2015/09/10 12:30:00 いざ!ティエラブランカ村現地説明会開催!
地域連携活動
マドカ
今日は待ちに待ったティエラブランカ村での現地説明会でした!毎日遺跡へ向かう際に挨拶を交わす地域住民の皆さんにお集まりいただき、子どもから大人まで約80名近くもの方々にご出席いただきました。本当にありがとうございます!
会場は教育支援活動でもおなじみ、フアナ・アリシア・セルドン・フローレス小学校の教室をお借りしました。また今年2月にマティグアスで開催した写真展も1日限定で開催しました。百聞は一見にしかず、言葉で説明するよりも写真を見る方が分かりやすいですよね。
さて本題の説明会ですが、最初にサグラリオ先生からマティグアスにのこる遺跡や岩刻画などの紹介をして、考古遺産は村の皆さんのすぐ近くに存在しているということをお話しました。一言に「考古遺産」と言われてもぱっとしませんが、岩刻画や地表に落ちている土器のかけらの写真を出して説明すると、「ウチにも似たようなのがあるぞ!」「隣の山の◯◯さんのとこで見たことある!」などの声があがるようになります。
続いて私からは、私たちが何者であるのか、村で何をしているのか、なぜこのような活動をしているのか、ということを中心に説明しました。村の皆さんからすれば、ミナミ先生もマドカも外国人。今では村の皆さんは毎日笑顔で迎えてくれていますが、いきなり外国人が土地に入ってきて毎日土を掘り返すわけですから、穏やかではありませんよね。私たちは村の皆さんが不安にならないように説明する義務があるのです。
私たちが日本人であること、学術的な知識に基づいて考古学調査を行っていること、村の皆さんと協力しながら村にのこる遺産を守りたいということ・・・プレゼン後の皆さんの笑顔を見ると、私たちのプロジェクトの思いを伝えることができたのかなと思っています。
そしてプレゼン終了後にはちょっと変わったアンケートを実施しました。ティエラブランカ村に限ったことではありませんが、ニカラグア農村部での識字率は高くはありません。そこでアンケート問題は口頭で読み上げ、用紙にはにっこり・ふつう・しょんぼりの顔マークを記載、顔にマークをしてもらうという方法を考えました。まだまだ課題は残りますが、なんとか50枚ほどのアンケートを回収することができました。
ちょっと長くなってしまいましたが、以上をもってホントに今期の調査は終了です!また来年までさようなら、マティグアス!(泣)
会場は教育支援活動でもおなじみ、フアナ・アリシア・セルドン・フローレス小学校の教室をお借りしました。また今年2月にマティグアスで開催した写真展も1日限定で開催しました。百聞は一見にしかず、言葉で説明するよりも写真を見る方が分かりやすいですよね。
さて本題の説明会ですが、最初にサグラリオ先生からマティグアスにのこる遺跡や岩刻画などの紹介をして、考古遺産は村の皆さんのすぐ近くに存在しているということをお話しました。一言に「考古遺産」と言われてもぱっとしませんが、岩刻画や地表に落ちている土器のかけらの写真を出して説明すると、「ウチにも似たようなのがあるぞ!」「隣の山の◯◯さんのとこで見たことある!」などの声があがるようになります。
続いて私からは、私たちが何者であるのか、村で何をしているのか、なぜこのような活動をしているのか、ということを中心に説明しました。村の皆さんからすれば、ミナミ先生もマドカも外国人。今では村の皆さんは毎日笑顔で迎えてくれていますが、いきなり外国人が土地に入ってきて毎日土を掘り返すわけですから、穏やかではありませんよね。私たちは村の皆さんが不安にならないように説明する義務があるのです。
私たちが日本人であること、学術的な知識に基づいて考古学調査を行っていること、村の皆さんと協力しながら村にのこる遺産を守りたいということ・・・プレゼン後の皆さんの笑顔を見ると、私たちのプロジェクトの思いを伝えることができたのかなと思っています。
そしてプレゼン終了後にはちょっと変わったアンケートを実施しました。ティエラブランカ村に限ったことではありませんが、ニカラグア農村部での識字率は高くはありません。そこでアンケート問題は口頭で読み上げ、用紙にはにっこり・ふつう・しょんぼりの顔マークを記載、顔にマークをしてもらうという方法を考えました。まだまだ課題は残りますが、なんとか50枚ほどのアンケートを回収することができました。
ちょっと長くなってしまいましたが、以上をもってホントに今期の調査は終了です!また来年までさようなら、マティグアス!(泣)
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教室2部屋をお借りしましたが、このとおり満員!本当に多くの方々にお集まりいただきました。
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「私たちは日本から来ました!」
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今回配布したアンケート用紙。質問は記載せずに大きな声で読み上げました!