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2017/10/19 11:00:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・太田実優さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2014年入学 日本語学科 太田実優


私が実習させていただいた韓国の釜山外国語大学校は授業に教科書を使用しないという特徴があります。私は以前マレーシアの中等・高等学校での実習にも参加したことがあり、そのとき対象者が異なれば、教える日本語・日本語の教え方が異なることを学びました。大学生に教科書無しで日本語を教えるとはどういうことなのか、将来日本語教師になるためにも多様な教授法を勉強したいと思いこちらの実習に参加しました。

実習は考えていた以上にとても大変でしたが、多くのことを学ぶことができました。実習先には先ほど述べたように教科書がありませんが、代わりにcan-doリストがあり、授業を通してできるようになることがリスト化されています。それを参考に自然で具体的な場面を想像し、その場面で使う日本語を教えます。このように教えることで、教科書より自然で、実用的な日本語を教えることができます。
しかし、実際にその授業を考えるのはとても大変でした。ありうる場面を想像することや教える日本語、その教え方を考えることはもちろん難しかったですが、他にも読解問題や宿題、復習できるような配布資料も作成する必要があります。私はこれまでそのようなものをあまり作ったことがなかったため、とても苦労しました。内容からフォントなどの形式まで様々なことについて迷い、考えました。

2週間寝る暇もなくとても大変でしたが、多くのことを考え学びました。今回学んだことは教科書を使用するときにも応用できると思います。教科書があっても新しい文型を教える際、具体的な場面を学習者に示さなければ、学習者はその文型をいつ使えばよいのかわからず日常生活で使用することができません。私はただ文型や語彙を覚えるだけの授業ではなく、日本語の運用力が上がる授業を行いたいと思っています。そのためには今回勉強したことがとても役に立つと思います。実習先の先生方も実習期間中とても親身に私たちを指導してくださいました。ですから、この経験を決して無駄にしないよう今後に生かしていきたいと思います。

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