
なお、「君死にたまふことなかれ」の原文およびポルトガル語訳を下記に記載します。
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君死にたまふことなかれ
旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて
あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや、
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。
堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ、
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても、何事ぞ、
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり。
君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戦ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獣の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思されむ。
あゝをとうとよ、戦ひに
君死にたまふことなかれ、
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは、
なげきの中に、いたましく
わが子を召され、家を守り、
安しと聞ける大御代も
母のしら髪はまさりぬる。
暖簾のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻を、
君わするるや、思へるや、
十月も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ、
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき、
君死にたまふことなかれ。
Não entregues a vida!
(Lamentando meu irmão, no cerco de Porto Artur)
Ah, meu irmão, choro-te. Não entregues a vida!
O mais novo nasceste, desejado herdeiro,
Pelos pais tão amado.
Ensinaram-te eles a matar e a morrer, a brandir a espada?
Quatro anos e vinte, assim foste criado?
Novo senhor de loja renomada em Sakai:
Irmão, tu és só este.
Não entregues a vida!
Caia Porto Artur ou não caia Porto Artur, nada é diferente.
Mercantes, à nossa lei isso pouco importa.
Não entregues a vida!
Tão puro de coração, tão nobre e divino,
O imperador nosso à batalha não virá.
Como bestas, que homens, apenas pela glória,
Derramem o sangue e matem-se desejará?
Ah, irmão meu, não entregues a vida à guerra!
No outono passado, morreu-lhe o marido:
Entristece-se a mãe, à luta vai o filho.
Com neve em seu cabelo, dita paz a era,
A casa ela guarda.
Na sombra da cortina,
Grácil, tua jovem esposa lembra e chora.
Já presente não estás; quem amparará o coração desta donzela?
Nem por dez meses juntos! Esqueceste tu dela?
Não entregues a vida!
(Tradução/翻訳: Felipe Motta フェリッペ・モッタ)
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企画展
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与謝野晶子
2024/02/23 11:40:00 カルヴァーリョ先生の祝賀会を開催
イベント
フェリッペ・モッタ
先日、ブラジル政府よりリオ・ブランコ勲章を受章されたモイゼス・カルヴァーリョ教授の祝賀会をブラジルポルトガル語学科で開催しました。
カルヴァーリョ先生を囲み受章の喜びと驚きの様子を語ってもらい、楽しい時間を過ごしました。
改めて、学科一同でカルヴァーリョ先生に祝意を表します。
受章おめでとうございます!
カルヴァーリョ先生を囲み受章の喜びと驚きの様子を語ってもらい、楽しい時間を過ごしました。
改めて、学科一同でカルヴァーリョ先生に祝意を表します。
受章おめでとうございます!
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カルヴァーリョ先生を囲んで(撮影:アイレス先生)
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二次会まで残った組...






