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2019/07/16 10:20:00 日本語海外教壇実習体験記(マレーシア・北浦 悠さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
マレーシア国立科学大学(2019月2月)

2017年度入学 日本語学科 北浦 悠


今回の実習では、大変なことと楽しいことが大きく分けて3つずつありました。この記事ではそのことを紹介していきます。

その前にまずは国立マレーシア科学大学(以下USM)を選んだ理由から。僕は高校生の時から授業があるたび「俺も教壇に立って授業したいなあ」と思っていました。そして大学入学後、海外日本語教壇実習の報告会に参加する機会があり話を聞いた後「これはチャンスや!」と思いました。その後教壇実習のために必要な授業をとり、満を持して実際に教壇ににたって授業を行えるUSMを選び、マレーシアに飛び立ちました。
 
 さて本題に入りましょう。まずは大変だったこと。
1・事前準備
2・現地のホテルに冷蔵庫がない
3・野良犬が汚い
実は今回の実習で(特にマレーシアで)つらいな・しんどいな と感じた場面はほとんどありませんでした。本当に大変なのは日本での事前準備と事後報告です。事前準備は本当に大変です。授業・アルバイトがあるなか教案を作成したり、何度もミーティングをしたり。けど言ってしまえば、しんどいことはすべて日本で終わります。2の冷蔵庫がない、は不便ですが自炊するわけではないのであまり影響はありませんでした。3の犬が汚い。病気を持っている可能性もあります。その上大きいので怖いです。来季行く方は気を付けてください。

続いて楽しかったこと。
1・色々なことを学べる
2・授業が上手くいった
3・バディと過ごす休日
楽しいことはたくさんありましたが、その中でも楽しかった3つを挙げました。1つ目の「色々なことを学べる」。僕にとってマレーシアは生まれて初めての海外でもありました。そのせいもあってか毎日大量の情報が目から・耳から・鼻から・五感すべてから受信されます。情報はとても新鮮で、毎日新しいことが起きるので飽きません。その情報を自分なりに整理して知識になったとき「学ぶってこれやん!」と思いました。2つ目。授業が上手くいったときは、本当に嬉しいし楽しいです。頑張って準備したことが実って、花咲いた瞬間に「やってよかった」と思いました。これは人から聞いただけじゃわかりにくいので是非行ってみてください。3つ目。僕には二週間ずっと一緒にいてくれたバディがいました。そのバディと休日に遠出したり、ご飯を食べたりしたときにマレーシアに来てよかったと思いました。

今回の教壇実習で何ができたのだろう。日本語の授業が上手くなった・英語を話せるようになった等、色々なことを学んだこの2週間で1番自分が成長できたと感じる部分はこのようなことではありません。「人間として豊かになれた」これが一番の収穫だと思います。外国の文化・言語・生活などを間近で見たことで今までとは違った考えをもてるようになりました。人として大きくなるためにも、海外日本語教壇実習はおススメです。

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