2018/09/12 10:20:00 日本語学科で学べること紹介(日本語学科3年次 倉本さん)
学科紹介
近藤優美子
日本語学科 3年次 倉本萌由
「日本語学科」と聞いてどのようなイメージを持ちますか。
日本語の文法や言葉の仕組み、歴史だけを学ぶと思われている方も多いのではないでしょうか。もちろん、そのような授業もありますが、京都外国語大学の日本語学科には大きな特徴があります。今日はその特徴や魅力について紹介したいと思います。
1つ目の特徴は、日本語教員を養成するための授業・プログラムが豊富なところです。
日本語教員とは、日本語を母語としない人を対象に日本語教育を行う教員のことです。1年次から、日本語教育に必要になる教案の書き方や基本になる部分を学べる授業を選択することができます。
また、長期休み期間に約2・3週間、海外の大学や中等・高等学校へ行き、現地の日本語教育の現場で実際に教師として授業を行う「海外日本語教壇実習プログラム」があります。このプログラムは、日本語教師としての力を養えると同時に、現地の文化を体験することができます。
そして、「日本語教員養成推進室」では、教案のサポートやボランティアの紹介をしていただけます。ボランティアは留学生と会話する簡単なものから気軽に始めることができます。
2つ目の特徴は、留学生と交流がしやすいところです。
日本語学科はクラスの4分の1が留学生です。したがって、気軽に留学生と交流し、友達になることができます。
また、身近に異文化を体験することができ、自然に異文化を理解する能力や受け入れる力を身につけることができます。実際に、一緒に授業を受け、休日には遊びに出かける人も多いです。
他には、京都について学ぶことができる京都の地ならではの授業を選ぶこともできますし、中・高等学校の国語の教員免許も取得することができます。
「日本語学科」のイメージは変わったでしょうか。この記事で皆さんが「日本語学科」について興味をもっていただければ幸いです。
京都外国語大学の日本語学科で学ぼうという皆さんをお待ちしています!
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実践日本語教育の授業で日本語を教える経験
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マレーシアでの海外日本語教壇実習