2023/05/09 10:00:00 PCC カンボジア・スタディーツアー
学生ニュース
英米語学科
こんにちは! 英米語学科3年次生の林梨来です。本学のサークルPCC(Picture Books for Cambodian Children)に所属しています。 今回は、今年の2月にPCCのメンバーが行ったカンボジアスタディーツアーについてご紹介いたします。
突然ですが、皆さんはPCCをご存じでしょうか。 PCCでは、カンボジアの子供たちのために絵本を作成し、現地に届け、読み聞かせを行う活動をしています。部員が考えた物語を英語とクメール語に翻訳し、気持ちを込めて作業しています。コロナ禍でのPCCの活動を、以前にブログで紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
では、前述にもありましたように今回は、今年の2月に行われたPCCとしては3年ぶりのカンボジアへのスタディーツアーについて、ご報告いたします。
コロナの蔓延が落ち着いてきたので、渡航を決定し、PCCメンバーの濱田未優(グローバルスタディーズ学科3年)と中山智恵(グローバルスタディーズ学科4年)がサークルを代表し、カンボジアへ絵本を届けに行ってまいりました。 2月10日から15日の6日間、カンボジアのシュムリアップという地域でのスタディーツアーです。
渡航前には、絵本を作るほか、プレゼントやゲームなどの企画も行いました。 今回の絵本のテーマは、海洋プラスチックの問題です。ペットボトルを主人公とし、プラスチックと人間がどのような影響を及ぼしているのかを学んでもらおうとストーリーを考えました。 実際、カンボジアでは、ゴミのポイ捨てが当たり前になっており、この問題について子どもたちにも考えてもらうきっかけになったと思います。
今回のスタディーツアーでは、観光もしつつ、全4施設を訪問しました。 2月10日の夜に到着し、11日にはアンコールワット、アンコールトム、バイヨンなど様々な遺跡を見に行きました。 ここでは、カンボジアの心が痛くなるような歴史も学びました。
12日は、リトルエンジェル孤児院に絵本を届けに行きました。 1年前にオンラインで交流会を行った孤児院です。前回交流した子どもたちにも数人会うことができました。また、日曜日だったので近所の子どもたちも加わり、多くの子どもたちに絵本の読み聞かせをすることができました。
13日には、3校の小学校を訪問しました。 子どもたちは元気いっぱいで、楽しそうに読み聞かせを聞いてくれて、私たちも元気をもらいました。
14日は日本人の方が建てられた農村部の小学校(マンゴースクール)を訪問しました。 どんな環境でも一生懸命元気に学んでいる現地の子どもたちの姿を見て、私たちも大学で学ぶ機会を無駄にしないよう、しっかりと勉学に励んでいきたいと思いました。
15日の朝に無事、日本に帰ってくることができました。今回の旅はあっという間で、カンボジアを去る際はとても寂しく、また戻ってきたいと強く感じるほど、とても楽しく学びのあるスタディーツアーでした。 PCCとしては3年ぶりに子どもたちに直接絵本を届けることができ、笑顔を見ることができたのはとても感慨深い思い出です。協力いただいた方々には大変感謝しています。
教育は子どもたちの未来を作る大切なものです。社会問題や多言語に触れてもらい、自分の将来について、そして自国のことについて考えてもらえるきっかけになれば幸いです。 これからも、教育が必要な子どもたちに絵本を届けられるように頑張っていきたいです。
突然ですが、皆さんはPCCをご存じでしょうか。 PCCでは、カンボジアの子供たちのために絵本を作成し、現地に届け、読み聞かせを行う活動をしています。部員が考えた物語を英語とクメール語に翻訳し、気持ちを込めて作業しています。コロナ禍でのPCCの活動を、以前にブログで紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
では、前述にもありましたように今回は、今年の2月に行われたPCCとしては3年ぶりのカンボジアへのスタディーツアーについて、ご報告いたします。
コロナの蔓延が落ち着いてきたので、渡航を決定し、PCCメンバーの濱田未優(グローバルスタディーズ学科3年)と中山智恵(グローバルスタディーズ学科4年)がサークルを代表し、カンボジアへ絵本を届けに行ってまいりました。 2月10日から15日の6日間、カンボジアのシュムリアップという地域でのスタディーツアーです。
渡航前には、絵本を作るほか、プレゼントやゲームなどの企画も行いました。 今回の絵本のテーマは、海洋プラスチックの問題です。ペットボトルを主人公とし、プラスチックと人間がどのような影響を及ぼしているのかを学んでもらおうとストーリーを考えました。 実際、カンボジアでは、ゴミのポイ捨てが当たり前になっており、この問題について子どもたちにも考えてもらうきっかけになったと思います。
今回のスタディーツアーでは、観光もしつつ、全4施設を訪問しました。 2月10日の夜に到着し、11日にはアンコールワット、アンコールトム、バイヨンなど様々な遺跡を見に行きました。 ここでは、カンボジアの心が痛くなるような歴史も学びました。
12日は、リトルエンジェル孤児院に絵本を届けに行きました。 1年前にオンラインで交流会を行った孤児院です。前回交流した子どもたちにも数人会うことができました。また、日曜日だったので近所の子どもたちも加わり、多くの子どもたちに絵本の読み聞かせをすることができました。
13日には、3校の小学校を訪問しました。 子どもたちは元気いっぱいで、楽しそうに読み聞かせを聞いてくれて、私たちも元気をもらいました。
14日は日本人の方が建てられた農村部の小学校(マンゴースクール)を訪問しました。 どんな環境でも一生懸命元気に学んでいる現地の子どもたちの姿を見て、私たちも大学で学ぶ機会を無駄にしないよう、しっかりと勉学に励んでいきたいと思いました。
15日の朝に無事、日本に帰ってくることができました。今回の旅はあっという間で、カンボジアを去る際はとても寂しく、また戻ってきたいと強く感じるほど、とても楽しく学びのあるスタディーツアーでした。 PCCとしては3年ぶりに子どもたちに直接絵本を届けることができ、笑顔を見ることができたのはとても感慨深い思い出です。協力いただいた方々には大変感謝しています。
教育は子どもたちの未来を作る大切なものです。社会問題や多言語に触れてもらい、自分の将来について、そして自国のことについて考えてもらえるきっかけになれば幸いです。 これからも、教育が必要な子どもたちに絵本を届けられるように頑張っていきたいです。
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マンゴースクールの子どもたちと
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絵本を手にする子どもたち(公立の小学校)
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絵本の読みきかせの様子(リトルエンジェル孤児院)