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2017/06/12 12:20:00 海外教壇実習体験記(台湾・中井裕美さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
東呉大学(2017年3月)


2016年入学 日本語学科 中井裕美


私は今回、3月1日から18日までのあいだ、台湾の東呉大学で海外日本語教壇実習をさせていただきました。

台湾には日本に親しみを持っている人も非常に多く、文化も大きく異なる面は少ないので、不慣れな外国生活でのストレスも少ないのではないかと思います。

東呉大学での実習はとても特徴的です。それは、今回から「日本語クラブ」というプログラムがはじまったからです。
他大学での実習では、授業の時間を頂いて教壇に立ち、先生として授業を行います。しかし東呉大学の「日本語クラブ」は授業の時間ではなく、昼休みや放課後に開かれるのです。それは「日本語クラブ」が、あくまでクラブであって授業ではないからです。
もちろん授業でないから簡単、ということでもありません。このクラブでは大まかな活動と日程を先生から教えていただいたあと、実習生がクラブで行うことを全て一から考えました。つまり教壇で授業を行うよりも、私たちが決める度合いが高いのです。とても責任のあることですが、私たちが自由に内容をを決められるというのはとてもやりがいのあることでした。

「日本語クラブ」は今回が初回だったため、現地に到着し先生にお話を伺ってから具体的な準備を進めていきました。
そういったこともあり、台湾滞在中の生活は本当に慌ただしいものでした。実際にクラブを行い学生さんたちと触れ合うと、私たちが想定して用意していたものを修正する必要なども感じたからです。ですからクラブを行う、反省と次回の修正、クラブを行う、というように延々とやることがありました。大変ではありましたが「生」の授業を行う先生たちのことがよく理解できました。

私は今回の海外日本語教壇実習を、自信を持って有意義なものだったと言うことができます。それは、毎日学ぶことや反省することばかりだったからです。自分のできないことや足りないことも浮き彫りになり、これからの課題も見つけました。
私は1回生のときに大学の授業と並行して実習の準備を行ったため、かなり忙しかったですが貴重な経験をさせていただくことができたと感じています。この1年間で本当に様々な面で成長もできました。
お金や言語、生活の面で不安を感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
私は入学前から日本語教師に興味がありましたが、入学するまで何も準備していませんでした。ですが、大学生活と両立しながらすべて何とかやり遂げることができました。
悩んでいる方にはぜひチャレンジすることをお勧めします。

海外へ行ったことがないという人などに台湾はおすすめです。
学生さんも非常に親しみやすく、何人もお友達ができて日本で遊んだこともあります。
みなさんにもぜひ、この貴重な体験をしていただきたいと思います。

2017/05/31 09:10:00 海外教壇実習体験記(台湾・阿部春香さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
東呉大学(2017年3月)


2014年入学 日本語学科 阿部春香


実習のすべてから学び、すべてを吸収してくる。
こらが私の東呉大学の実習での目標でした。

今回の東呉大学の実習は、日本語の授業をするのではありません。課外活動として「日本語クラブ」を運営し、期間の中間にメインの活動であるフィールドワークを行うというものでした。

この形態での実習は今年が初めてで、前例もなく、正解もわかりませんでした。多くの不安の中、日本にいる先生方のアドバイスや東呉大学の先生方のサポートをいただきながら、話し合いを重ね試行錯誤しながらの18日間でした。

フィールドワーク前約10日間はフィールドワークに向け、学生が日本語で日本人に台湾についてのトピックを紹介する準備をしました。クラブだけでは時間が足りず、担当の学生と授業がない時間にも会ってサポートもしました。
学生の学年、レベルはさまざまで、レベルに応じて補助シートを別途作成したり、進度が早い学生にはアクセントの練習を重点的に行うなど、進み具合に偏りが出ないように注意する必要性も学びました。

フィールドワークには、ほかの日本人実習生が担当していたグループの人に台湾を案内してもらいました。事前に用意した紹介文で使った表現をうまく活用したり、自分たちで調べた単語を使ったりしながらフィールドワークを進めてくれた学生さんの学習意欲には本当に感心しました。何よりも学生さん自身が楽みながらしてくれていたことで私もとても楽しむことができました。

フィールドワークが終わってからは「日本語を使って楽しむ」をベースとして活動を進めました。
実習生の出身地の多様性を生かした方言カードゲーム、福笑いやけん玉などの日本のゲーム紹介などの活動や、日本の新聞記事を参加学生さんのレベルに書き直して読解をしてもらうなど、真面目な活動と楽しい活動を組み合わせる工夫もしました。

今回の実習はただ「何かをして終わり」、ではなく実習を通して学生さんの日本語能力がどう変化したかを学生さんに知ってもらことも大きな目標でした。CAN-DOリストの作成、会話テストの準備と実施はこれまでの授業ではしてきたことがない活動で、1度は失敗をしてしまったものもありました。先生方のアドバイスを受けて実習生同士の話し合うことで、改善し最終的には成功することができました。

授業見学から学び、日本語クラブの準備・実習から学び、そして失敗からも学び、本当に多くの学びがこの実習にありました。貪欲に学び、吸収することができるのもこの実習の大きな魅力だと感じています。「こんなに丁寧に教えてくれてありがとう」学生からこの一言をもらった時、これまでの実習が走馬灯のように頭の中で思い出されました。えるたのもこの学生さんからのこの一言がなければ、不安がある中でも、「常に前を見て取り組んできて良かった」と思うことはできなかったと思います。

恵まれた環境で実習をできたことに感謝をしながら、今回の実習で学んだことを今後に生かして、また新たな学びを貪欲に吸収していきたいと思います。

2017/05/02 12:20:00 地域日本語教室ボランティア体験記(滋賀・太田実優さん)

  • Category学科紹介
  • Posted by近藤優美子
子供向け地域日本語教室ボランティア(2017年4月)


2014年入学 日本語学科 太田実優


4回生になる前の春休み、私は滋賀県の子供向け地域日本語教室で日本語を教えました。
この日本語教室は日本語が話せず、学校の授業についていくことができない外国人小学生・中学生を対象としたもので、春休みの2週間のみ行われました。

今回、参加してくれた外国人の生徒さんは5人でした。そのうち2人は日本語で会話するには問題ありませんが、教科書の難しい日本語がわからないという生徒で、残りの3人はほとんど日本語が話せない生徒でした。
この5人は日本の公立の小学校・中学校に通い日本人と同じように授業を受けています。そして普段は学校で日本語についての何の援助も受けていません。日本語が話せない3人は教師やクラスメイトたちが何を言っているのか、何もわからないまま一日を過ごしているそうです。

半年もこの環境下に放置されている生徒もいました。その子は日本語がわからないことにすぐにあきらめる癖がついてしまっていました。
また、ある生徒は来年高校受験を控えていました。外国の生徒たちは高校に行かなければ日本にいる理由がなくなり、国へ帰らなければならないかもしれないそうです。ですが、当然高校入試は日本語で問題が書かれ、日本語で解答しなければなりません。日本人と同じように。

私はこの日本語教室に参加して、このような生徒がいることを初めて知りました。実際に生徒たちに日本語を教えながら触れ合いましたが、みんないい子たちばかりで、もっと日本語を教えてあげたい、助けてあげたいと思いました。多くの人たちにこの現状を知ってもらい、なんとか改善してもらいたいと思いました。

そして私ができることはまたこのような日本語教室が開かれたとき、日本語を教えることです。また機会があるのならぜひ参加したいと思っています。

この記事を読んで、みなさんがこのような外国人の子供たち、ほかにも困っている人たちを助けてあげたいと思っていただけたら、地域のことに興味をもっていただけたら、幸いです。

2017/05/02 11:20:00 海外教壇実習体験記(台湾・板垣早紀さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
東呉大学(2017年3月)


2014年入学 日本語学科 板垣早紀


3月1日〜18日の期間、海外日本語教壇実習で台湾の台北にある東呉大学で実習を行いました。
東呉大学は山に囲まれていましたが、学校内にはwifiやコンビニもあり、バスやMRTの公共機関のアクセスが便利だったため、滞在中困ることなく生活をすることができました。

今回の実習では、日本語クラブのの運営と授業見学をさせて頂きました。
まず、最初に日本語クラブについて紹介したいと思います。
今回の実習で初めての試みということで右も左も分からないままのスタートだったため不安でいっぱいでした。
活動内容として事前に決まっていた内容は「フィールドワークを行う」「話す力を伸ばす」という大まかなものだったため、毎日事前準備に追われていました。
しかし、授業外の活動だというのに、東呉の学生さんは一生懸命活動に取り組んでくれました。また、最後の日本語クラブでは「とても楽しかった。また来年も日本語クラブの活動に参加したい」という感想をもらうことができ、この実習に参加してよかったと思うことができました。

次に授業見学についてですが、授業見学は計6回見学させて頂きました。東呉の学生さんはレベルが高くほとんどの授業が日本語で行われていました。また、会話、作文、日本史など様々な授業を見学させて頂くことができ、一つ一つの授業から学ぶことがとても多かったです。

最後に生活面についてです。台湾は日本と似ている国だと感じました。
スーパーに行くと日本のものがほぼ売られているので困った時は現地で購入することができます。また台湾の人は優しい方が多く、何か困ったことがあれば英語や日本語(日本語を話せる人が多いです)で尋ねると親切に教えてくれると思います。海外が初めての方にはとてもおすすめの国だと思います。

もしこのプログラムへの参加を迷っているなら、是非参加してみてください。
行くまでには分からないことも多いですが、行ったからこそ学べることがありますし、学生のうちだからこそできる失敗もあります。
不安でも飛び込むことで、とても充実した時間を過ごすことができると思います。
  • 最後の日本語クラブで

2017/04/18 10:40:00 海外教壇実習体験記(台湾・角地沙羅さん)

  • Categoryインターンシップ(海外教壇実習)
  • Posted by近藤優美子
東呉大学(2017年3月)


2014年入学 日本語学科 角地沙羅


私は2017年の3月に約3週間、台湾にある東呉大学での春期海外日本語教壇実習プログラムに参加しました。東呉大学の日本語学科はとても大きな学科で約1300人もの学生が主専攻として日本語を勉強しています。

今回、私たちの参加した東呉大学のプログラムは他の実習プログラムとは大きく異なる点があります。それは、日本語クラブを作り、その中で活動することです。日本語クラブは今回が初の試みで、事前に先生から与えられた枠組み以外はすべてがゼロからのスタートでした。

まずは日本語クラブの目標を決めるところから始まり、それに基づいた活動内容を考え、なおかつ学生の意見も取り入れ、限られた日数でスケジュールを組み、活動を行うということをしました。もちろん最初に考えた内容では上手くいかず、何度も夜中まで話し合うことがありました。日本語クラブは毎回が試行錯誤の繰り返しで、どうしたらいいのかわからなくなってしまうときもありました。

しかし、そのたびに学生たちの楽しそうな笑顔や、感謝の言葉、積極的な行動に励まされて助けられ、約3週間の実習プログラムを終えることができました。今回の実習プログラムでは日本語クラブの活動だけではなく、授業見学もさせていただけました。そのためたくさんの学生と関わることができ、空き時間には色々なところに連れて行ってもらうなど、とても充実した日々を送ることができました。

今回の実習プログラムに参加して強く感じたことは、学生がいないと活動は成り立たないということです。当たり前のことですが、どんなに先生が努力して頑張っていても学生がいなければ意味がないということ、学生の大切さを今回の実習プログラムで改めて実感しました。

日本語教師を目指している方や日本語教育に興味のある方、どんな方でもこの東呉大学の実習では多くのことを学び、気付く機会があります。このような貴重な経験が多くできるのは学生の間しかありません。みなさんも是非参加してみてはいかがでしょうか。

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