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2021/11/17 13:40:00 「人権週間2021」のお知らせ

  • Categoryイベント
  • Posted by人権教育啓発室
本学では 12月 4 日から12月10 日を人権週間と定め、毎年人権教育啓発行事を開催しています。
今年度は共催を含む、4つのイベントを行います。

12月6日(月)17:30~19:00
場所:4号館1階ラーニングエリア
「アパレルブランドの挑戦~インド最貧困地での雇用づくりへの取組み~」
講師:廣中桃子「NIMAI NITAI」代表/デザイナー


[ライブ配信は下記URL・事前予約なし]
https://www.youtube.com/watch?v=zUypi7PB-zk

インドの最貧困地域でアパレルブランドを立ち上げた、廣中桃子さんに、「アパレルブランドの挑戦」と題して、貧困解決の就労支援や、人権問題となっているカースト制度についてもお話いただきます。また、当日はインドで製作されておられるアパレルブランド「NIMAI NITAI」の洋服もご覧いただけます。


12月10日(金)
「京都外大 PRIDE DAY」と題し、「ダイバーシティ&インクルージョン (D&I)を考える ~多様性を受入れ尊重することとは~」をテーマに2つのイベントを行います。
この2つのイベントは、性の違和感を持っておられる方はもちろん、就職活動中、これから社会へ出ていくことに不安を感じている学生の皆さんに是非聞いていただきたい講演です。

・10日 12:50~13:40
場所:4号館1階ラーニングエリア
「生きやすい自分を創ろう~京都をもっと「カラフルに」~」
パネラー:LGBTQ+団体カラフル
※後日アーカイブ配信あり


本学卒業生の松本友生さんが代表を務める、LGBTQ+団体「カラフル」の皆さんをパネラーに、多様性を考え、生きやすい自分を作るにはどうしたらいいかなど、NINJA Castのメンバーからの質問に答えていただきます。

・10日 17:30~19:00
場所:4号館1階ラーニングエリア
「企業の多様性推進の取組み」
講師:梅田惠 EY Japan株式会社ディレクター/ダイバーシティー&インクルーシブネス担当


[ライブ配信は下記URL・事前予約なし]
https://www.youtube.com/watch?v=Bc90x8AVuLs

日本IBM人事で長年ダイバーシティー担当として日本の第一線で活躍されておられた梅田惠さんに、多様性を受入れることで企業にどのような良い影響をもたらすのかをお話いただきます。また、現在梅田さんはEY Japan(EY JapanのCEOはLGBTQ+をカミングアウトされておられます。)のディレクターとして、ダイバーシティー&インクルーシブルネス担当として活躍されておられ、その活動内容もお話しいただきます。



また、今年度は12月3日(金)にも障がい学生支援室と共催イベントを行います。
「人生は工夫次第で楽しめる」講師:牧野友香子


なお、開催するイベントはオンラインにてライブ配信(一部を除き)いたします。
講演後質問などはオンラインではしていただけませんので、学内の皆さまは、ぜひ会場へお越しください。

詳しい内容は「人権週間2021」のWEBページをご確認下さい。



注意:当日すべての対面イベントは、オンライン配信のため、動画撮影を行っております。

2021/09/21 15:50:00 「KYOTOGRAPHIE 2021」のお知らせ

  • Categoryお知らせ
  • Posted by人権教育啓発室
「京都国際写真展 KYOTOGRAPHIE international photography festival」は、2013年より9年に渡り、京都市内各所を舞台に開催されてきています。
今年は「ECHO」をテーマとして、性暴力・人種差別・フェミニズム・ジェンダー・コロナウィルス・東日本大震災などの「人権」や「環境」などにフォーカスをあて、人類が引き起こした問題を地球からの「ECHO(呼応)」として取り上げています。

人権問題や環境問題はSDGsの目標の中でも主軸となるテーマです。是非この機会に、写真展を通してこれらの問題について考え感じてみてはいかがでしょうか?



◆KYOTO GRAPHIE 2021開催期間
2021年9月18日~10月17日

https://www.kyotographie.jp/

※各会場感染予防対策は行っております。
  • ンガディ・スマート Ngadi Smart 多様な世界
  • Women Artists from the MEP Studio: New perspectives in film and photography from France MEP Studioによる5人の女性アーティスト展

2021/09/17 16:50:00 ルース・ベイダー・ギンズバーグについて

  • Category今考えるべき人権問題
  • Posted by人権教育啓発室
少し暑さも和らぎましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。21日には今年は数年ぶりに満月が見られるかもしれない中秋の名月ですね。

さて、その前に9月18日に関するお話をいたします。
皆さん、ルース・ベイダー・ギンズバーグという人をご存じでしょうか?
9月18日は彼女の命日にあたります。

アメリカ合衆国連邦最高裁判事として、1993年から昨年の2020年9月18日に87歳で死去するまでの27年間執務を続け、アメリカで大きな影響力を持ったリベラル派の女性判事です。

「女性を優遇してくれとはいいません。男性の皆さん、私たちを踏みつけるその足をどけて」
サラ・ムーア・グリムケの言葉を度々引用したギンズバーグは、アメリカ合衆国で性差別がはじめて違憲とされたリード訴訟(この裁判では男性が親の介護をする際に必要な権利を主張した。)で勝訴した後も、性差別による人権を冷静に訴え続けました。

1956年、彼女はハーバード大学ロースクールに入学しますが、その頃のハーバードは500人の男子学生に対して女子学生は9人、その上、女子学生には図書館の使用許可も下りず、女子トイレもなかったとか。

ギンズバーグの半生は2018年ドキュメンタリー映画「RGB最強の85才」や、伝記映画「ビリーブ未来への大逆転」(リード訴訟に関する映画)などで知られ、子ども向けの絵本まで相次いで出版されています。

日本にもギンズバーグのような人はいます。日本で最初に「女性学」を作られた東大名誉教授 上野千鶴子さんです。(本学にも人権週間の際に2016・2017年と2年連続で講演にお越しいただきました。)2020年度東京大学入学式での彼女の祝辞は、ニュースでも大きく取り上げられました。祝辞の内容は、日本人男性はもちろん、日本人女性までもが日本の女性が置かれている「タテマエの平等」という現状を知り、その現状を「あたりまえ」としていた風習に衝撃を受けた瞬間でした。

「女性が真に男性と同等の権利を獲得するのは、次の世代の人々を育て上げるという責任を男性が等しく背負うようになったときです」とギンズバーグは語っています。
さて、この言葉、何年後に実現できる未来がやってくるでしょうか。総裁選も近づく日本で、女性がリーダーになれる日はいつになるのか、これからの未来を作っていく私たちに彼女はバトンを渡しています。




  • ルース・ベイダー・ギンズバーグ公式画像

2021/07/16 16:40:00 「ジェンダー」について考えてみませんか

  • Category今考えるべき人権問題 ゲストライター
  • Posted by人権教育啓発室
最近「ジェンダー平等」という言葉をよく耳にするようになったと思いませんか?
例えばSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、行政や企業などが力を入れて取り組んでいますが、その17の目標の中にも「5.ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられています。持続可能な社会にしていくためには「ジェンダー平等」が不可欠だということですね。

排除されてきた女性たち

「ジェンダー平等」が特に取り上げられるようになったのは、何といっても東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗元会長の女性理事をめぐる発言がきっかけでしょう。これは2021年2月3日に開かれた、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、森元会長が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」などと発言したものです。
なぜ森元会長はこのような発言をしたのでしょうか。IOC(国際オリンピック委員会)が2018年に『ジェンダー平等政策』を発表し、東京2020大会はジェンダー平等を推進することが期待されていました。JOCの会長・副会長・理事25人中、女性は5人しかいなかったのを、2019年には女性理事の割合を40%にすることが目標とされていたのです。それを当時の森会長が反対したわけです。
この発言は「女性差別だ」と批判され、森氏は会長辞任に追い込まれ、日本政府もジェンダー平等の推進を方針として打ち出します。2021年6月16日に決定された「女性活躍・男女共同参画の重点方針」の中にも「(5)ジェンダー平等に関する社会全体の機運の醸成」として「東京2020大会におけるジェンダー平等のムーブメントを継承し、固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みの解消に向けた取組を強化」という項目があげられています。このような国の方針の中に「ジェンダー平等」という言葉が入ったのは画期的なことといえます。
何しろ日本は国際的にジェンダー格差が激しい国で有名です。ジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を聞いたことがあるでしょうか。世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)が毎年発表するもので、「政治」「経済」「教育」「健康」の4つの分野のデータから作成されます。2021年の日本の順位は156か国中120位(前回は153か国中121位)、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中でも韓国や中国、ASEAN諸国より低いのです。
中でも日本は「政治」「経済」における順位が低く、国会議員の女性割合は9.9%、大臣の同割合は10%など政治分野の女性の参加が非常に少ないのです。経済分野についても、管理職の女性の割合が14.7%と低く、女性が重要な意思決定の場から排除され、経済力も持たされていない状況があります。しかし、この状況を是正する政策はほとんどとられてきませんでした。

なぜ日本はジェンダー不平等な社会のままなのか

そもそもジェンダーとは何でしょうか?ジェンダーとは「生物学的な性差ではなく社会的文化的に作られた性別」のことで、例えば「お金を稼いで家族を養えないと、男として評価されない」「家事・育児が女性の本分だから責任ある仕事は任せられない」などといった伝統的な役割分担意識が代表的なものといえます。
「ジェンダー」というと、「よくわからない。ちょっと抵抗を感じてしまう」という反応もよくあります。「そもそも日本は男女平等じゃないのか」「企業の正社員や管理職に女性の割合が少ないのは、女性が結婚や出産で辞めてしまうからだ」「政治家に女性が少ないのは、女性に立候補を勧めても、嫌がるからではないか」「女性を積極的に登用しようとするのは、男性に対する逆差別で、女性に『下駄をはかす』のはおかしい」「女性も男性も関係なく、人として評価すればいい」など、本当にそれは妥当なことでしょうか?
女性であることで評価されず、不利益を被ることが現実にあります。2018年8月、東京医科大学の入学試験において「女性」であることを理由に得点操作が行われていたことがわかりました。その後、順天堂大学、聖マリアンナ医科大、北里大などでも同様の得点調整が行われていた事実が明るみとなり、社会に大きな衝撃を与えました。また最近、都立高校全日制普通科で男女別の定員が定められている為、女子と男子で合格最低点が40点も違っているということも明らかになりました。入試で同じ点数であったとしても、女子というだけで不合格になるという実態があるのです。
先ほどのGGIでもわかるように日本社会は男女平等とはいえません。それなのにジェンダー平等の実現のために、意思決定機関に女性のメンバーを増やそうと言うと、「女性にばかり下駄を履かすのか」と言われます。しかし、そもそも男性の方が「下駄」を履いていて、女性が裸足だったので、女性も下駄を履いて同じにしようというだけのことなのです。

男性・女性ともに生きやすくなるには

「ジェンダー平等」と言われると、男性の中には既得権益を奪われるような気持ちになってしまうこともあるかもしれません。しかし、男性も「男なんだから泣き言を言わずがんばれ」とか「家族を養うだけの経済力がなければ男として失格」などとプレッシャーをかけられてばかりいると苦しいはずです。そんな環境では、本当の意味での生きやすさは得られません。

ジェンダー平等が必要なのは、女性のためだけではなく、そのほうが社会全体にとってもよく、経済的にも発展するからなのです。世界経済フォーラムがGGIを発表するのは、まさしくそのためです。コロナ禍への各国の対応においても女性のリーダーは大変評価されています。
ジェンダー平等について「日本にはなじまない」「どうせ実現しない」などというのは、実は思い込みであって、ジェンダー平等こそが誰もが楽になり、もっと日本をより良い方向へ変えていくための起爆剤になると信じています。

周藤 由美子






プロフィール

周藤 由美子(すとう ゆみこ)ウィメンズカウンセリング京都カウンセラー。
NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会・フェミニストカウンセラー協会認定フェミニストカウンセラー。公認心理師。
1995年よりウィメンズカウンセリング京都のスタッフとして個人カウンセリングや講座・グループを行う他、行政や大学、男女共同参画センターなどで相談業務に従事する。ジェンダーの視点で女性全般、特にDVや性暴力、(セクシュアル)ハラスメント被害者の心理的支援を行っている。2000年より京都外国語大学のハラスメントの外部相談員として週1回金曜日に人権教育啓発室で相談を受けている。
2015年より京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター(京都SARA)のスーパーバイザー。2021年よりNPO法人日本フェミニストカウンセリング学会理事。
著書に『疑問スッキリ!セクハラ相談の基本と実際』新水社。
共著に『性暴力救援マニュアル』種部恭子編著、新興医学出版社など

2021/06/24 11:10:00 京都市から、性の違和感で悩んでおられる学生の皆さんにお知らせです。

  • Categoryお知らせ
  • Posted by人権教育啓発室
京都市では、LGBT等の性的少数者の人(そうかもしれない方も含む)や、その周囲の人たちが気軽に集い、お話しながら人とつながり交流できるコミュニティスペース「京都まぁぶるスペース」を運営しています。
セクシュアリティに関しては、思春期に性別への違和や恋愛等について周囲との違いに気付き始めながら、周囲に話すことができず思い悩んでいる方が多いと考えており、今年度第2回目は若年層を対象にセミナーと相談会を開催します。

・自分の性別等について、違和感があるけど、周りに話せる人がいない方
・恋愛対象の性別等について、周りと合わせるのがつらくて悩んでいる方
・悩みを抱えている人とどう接したらよいか悩んでいる方など是非御参加ください。

また、悩み事などについて相談できる専門の相談員による個別相談会も併せて開催します。秘密は守られますのでご安心ください。


◆日時:8月2日(月)15時00分~17時00分
◆場所:ウィングス京都2階
・ セミナー室(京都まぁぶるスペース)
・ 第6会議室(個別相談。LGBT等の相談経験のある相談員が担当します。)
◆セミナーテーマ:「学校について考える」
◆ファシリテーター:プライドプロジェクト代表 本多まさ 氏
◆参加対象年齢:23歳以下

【応募】
下記URL又は二次元コードの応募フォームに、メール・電話・FAXのいずれかで御応募ください。応募時に(1)名前(ニックネーム可)、(2)連絡先(メールアドレス、電話番号等)、(3)所属(小学生・中学生・高校生・大学生・その他)、(4)コミュニティスペースへの参加か個別相談会の参加かをお伝えください。

URL:https://sc.city.kyoto.lg.jp/multiform/multiform.php?form_id=4656
メール:jinken@city.kyoto.lg.jp

TEL:075-366-0322   
FAX:075-366-0139
※ 京都まぁぶるスペースと個別相談会の両方に参加していただくこともできます。
※ 定員を超えた場合、先着順となります。

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