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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS

留学生活レポート

2025/03/17 13:20:00 私の留学体験記~ポルト大学~③ 古賀麻里子(2年次)

  • Category留学生活レポート
  • Posted byフェリッペ・モッタ
Oi gente!!!

ポルトガルのポルト大学へ派遣留学中です(※2025年1月の執筆時)。ブラジルポルトガル語学科2年次の古賀麻里子です。

今回は、ポルトガルでのクリスマスや休暇中に行ったアヴェイロについてお伝えしたいと思います!

ポルトガルでの生活もいよいよあと少し、ポルトガルではクリスマス休暇が始まり試験も一段落した科目も多いです。クリスマスでは主に家族で暮らすのがポルトガルのスタイルらしいですが、今回、私はポルトガル人の友達のご家族とクリスマスをともにさせていただくことができました。

クリスマスでは、タラの煮物(ポテトやケールを付け合わせにしたり)やBolo Rei、お菓子などを食べて会話やほんわかした空間を楽しみました。クリスマス恒例のプレゼント交換やワイン等を飲みました。ポルトガル語で色々な人との会話を楽しむことができ、9月の初めの頃よりも通じるようになりとてもうれしい気持ちでいっぱいでした。最後にはトランプなどをして夜の時間を楽しみました!

1月になると、定期試験や再試験などがすべて終了しました。私は1学期間の留学で1月がほぼ最後になるのでポルトからバスで1時間ほどの距離にあるアヴェイロという街に友達と行きました。

アヴェイロはポルトガルの中部にあるとても美しい港町で、別名「ポルトガルのヴェネツィア」とも呼ばれています。特に有名なのがPonte dos Laços da Amizadeという橋で、たくさんのリボンが結ばれているのが特徴的で美しかったです。また、その下にはボートがたくさん移動しているため、徒歩とは全く違う景色を味わうことができます!!

とても観光しやすく、一日ですべて回ることが出来ました。そのなかでも特にOvos Molesという卵のお菓子の味が絶品でした! Ovos Molesはアヴェイロの伝統的なお菓子で卵黄と砂糖を使用した。カスタードのような濃厚なクリームに薄いモナカのような米粉の生地で包んだ甘めのスイーツです。街のところどころに専門店があるのでついつい寄ってしまうくらい、とてもいい匂いがしました!

休暇中は友達と遊んだり、勉強会を開催してお互い教えあったりなどをして充実した日々を過ごしています。留学をして、ポルトガルへ行かなかったら出会えなかった人たちとポルトガル語を勉強するという最高の環境に送ってくださった両親や先生方には感謝しかないです!

是非ポルトガルにも足を運んでみてください!!
  • クリスマスのお菓子
  • Laços de Amizade橋
  • ovos moles

2025/02/05 15:20:00 私の留学体験記 ~マカオ大学~③ 青沼誠一郎(2年次)

  • Category留学生活レポート
  • Posted byフェリッペ・モッタ
ブラジルポルトガル語学科2年次生で、マカオ大学へ留学中の青沼誠一郎です。
今回の第3弾では、期末テストと冬休みの様子、新学期の授業をお届けします。

1)授業編
①期末試験の期間:幸いにも僕はEscritas Professionaisの授業しか期末テストがありませんでした。このテストでは大学に修士課程の申し込みをするという設定で修士になりたい理由や言語レベル、何を研究したいかなどを250単語以上で書く必要がありました。一見難しそうですが、授業中に先生が丁寧に書き方と添削を行ってくれたので、自分の意見をそのままポルトガル語にするだけでした。
②新学期:前回のセメスターでは口頭表現が課題だと感じたので、このセメスターは口頭表現とライティングを中心に履修しました。特に現在履修している「言語学(文法)」という授業は単語レベルでポルトガル語を分析できるので毎回とても新鮮です。また、ポルトガル語以外にも社会学に関する授業や、文構造分析の授業など興味を引く授業がたくさんありとても面白いです。

※留学での気づき
この1月でマカオに来て5か月目(執筆時)ですが、自分の考えや性格が大きく変わったなと実感しています。マカオに来た当初は自分の英語力、ポルトガル語に自信がなく先生や友達と話すことが苦痛で仕方ありませんでした。当時は友達が真顔で自分が話しているときに聞いてくるのがとても怖くて、何か間違っているのではないかと思っていました。しかし、それは大きな間違いでみんな、自分の英語、ポルトガル語を理解しようと聞いてくれているのだと気付きました。そこから話すことへの恐怖がなくなり、自由に話すことができるようになったと思います。留学当初に比べると人見知りで臆病だった自分が少しは外交的に変化したなと感じています。留学に来ることは自分の常識を壊し、新たな価値観を得ることができ、「自分」をすることができると思います。こう感じられるのは留学をする醍醐味だと思います。みなさんもぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?

2)生活編
12月上旬にマカオ半島で行われたフードフェスティバルにInternational studentの友達と行きました。中華料理はもちろんのこと日本料理の屋台(少し高いですが...)も出店しており、留学生の身としては現地で日本料理があるととても安心します。
前期が終わって寮のルームメイトが帰国してしまいました。彼はパーティやクラブが好きでウマが合わないことも多々ありましたが、最高のルームメイトでした。彼が旅立つ際、この半年の思い出を語り合って彼は泣いてしまいました...笑。文化も言語も違う環境の中で生活するのはときには大変でしたが、最高の思い出になりました。
そして、この冬休みに友達と台湾に3泊4日旅行に行きました。台湾にはマカオとは違い、中国の文化と日本の文化が共存していました。たくさんの日本の企業があり、日本の影響力と質を再確認しました。また、映画「千と千尋の神隠し」の舞台となった九份は神秘的で美しかったです。友達に台湾の伝統衣装を着せられてしまい、目立ってしまい少し恥ずかしかったです。

今、マカオは世界中からの観光客でにぎわっています!

次回は春節の中国、マカオと鬼気迫る中間試験についてお話します!!
Tchau tchau~
  • マカオ大学のオープンキャンパス
  • 口頭表現の授業にて
  • 台北の夜

2025/01/14 13:10:00 私の留学体験記~ポルト大学~② 古賀麻里子(2年次)

  • Category留学生活レポート
  • Posted by岐部雅之
Olá, todos!!! Tudo bem?

ブラジルポルトガル語学科2年次生で、現在ポルトガルのポルト大学へ派遣留学中の古賀麻里子です。今回はポルトガルでの生活や授業の風景をご紹介出来たらなと思います!

1.授業編
ポルト大学では幅広い授業を履修することが出来ます!その中で私は文化史、言語学、日本文化関係の授業を履修しています。「日本文化」というフレーズを目にすると「どうして留学しているのに日本関係の授業を履修しているのだろう?」と疑問に持たれる方もいるかと思います。私はこの授業がとてもお気に入りで受講するのがとても楽しみなのですが、日本から出てみて海外の大学で日本の文化や歴史背景をどう教えているのかに興味が沸き、この授業を履修しています。日本とはまた違う日本の見方や日本文化に対するみんなの意見を議論する授業なのです。自分のポルトガル語で意見や議論を重ねることは想像以上に緊張しますが、日に日に自分のポルトガル語力が伸びてきている実感があり、とても充実した授業を過ごしています。11月に入ると試験や課題が多い時期があるのですが、その時は授業でできた友達と協力して課題をこなしたり、テストの為に教えあったり、日本とはまた違う課題・テストに日々驚きが隠せない毎日です。

2.留学をしてみて
まだまだ留学して2か月目ですが(※執筆時)、個人的に自分の視野や性格が変わったなと思うことが多いです。今までとはまた違う授業や言葉に初めはうまくやっていけるか不安でしかたない日々が続いていました。違う環境に怯むことも多く、初めはとても人見知りで臆病だったなと思っています。しかし、一歩勇気を振り絞って進んでみると自分が今まで考えもしなかった風景が浮かんでくるように思えます。留学を通してここでしか出会えない人々や経験を毎日することができ、臆病で内気な性格からかなり明るい性格に変化したなと自分なりに感じています(笑)。留学は自分の価値観を砕き、新たな考えを持たせてくれるとても素晴らしい機会だと心から感じています。


3.生活編
11月のポルトはとても寒く、体調を崩す機会もとても多かったです。週末には友達とショッピングに寄ったり、旅行をしたりと日々充実した毎日を過ごしています。Matosinhosという場所のビーチへ行って日の入りを見たり、観光地を散策したりしてポルトガルの日々を堪能しています。留学中に出会えた友達と楽しいひと時を過ごしている時が自分の中で一番たのしい日々だと思っています。

次回は試験期間とポルトガルのクリスマスについてお伝え出来たらいいなと思っています!では Até logo gente:)
  • マトジーニョス海岸
  • ドン・ルイス橋の夜景
  • フランセジーニャ

2024/12/06 12:00:00 私の留学体験記 ~マカオ大学~② 青沼誠一郎(2年次)

  • Category留学生活レポート
  • Posted byペドロ・アイレス
Olá, todos! Como está?

ブラジルポルトガル語学科2年次生でマカオ大学へ留学中の青沼誠一郎です。
第2弾ということで、今回は僕が今履修している授業と最近の生活をお話します。

1.授業編
私は現在、口頭表現、文学、言語学、近代史、文章表現の授業をポルトガル語で履修しています。今回は口頭表現授業にフォーカスしたいと思います。口頭表現の授業は基本、音源を聞いて転写したり、視聴したビデオと関連のある事柄について短く発表を行ったりしています。特に先生は発表に力を入れていて、できるだけ自分の言葉で話すことを重視されています。以前、短めの発表があり、緊張のあまり原稿が途中から思い出せなくなり用意していたスクリプトを見ようとすると、「Não ler, você tem de completar sua apresentação. Vai continuar!」と叱られてしまいました。ここで初めて私は留学の壁にぶち当たりました。次の週に再チャレンジしてその時は、原稿を持たずに前に出て発表しました。内容を自分の中に落とし込んでいたので自然に言葉が出てきて、なんとか乗り切ることができました。成長を実感させられる出来事でした。

2.生活編
9月末にブラジル独立を記念するお祭り、Brazillian nightが開催されました。ブラジルの友達の誘いで日本人の留学生と行きました。ブラジル人歌手の歌に合わせてみんなで踊って歌いました。みんな本気で踊っていて、日本ではあまり感じられない熱気を感じました。
8月末から10月中旬の約一か月各週末にマカオの花火大会がありました。最終日に日本の花火師による演出が行われました。音楽と同時に始まると、会場から歓声が上がりマカオの友達に聞くと、「日本のアニメやドラマ、音楽はマカオでもすごく人気なんだよ!」と熱弁していました。日本のすばらしさを再確認しました。
10月末から11月上旬の2週にかけてタイパ島でEvento da Lusofoniaというイベントがありました。私は授業の発表のため現地へ赴きインタビューをそれぞれのポルトガル語圏の人々にしなくてはいけなかったのですが、出店経営で忙しい中快くインタビューを受けてくださりとてもうれしかったです。お祭りではブラジル、ポルトガルをはじめとするポルトガル語圏の料理やデザートが販売されていました。ポルトガルのクラフトビール、SuperBockやブラジルのPastelが個人的にはおいしかったです。

次回は苦戦している試験と休日の様子をお届けできたらいいなと思います。
Tchau!!
  • ルゾフォニア・イベント
  • Brazillian night
  • 花火

2024/11/07 15:20:00 私の留学体験記~ポルト大学~① 古賀麻里子(2年次)

  • Category留学生活レポート
  • Posted byペドロ・アイレス
9月からポルト大学に留学中の古賀麻里子さん(2年次)から、「私の留学体験記(1)」が届きました。今後、定期的に現地からの報告をしていただく予定です。楽しみにしていてください。
それでは、第1回をどうぞ。


Ola gente!!!
私は学内の派遣留学制度を利用してポルトガルのポルト大学に留学しています! ブラジルポルトガル語学科2年次の古賀麻里子です。
今回はポルトガルでの留学全般をはじめ、学部留学に関して説明し、少しでも留学について興味を持っていただけたら幸いです!

1.留学準備から出発まで
派遣留学試験合格→出願+履修登録→入学許可証→航空券手配+海外保険申請+宿探し→ビザ申請(無犯罪証明書+アポスティーユ証明)→ビザ認可→出発!
というのが大まかな流れになります。

【留学前の準備】
ポルト大学は出願の際に履修登録を行いますが、学部学科、年次関係なく授業を履修することができます!
社会学、文学や芸術、言語学、心理学など幅広い学問分野の授業が開講されています。
自分に興味のある授業を履修することができるのでとてもワクワクして授業を受けています!!
留学前の準備ですが、事前にポルトガル語(ヨーロッパ・ポルトガル語:PE)に慣れるために勉強をしたり、文法や単語を日々補強しながら過ごしていました。
留学前におすすめなのはなるべく王道の日本食を作れるようになることです!寮でパーティをしたりする際に振る舞うととても喜ばれます。

2.大学の授業
大学の授業は現地の学生だけでなく世界中の留学生も受講しています。
発言をしたりディベートをする授業もあり、ポルトガル語の上達を日に日に感じています。

学部留学では現地の大学生と一緒に授業を受講するので難しい面ももちろんありますが、日本とはまた一味違う海外の授業を体験することができ、日々刺激的な毎日を過ごしています!

3.ポルトガルに慣れてきて感じること
ポルト市は港町では海鮮料理が豊富で、川がとても綺麗です。寒暖差が9月〜10月は大きく、午前中は寒く午後は暖かかったり暑かったりします。調節できるような服を着ています。
慣れてきて感じることは、ポルトガルののどかさと人々の温かさです。話しかけてくれたり、助けてくれたりしてくださることが多く、落ち込んでる時もいつのまにか元気になっています。

4.学期末/旅行/友人関係
私は大学の近くの学生寮に泊まっているのですが、友達と日々集まってご飯を食べにいったり、ポルトの有名な観光地に行ったりしています。英語、ポルトガル語をかなり頻繁に使い分けることが多いのですが、会話をすればするほどポルトガル語がますます好きになっています!
ポルトガルは陸続きなので国内旅行と同じくらいの料金で他の国へ行くことができるので、週末を利用して旅行をする学生もとても多いです。私自身も11月に旅行に行く予定です。ヨーロッパの最大の特徴の一つで、勉強しつつ他の国を見るいい機会かもしれません。
留学をしなければ出会えなかった仲間たちと日々を大切に過ごしています。留学をしてよかった!と思う時がとても多く充実した毎日を過ごしています。
留学は自分の価値観を砕いて広い視点を見る良い機会だと思っています。これから少しでもそれが広められたら幸いです!

Até logo✨✨✨
Mariko Koga

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  • ポルト市の風景

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