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2020/11/23 19:30:00 城崎温泉西村屋 七代目社長・西村総一郎さん ゲスト講義

  • Category授業関係
  • Posted byStudent Reporter
こんにちは!グローバル観光学科2年次生の横田藍子です。今日は、Community Engagement Program(CEP)で訪れる、城崎温泉にある老舗旅館「西村屋」の七代目社長、西村総一郎さんのゲスト講義の様子について、お話ししたいと思います。

兵庫県豊岡市の城崎温泉は今年で開湯1300年の歴史ある町で、西村屋さんは創業160年と昔から続いている老舗旅館です。私含め4人の学生は、2021年2月に1ヶ月間、CEPをこの西村屋さんで行う予定です。西村屋さんは旅館である本館と、ホテル招月庭の2軒、城崎温泉で経営されており、大変高級感の溢れる宿です。私は一度城崎温泉を訪れ、ロビーのみ拝見したのですが、ホテルに入る前から緊張していたのを覚えています。

その歴史ある西村屋さんの社長さんの講義ということで、私はとても緊張しました。講義では、城崎温泉はどういった仕組みでこれまで持続してきたのか、城崎温泉が抱えている課題は何か、また、コロナ禍における対策など、お話ししていただきました。

城崎温泉は、町全体を一つの宿と見立て、町全体の宿泊施設や飲食店、7つの外湯などが互いに協力し合うことで、皆で城崎の街を支えています。駅は玄関、道路は廊下、宿は客室、土産屋は売店、飲食店は食堂、そして外湯は大浴場といったふうに、観光客は感じることができるでしょう。

他方、交通面では車の往来が課題のひとつとなっています。浴衣が似合う町ということで、歩きながら城崎の町並みを堪能してもらうことが大きな魅力のひとつでありつつも、歩道と車道の区別がはっきりとしておらず、歩行者の中には危なさを感じる人もいるようです。城崎の皆さんは、この課題を解消するために、何度も話し合いを行い、より安全に観光してもらおうと議論を重ねておられます。

その他にも、大変興味深いお話をたくさん伺うことができました。西村社長は、「共栄共存」をモットーとして、持続可能な城崎温泉であり続けたいと仰っていました。私もCEPでは、地元の住民の方や観光客、スタッフの皆さんと交流し連携しつつ、様々な課題に挑みたいです。そして、様々な人と会話することで、新しいことをどんどん積極的に学びたいと考えています。

謝辞:西村屋社長 西村総一郎様のゲスト講義から、多くのことを学ばせていただきました。改めて御礼申し上げます。

参考情報:西村屋HP
http://nishimuraya.ne.jp/

CEP Letter
https://cepletter.kufs.ac.jp/category/nanami-shimaoka/
  • 西村屋ホテル招月庭様の前で(昨年度の城崎CEPに参加のGT学生たち)

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