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2015/11/04 18:30:00 インターンシップ体験記(マレーシア・須内香菜未さん)

  • Category海外教壇実習
  • Posted by北川幸子
国立ラジャチュラン高等・中等学校(2015年8月8日~8月31日)
2013年入学 日本語学科 須内香菜未


 私たちはマレーシアの首都クアラルンプールからバスで3時間のところにあるイポーで3週間実習を行いました。大変だったことは、日本語だけでなく英語での指示も伝わらないことが多かったことです。実習が始まった頃は何を言っているのかわからなくて退屈になっている生徒や、何をすればいいのかわからなくなっている生徒が何人かいました。その後はマレー語も使いながらやっていました。知っている単語を聞くとよく反応してくれていました。
 行く前はあまりマレーシアの生活がイメージできなかったのですが、食べ物がとてもおいしくて毎日食事に行くのが楽しみでした(笑)。日本ではなかなか食べられないフルーツも食べることができました。
 今回、日本語学科3回生3人で参加しましたが、みんな初めてのインターンシップだったので、不安なことばかりでした。でも行ってみると、日本では経験できないことや、海外で実習をしたからこそ学べたことがたくさんありました。本当にインターンシップに参加してよかったと思っています。
  • 日本語の授業をする教室です。
  • ハリラヤというマレーシアの独立を祝う行事がありました。その時に様々な衣装を着た生徒たちと撮った写真です。

2015/10/28 11:00:00 大学院修了生の声2

  • Category大学院修了生の声
  • Posted by北川幸子
 前回に続き、今回は一年制の修士コースを修了された瀬川綾子さんにお話をうかがいました。

【瀬川綾子さん(2015年3月 博士前期課程修了)】
短大を卒業後、化粧品会社に就職。約10年の会社員生活に区切りをつけ、念願のイタリア留学へ。帰国後、イタリア語講師に。留学中に日本語を学ぶイタリア人とLanguage Exchangeをした経験がきっかけとなって日本語教師養成講座へ。大学三年次に編入し、大学を卒業。国内の日本語学校やタイの中等教育などで日本語を教えたのち、本学の大学院へ。ユニークな経歴をもつ瀬川さんです。

北川:大学院進学を決めた理由は何ですか?
瀬川さん:大学院進学はタイから戻るちょっと前から考え始めていたんですが、教えていて感じた疑問を既存の本でしか確認できないなぁと思って、もっと自分の力で調べたりできないかなと思ったのがきっかけですね。

北川:大学院で取り組まれた研究のテーマを教えてください。
瀬川さん:どうしたら学習者が日本人と円滑なコミュニケーションができるのか、ということに一番のポイントを置いて、その題材として可能形をとりあげました。可能形に潜んでいる含意というものがあるのか、日本語母語話者を対象に調査をして使用実態を明らかにしました。そのうえで、それを今度はどのように学習者に教えていけるのか、指導法を見つけていく、ということをやりました。

北川:研究で大変だったことは?
瀬川さん:全部大変だったんですけど(笑)。日本語学についての基礎知識が十分ではなかったので、その点で一番苦労しました。自分が教えてきた経験はあるんですけどそれを学問としてとらえることが難しくて…

北川:その基礎的な知識を補う部分で何か在学中にされたことはありますか?
瀬川さん:そうですね、とにかく本はたくさん読みました。本と論文ですね。

北川:その他に大変だったことは?
瀬川さん:可能形の指導(授業)を実際にやってみてデータをとるということだったんですけど、教材を作る段階でもかなり悩みましたし、結果が出なかったら話にならないので…、夏休みにデータをとることになっていたんですけど、そこまでに教材を作らなければいけないというプレッシャーもあって…。教材を作るための理論をおさえたり、データをどのように分析してどのように説明をしてばいいかなど、いろいろ難しく、悩みました。
自分はひとつの視点から見ていても、他の角度から見ればいろいろ出てきますし、研究の過程で周りから自分の思ってもいないご意見をいただいたりして、それをどう解決していけばいいのか、気づかない部分での指摘は役に立つ部分もあるんですが、対処にも困りました。

北川:今のお話にも関連するかもしれませんが、瀬川さんにとって大学院の一年間、そこでの収穫やご自身の成長はどのように感じていらっしゃいますか。
瀬川さん:そうですね。私は、ものごとを順序立てて論理的に考えることが苦手だったんですね。でも何かを考えていくときにひとつずつ丁寧に考えていくという癖はついたかなと思います。いろんな視点をもつこととか。すごく凝り固まっていた自分の考えをほぐすことはできたかなと感じています。

北川:現場で感じた疑問を解決したいという具体的な目的があったかと思うんですが、結果的にはその解決のプロセスで得られた方法や姿勢といったもののほうが実りが大きかったんですね。
瀬川さん:そうかもしれないですね。凝り固まっているからこその問題ってたくさんあったんだなって感じています。

北川:最後に今後の展望を聞かせてください。
瀬川さん:言葉を勉強することのもっとも大切な点は、やはりコミュニケーションだと思いますので、何年日本語を勉強していても話せない学生って多いですけど、話せる学習者をどうやって育てていけばよいか、指導法や教材作りにもとても興味がありますので、そういったものを作っていきたいと思っています。
北川:ぜひ。楽しみにしています。

瀬川さんは近々、国際交流基金から日本語専門家としてインドネシアに派遣されることになっています。インドネシアでのご活躍をお祈りしています。教材作成のタネ?がインドネシアに落ちているかもしれませんね。

2015/10/28 11:00:00 大学院修了生の声

  • Category大学院修了生の声
  • Posted by北川幸子
【大学院はどんなところ?:岡本典子さん】

 皆さんは大学院という場所にどんなイメージをお持ちでしょうか。「大学よりちょっと難しい勉強を短期集中でするところ」、「一日中実験や研究に没頭するところ」「教授と楽しく研究について語り合うところ」「いったん人生の楽しみをすべて忘れて、論文と格闘するところ」、いろいろなイメージがあると思います。

 本学大学院の博士前期課程には、言語文化コースと実践言語教育コースがあり、実践言語教育コースでは日本語教育を専攻することができます。
ここに入ってくる院生は、年齢も背景も出身地も、さまざまです。学部からストレートで上がってくる人もいますし、日本や海外で一度社会人を経てから入ってくる人もいます。外国籍の人もいます。大学院を目指す理由や、大学院での学び、卒業後のビジョンは一様ではなく、それぞれにあるようです。

 今回、2014年度の修了生、岡本典子さんにお話をうかがいましたので以下にご紹介します。

岡本典子さん(2015年3月 博士前期課程修了)
京都外国語大学外国語学部日本語学科を卒業後、中国の大学で三年間、日本語専任講師を務め、帰国後、同大学大学院に進学。

北川:大学院進学を決めた理由は?
岡本さん:中国の教育現場で見つけた課題、問題をどうすれば改善できるか研究してみたいというのと、大学に戻ってもう少し勉強したいなという気持ちも出てきて進学を決めました。

北川:大学院での研究テーマを教えてください。
岡本さん:中国の大学における日本語会話授業の課題の明確化と改善のための提案です。中国の大学の会話授業は日本語母語話者の講師が担当することが多いんですが、担当する先生方がどのような教室活動を行っていて、どのような問題を抱えているのか、明らかにしたいと思ったんですね。実は自分もそのような授業を担当していたのですが、中国の大学ではカリキュラムがしっかりと組まれていなかったり、ネイティブの日本語講師もバックグラウンドがさまざまなので、会話授業がうまくいっていない要因は、そういった背景が影響しているんじゃないかなと考えました。

北川:研究で一番大変だったことは?
岡本さん:アンケートを作成することがまず大変でした。先行研究も参考にしながら、自分自身でも新たな基準を設けたり・・。アンケートやインタビューは人にお願いしないといけないので、なかなかアンケートも集まらなかったり、、大変でした。でも、人が相手だからこそ面白いところもありました。

北川:大学院での二年間で自分自身にどのような成長があったと感じていますか。
岡本さん:日本語教育といえば外国人に日本語を教えるというイメージしか持っていなかったんですが、それだけじゃないということを、同期の院生の研究などから知りました。在学中に手話の授業をとったことで日本人に対する日本語教育も今後あるんだろうなぁとも感じました。二年間、いろんな人と関わったことで、日本語教育の広がりを知ることができて、自分自身の視野が広がったと思います。
教えることについても、これまでは文法書などをよく読んで準備するだけでしたが、コーパスなどを使って例文を考えたり、先行研究を参考に授業を考えたりなど、授業の準備の仕方も大きく変わったと思います。

北川:今後の展望は?
岡本さん:日本語の教える能力をもっと高めたいです。いろんな現場で経験を積んで、実践的な研究などにも挑戦し、発信していきたいです。

 現在、岡本さんは京都府内の日本語学校に専任講師として勤務されています。
インタビューへのご協力、ありがとうございました。
今後ますますのご活躍をお祈りしています!

2015/10/15 18:10:00 卒業論文集「葛野」

  • Category学科紹介
  • Posted by北川幸子
日本語学科では、その年の卒業論文から優秀作品を選んで一冊にまとめた論文集を年1回刊行しています。

・2011年(第 15号 )
 「ほめ」への返答形式
 会話場面における日本語の二人称非顕示化と顕示化の使用の目的ー日中対照の立場からー
 日本語教育における受け身文指導法の提案ー日本語学習者と日本人児童の受け身文使用実態の比較からー
 芥川龍之介「蜜柑」論ー英訳からみる「蜜柑」ー

・2010年(第 14号 )
 初対面における対称詞使用について
 日本人とブラジル人における依頼表現の対照研究ー非母語話者と母語話者の接触場面ー
 韓国人日本語学習者のための外来語教育
 結婚と恋愛の現代的変遷ー婚活ブームに見る結婚観ー
 太宰治「HUMMAN LOST」論ー「HUMMAN LOST」の真の叫びとはー
 西鶴の描いた挿絵と物語の矛盾について

・2009年(第 13号 )
 「フツーに」の用法について
 日本語母語話者の「大丈夫」の発話意図ーテレビドラマの会話分析から-
 日本語学習者の漢字学習ストラテジー
 「活字離れ」と「現代国語教育」との関係性について
 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』論ー「ほんとうの幸せ」とは何かー

・2008年(第 12号 )
 関西方言「めっちゃ」の使用形態の変化と意味の拡大
 日本語初級教科書にみる自動詞・他動詞の現れ方に関する考察ー提出位置および動詞と文型をもとにー
 日本語の「はい」とその中国語訳をめぐって
 現代日本における「酒」イメージ消費・嗜好・権威にみるイメージの形成
 
・2007年(第 11号 )
 「映画がやっている」ー格助詞「が」と「を」の交替についてー
 「美しい」日本語ー何を「美しい」と感じるかー
 自殺の語り
 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』論ー第三次稿から第四次稿への改稿をめぐってー

2015/10/15 18:00:00 卒業後の進路

  • Category学科紹介
  • Posted by北川幸子
本学科卒業生の就職先はさまざまです。

【教育】


日本語教育(国内)
関西語言学院・まいにち日本語学校・ECC国際外語専門学院・弥勒の里国際文化学院日本語学校・神戸東洋日本語学院・京都民際日本語学校

日本語教育(海外)
ランシット大学(タイ)・曙の光日本語教育集団(中国)・アユタヤラチャパット大学(タイ)・
オランダ国立南大学(オランダ)・櫻花日語学園(台湾)・グローバル語学院(韓国)・元気児童日語補習班(台湾)・大連経貿外語学院(中国)・電子科技大学中山学院(中国)・カンチャナブリラチャパット大学(タイ)・淅江工業大学(中国)

教育関係
大阪府教育委員会・大阪市教育委員会(中学校)・滋賀県教育委員会・浪商学園・(学)育英館・京都府教育委員会(中学校)・京都市教育委員会(小学校)・東大阪市立新喜多中学校・京都外大西高等学校・大阪学院大学高等学校・(株)京進・成基コミュニティグループ・緑豆学院・川上惠子バレエスクール・和歌山市立西浜中学校・(学)野又学園函館大学付属有斗高等学校・門真市立第七中学校・東京都教育委員会(小学校)・(株)ウィザス・(学)常葉学園 常葉学園菊川中・高等学校

【企業】


地方公務
小野市職員・東近江市役所

流通
エイチアンドフレンズGTLジャパン(株)・鴻池運輸(株)・(株)KSAインターナショナル・(株)銀閣寺 大西・(株)セントラルフルーツ・近江屋(株)・喜一工具(株)・(株)たけびし・
(株)ユタカ

銀行・信用金庫・信用組合
(株)徳島銀行・(株)広島銀行・(株)伊予銀行

飲食業
スターバックスジャパン(株)・(株)ドトールコーヒー・(株)虎屋・(株)新杵堂・(株)モーツアルト・(株)きちり・日本マクドナルド(株)

サービス業
(株)シェイプアップハウス・(株)ホテルグランヴィア大阪・名鉄観光サービス(株)・(株)星野リゾート・森観光トラスト(株)・中青旅日本(株)・大新東ヒューマンサービス(株)・ヒューマンリソシア(株)・フジアルテ(株)・(株)三幸・(株)畑中・(株)SJアルピーヌ・(株)アルファ・リンナイ(株)・(株)アルビオン・(株)JTBトラベランド 西日本事業部・琵琶湖リゾートホテル(株)・(株)近鉄ホテルシステムズ ウェスティン都ホテル京都・(株)サウンドステーション

服飾
(株)ワコール

情報サービス・IT・調査・コンサルタント
ディップ(株)・(株)サイバースター・柴田会計事務所

不動産業
(株)レオパレス21大阪支店・(株)フラットエージェンシー・三井ホーム(株)・(株)朝衛・

小売業
(株)大垣書店・(株)三城・(株)ヨドバシカメラ・(株)千代田組・(株)TCC・(株)アイアイ・(株)エディオンWEST・(株)コスモス薬品・(株)コメリ

自動車・自転車等小売業
兵庫トヨタ自動車(株)・(株)日産サティオ・大阪トヨタ自動車(株)

製造業・鉱業
TANARAKS MOTOR・ピアス(株)・(有)南海精密・横浜ゴム(株)・三共機械(株)・NECアクセステクニカ(株)・アスモトエネルギー(株)

出版・印刷業
(株)スリーエーネットワーク・(株)日経広告・大日本印刷(株)

通信業
日本郵政グループ・アイコム(株)

証券・保険
日本生命保険(相)・三菱UFJ証券(株)・第一生命保険(相)・フォーシーズ(株)

農業
大阪東部(農協)

非営利的団体

浜松商工会議所・(社福)旭長寿の森・(独)国際交流基金

【進学】


京都外国語大学、関西学院大学、同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、京都女子大学、京都橘大学、大阪大学、桃山学院大学、名古屋大学、名古屋外国語大学、南山大学、広島大学、岡山大学、東北大学、熊本県立大学、横浜国立大学、早稲田大学

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