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2018/01/23 14:00:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・冨田青空さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2016年入学 日本語学科 冨田青空


この教壇実習では、日本語教育に関してはもちろん、韓国の文化などについて学んだことがたくさんありました。

釜山外大は「can-do」方式であるため教科書や元にする教材がありません。その中で教案を作り授業準備をするのは初めてだったのでとても大変でした。しかし、教科書の例文のような、普段の会話では使わない日本語を教える授業ではなく、「実際に私たちが使っているような日本語を話せるようになる」ことを目標に授業を考えていくのでとても新鮮で面白かったです。

私自身、今まで模擬授業しか経験したことがなかったので、「100分の教案を書くこと」「実際に日本語学習者を相手に授業をすること」全てが初めての経験でした。とても大変でしたがやりきったという達成感と自信が身につきました。この実習では、授業や模擬授業だけでは体験することのできない経験をすることができたと思います。

また、チューターや釜山外大の先生、学生たちとの交流もとても楽しかったです。韓国の学生、文化、生活についてなど、たくさんの話を聞かせてもらいました。また、私は第二言語で韓国語を専攻しているので韓国語や、ソウルの言葉と釜山の方言の違いを教えてもらいました。
 この実習期間中に、韓国と日本は文化面において、似ているようで似ていないところが多いなと思いました。それを一番感じたのは年齢による上下関係です。韓国の日本語クラスには1年生から4年生の学生が入り混じっていました。男子学生の中には兵役終わりの方もいて、年齢層は日本の大学のクラスより広かったです。私より年上の方もいたので、言葉遣いには気を配りながら実習を進めました。この2週間では、ただ遊びに行くだけでは知ることのできない韓国の文化に触れることができたと思います。

この教壇実習は私にとって、とても有意義なものだったと思います。2週間という短期間ながら、たくさんの先生の授業を見学さえていただき、様々な授業スタイルがあることを実感することができました。また、実習を通してとても自信がついたと思います。これから私は自分の授業スタイルを見つけ、もっと経験を積んでいきたいと思います。

釜山外大での実習はとても大変ですがそれより、ためになることが多いので、まだ自身のない人、挑戦してみたい人は是非チャレンジしてみてください。

2018/01/09 09:50:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・梅林佑美さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2017年入学 大学院 実践日本語教育 梅林佑美


わたしは以前、韓国の別の都市にある大学で教壇実習をした経験がありますが、今回はまた違う地域の日本語教育現場を経験したいと考え、釜山を選びました。

日本の高等教育機関では文法積み上げ式で教える、いわゆる文法シラバスという方法が主流で、韓国国内も大半がこの文法シラバスで授業が組み立てられています。しかし、今回実習させていただいた釜山外国語大学校では「Can-do(日本語で何がどれだけできるかを「~できる」という形式で示した文)」に重点を置いた場面シラバスという方法が採用されています。Can-do授業は文法シラバスとは全く異なるものだったため、私にとって今回の実習はまさに挑戦でした。

釜山外国語大学校の日本語学部は1学年に220名以上が在籍する大きな学部です。日本語の授業は、JLPT等を基準に初級から上級まで細かくレベル分けされています。わたしは今回初級クラスを担当しました。初級からCan-doで授業を組み立てるというのは非常に難しく、最初から最後まで手探り状態でした。場面(トピック)を決めるだけでも何日もかかりました。特にわたしの担当したクラスはほぼゼロ初級で、平仮名とカタカナをかじった程度の段階だったので、平仮名もまだ定着していないのにCan-doで授業をするなんて本当に大丈夫なのか...と思いながら、毎日徹夜の日々でした。釜山外大のシラバスには「実際場面で使う自然な日本語」を使うという前提があり、初級でもこのシラバスの基本を変えずに授業づくりをしなければならないので、これがとても難しかったです。

実習は大変でしたが、釜山外大の学生が観光に連れて行ってくれたり美味しいものを食べに行ったり、つかの間の休憩がとても楽しい時間でした。釜山は日本と近いからか、食べ物も美味しくて海もあって長期滞在にはとてもいい場所だと思います。今回はまだ経験不足で大変な実習生活でしたが、またいつか力をつけてCan-doに再チャレンジできたらと思います。

「ミラーさんはハンサムです。」なんて日本人は言わないのに、なんでこうやって教えるんだろう...という疑問を持っている人は、ぜひ釜山外大のCan-doにチャレンジしてみてください。京都外大では勉強できないことが学べます。
みなさん、ぜひ参加してみてください。

2017/12/12 10:30:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・岩元栞さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2015年入学 日本語学科 岩元栞



今回の釜山外国語大学での教壇実習は、お茶の水女子大学と名古屋外国語大学の実習生との合同プログラムでした。大学は、山の近くにあるため、夏でも涼しく過ごしやすかったです。また、学内にはコンビニや食堂があるため普段の生活には困りませんでした。


1週目は授業見学をさせていただきました。
担当のクラスで自己紹介をさせていただいたり、グループワークに参加させていただきました。また、担当の先生以外の授業も見学させていただきました。

2週目は授業見学と模擬授業と教壇実習をさせていただきました。模擬授業は、空き教室で授業の流れを最初から最後まで確認していただくという形でした。模擬授業で授業の全てを確認していただけることなどめったにありません。本当に勉強になりました。

教壇実習は、100分×2回を2セット担当しました。クラスは11人と少人数で、学年もバラバラでした。
担当の先生に助言をいただきながら、教案,PPT,配布プリントを作成して実習を行いました。限られた時間の中で作成するのはとても大変でしたが、本当に貴重な体験でした。

今回のプログラムに参加して、日本語教育やCan-doについて学ぶことができましたが、韓国の文化や食文化、釜山の人の優しさなど多くのことも学ぶことができました。
行く前は不安なこともありましたが、この日本語海外教壇実習に参加して良かったと思います。
迷っている方はぜひ参加してみてください。

2017/11/21 11:20:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・小野希茄紗さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2016年入学 英米語学科 小野希茄紗


私達は9月2日から17日まで韓国の釜山外国語大学で教壇実習をさせていただきましたが、その前から何度も事前学習やオリエンテーションをしました。
釜山外国語大学には教科書がなく、この授業で○○ができるようになるという「can-do」があり、ワークシートやパワーポイントを使って1から授業準備をする必要がありました。そこで、日本にいる間から釜山外国語大学の先生と連絡を取り合い、教案作りに励んだので、教案をほぼ完成させた状態で韓国に行くことができました。
しかし、先生方の授業を見学に行くにつれて自分のやりたい内容が増えたり、自分の作った授業が「can-do」に沿ってないと感じたりし、韓国に行ってからも毎日夜遅くまで教案作りや授業準備に追われました。私の担当させていただいたクラスは7人と少人数でほかのクラスに比べて静かだったので最初はとても緊張しましたが、クラスの雰囲気や学生達の反応もよく、だんだんリラックスして授業を行うことができました。準備は大変でしたが、学生が日本語を理解していく姿を見ていくととても嬉しくて達成感がありました。また、担当させていただいたクラスの学生だけでなく、授業見学に行ったクラスの学生とも仲良くなり、ご飯に行ったり週末に遊んだりすることができました。

韓国は日本と近くて、なんとなく似ている印象がありましたが、実際に行ってみると意外と違うことが多かったです。中でも私が驚いたのは物価の安さです。食べ物や洋服、交通機関など色々なものが安く、休日のショッピングも楽しむことができました。

今回の実習を通して大変なこともありましたが、教壇実習だけではなく文化や人間性も学ぶことができ、とても貴重な経験になりました。海外に行って教壇実習をしたからこそ学んだことや体験できたことがたくさんありました。今回の経験を生かして、これからの学生生活を送りたいと思います。また、釜山は関西空港から1時間半ととても近いので、海外に行ったことない人はオススメです。
もし日本語教師に興味があるなら、ぜひこの実習にチャレンジしてみてください。

2017/10/19 11:00:00 夏期日本語海外教壇実習体験記(韓国・釜山・太田実優さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by近藤優美子
釜山外国語大学校(2017年9月)
2014年入学 日本語学科 太田実優


私が実習させていただいた韓国の釜山外国語大学校は授業に教科書を使用しないという特徴があります。私は以前マレーシアの中等・高等学校での実習にも参加したことがあり、そのとき対象者が異なれば、教える日本語・日本語の教え方が異なることを学びました。大学生に教科書無しで日本語を教えるとはどういうことなのか、将来日本語教師になるためにも多様な教授法を勉強したいと思いこちらの実習に参加しました。

実習は考えていた以上にとても大変でしたが、多くのことを学ぶことができました。実習先には先ほど述べたように教科書がありませんが、代わりにcan-doリストがあり、授業を通してできるようになることがリスト化されています。それを参考に自然で具体的な場面を想像し、その場面で使う日本語を教えます。このように教えることで、教科書より自然で、実用的な日本語を教えることができます。
しかし、実際にその授業を考えるのはとても大変でした。ありうる場面を想像することや教える日本語、その教え方を考えることはもちろん難しかったですが、他にも読解問題や宿題、復習できるような配布資料も作成する必要があります。私はこれまでそのようなものをあまり作ったことがなかったため、とても苦労しました。内容からフォントなどの形式まで様々なことについて迷い、考えました。

2週間寝る暇もなくとても大変でしたが、多くのことを考え学びました。今回学んだことは教科書を使用するときにも応用できると思います。教科書があっても新しい文型を教える際、具体的な場面を学習者に示さなければ、学習者はその文型をいつ使えばよいのかわからず日常生活で使用することができません。私はただ文型や語彙を覚えるだけの授業ではなく、日本語の運用力が上がる授業を行いたいと思っています。そのためには今回勉強したことがとても役に立つと思います。実習先の先生方も実習期間中とても親身に私たちを指導してくださいました。ですから、この経験を決して無駄にしないよう今後に生かしていきたいと思います。

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