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2016/10/25 14:00:00 インターンシップ体験記(釜山・藤原大耶さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学(2016年9月)


2015年入学 日本語学科 藤原大耶



釜山外国語大学での海外日本語教壇実習は2週間でした。

初めの1週間は授業の見学をしました。
ここでは、教える内容や授業の方法、特にどんな教材を使っているかに注目しました。
その理由は、釜山外国語大学には決まった教科書がないからです。can-doという「何かができるようになる」目的にあった教材を自分で作らないといけません。
ゼロの状態から作り上げるとなると、準備は質・量ともに大変なものです。

2週目は実際に自分で教案を作って授業をしました。
クラスの雰囲気がそれぞれ違うので、それに合わせた教案を作ることも大切だと実感しました。

この2週間を通して多くのことを学びました。
特に縦と横の関係、先生と生徒の関係、生徒同士の関係の大切さを学びました。
初めての教壇ということもあり、楽しく厳しく良い経験になりました。
しかし、まだまだ改善していきたい点があります。
もし機会が得られれば、ぜひもう一度挑戦してみたいと思います。

2016/10/17 15:40:00 インターンシップ体験記(マレーシア・ペナン・峯碧梨さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
マレーシアケパラバタス中等高等学校(2016年8月)



2014年入学 日本語学科 峯碧梨


マレーシアのケパラバタス中等高等学校では、生徒達が学校内の寮で生活しています。ですから学校内では常に生徒と接触する機会があり、私達はあっとい間に彼らと打ち解けることが出来ました。
生徒らは日本に対しとても興味関心があり、中には日本語で話しかけてくれる生徒もいました。

また、私達は常に職員室で授業を作成したり、生徒の提出物の添削を行っていたのですが、ちょうど実習期間がテスト期間に重なったこともあり、職員室に来て私達に質問したりする生徒もいて、とても意欲的な生徒が多かったです。それだけでなく、夜は11時過ぎまで教室を使って、生徒同士が教え合いながら勉強している姿には心を打たれました。何事にも真っ直ぐな姿勢には、私達の実習へ対する思いをも掻き立てられました。


私達が宿泊するのは、生徒の寮などと同じように校内にあるゲストハウスです。先生でも校内で生活されている方がいらっしゃるという事もあり、中は生活に必要なものが沢山用意されていて、本当に家のような空間でした。
ですが、生活し始めると、日本では当たり前だった物がなかったりして困ることもありました。そのような時には、一緒に実習を行う仲間と知恵を出し合って解決したり、先生方に何でも相談していました。こちらの方は本当に家族のように一緒になって考えてくれ、協力してくださった事に驚きました。そのため、そのような出来事さえも、私達には旅の楽しみのように感じられ、一つ一つが今では貴重な体験だったと感じています。時間を一緒に過ごすなかで、マレーシアの人達は困っている人に手を差し伸べる事で人と人との繋がりを大切にしてきたのだなと思いました。

「日本語を教える」という目的を持って訪れたマレーシアですが、私達は生徒達に日本語だけでなく、日本文化を紹介するという大切な役割もあると感じました。
実習の中で、最も心に強く残っているのは「ソーラン節」です。真夏の炎天下の下、私達はソーラン節を教える事になりました。彼らも授業の合間や、授業後にも関わらず、踊りを覚えようと汗をかきながら踊り続けました。時には先生に学業を優先するように叱られもしました。そんな彼らの前で私達は「教師」としてどのように接するべきか、考えさせられました。今、あんな経験が、日本でできただろうか、とあのときを振り返ります。

日本語教師になろうと決めた時、私には決定的な理由がありませんでした。ですが、今の私はこの夏に確かな物を掴んだと感じています。どんな日本語教師になりたいか、それを考えさせられる機会となりました。多くの方に、この様な貴重な経験をして欲しいと思います。
  • 文化紹介・折り紙
  • 夜のモスク

2016/10/10 17:00:00 海外教壇実習体験記(釜山・小谷桃子さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学(2016年9月)

2014年入学 日本語学科 小谷桃子


私は高校生の時から韓国で日本語教師をすることが夢でした。今回はその夢に一歩近づくために釜山外国語大学での実習に参加させていただきました。韓国はとても日本語教育の進んだ国です。そんな韓国でレベルの高い日本語教育を見てみたいと思ったのも、釜山外国語大学を実習先に選んだ理由の一つです。

釜山外国語大学では日本語の授業に教科書を用いず、Can-doリストに沿った内容の授業を行います。そのため、より実用的な日本語を教えることができます。私は中級(B1-2)のクラスを担当させていただきましたが、このクラスの学生さんは日本人の先生が日本語で話す内容もすらすらと聞くことができるほどレベルの高く、とても驚きました。

2週間のプログラムで、最初の1週間は教案、教材を作りながら授業見学をさせていただき、後の1週間で教壇実習をさせていただきました。授業はPPTを使って行いますが、教科書がないため、Can-doリストに書かれてある内容をもとに読解の本文や練習もすべて自分で考えました。大変だったのが、教える目的と学生さんが教えた日本語を使える場面を考えることです。私が考える教案にはこれが欠けていて、担当の先生に何度も指導していただきました。私はこれを考えて教壇実習に臨むことができたからこそ、実用的な日本語を教えるために目的と場面を考えることの大切さを学ぶことができました。これから日本語教師を目指すにあたってここで学んだことを活かしていけたらと思います。

韓国での2週間の生活に困ったことはほとんどありませんでした。私は1人暮らしの学生さんの家にホームステイさせていただきましたが、ホストの学生さんは日本語が堪能で、とても優しく、夜遅くまで教案、教材作りをする私を助けてくれました。また、休日には1日中観光地に連れて行ってくれたり、一緒にショッピングをしてくれたりして、楽しい休日を過ごすことができました。

釜山外国語大学での実習は、教科書がないということが行く前の最大の不安であり、行ってからの最大の困難でしたが、教科書がなかったからこそ、日本語ネイティブが実際に使う日本語を、教える目的と使う場面を考えながら教えることができました。これは釜山外国語大学でしかできない貴重な経験だと思っています。
また、京都外国語大学の学生同士もとても仲が良く、4人で助け合いながら実習することができましたが、釜山外国語大学では、名古屋外国語大学、明海大学、お茶の水女子大学の学生さんとも交流でき、助け合って教案作りをすることができたのでとても心強かったです。

この日本語海外教壇実習プログラムで何かに挑戦したい、少しでも自分を成長させたいと思うなら、釜山外国語大学に教壇実習に行ってみてはいかがでしょうか。


  • KUFS

2016/10/03 13:00:00 インターンシップ体験記(マレーシア・津留崎真由さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
ケパラバタス中等・高等学校(2016月8月)

2014年入学 日本語学科 津留崎 真由


夏の海外教壇実習先は、オーストラリア、マレーシア、台湾、韓国の4つの実習先があります。私は昨年は、韓国の教壇実習に参加しました。昨年の良い点はさらに伸ばし、改善点すべきだった点は気をつけようという姿勢で実習に臨みました。
この実習に参加することは、「日本語教師」としての技術を伸ばすことはもちろん、「社会人」としての振る舞いを意識し、「人」としての広い視野を持つことができると思います。
ですから、海外日本語教壇実習は日本語教師志望の人だけでなくいろいろな人にメリットがあり、自分自身の成長を感じることができると思います。

昨年の教壇実習参加後、欧米の大学生、中華系の大学院生に日本語を教えたり、タイの大学生とスカイプ活動を行ったり、中国語学科の先生に日本語を教えてきました。ですが、中学生・高校生に教えたことはなく、中高生を対象とした実習先であることもマレーシア実習の魅力でした。
中学生・高校生対象ということで、文化紹介もさせてもらいました。抹茶、折り紙、ソーラン節を紹介しました。抹茶と折り紙は授業の時間を借りて紹介しましたが、ソーラン節は放課後に行い、学年問わず参加できるようにしたので、たくさんの生徒が集まってくれました。言語ができなくても、ダンスを通して仲良くなることができました。

授業実習では中学1年生をを担当しました。授業で必要な物は全て手作りする必要があったので、私は14人分の会話練習ノートを作成しました。これこそが、実習の醍醐味だと感じました。

また、一年前からマレーシアの教壇実習に参加したいと思っていたので、マレー語と似ているインドネシア語を一年間勉強してきました。実習に参加したい気持ちがあることで、語学にも一生懸命取り組むことができました。実際、マレーシアでは英語を使いましたが、マレー語も飛び交う時もあり、話している内容も少しですが理解することができ、勉強してきて良かったと感じています。

私はこの実習で、「文化の重要性」を改めて感じました。授業でも日本文化に触れることで、生徒のワクワクした表情を見ることができ、また、積極的に参加してくれることがわかりました。自分自身が、日本の文化を理解できていない部分があるので、日本文化を海外の学習者へもっと伝えていけるような日本語教師になりたいと思いました。
 
この海外教壇実習は、本当にいろいろな人にメリットがあります。そして、日本語教師を目指している人には、もっとメリットがあります。
実習先の言語ができないという理由で参加しないなんてもったいないです。少しでも興味があるなら、また、日本語教師を目指しているなら、将来への一歩として、ぜひ参加してほしいと思います。

2016/09/20 10:00:00 インターンシップ体験記(オーストラリア・岡田真緒さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
オーストラリア国立大学 (2016年8月1日~19日)
2015年度入学 ドイツ語学科 岡田真緒



オーストラリア国立大学(ANU)は、オーストラリアの首都・キャンベラにあります。
首都ですが日本の東京の様な経済や商業の中心地ではなく、国会議事堂や最高裁判所があり自然がたくさんある静かな街です。電車は無く、バスがたくさんあり交通には不便しない場所でした。

今回、私は一人でANUを訪れ、大学で3週間実習をしました。今年は偶然一人だったため、インターンシップが決まったときはとても不安でした。その上、私はドイツ語学科で主にドイツ語の勉強しか今までしていませんでした。日本語教育に関しての授業は2年生になってから週に1時間のペースで勉強し始めたため、実習が始まるまでの期間とても大きな不安を抱えていました。

しかし、私の不安はすぐに軽くなっていきました。出発までの約1か月間、準備として京都外国語大学の日本語学科の先生方や推進室の先生に手厚くサポートしていただきました。教案(授業の進め方)づくりや添削、模擬授業を何度もしていただきました。
ANUの先生方にも、毎週火曜日にあるミーティング後にその週に実習する授業の模擬授業を見てコメントをいただき、教案を訂正するというような流れで準備をしてきました。実習の合間にも時間を作っていただき担当の先生と直接話し合って、授業の流れを確認したり授業で使う資料やPPTの添削を行っていただきました。

実習は3週間のうち2・3週目の火曜日・水曜日のSpoken Japanese2(日本語初級文法)を担当しました。1週目と2週目以降の月曜日・木曜日・金曜日は主に見学が中心でした。基本2週目は2コマ、3週目は3コマ担当したので、担当授業以外の時間は日本語中級クラスの授業を見学させていただきました。授業は1コマ50分で、基本的に教科書を使用して進めていき、絵などで説明を分かりやすくしたいときに自分で作成したPPTを用いて授業をしました。

授業で仲良くなった、現地の学生と近くのショッピングセンターに行ったり、大学内のカフェで放課後お茶をしたり、一緒にお昼ご飯を食べたりしました。
ホストファミリーとは晩御飯のときにお喋りをしたり、一緒にテレビを見たりゲームをしました。小さな子供がいたので、子供たちと遊ぶ時間がたくさんありました。家に帰ってご飯を食べて、子供たちと少し遊んで休憩してから教案を作るという毎日でした。

私はこのインターンシップが決定してから不安を抱えてのスタートになってしまいましたが、終わった頃には不安はなくなり自分自身にとってとても大きな経験となり確実に自信へと変化していました。日本でもオーストラリアでもたくさんの方たちにサポートしていただき安心して実習することができました。

私は将来、海外で日本語教員として働きたいと考えているので夢に対して真剣に考えることのできた3週間でもありました。またこのような機会があればもう一度参加したいと思います。

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