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2017/06/20 20:30:00 Report on the Pink Sky Project- Support for Breast Cancer Patients and Survivors - 2015-2017(ピンクスカイプロジェクト 活動報告 リーダー 平木遥)

  • Categoryお知らせ
  • Posted by萬谷
The following report was provided by Haruka Hiraki, who has been the leader of "Pink Sky Project", students' volunteer group for supporting breast cancer patients and survivors. Ms. Hiraki graduated KUFS in Mar 2017, and is now working for an airline as cabin crew. We appreciate your continued support!

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京都外国語大学 ピンクスカイプロジェクト 活動報告書

リーダー: 平木 遥 (2017年3月 中国語学科卒業、国内航空会社客室乗務員)

1.ピンクスカイプロジェクト活動期間: 2015年4月~2017年6月

2.活動内容:
*2015年度から活動を開始した学生主体のピンクリボン活動(乳がん患者様への支援、募金活動、学内啓蒙活動)に設立メンバーおよびリーダーとして参加
*アドバイザー教員: 国際教養学科 萬谷和歌子先生
*公式サポーター:  国際教養学科

・ピンクの千羽鶴の作成、学生への協力依頼(多言語での手書きメッセージ入り)
・千羽鶴を癌患者様や米国ジョージア州アトランタ デルタ航空本社・会長宛に送付
・2016年10月25日開催のPeach Aviation 株式会社 客室乗務員様による講演会準備
・2016年10月25日実施のPeach Aviation 株式会社 客室乗務員様2名との募金活動参加
・2016年10月25日 講演会「女性のライフキャリアとヘルスケア」司会
・2017年1月12日 FLP Weekイベント「航空業界を知ろう」講演 および 募金活動実施
・2017年4月14日 京都市立病院(京都市中京区)へ寄付金30,000円を寄付
・2017年6月9日  NPO法人京都乳がんピアサポートサロン~fellows~(京都市右京区西院)へ25,000円を寄付
・リーダーとしてのチームのまとめ役
・京都外大の広報部への連絡等

3.活動の経緯

 この活動は大学の「サービス・マーケティング」(国際教養学科 萬谷先生)という講義で航空会社のCSR活動や、デルタ航空のピンクリボンフライトを知り、自分達も少しでも病気と闘う方々の力になりたいと思い、同じ受講者であった英米語学科の岩井空君と二人でピンクスカイプロジェクトを立ち上げました。
 私は元々エアライン業界に興味がありましたが、大学のエアラインインターンシップの参加費用は一人暮らしをしている私には負担が大きく、別の形で航空業界を知る機会があればいいと考えていましたので、この活動では社会で働く大人の方々と話をする機会も沢山あり、また学生の立場から世の中を見る事ができ、大変良い経験になりました。
 この活動を行うにあたり、岩井君と様々な航空会社や空港会社に足を運び交渉をしましたが、中々思うようには行かず、更には途中まで協力を約束して下さっていた航空会社も、大学の航空会社包括的連携協定締結後はライバル会社として協力辞退の連絡があり、学生が考えている様には上手くいかず、岩井君と落胆する日々が続きました。
 そのような中、Peach Aviation株式会社 総合企画部長の遠藤哲様にご協力をお願いしたところご快諾を頂き、2016年10月に募金活動と、客室乗務員の方による講演会を実施する運びとなりました。

4. 活動を通して学んだこと

 この活動を通して、企業は実施するメリットが無ければ、学生とのコラボレーションとして一緒に活動をして頂けないという厳しい現実を、身をもって痛感しました。 又、立ち上げたばかりの無名の団体には大学のサポートもほとんど無く、活動を行うのに苦労しました。挫けそうになった事も沢山ありましたが、立ち上げ当初からのメンバーの岩井君や萬谷先生が居てくださったおかげで、諦める事なく活動を続ける事が出来ました。またこの活動で様々なエアライン、空港会社の方々にお会いする機会があり、インターネットや本から得る情報だけではなく、直接お会いして伺ったお話や現役社員の方々との交渉等の経験は就職活動で大変役に立ちました。

 たった2人で始めた活動でしたが、現在この活動に賛同し協力してくれる学生(全学年、全学科、留学生を含む)も15名ほどになり、リーダーとして積極的に声掛けをし、みんなの意見を取り入れるなどチームワークを培いました。人は一人一人違う考えを持っており、意見の対立があっても話し合いをしながら解決策を模索し、みんなで活動を続けました。また2017年1月に開催された本学のFLP weekでは、「航空業界を知ろう」というイベントで、私自身が講演をする機会もあり、活動の幅が広がりました。

 病気と闘っておられる方々にパワーを届けようと日本で祈りの象徴でもある千羽鶴を学生に呼びかけ、メッセージ入りで作成し、がん患者様や、ピンクリボンフライトを行なっているデルタ航空へ贈ったところ、デルタ航空から感謝状が届きました。がん患者様からも千羽鶴へのお礼状とご寄付を頂戴しました。患者の方々へ、資金面だけでなく、どのようなサポートができるかをメンバーと考え、行動に移すことは大変難しかったですが、お礼状やご意見がとてもありがたく、励まされ、参考になりました。アメリカのデルタ航空会長よりお礼状が届いた時には、とても嬉しく涙が溢れ、岩井君と一緒に喜び合いました。困難を乗り越えてPeach Aviation様のご協力を頂けると決まった際には、このサポートがどれほどありがたく、貴重なものかを身をもって実感し、講演会の内容はもちろんのこと、募金活動前や講演会後の客室乗務員の方々の自然な立ち居振る舞いや私達学生へのお気遣いは大変勉強になりました。

 この活動を行うにあたり、京都外大の職員の方々から様々なアドバイスやご支援を頂きました。萬谷先生には航空業界について学問の観点から教えていただき、また企画書作成や企業訪問の仕方、デルタ航空宛のビジネス英文書類の作成方法など、学生が中々経験する事の出来ない社会人としてのマナーを教示して頂きました。その他にも日々の活動での細かいサポートであったり、学生の意見が行き詰まった際には社会人の立場から的確なアドバイスをして導いて下さったりなど大変お世話になりました。アドバイスの際にはすぐ答えを教えるのではなく、「何故こう考えたの?」など学生に考える機会を与え、自発的に考え行動出来るような力を付けて頂きました。就職活動の際には客室乗務員の先輩として、学生では中々気付く事が出来ない視点から沢山のアドバイスをして頂き、「普段から人にありがとうと言ってもらえるような行動を自らして下さい」など人として成長出来るような助言も沢山頂きました。これからもお客様のため、またサポートが必要な方々のために自分に何ができるかを考え行動し、相手の立場に立ち、寄り添うことのできる客室乗務員になりたいと考えています。

 就職活動は長く苦しいものでしたが、メンバーや萬谷先生から頂いた心強いお言葉に勇気付けられ、無事小さい頃からの夢である客室乗務員の内定を頂く事が出来ました。また、参加した4年生全員と在学中の3年生1名(計6名)は皆エアラインからの内定をもらい、現在客室乗務員やグランドスタッフとして活躍しています。この6月からは客室乗務員として、仲間との絆や萬谷先生から頂いた沢山のお言葉を胸に、この活動で培った経験を活かし社会に貢献したいと考えています。また今後は社会人の視点で、どのように乳がん患者様やこの活動を続ける後輩達のサポートできるか考え、自ら行動していく所存です。

 募金活動を通して集まった皆様のご厚意である募金(計55,000円)のうち、30,000円を京都市立病院へ、25,000円を京都・西院にあるNPO法人 京都乳がんピアサポートサロン~fellows~へ寄付させて頂いたことを、この場をお借りしてご報告致します。

 ご協力頂いたPeach Aviation株式会社様、デルタ航空会社様をはじめ企業や団体の皆様、また募金や励ましのお手紙、お礼状を下さった患者の皆様、京都外国語大学の教職員・学生の方々、京都外大西高校の皆様、公式サポーター・国際教養学科に心よりお礼を申し上げます。引き続き活動を続ける後輩達にも温かい皆様のサポートをよろしくお願い致します。

京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 2017年3月卒業/ 国内航空会社 客室乗務員
平木 遥
  • デルタ航空へ寄贈したピンクの千羽鶴(平木)
  • ピンクスカイプロジェクト 設立メンバー 左:英米語学科 岩井空 右:中国語学科 平木遥
  • アメリカ・デルタ航空 Richard Anderson会長からの感謝状

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