2025/01/22 15:20:00 カルヴァーリョ先生がラジオ番組に出演
お知らせ
岐部雅之
本学科のカルヴァーリョ教授がNHK WORLD JAPANのラジオ番組(“Ponto de Encontro”:1月19日配信)に出演し、日本におけるポルトガル語教育の歴史と現状などについて語っています。
リンク先からぜひご視聴ください。
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2025/01/14 13:10:00 私の留学体験記~ポルト大学~② 古賀麻里子(2年次)
留学生活レポート
岐部雅之
Olá, todos!!! Tudo bem?
ブラジルポルトガル語学科2年次生で、現在ポルトガルのポルト大学へ派遣留学中の古賀麻里子です。今回はポルトガルでの生活や授業の風景をご紹介出来たらなと思います!
1.授業編
ポルト大学では幅広い授業を履修することが出来ます!その中で私は文化史、言語学、日本文化関係の授業を履修しています。「日本文化」というフレーズを目にすると「どうして留学しているのに日本関係の授業を履修しているのだろう?」と疑問に持たれる方もいるかと思います。私はこの授業がとてもお気に入りで受講するのがとても楽しみなのですが、日本から出てみて海外の大学で日本の文化や歴史背景をどう教えているのかに興味が沸き、この授業を履修しています。日本とはまた違う日本の見方や日本文化に対するみんなの意見を議論する授業なのです。自分のポルトガル語で意見や議論を重ねることは想像以上に緊張しますが、日に日に自分のポルトガル語力が伸びてきている実感があり、とても充実した授業を過ごしています。11月に入ると試験や課題が多い時期があるのですが、その時は授業でできた友達と協力して課題をこなしたり、テストの為に教えあったり、日本とはまた違う課題・テストに日々驚きが隠せない毎日です。
2.留学をしてみて
まだまだ留学して2か月目ですが(※執筆時)、個人的に自分の視野や性格が変わったなと思うことが多いです。今までとはまた違う授業や言葉に初めはうまくやっていけるか不安でしかたない日々が続いていました。違う環境に怯むことも多く、初めはとても人見知りで臆病だったなと思っています。しかし、一歩勇気を振り絞って進んでみると自分が今まで考えもしなかった風景が浮かんでくるように思えます。留学を通してここでしか出会えない人々や経験を毎日することができ、臆病で内気な性格からかなり明るい性格に変化したなと自分なりに感じています(笑)。留学は自分の価値観を砕き、新たな考えを持たせてくれるとても素晴らしい機会だと心から感じています。
3.生活編
11月のポルトはとても寒く、体調を崩す機会もとても多かったです。週末には友達とショッピングに寄ったり、旅行をしたりと日々充実した毎日を過ごしています。Matosinhosという場所のビーチへ行って日の入りを見たり、観光地を散策したりしてポルトガルの日々を堪能しています。留学中に出会えた友達と楽しいひと時を過ごしている時が自分の中で一番たのしい日々だと思っています。
次回は試験期間とポルトガルのクリスマスについてお伝え出来たらいいなと思っています!では Até logo gente:)
ブラジルポルトガル語学科2年次生で、現在ポルトガルのポルト大学へ派遣留学中の古賀麻里子です。今回はポルトガルでの生活や授業の風景をご紹介出来たらなと思います!
1.授業編
ポルト大学では幅広い授業を履修することが出来ます!その中で私は文化史、言語学、日本文化関係の授業を履修しています。「日本文化」というフレーズを目にすると「どうして留学しているのに日本関係の授業を履修しているのだろう?」と疑問に持たれる方もいるかと思います。私はこの授業がとてもお気に入りで受講するのがとても楽しみなのですが、日本から出てみて海外の大学で日本の文化や歴史背景をどう教えているのかに興味が沸き、この授業を履修しています。日本とはまた違う日本の見方や日本文化に対するみんなの意見を議論する授業なのです。自分のポルトガル語で意見や議論を重ねることは想像以上に緊張しますが、日に日に自分のポルトガル語力が伸びてきている実感があり、とても充実した授業を過ごしています。11月に入ると試験や課題が多い時期があるのですが、その時は授業でできた友達と協力して課題をこなしたり、テストの為に教えあったり、日本とはまた違う課題・テストに日々驚きが隠せない毎日です。
2.留学をしてみて
まだまだ留学して2か月目ですが(※執筆時)、個人的に自分の視野や性格が変わったなと思うことが多いです。今までとはまた違う授業や言葉に初めはうまくやっていけるか不安でしかたない日々が続いていました。違う環境に怯むことも多く、初めはとても人見知りで臆病だったなと思っています。しかし、一歩勇気を振り絞って進んでみると自分が今まで考えもしなかった風景が浮かんでくるように思えます。留学を通してここでしか出会えない人々や経験を毎日することができ、臆病で内気な性格からかなり明るい性格に変化したなと自分なりに感じています(笑)。留学は自分の価値観を砕き、新たな考えを持たせてくれるとても素晴らしい機会だと心から感じています。
3.生活編
11月のポルトはとても寒く、体調を崩す機会もとても多かったです。週末には友達とショッピングに寄ったり、旅行をしたりと日々充実した毎日を過ごしています。Matosinhosという場所のビーチへ行って日の入りを見たり、観光地を散策したりしてポルトガルの日々を堪能しています。留学中に出会えた友達と楽しいひと時を過ごしている時が自分の中で一番たのしい日々だと思っています。
次回は試験期間とポルトガルのクリスマスについてお伝え出来たらいいなと思っています!では Até logo gente:)
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マトジーニョス海岸
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ドン・ルイス橋の夜景
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フランセジーニャ
2025/01/04 14:00:00 NHKカルチャー京都教室 短期講座
お知らせ
岐部雅之
本学科のペドロ・アイレス准教授が、NHKカルチャー京都教室にて短期講座「歴史と文化に学ぶ!ポルトガル語はじめの一歩」を行います。
開催日
1/20(月) 14:00~15:30
2/10(月) 14:00~15:30
詳細は以下のリンクからご覧ください:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1301627.html
開催日
1/20(月) 14:00~15:30
2/10(月) 14:00~15:30
詳細は以下のリンクからご覧ください:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1301627.html
2024/12/13 13:40:00 KUFSでの思い出(1)―加々美愛マリアンジェラさん(2009年度卒)
卒業生の今
岐部雅之
2009年度卒、加々美 愛と申します。ブラジル国籍の名前はMariângela Ay Kagamiです。
サンバミュージシャンの日本人の父と、日系ブラジル人の母の間に生まれました。
「二重国籍を持っているのにポルトガル語を話せない」ことがコンプレックスで、KUFSを受験しました。東京から京都の大学に進学する人は珍しいですが、この決断が私の人生を飛躍的に躍進させてくれました。
入学直後、初めて聞くポルトガル語文法なのに、スポンジが水を吸収するかの如く、1度の解説で内容がすんなりと入ってきました。幼少期からポルトガル語に触れているということもあったと思いますが、「これが私の生きる道だから、理解が早いんだ」と、1号館の教室で、根拠のない確信を持った瞬間を今でも覚えています。
KUFSでの生活は、今の私の礎です。どのような出来事や事件が私を成長させてくれたのか、印象的なエピソードをいくつか紹介いたします。
①ポルトガルセミナー
私は2年次から3年次に上がる春休みに参加しました。ブラジルにしか行ったことがなかった私にとって、ヨーロッパへのフライト時間はかなり短く感じられました。初めて行くポルトガルは美しく、刺激的で、必ずまた訪れたい国です。
発音の授業で、ブラジルにはない2つの母音[ɐ]と[ɨ]の音だけ、なかなか合格できなかったことを覚えています。それに付随して、お店などでブラジルのポルトガル語で話しかけてもなかなか通じなかったことも印象的でした。アジア人だと認識されると、気を利かせて英語で話しかけてくれたのもヨーロッパならではの風習です。「同じポルトガル語なのに、ブラジルとは全く違う文化なんだ」ということを身をもって感じました。
②京都研究プロジェクト
「各学科のそれぞれの言語で京都を案内する資料を作ろう」というプロジェクトがありました。私はそのチームに参加し、「京都よーじや」「太秦映画村」について調べ、先生方にご協力いただいてポルトガル語で観光資料を作りました。現在、サイト閲覧は休止中のようですが、京都という街に貢献できたことがとても嬉しく、また、その機会を作ってくださった大学のプログラムにも感謝しています。
※KUFSの思い出(2)に続く
サンバミュージシャンの日本人の父と、日系ブラジル人の母の間に生まれました。
「二重国籍を持っているのにポルトガル語を話せない」ことがコンプレックスで、KUFSを受験しました。東京から京都の大学に進学する人は珍しいですが、この決断が私の人生を飛躍的に躍進させてくれました。
入学直後、初めて聞くポルトガル語文法なのに、スポンジが水を吸収するかの如く、1度の解説で内容がすんなりと入ってきました。幼少期からポルトガル語に触れているということもあったと思いますが、「これが私の生きる道だから、理解が早いんだ」と、1号館の教室で、根拠のない確信を持った瞬間を今でも覚えています。
KUFSでの生活は、今の私の礎です。どのような出来事や事件が私を成長させてくれたのか、印象的なエピソードをいくつか紹介いたします。
①ポルトガルセミナー
私は2年次から3年次に上がる春休みに参加しました。ブラジルにしか行ったことがなかった私にとって、ヨーロッパへのフライト時間はかなり短く感じられました。初めて行くポルトガルは美しく、刺激的で、必ずまた訪れたい国です。
発音の授業で、ブラジルにはない2つの母音[ɐ]と[ɨ]の音だけ、なかなか合格できなかったことを覚えています。それに付随して、お店などでブラジルのポルトガル語で話しかけてもなかなか通じなかったことも印象的でした。アジア人だと認識されると、気を利かせて英語で話しかけてくれたのもヨーロッパならではの風習です。「同じポルトガル語なのに、ブラジルとは全く違う文化なんだ」ということを身をもって感じました。
②京都研究プロジェクト
「各学科のそれぞれの言語で京都を案内する資料を作ろう」というプロジェクトがありました。私はそのチームに参加し、「京都よーじや」「太秦映画村」について調べ、先生方にご協力いただいてポルトガル語で観光資料を作りました。現在、サイト閲覧は休止中のようですが、京都という街に貢献できたことがとても嬉しく、また、その機会を作ってくださった大学のプログラムにも感謝しています。
※KUFSの思い出(2)に続く
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サンパウロ留学中(2008年)
2024/12/06 12:00:00 私の留学体験記 ~マカオ大学~② 青沼誠一郎(2年次)
留学生活レポート
ペドロ・アイレス
Olá, todos! Como está?
ブラジルポルトガル語学科2年次生でマカオ大学へ留学中の青沼誠一郎です。
第2弾ということで、今回は僕が今履修している授業と最近の生活をお話します。
1.授業編
私は現在、口頭表現、文学、言語学、近代史、文章表現の授業をポルトガル語で履修しています。今回は口頭表現授業にフォーカスしたいと思います。口頭表現の授業は基本、音源を聞いて転写したり、視聴したビデオと関連のある事柄について短く発表を行ったりしています。特に先生は発表に力を入れていて、できるだけ自分の言葉で話すことを重視されています。以前、短めの発表があり、緊張のあまり原稿が途中から思い出せなくなり用意していたスクリプトを見ようとすると、「Não ler, você tem de completar sua apresentação. Vai continuar!」と叱られてしまいました。ここで初めて私は留学の壁にぶち当たりました。次の週に再チャレンジしてその時は、原稿を持たずに前に出て発表しました。内容を自分の中に落とし込んでいたので自然に言葉が出てきて、なんとか乗り切ることができました。成長を実感させられる出来事でした。
2.生活編
9月末にブラジル独立を記念するお祭り、Brazillian nightが開催されました。ブラジルの友達の誘いで日本人の留学生と行きました。ブラジル人歌手の歌に合わせてみんなで踊って歌いました。みんな本気で踊っていて、日本ではあまり感じられない熱気を感じました。
8月末から10月中旬の約一か月各週末にマカオの花火大会がありました。最終日に日本の花火師による演出が行われました。音楽と同時に始まると、会場から歓声が上がりマカオの友達に聞くと、「日本のアニメやドラマ、音楽はマカオでもすごく人気なんだよ!」と熱弁していました。日本のすばらしさを再確認しました。
10月末から11月上旬の2週にかけてタイパ島でEvento da Lusofoniaというイベントがありました。私は授業の発表のため現地へ赴きインタビューをそれぞれのポルトガル語圏の人々にしなくてはいけなかったのですが、出店経営で忙しい中快くインタビューを受けてくださりとてもうれしかったです。お祭りではブラジル、ポルトガルをはじめとするポルトガル語圏の料理やデザートが販売されていました。ポルトガルのクラフトビール、SuperBockやブラジルのPastelが個人的にはおいしかったです。
次回は苦戦している試験と休日の様子をお届けできたらいいなと思います。
Tchau!!
ブラジルポルトガル語学科2年次生でマカオ大学へ留学中の青沼誠一郎です。
第2弾ということで、今回は僕が今履修している授業と最近の生活をお話します。
1.授業編
私は現在、口頭表現、文学、言語学、近代史、文章表現の授業をポルトガル語で履修しています。今回は口頭表現授業にフォーカスしたいと思います。口頭表現の授業は基本、音源を聞いて転写したり、視聴したビデオと関連のある事柄について短く発表を行ったりしています。特に先生は発表に力を入れていて、できるだけ自分の言葉で話すことを重視されています。以前、短めの発表があり、緊張のあまり原稿が途中から思い出せなくなり用意していたスクリプトを見ようとすると、「Não ler, você tem de completar sua apresentação. Vai continuar!」と叱られてしまいました。ここで初めて私は留学の壁にぶち当たりました。次の週に再チャレンジしてその時は、原稿を持たずに前に出て発表しました。内容を自分の中に落とし込んでいたので自然に言葉が出てきて、なんとか乗り切ることができました。成長を実感させられる出来事でした。
2.生活編
9月末にブラジル独立を記念するお祭り、Brazillian nightが開催されました。ブラジルの友達の誘いで日本人の留学生と行きました。ブラジル人歌手の歌に合わせてみんなで踊って歌いました。みんな本気で踊っていて、日本ではあまり感じられない熱気を感じました。
8月末から10月中旬の約一か月各週末にマカオの花火大会がありました。最終日に日本の花火師による演出が行われました。音楽と同時に始まると、会場から歓声が上がりマカオの友達に聞くと、「日本のアニメやドラマ、音楽はマカオでもすごく人気なんだよ!」と熱弁していました。日本のすばらしさを再確認しました。
10月末から11月上旬の2週にかけてタイパ島でEvento da Lusofoniaというイベントがありました。私は授業の発表のため現地へ赴きインタビューをそれぞれのポルトガル語圏の人々にしなくてはいけなかったのですが、出店経営で忙しい中快くインタビューを受けてくださりとてもうれしかったです。お祭りではブラジル、ポルトガルをはじめとするポルトガル語圏の料理やデザートが販売されていました。ポルトガルのクラフトビール、SuperBockやブラジルのPastelが個人的にはおいしかったです。
次回は苦戦している試験と休日の様子をお届けできたらいいなと思います。
Tchau!!
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ルゾフォニア・イベント
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Brazillian night
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花火