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2016/02/29 16:20:00 中川彩香さん(2015年度卒業)

  • Category日本語学科卒業生の声
  • Posted by北川幸子
中川彩香さん(卒業後の進路:Uターン就職)

卒業を前に、京都外大での思い出、就職活動の苦労、これからの展望を語ってもらいました!

Q:外大の日本語学科を選んだ理由は?
高校一年生の時から海外に興味があって、大学行って勉強するなら国際系の学部に行きたいと思ってました。日本語学科を選んだのは高校三年生の時に国際系行くんやったら日本語教師っていうのもあるし、そういう方向に行くのもどう?っていうひとつの提案でそういう道もいいんかなって思って、選びました。

Q:入学時の気持ちはどんな感じでしたか。
最初から日本語教育に興味があって入ったわけではなく、海外に興味があって、留学とか、海外に行きやすいのは、浅はかな考えかもしれないけど外大かなって思って、制度とかも整ってそうやしって感じで外大に来たんです。なので一回生のころから日本語教育でちゃんとレジュメ作って黒板に書いて、発表するのは正直めんどくさいなって思うことはありました。高校まで、専門的な知識を学んでなかったので、入ってからが大変でした。

Q:進路の決断は?
私はとりあえず、一番最初に就職するってなったときに、絶対徳島県に帰りたいと思ったんです。日本語教師という仕事も、二回生三回生の頃は海外に教壇実習も行って楽しいな、魅力あるなと思ってたんですけど、一回社会経験を踏んで、今じゃなくてもいずれなれるかなと思ったので。一般企業でもいろいろな知識を勉強できると思ったので、一回社会経験して、考えるのもありだと思いました。

Q:具体的な就職活動は?
私は、この会社しか受けなかったんですが、説明会に行って、エントリーシートを送って、そこから二次審査が六月半ばにあって、そこで国語と簡単な数学と小論文の試験があって、三次は個人面接がありました。エントリーシートを見ながらいろいろ聞かれたり、徳島の特産のすだちがあって、これについて面接官に紹介してって言われて、日本語教育もやっていたし、面接官の人を外国人っていう設定にして、外国人にすだちをアピールするっていうのを即興でしました。最終面接は集団面接で、社会問題についてなどの質問があって、結果は八月の末ぐらいに出ました。

Q:アドバイスがあればお願いします。
ボランティア活動もやっておいたほうがいいと思います。入った時から就職活動のことを考えて行動したらいいと思います。
サークル活動にも参加したほうがよかった~って今思うので、入った方がいいと思います。
あと社会経験のために、接客のアルバイトをしたほうがいいです!絶対いい経験になります。

2016/02/29 12:40:00 沙千恵里さん(2015年度卒業)

  • Category日本語学科卒業生の声
  • Posted by北川幸子
沙千恵里さん(卒業後の進路:一般企業(金融関係))

卒業を前に、京都外大での思い出、就職活動の苦労、これからの展望を語ってもらいました!

Q京都外国語大学を選んだきっかけは何ですか。
沙さん:高校生のときに教員免許が取りたくて、教員免許が取れるところを探していました。英語もそんなに得意じゃなかったから日本語学科で国語の先生になろうと思って入りました。

Q入学当初、高校と違って驚いたことなどはありますか。
沙さん:思ったよりも日本語教育の授業が多いなと思いました。1回生のときから前に立って発表する機会が多くて、それは高校の時はなかったから戸惑いました。

Q 4年間での一番の思い出は何ですか。
沙さん:日本語教師のインターンプログラムでオーストラリアとハワイに行ったことです。特にオーストラリアは自分にとって初めての海外でとても印象的でした。あと、部活は入っておいて良かったと思います。キャンパス内に知り合いを作ったりできますし。活動した期間は長くないですけど印象は濃いかなと思います。ちなみに陸上競技部のマネージャーをしておりました(笑)

Q なぜこの進路を選びましたか。

沙さん:最初は日本語学科で日本語を勉強してきたから日本語教師をやろうとしていたけれど、家族に就職について相談した時に「人生長いんだから、そればかりにこだわらずに色々就職活動やってみてから自分の向いているところに行ったら?」とアドバイスを貰って、始めるのは遅かったけれど一般企業の就職活動をしました。自分が内定を頂いた会社は雰囲気が自分に合っていると思うのと、色々働ける場所があって、若いうちはいろんな所で生活してみたいというのもあったからです。
あくまで今の会社はファーストキャリアとして仕事をしてみて、結婚とか人生の転換点があったら、セカンドキャリアとして日本語教師ができたらいいかなという考えになっています。とにかく今は社会人として頑張ってみようと思っています。

Q 就職先が決まったのはいつですか。
沙さん:8月末です。

Q 今後の夢はなんですか。
沙さん:今まで大学の授業などで触れてこなかった専門的な場所に行くので、適応していくことが1年目の目標です。長い目で見れば、この会社を決めるきっかけとなった人事部に行きたいというのが目標で、自分も企業説明会がしたくて、これまで大学でみんなの前で話したりプレゼンとかした経験を活かして、就職活動を盛り上げたいです。

Q 今から入学する人、就職する人に向けてアドバイスをお願いします!
沙さん:思い出の時にも言いましたが、部活とかサークルに入ったら大学生活楽しいと思いますし、日本語学科に入るのなら留学などの制度があるので将来日本語教師になる、ならないに関係なく海外に行ってみるのがいいかなと思います。

2016/02/25 11:30:00 山口佳奈さん(2015年度卒業)

  • Category日本語学科卒業生の声
  • Posted by北川幸子
山口佳奈さん(卒業後の進路:私立中高一貫校)

卒業を前に、京都外大での思い出、就職活動の苦労、これからの展望を語ってもらいました!

Q 京都外国語大学を選んだきっかけは何ですか。
山口さん:英語をやりたかったのと、外国人と交流したくて関西圏の外国語大学という選択肢がありました。

Q 4年間での一番の思い出は何ですか。
山口さん:私の就職先は、日本語教師をするか国語の教師をするかまだよくわからなくて、日本語教育の面での思い出は、日本語教師のインターンプログラムでハワイへ3週間行ったことが1番強く残っていて、国語教員でいうと、京都教師塾がきっかけで学校ボランティアをしたことです。京都教師塾は京都市の教員を目指す学生が集まって勉強するものです。
学校教育に関われたことと、ハワイへ行って日本語教育に関われたことが1番の思い出かなと思います。

Q なぜこの進路を選びましたか。
山口さん:大学でせっかく日本語教育を学んだから、でも国語の先生になりたいとずっと思っていて、国語の先生も日本語の先生にもなりたいと思っていました。ふつう、1つの学校では、国語の先生もしくは日本語の先生のどちらかにしかなれないところが多いのですが、自分が就職先に選んだところは1つの学校なのにどちらも教えることができて、そこが1番魅力的でした。また履歴書に志望理由を書くときに他の学校よりもスラスラ書くことができたので。そこを知ったのは9月に教員採用.jpというところが主催している説明会があって、そこのチラシを偶然みつけて、行ったら偶然、日本語と国語の教員を募集している学校を見つけて説明を聞いて応募しました。

Q 就職先が決まったのはいつですか。
山口さん:11月です。

Q 今後の夢はなんですか。
山口さん:とりあえず1年目は何事にも挑戦していこうと考えています。まず環境に慣れることと、いろいろ試練があると思うのでそれを乗り越えていくとか挑戦していきたいです。長い目で見ると、日本語教師も国語教師もどちらもできたらいいなと思います。

Q 今から入学する人、就職する人に向けてアドバイスをお願いします!
山口さん:インターンは補助金がでるものがあるので行くべきだと思います。留学だと1年って長いから、留学から帰ってきたときに授業をたくさん取らなければならないとか大変になるので、それよりも長い休みを利用してインターンに行くほうが良いかなと思います。
あと日本語学科自体が少し特殊なので、自分の言葉でどのようなことをしたのか説明できたらいいなと思います。「外大なのに日本語学科なの?」ってよくつっこまれました(笑)
大学に通う上で目標を1つは持っていた方がいいと思います。大学はいろんな誘惑があるので…。せっかく推薦入試で国立大学に入った私の友達も、大学の他の誘惑に飲まれていま留年しそうになっているから。私は4年間通って国語の教員免許を取るという目標があったのでそれを考えつつ適度に遊んできましたし、勉強もしてきました。絶対にやるぞという目標が1つあったら、大学生活はいいものになると思います。

2016/02/16 11:40:00 大学院修了生の声6

  • Category大学院修了生の声
  • Posted by北川幸子
【王尤さん(2015年3月 博士前期課程修了)】
中国の長春出身。93年に来日し、日本語学校を経て、大学に進学し、経営学を学ぶ。卒業後、日本の企業に6年勤めたのち、結婚、出産を機に中国へ帰国。その後、中国の吉林華橋外国語大学で日本語教師に。今度は研究に取り組んでみたいと再来日。京都外国語大学大学院の一年制コースに進学され、博士前期課程修了後、現在は再び吉林華橋外国語大学に戻られ、ご活躍されています。

北川:大学院進学を決めた理由は?

王さん:中国の大学で日本語を教え始めたときは知らないことが多くて、同僚の先生から直接法の教え方など教えてもらったり、自分自身でも実践を重ねて、だんだんうまく教えられるようになりました。自分のキャリアを積み重ねていく中で、教えることは問題なくても、研究の能力を伸ばすのは独学では難しいと感じたんです。自分の書いた論文を見ても、レベルが低いように感じて。それで、大学院に進学しようと思いました。

北川:なぜ中国の大学院ではなく日本の大学院に進学しようと思ったんですか。

王さん:住んでいる町の近くにそのような専攻の大学院がなかったことと、やっぱり「日本語教育」「日本語学」の最新の研究は日本でしか勉強できないんじゃないかって、思ったんですよね。

北川:研究のテーマについて教えてください。

王さん:これは9年間、中国の大学で日本語を教えた経験から始まっているんですけど、どうしても学生たちの勉強の意欲に問題があると感じたんですね。ただ授業を受身的に聞いている学生は日本語がなかなか上手にならないんですよね。もっと文化に興味を持たせて、意欲を持って勉強してくれるようにできないかと、中国の大学の日本語専攻者に対する日本語教育のあり方について研究してみることにしました。

北川:当時、指導されていた日本語専攻の大学生はどんな目的意識で入学してきていたんですか。

王さん:そうですね。いろいろですけど、入試制度によって、勉強したくないのに日本語学科に割り振られたという学生もいれば、親の言いなりで入ったという学生、自分自身でも何を勉強したいかよくわからないままに人に勧められて入ってくる学生なんかもいましたね。もちろんアニメなどの影響で自分の意志で入ってくる学生もいましたけど、半分くらいでした。日本語や日本語の学習を好きになってもらうということが意味のあることだと、その当時から思っていました。

北川:どのように研究を進められたのですか。

王さん:日本文化教育というテーマではたくさん研究があるんですが、中国の大学の事情として、「もっと学生を解放してあげましょう」という政策に従わなければならないんですね。それで大学のカリキュラムの中で授業に割く時間がカットされて、日本の文化を学ぶような授業を組み込んでいくというのは非常に難しい状況なんです。そこで私が注目したのが、課外活動なんですね。大学院に入学する前に、日系企業に勤める日本人で空手の経験者の方に協力していただいて、半年間、空手の課外活動を行いました。実施前と後とで、学生の変化を見たんです。そしたら、考え方の変化、モチベーションの変化が見られて、さらに大学院に入ってから成績への影響を統計を用いて分析してみましたら、ちゃんと有意差が出たんです。嬉しかったですね。

北川:きちんと結果が出たんですね。

王さん:はい。実は大学には空手以外に13もの日本文化を学ぶ課外活動があるんですけど、あまり成績などへのいい影響がないんですね。今回の空手の課外活動の利点はいろいろありますが、ひとつは自己決定理論ですね。大学からやらされるものと、自分で自発的に取り組んだものとの差です。あとは、空手の講師の方の日本語を、できる学生が通訳すると、他の学生はかっこいいと思ったり、講師の方に対しても、お金も出ないのに一生懸命教えてくれて、いい人だなぁと尊敬するようになって、それが学習動機につながった、ということです。

北川:大学院在学中、一番大変だったことは何ですか。

王さん:時間が短かったことと、研究をやればやるほど、自分の配慮不足に気づいて、このテーマでやる意味があるのか、自己否定するようになって、一時期は本当に自信をなくしましたね。でも、先生が「自信を持ちなさい」と何度も励ましてくださって。9月末に帰国して最終データを取りました。これで、先行研究もデータも揃っていて、あとは書くだけと思っていたんですが、書き出してみると、文字数が増えすぎてしまって、最後はまとまらなくなってしまって。そのあとはカットしていく作業で、全体の構成を整えなければいけなくて、大変でした。

北川:王さんは一年制ですので短かったと思いますが、大学院での学び、収穫はどこにあったと思いますか。

王さん:これまでたくさんの教育実践を重ねてきましたけど、いろいろと気になる部分やこうじゃないかなと思ってモヤモヤしていた部分が、大学院の授業を通して理論的な支えを得ることができて、そうか、ここに答えがあったんだとか、こうすればよかったんだって、毎回の授業で発見がありました。解決までは至らなくとも、どこに問題があるのかということは理論的に説明できるようになりましたね。これまでは職場での教師同士の議論でも「たぶんこうだと思います」としか言えなかったのが、今後はきちんと論理的に説明できるようになると思います。

北川:帰国後はどのようなことに挑戦されたいですか。

王さん:大学院で学んだ、「学生を動かす」授業を私も実践してみたいと思います。学生の授業外での学び、その動機づけを工夫していきたいですね。あとは有効な論文指導の方法なども考えていきたいです。

2016/02/03 14:50:00 大学院修了生の声5

  • Category大学院修了生の声
  • Posted by北川幸子
【吉田奈々さん(2015年3月 博士前期課程修了)】
京都外国語大学外国語学部日本語学科を卒業後、同大学大学院に進学。現在は日本語教材専門書店にお勤めで、日本語教材の出版や販売、教材に関連したイベントの企画運営等に携わっておられます。

北川:大学院進学を決めた理由は?

吉田さん:大学三年生の時に、ここ(京都外大)の留学制度を利用して、韓国仁川大学に留学しました。今思えば、そこで出会った日本語の先生に「大学で学ぶことの楽しさ」を教えてもらったことがきっかけだったのではないかと思っています。私は留学先の大学で日本語の授業のアシスタントに入っていたのですが、その中の1つに「上級日本語会話」という授業がありました。その授業は映画を見た後、その映画を題材にディスカッションをする授業でした。ディスカッションは、ただ、映画の感想を話し合うのではなく、映画という具体化されたストーリーの中から、この作品が伝えたいことは何かという抽象的な部分を、その映画が作成された背景を調べたり、映画と関係している宗教に関する文献を読んだりして議論し合うことが重視されていました。今思えば、文学が専門だった先生の掌でうまいこと転がされていたのだと思うのですが(笑)「あの映画のあのワンシーンにはどのような意味があったのか」と疑問に思ったことをきっかけに、自ら図書館に足を運び、調べ、自分の考えを膨らまし、言語化して伝えるという行為、そして、その過程を経ても必ず「これが答えだ!」というものがないというのがなんだか魅力的で楽しくて。あの時はじめて「本当の学問の楽しさ」に触れた気がしました。そこから「大学」という場所に魅力を感じ、「大学で働きたい!→働くためには大学院に行かなくてはいけない」というなんとも安易なんですが、そんな理由で大学院進学を決めました。

北川:大学院で取り組んだ研究テーマとその内容について教えてください。

吉田さん:作文の教材として使われる「モデル文」について研究しました。きっかけは、作文の授業のときに、教師がモデル文を学生さんに配付しても、回収した作文は、モデル文のような作文もあれば、モデル文とは全く異なった作文もあって、でも、教師が知りたい「モデル文が学生さん1人1人にどのような影響を与えたか」という部分は、出来上がった作文で想像するしかないという現状があると思いました。そこで、学生さんにモデル文を使用したタスクとインタビュー調査を行って、学生さんのモデル文に関する認識や使用実態を明らかにし、モデル文の「役割」について考えました。

北川:どんな結果が得られましたか。

吉田さん:表現や接続詞のバリエーションが少ない学生さんへの補助や、文章を構成する上での助けになるなど文章を産出するための補助輪的な役割があることは想像の範囲内だったのですが、その他にも、教師がモデル文を配付した意図を自分なりに考え、教師が何を望んでいるかを考えながら文章を産出する学生さんがいたり、良い評価を得るために、自己表現を抑えてあえてモデル文のように書いている学生さんがいたりなど、アンケートではなく「インタビュー」にしたからこそ得られた学生さんの「本音」も明らかになりました。「それは修論では書けないかな…」というような本音まで打ち明けてくれる学生さんもいて驚きましたが、そのような学生さんの「声」が届けられた論文になったのではないかと思います。

北川:二年間で一番大変だったことは?

吉田さん:量的研究ではなく、質的研究を手法にとった上で、できるだけ避けたかったのは、個々に焦点当てて調べた結果、色んな人がいて、色んな意見を得ることができました、人によってモデル文の役割もそれぞれでしたよ、ってゆう研究結果。でも、調査の人数が少ないので、結果を一般化することができないのも事実、その中で、「どのように結果をまとめるか」という論文の着地点に一番悩みました。日本語教育における質的研究の存在や意義とは一体何だろうと何度も考えたのが苦しい期間でしたね。

北川:大学院二年間での自分自身の成長をどのあたりに一番感じていますか。

吉田さん:視野がかなり広がったことだと思います。広がった視野とは、日本語教育が社会に貢献できる範囲や教育理念などです。それらは修論を書いた経験から得たものもありますが、多くは修論を執筆していく過程での、院生同士の勉強会や、学会・研究会に参加したこと、そして多くの先生にお会いして先生の発表や著書、お話に触れたことから得ていたと思います。

北川:では最後に今後の展望について教えてください。

吉田さん:色んな経験を積んで、オリジナリティのある先生になれたらいいなというのと、先生としての引き出しを増やすという意味も込めて日本語教材専門書店で働くことにしました。でも、大学で学ぶことの楽しさも忘れられないので、やはり将来は大学で日本語を教えたいです。その目標が達成できるよう、仕事も研究も頑張っていきたいと思います。

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