ページの先頭です。ページの本文へ

日本語学科ブログ RSS


2017/03/03 16:50:00 海外教壇実習体験記(ハワイ・米虫優里菜さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(2017年2月)


2016年入学 日本語学科 米虫優里菜


私は高校のときから日本語教師に興味があり、今回2月6日から24日まで、ハワイのKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)での海外教壇実習に参加させていただきました。事前学習や実践日本語教育Ⅰの授業で、日本語を教える模擬授業は行なっていましたが、行く前はうまくできるか不安でした。しかし、KCCの先生方から「良い失敗」をたくさんしてくださいというアドバイスをいただき、授業見学をするうちに不安はなくなりました。この一ヶ月は、本当に貴重な経験となりました。

KCCはダイアモンドヘッドの近くに位置し、周辺は緑豊かなところです。ホテルからバスで10分程度、学校にはWi-Fiがありますし、印刷もできます。パワーポイントも使用できるので生活面でも授業をする上でも不自由することはありませんでした。

1週間目は、授業見学を中心に学生のアシスタントをしたりアクティビティーに参加しました。実習に参加した際はぜひいろんな先生方の授業を見学してほしいと思います。先生によって同じところを教えていてもアプローチの仕方が全く違い、自分にあった授業を見つけるいい経験になると思います。

2週間目は、1時間の授業を担当の先生と2人で分担して教えるチームティーチングを行いました。
私は、漢字とアクティビティーを担当しました。

3週間目は、教案を作成し1人で1時間授業を行いました。このように少しずつ順を追って授業に臨めるので、はじめはうまくできるか不安に思っていた私も、落ち着いて緊張せず授業を行うことができました。

学生が大変積極的でわからない部分は質問してくれますし、理解できたか否かのアクションをしてくれるので授業をしていてやりがいを感じることができました。

担当の先生とは毎日ディスカッションがあるので、そこで質問や不安に思うことを相談することができました。私の意見や考えを尊重した上で、よかった点や反省点を教えてくださり、親身になってくださいました。

また、最終日には最終報告プレゼンテーションを行いました。実習が始まる前に自分自身の現時点での理念や目標などを決めていました。それを踏まえ実習での成果・反省を先生方の前でプレゼンテーションをしました。


実習とは別に、先生にはいろんなところにも連れていっていただきました。昼ごはんを食べにいったり、観光地にいったりといろんな経験をさせていただきました。

学生はあちらから話しかけてくれ、ビーチへ行ったりご飯を食べに行ったりしました。日本語を学ぶ理由はそれぞれですが、全員が日本に興味を持っていろいろ日本について質問してくれて嬉しかったです。

先生・学生を含めハワイで出会った方全員が、優しくフレンドリーに接してくださいました。最後には学生と別れるときの寂しさ、修了証をいただいたときの達成感で泣いてしまいました。それほど充実した3週間を過ごすことができました。

日本語教師に興味があり、少しでも教壇実習に行こうか、迷っている方には、ぜひ参加してほしいと思います。また、教壇実習に参加したいけどできるか不安なら順を追ってできるこのハワイでの実習をオススメします。実習を通して日本語教師としても、人としても確実に成長できると思います。

2017/01/23 10:30:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・冨田青空さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2016年入学 日本語学科 冨田青空


私は、9月2日から17日まで韓国の釜山外国語大学校で教壇実習をさせていただきました。この教壇実習では、日本語教育に関してはもちろん、韓国の文化などについて学んだことがたくさんありました。

釜山外大では「can-do」方式で実習を行いました。教科書や元にする教材がない中、教案を作り授業準備をするのは初めてだったのでとても大変でした。しかし、教科書の例文のような、普段の会話では使わない日本語を教える授業ではなく、「実際に私たちが使っているような日本語を話せるようになる」ことを目標に授業を考えていくのでとても新鮮で面白かったです。
私は今まで模擬授業しか経験したことがなかったので、「100分の教案を書くこと」「実際に日本語学習者を相手に授業をすること」全てが初めての経験でした。とても大変でしたがやりきったという達成感と自信を得ることができました。この実習では、日々の授業や模擬授業だけでは体験することのできない経験をすることができたと思います。

また、チューターや釜山外大の先生、学生たちとの交流もとても楽しかったです。韓国の学生、文化、生活についてなど、たくさんの話を聞かせてもらいました。また、私は第二言語で韓国語を専攻しているので韓国語や、ソウルの言葉と釜山の方言の違いを教えてもらいました。

この実習期間中、韓国と日本は文化面において、似ているようで似ていないところが多いなと思いました。それを一番感じたのは年齢による上下関係です。韓国の日本語クラスには1年生から4年生の学生が入り混じっていました。男子学生の中には兵役終わりの方もいて、年齢層は日本の大学のクラスより広かったです。私より年上の方もいたので、言葉遣いには気を配りながら実習を進めました。この2週間では、ただ遊びに行くだけでは知ることのできない韓国の文化に触れることができたと思います。

この教壇実習は私にとって、とても有意義なものだったと思います。2週間という短期間ながら、たくさんの先生の授業を見学し、様々な授業スタイルがあることを実感することができました。また、実習を通してとても自信がついたと思います。これから私は自分の授業スタイルを見つけ、もっと経験を積んでいきたいと思います。

釜山外大での実習はとても大変ですがそれより、ためになることが多いので、まだ自信がなくても挑戦してみたいという気持ちがある人は是非チャレンジしてみてください。

2016/12/06 09:10:00 日本語教育現場体験

  • Category学科紹介
  • Posted by近藤優美子
京都外国語大学の日本語学科は、多くの教育機関と提携しています。
提携先の教育機関への留学、数週間の教壇実習など様々なプログラムがあります。

今回は国際交流基金・関西国際センターでの日本語教育現場体験プログラムに3人の学生さんが参加してきました。
それぞれの学生さんの体験報告です。


今回私たちは11月9日から11日の3日間、関西国際空港の近くにある関西国際センターというところで行われた日本語教育現場体験に参加させていただきました。このプログラムはベトナムで日本語を勉強している学生を対象に、京都外国語大学を含め8つの大学の学生が実際に学生の授業に参加し、最終日には事前に決められた担当箇所(方言か若者ことば)を教えるというものでした。
活動中は8つの大学がミックスして作られたグループで授業に参加し、最終日には担当箇所の違う大学がペアになり前半と後半に分かれて授業をしました。
今回のプログラムはベトナムの学生だけでなく、同じ夢を持った日本の学生との交流も多く3日間という短い期間でしたが、とても貴重な経験を積むことができ、同時にいい刺激になりました。

実習では、私達は関西弁の授業を担当しました。ベトナム研修生は大阪に滞在しているということで、どのような授業をすれば関西弁が聞き取れ話せるようになってもらえるかについて考えました。日常生活で使う、挨拶(おおきに、おこしやす)や相槌(せやな、ほんまや)等を教えた後、オリジナルの関西弁聴解タスクをしました。今回の参加者のうち2人が関西出身であったので、日頃実際に話している生の関西弁を使いながら、京都の観光案内をするというテーマに添って話した内容をビデオに録音して聴解タスクを作りました。
実際の授業では、想像以上に研修生が関西人になりきって始めから終わりまで楽しんで授業を受けてくれました。授業の終わりでは、関西弁の早口言葉(ちゃうちゃうちゃうんちゃう)を行った事でクラス一体となり、笑いにあふれた授業にすることが出来ました。準備や授業という実践を通して、確実に日本語教師としての成長へと繋がった3日間でした。

今回の研修に参加して、いつの間にか疎かになっていた、日本語教育で大切な事柄を、あらためて確認したような気がします。私は、4月から大学院に入学し、日本語学校で勤めはじめました。夢にまでみていた日本語教師。ところが、毎日の流れるような日々の中で、だんだんと授業を「こなしている」感覚になっていきました。「これじゃ駄目だなぁ。」と思っているとき、この日本語教育現場体験に参加しました。今回、外大から研修に参加した3人はこれまでの日本語教育の経験はまったく違います。そんな3人の持っている良いところ、弱いところが上手に融けあって、研修最終日には、私たちにしかできない、私たちらしい授業ができたのではないかな、と思います。今回の実習に参加して、私が忘れかけていた大切な何かを思い出したような気がします。基金の方々の丁寧なご指導、日本中の大学生との交流、ベトナムの学生さんとも友達ができ、本当に贅沢な、3日間でした。この研修を通じて出会ったみなさんに「ありがとう」と伝えたいです。
みなさんも機会があれば一歩踏み出して、何でもチャレンジしてみてください!そうすることでまた違う何かが見えてきます!

2016/11/24 09:00:00 インターンシップ体験記(釜山・白井直美さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学(2016年9月)

2015年入学 ドイツ語学科 白井直美


8月27日〜9月11日の期間、海外日本語教壇実習で韓国の釜山にある釜山外国語大学で実習させていただきました。
釜山外国語大学はとても広く、山の方にあるので坂に囲まれていますが、景色がよく、比較的涼しいのでとても過ごしやすいです。また、学校の中にはWiFiもありますし、コンビニやカフェもあるので普段の生活で特に困ることはありませんでした。

釜山外国語大学でのインターンシップは名古屋外国語大学、お茶の水大学、明海大学の実習生の方達と共に、合同でプログラムを行いました。
1週目は主に見学週間で、2週目に実習をします。釜山外国語大学での授業は50分の授業が10分の休憩をはさんで2つセットになっており、計100分の授業が行われています。見学する授業は自分で選択することができますが、様々なレベルがありますし、いろんな先生方がいらっしゃるので、できるだけ多くの授業を見学したほうか勉強になると思います。
また、釜山外国語大学では決められた教材がありません。学校で提示されている、使える日本語を教えるためのCandoというものをもとに1から教材を作ります。始めは戸惑いもありましたが、担当の堀先生をはじめ、いろんな先生方に助言を頂きながら教材作りをしました。教案・PPT・配布プリント、全てを自分で作るのは本当に大変で、夜の3時4時までパソコンと向かい合う毎日でしたが、とても充実した日々を過ごせたように思います。

担当の先生や他の先生方とも一緒にご飯を食べたり、お茶をしたりして、日本語教員の事や海外生活の話など、興味深い話もたくさん聞くことができました。
私がお世話になったホストの学生さんは一人暮らしでした。私は韓国が初めてで、辛いものが苦手なので食べ物の面でも不安でしたが、ホストの学生さんととても仲良くなる事ができ、土日の休みはいろいろな所に連れて行ってもらい、楽しい休みを過ごすことができました。
ホストの学生さんだけでなく、その友達や、担当したクラスの学生さん、他の大学の実習生の方達とも交流することができました。他大学の方は大学院生や3.4年生の方が多く、交流をすることで大きな刺激をもらえるので、よりモチベーションを上げることができました。

最初は周りが日本語学科の学生さんの中、やっていけるのか本当に不安でしたが、この2週間を終えたことで自信にもなりました。日本語教育の勉強はもちろん、人としても成長できたように思います。
韓国語が全く分からない私でもいろいろな方にに助けてもらいながら、生活できたので、もし、言語の面でこのプログラムの参加を迷っている人がいるなら、ぜひ勇気を持って参加してもらいたいと思います。
また、日本語学科の方だけでなく、他の学科の方達にもぜひこのプログラムに参加して欲しいと思います。

2016/11/15 16:10:00 インターンシップ体験記(台湾・中井 裕美さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
東呉大学(2016年9月)

2016年入学 日本語学科 中井裕美


私は高校生のときに「日本語教師になりたい」という夢を見つけました。
そこから「日本語教師」になるにはどうしたらいいか、どういった大学に行けばいいのか。そうやって調べる中で見つけたのが京都外国語大学の日本語学科でした。

そして、入学してまだ何も分からない中で、先輩方から海外教壇実習の体験を聞き興味を持ったのですぐさま申し込みました。ただ、初めての海外、しかも一人で行くことには、とても不安がありました。
けれど、東呉大学に到着した途端に不安はなくなりました。それは台湾で出会った人が本当に優しかったからです。

あちらの大学はとても広く、学生用、留学生、先生用の寮があり、学生たちは遅くまで大学内でサークル活動をしたり、ごはんを食べたり、階段でおしゃべりしたりしています。ですから仲良くなった学生さんに偶然会うこともありました。荷物をたくさん持っていれば寮まで荷物を一緒に運んでくれました。地図を覗いていれば、あちらから声をかけ、道を教えてくれました。
台湾の人は本当に親切で、大学にいる間だけでなく、観光で町に行ったときも困っていると助けようとしてくれる人に出会いました。


授業ではいろいろなレベルの学生とふれあい、先生とも話し、たくさん学ぶことがありました。いくつか授業を見学させていただきましたが、同じ学年の同じ授業でも先生が違えば内容も大きく違い、とても勉強になりました。
学生はみんなとても積極的で休み時間などにたくさん話しかけてくれました。「ヒカキン(日本のYouTuber)を知っていますか」と聞かれ、困ったりもしました。
先生たちが授業のとき何度も日本の文化などについて知っておく必要性を説いてくれてましたが、私はなにも分かっていなかったんだということに気づかされました。

高校で日本語を学んできた学生と大学からはじめた学生がいたのですが、大学から学習を始めた学生は日本語学習歴のある学生に何度も発音を確認する様子をみました。日本語を学びはじめたばかりでも必死に私にも質問をしていました。
私が第二言語で学んでいる英語を使い、英語圏の人にこんなに話しかけようとしたことがあっただろうか、と考えさせられました。
日本語を学ぶ東呉大学の学生に、日本語教師になろうとしている私が学ぶことが多くありました。


私はこの実習を通して、うっすらとしていた自分の「日本語教師」像がだんだんと見えてきた気がします。この実習で得たものは、チャレンジしようと決めた際に思っていた以上に大きかったです。

最初は不安もあります。けれど1回生で日本語教育について何も知らない私でも、なんとかやり遂げることができました。挑戦すればきっと最後には素晴らしい経験が残ります。
ぜひ、たくさんの人に参加してもらいたいと思います。

Page top