2024/12/11 11:40:00 11/30(土)学生通訳コンテスト@名古屋外国語大学 ご報告
学生ニュース
英米語学科
英米語学科4年の林梨来と申します。今回は、先日出場した通訳コンテストについてご報告いたします。
11月30日(土)に、名古屋外国語大学主催の「第18回学生通訳コンテスト」(全国外大連合連携事業)が5年ぶりに対面形式で開催されました。このコンテストは、日英・英日の逐次通訳を大学生の出場者が競う大会です。今年は全国から11人の学生が集まり、「Media-Human Relationships; Potential, Challenges, and Hopes (メディアー人はどう向き合うのか)」をテーマに、観客の前で通訳実技を行いました。
コンテストの結果は以下の通りです。
1位 国際基督教大学
2位 名古屋外国語大学
3位 神戸市外国語大学
審査員奨励賞 明海大学
参加者の実技の後には、プロの同時通訳の実演や第一線で通訳として活躍されてきた審査員の方々のお話もあり、大変学びの多い一日となりました。
本コンテストの出場者は、本番の1ヶ月ほど前に配布されるサブトピックとキーワードリストをもとに、関連する記事を使って情報を収集し本番に向けて準備をします。どのトピックに当たるかは当日までわからないので、すべての範囲のキーワードを勉強しなくてはなりません。今年は、11のサブトピックがあり、それぞれに50個ほどのキーワードがあるため、11×50=550個ほどのキーワードを勉強したことになります。サブトピックは、過去から現代、さらに未来に至るまで時代ごとの人々とメディアの関係性や、メディアが果たす役割など広い範囲に渡りました。
今回私は、抽選で最後の11番目に当たり、「Technologies & Ideas Guiding the Evolution of Media (メディアの進化を導く技術とアイデア)」というサブトピックで逐次通訳を行いました。9月の終わりに出場が決まってから3ヶ月弱というとても短い練習期間でしたが、通訳の技術はもちろん、メディアの在り方や背景情報についても学ぶことが出来ました。「聞く・書く・理解する」を同時に行い、解釈したものを相手に「伝わる」訳出を行うのがとても難しかったです。コンテスト当日、自分の発表が始まってしばらくの記憶がありません。後半も自分で何を言ったのか覚えていないほど緊張しました。しかし、それ以上に練習期間を含めて通訳の楽しさを感じ、他の参加者のレベルの高い発表を見て英語への学習意欲が増す貴重な経験が出来たと思っています。みなさんも少しでも興味があればぜひ挑戦してみてください。
コンテストに出場するにあたり、本大学のラムスデン多夏子先生と、河野弘美先生に2か月間ご指導いただきました。また、履修していた通訳の授業のマイヤーズ若菜先生やNINJAの辻先生にもアドバイスをいただきました。そのほか、英米語学科3年藤井琴音さん、2年吉川緒美さん、グローバルスタディー学科2年の藤井奈那さんにはキーワードの対訳調べにご協力いただき、昨年の出場者溝口茉由さんと吉川緒美さんは当日応援に来てくださいました。本コンテスト出場に当たり、ご支援いただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
11月30日(土)に、名古屋外国語大学主催の「第18回学生通訳コンテスト」(全国外大連合連携事業)が5年ぶりに対面形式で開催されました。このコンテストは、日英・英日の逐次通訳を大学生の出場者が競う大会です。今年は全国から11人の学生が集まり、「Media-Human Relationships; Potential, Challenges, and Hopes (メディアー人はどう向き合うのか)」をテーマに、観客の前で通訳実技を行いました。
コンテストの結果は以下の通りです。
1位 国際基督教大学
2位 名古屋外国語大学
3位 神戸市外国語大学
審査員奨励賞 明海大学
参加者の実技の後には、プロの同時通訳の実演や第一線で通訳として活躍されてきた審査員の方々のお話もあり、大変学びの多い一日となりました。
本コンテストの出場者は、本番の1ヶ月ほど前に配布されるサブトピックとキーワードリストをもとに、関連する記事を使って情報を収集し本番に向けて準備をします。どのトピックに当たるかは当日までわからないので、すべての範囲のキーワードを勉強しなくてはなりません。今年は、11のサブトピックがあり、それぞれに50個ほどのキーワードがあるため、11×50=550個ほどのキーワードを勉強したことになります。サブトピックは、過去から現代、さらに未来に至るまで時代ごとの人々とメディアの関係性や、メディアが果たす役割など広い範囲に渡りました。
今回私は、抽選で最後の11番目に当たり、「Technologies & Ideas Guiding the Evolution of Media (メディアの進化を導く技術とアイデア)」というサブトピックで逐次通訳を行いました。9月の終わりに出場が決まってから3ヶ月弱というとても短い練習期間でしたが、通訳の技術はもちろん、メディアの在り方や背景情報についても学ぶことが出来ました。「聞く・書く・理解する」を同時に行い、解釈したものを相手に「伝わる」訳出を行うのがとても難しかったです。コンテスト当日、自分の発表が始まってしばらくの記憶がありません。後半も自分で何を言ったのか覚えていないほど緊張しました。しかし、それ以上に練習期間を含めて通訳の楽しさを感じ、他の参加者のレベルの高い発表を見て英語への学習意欲が増す貴重な経験が出来たと思っています。みなさんも少しでも興味があればぜひ挑戦してみてください。
コンテストに出場するにあたり、本大学のラムスデン多夏子先生と、河野弘美先生に2か月間ご指導いただきました。また、履修していた通訳の授業のマイヤーズ若菜先生やNINJAの辻先生にもアドバイスをいただきました。そのほか、英米語学科3年藤井琴音さん、2年吉川緒美さん、グローバルスタディー学科2年の藤井奈那さんにはキーワードの対訳調べにご協力いただき、昨年の出場者溝口茉由さんと吉川緒美さんは当日応援に来てくださいました。本コンテスト出場に当たり、ご支援いただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
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プログラムとキーワードリスト
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本番で通訳をする林さん
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