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2019/01/28 11:20:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・山野夏実さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2018年9月)
2017年入学 日本語学科 山野夏実


私は夏休みを利用して釜山外国語大学での海外教壇実習に参加しました。
釜山外大の実習は,お茶の水女子大学,名古屋外国語大学,そして京都外国語大学の三校が集まって行われます。

釜山外大はCan-do statementsという授業方法が採用されていて,教科書は特にありません。場面を重視して、自分で場面を考えます。私は「自分と身近な人々」というトピックをさせて頂きましたが,どんな時に身近な人の話をするのか等色々考えました。この授業方法は,私が学んだ方法と異なるためとても苦労しました。
授業は50分×2コマを週に二つ,合計200分です。一つのトピックで200分も授業をしたこともないため,何をどのタイミングでどうすればいいのか考えることがたくさんあり、とても悩みました。

大学ではチューターという現地の学生がバディのような形で関わってくださいました。チューターの存在は私にとって大きく,様々な場面で助けて頂きました。


事前学習の段階から,春学期のレポート・テストのとても忙しい時期で「なんでこの実習に参加しようと思ったのだろう」と後悔をしてしまう程大変でした。しかし,いざ渡韓すれば後悔など一切無くなりました。頑張ろうと思えました。

「実習に参加できるのは今しかない」と少しの勢いで申し込みをしましたが,これを大事に今後も積極的に大学生の今しかできないことを取り組んで行きたいです。
実習で苦労したことや頑張ったこと,お茶の水女子大学と名古屋外国語大学の方々と交流できたこと,全部実習に参加したからこそできた経験だと思います。釜山外国語大学の教壇実習に参加できてよかったです。

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