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京都外国語大学英米語学科 RSS

2024/01/05 12:00:00 「外国人のためのカウンセリングデイ2023」ー コミュニティ通訳体験

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
2023年12月17日(日)、英米語学科・中国語学科の1ー4年生7人が、京都市国際交流協会*主催の「外国人のためのカウンセリングデイ2023」に、書記の助手として参加しました。

「外国人のためのカウンセリングデイ」は、当協会により20年近く行われている取り組みで、年に4回、法律・在留資格・税金・社会保険などの専門家が外国人の相談に応じます。この時相談者の言語サポートとして、英語または中国語の通訳者が立ち会い、相談内容の記録者として書記も同席します。今回の「カウンセリングデイ」では、20件ほどの相談がありました。

本学は、国際規格『ISO13611:2014通訳-コミュニティ通訳**のためのガイドライン』認証取得のコミュニティ通訳者育成を目的として、京都市国際交流協会と包括協定を締結しており、今回のような学びの機会をご提供いただいています。

以下、参加した学生2人のコメントをご紹介します。

英米語学科1年 市野綾那さん
「少ない時間でしたが、実際に悩みを抱える外国人の方に専門的なアドバイスをする社労士や弁護士の先生と、それを言語でサポートする通訳の方とのやり取りの場に立ち会うことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。公的サービスを受ける上で、海外の方が明確な情報を受けることができるよう、改善すべき点が多くあると考えさせられる機会になりました。」

英米語学科1年 上村有紗さん
「この度はこのような大変貴重な機会をいただけた事、嬉しく思います。今まで知っているようで知らなかった日本在住の外国人などが抱える様々な問題と向き合うことで、法律や、ビザ、社会保険の事はもちろん、在日外国人の厳しい実態について詳しく学ぶことができました。また、今回の経験から自分自身の視野を広げることができ、身近で通訳の方の姿を見て、さらに意欲的に英語学習に取り組みたいと強く感じました。会場にてサポートしていただきました皆様に、心より感謝申し上げます。」


*kokoka 京都市国際交流協会
左京区の蹴上(平安神宮・美術館・動物園があるエリア)に位置し、国際都市京都の交流の拠点として、情報提供・相談、日本語クラス、イベントなど、様々な取り組みを行っている団体。大学生も参加できる多種多様なボランティア活動も行われています。
京都市国際交流協会 ウェブサイト
ボランティア活動説明ページ 
ボランティア活動ブログ 

**「コミュニティ通訳」:その国の言語がわからない外国人住民が、医療・教育・社会福祉・行政・司法などの公的サービスにアクセスできるよう、コミュニケーションの橋渡し役(通訳)として、言語でサポートする仕事です。



  • kokokaスタッフの皆さんと

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