2024/12/07 01:30:00 2024年度Hear Me Okinawa「沖縄スタディーツアー」
学内サークル・団体活動
広報隊岩本
みなさん、こんにちは!グローバル観光学科3年次生の岩本茉子です。街中もクリスマスに向けキラキラとし始め、ワクワクする一方で、今年も残りわずかだと感じると、少し寂しく思います。
今回のブログでは9月に参加した「沖縄スタディーツアー」についてお話していきます。まず、Hear Me Okinawaとは?や昨年に行った時の様子も知りたい!という方は学科ブログに掲載しているので、ぜひ覗いてみてください! (上記のリンクから閲覧できます)そして、この沖縄スタディーツアーは、ご縁から繋がっている現地の方々のご協力のもと、ガイドをしていただき、沖縄の歴史や文化などを学び・考え・感じる機会として、昨年に引き続き2日間行いました。
2024年の沖縄スタディーツアーには、グローバル観光学科1年次生7名、3年次生6名、4年次生1名の計14名と引率してくださった原先生で参加しました。今回は、人数が増えたということもあり、初参加者と昨年に参加したメンバーで、一部別行動をしたため、このお話では3年次生がまわった場所を中心としています。
1日目はひめゆり平和祈念資料館、平和祈念公園、平和の礎、斎場御嶽へ訪れました。私は生憎1日目の朝に行くことができなかったので、他のメンバーに感想を聞いてみました。
○ひめゆり平和祈念資料館
・昨年に参加したときは衝撃的なお話を受け入れることに精一杯だったが、今年は落ち着いた気持ちで、たくさんの疑問をなげかけることができた。
・実際に使われていた沖縄陸軍第一外科壕もガイドさんに案内してもらい、毎年違う発見ができて嬉しい。
・壕を実際に体感して、「島唄」という曲のモデルになった場所ということから、歌の内容がより一層染み渡り、また沖縄戦によって多くの人が悲しい思いをしてきたことを昨年より実感した。
・ガイドの方に「昔の子は葉っぱにラブレターを書いて好きな子に渡していた」という話を聞き、うるうると感動した。
○平和祈念公園
・「目の前に広がる海は綺麗な青色だが、戦時中は血で赤く染まり、今でも海を見たくないと思う人がいる」という話を聞き、ゾワッとした。
○斎場御嶽
・現実の世界のものとは思えない雄大な自然の美しさに驚いた。
上記のようなたくさんの感想をもらいました。何度行っても新たな学びや気持ちの変化を
得ることができた1日になったようでした。
2日目はバス無料dayということで、バスを利用しながら沖縄市内をまわりました。この日は沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート、ライカムなどへ行った後に全体で2日間の振り返りをしました。
○沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート
ここは戦後の沖縄を見つめ直すことを目的としてできた場所です。当時の貴重な写真や新聞記事、展示物を通じて、現在に至るまでの歴史や文化の歩みを知ることができ、また考えさせられた機会になりました。
○ライカム
「イオンモール沖縄 ライカム」、「ライカム交差点」など「ライカム」は地名としても使われています。ライカムという言葉は、この地にあった米軍司令部「Ryukyu Command Headquarters」が由来となっています。また、私たちは夏に京都で行われた舞台「ライカムで待っとく」を観劇し、その舞台となった場所でもあります。この舞台は沖縄の過去・現在が交差していく中で、沖縄と日本のあり方をたくさん考えさせられるものでした。胸にささる言葉も数多くあり特に、「私たちの何気ない生活の中には誰かの犠牲がある」「沖縄は日本のバックヤード」という言葉が印象に残っています。誰かの幸せを踏み台にしてまで、良い日々を送りたいとは思いたくもありませんが、実際にそのようなことが今、起こっているのだと突きつけられたように感じました。実際に、ライカムへ訪れると、観光や買い物などを楽しんでいる人が大勢いました。しかし、あの時の言葉や感じたことを思い出すと、当たり前の日常ではないのだなと考え、少し身が引き締まる思いもありました。
今年の沖縄スタディーツアーを振り返り、舞台で受けとった言葉がどこかの片隅に残りながら、沖縄について学んでいった中で、知ることの大切さを改めて実感しました。知り、学び、考え続けることで少なくとも受け取れるメッセージが増えるのではないかなと感じます。そのため、まだまだ知らない沖縄を自分の目で足で、学び続けていきたいと思います!
最後になりましたが、今年も沖縄スタディーツアーの実施にあたり、ご協力くださった皆様、お忙しい中ありがとうございました!
◎みなさんにお知らせ
2024年12月9日(月)〜12月13日(金)から4号館1階で展示会を開催します!例年行っているパネル展示だけではなく、クイズやシーサー作りなど楽しい体験も準備中です。休み時間の合間などぜひ覗いてみてください!
今回のブログでは9月に参加した「沖縄スタディーツアー」についてお話していきます。まず、Hear Me Okinawaとは?や昨年に行った時の様子も知りたい!という方は学科ブログに掲載しているので、ぜひ覗いてみてください! (上記のリンクから閲覧できます)そして、この沖縄スタディーツアーは、ご縁から繋がっている現地の方々のご協力のもと、ガイドをしていただき、沖縄の歴史や文化などを学び・考え・感じる機会として、昨年に引き続き2日間行いました。
2024年の沖縄スタディーツアーには、グローバル観光学科1年次生7名、3年次生6名、4年次生1名の計14名と引率してくださった原先生で参加しました。今回は、人数が増えたということもあり、初参加者と昨年に参加したメンバーで、一部別行動をしたため、このお話では3年次生がまわった場所を中心としています。
1日目はひめゆり平和祈念資料館、平和祈念公園、平和の礎、斎場御嶽へ訪れました。私は生憎1日目の朝に行くことができなかったので、他のメンバーに感想を聞いてみました。
○ひめゆり平和祈念資料館
・昨年に参加したときは衝撃的なお話を受け入れることに精一杯だったが、今年は落ち着いた気持ちで、たくさんの疑問をなげかけることができた。
・実際に使われていた沖縄陸軍第一外科壕もガイドさんに案内してもらい、毎年違う発見ができて嬉しい。
・壕を実際に体感して、「島唄」という曲のモデルになった場所ということから、歌の内容がより一層染み渡り、また沖縄戦によって多くの人が悲しい思いをしてきたことを昨年より実感した。
・ガイドの方に「昔の子は葉っぱにラブレターを書いて好きな子に渡していた」という話を聞き、うるうると感動した。
○平和祈念公園
・「目の前に広がる海は綺麗な青色だが、戦時中は血で赤く染まり、今でも海を見たくないと思う人がいる」という話を聞き、ゾワッとした。
○斎場御嶽
・現実の世界のものとは思えない雄大な自然の美しさに驚いた。
上記のようなたくさんの感想をもらいました。何度行っても新たな学びや気持ちの変化を
得ることができた1日になったようでした。
2日目はバス無料dayということで、バスを利用しながら沖縄市内をまわりました。この日は沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート、ライカムなどへ行った後に全体で2日間の振り返りをしました。
○沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート
ここは戦後の沖縄を見つめ直すことを目的としてできた場所です。当時の貴重な写真や新聞記事、展示物を通じて、現在に至るまでの歴史や文化の歩みを知ることができ、また考えさせられた機会になりました。
○ライカム
「イオンモール沖縄 ライカム」、「ライカム交差点」など「ライカム」は地名としても使われています。ライカムという言葉は、この地にあった米軍司令部「Ryukyu Command Headquarters」が由来となっています。また、私たちは夏に京都で行われた舞台「ライカムで待っとく」を観劇し、その舞台となった場所でもあります。この舞台は沖縄の過去・現在が交差していく中で、沖縄と日本のあり方をたくさん考えさせられるものでした。胸にささる言葉も数多くあり特に、「私たちの何気ない生活の中には誰かの犠牲がある」「沖縄は日本のバックヤード」という言葉が印象に残っています。誰かの幸せを踏み台にしてまで、良い日々を送りたいとは思いたくもありませんが、実際にそのようなことが今、起こっているのだと突きつけられたように感じました。実際に、ライカムへ訪れると、観光や買い物などを楽しんでいる人が大勢いました。しかし、あの時の言葉や感じたことを思い出すと、当たり前の日常ではないのだなと考え、少し身が引き締まる思いもありました。
今年の沖縄スタディーツアーを振り返り、舞台で受けとった言葉がどこかの片隅に残りながら、沖縄について学んでいった中で、知ることの大切さを改めて実感しました。知り、学び、考え続けることで少なくとも受け取れるメッセージが増えるのではないかなと感じます。そのため、まだまだ知らない沖縄を自分の目で足で、学び続けていきたいと思います!
最後になりましたが、今年も沖縄スタディーツアーの実施にあたり、ご協力くださった皆様、お忙しい中ありがとうございました!
◎みなさんにお知らせ
2024年12月9日(月)〜12月13日(金)から4号館1階で展示会を開催します!例年行っているパネル展示だけではなく、クイズやシーサー作りなど楽しい体験も準備中です。休み時間の合間などぜひ覗いてみてください!
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「沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート」 機会があればぜひ訪れてみてください!
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みなさんと!今年もお世話になりました!
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展示会のお知らせ お時間があるときにぜひ!