2023/03/18 09:00:00 留学インタビュー(奥田希さん:米テキサス大学長期留学)
学生ニュース
英米語学科
今回の英米語学科ブログでは、2022年2月から12月までテキサス大学サンアントニオ校に長期派遣留学をした4年生(2022年度卒業生)の奥田希さんを紹介します。英米語学科2年生の前田琴音さんが、帰国前の奥田希(のぞみ)さんにオンラインでインタビューし、記事を執筆してくれました。
―まずは、留学前の奥田さんについて教えてください。京都外国語大学ではどんな学校生活を送っていましたか?
奥田: Kyoto Gaidai Habitat という発展途上国で家を建てるボランティアサークルに入っていました。その活動の一環としてカンボジアに行ったことがあります。国際協力に関心があり、国際問題を学ぶ前田佐保先生のゼミに所属しています。
―留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
奥田: もともと英語が好きで、高校では英語コースに入りましたが、リーディングやライティングなどの机に向かってする勉強が中心で、スピーキングの力があまり伸びませんでした。これではだめだと思い、大学では留学をすることを目標にしました。
留学の主な目的は英語力の向上でしたが、色々な文化や価値観を知りたかったというのもあります。留学先のテキサス大学では、英語を集中的に勉強しましたが、クラスメートはヨーロッパや南米など国籍が様々で、ここを選んで良かったととても満足しています。
―留学先にテキサス大学アントニオ校を選ばれたのはなぜですか?
奥田: 元々は、派遣留学に応募して、オーストラリアの大学に行くことが決まっていました。それが、コロナの影響により延期となり、留学が再開となった1年後には大学を変更しなくてはならなくなりました。そこで、大学から送られてきた選択肢の中から、キャンパスが大きく、留学生の多いテキサス大学アントニオ校を選びました。一緒に勉学を頑張る仲間が作れそうだと思ったのが大きな理由です。ただ、留学に行く時期が延期になったので、もう一度大学が定めたIELTSのスコアを取らなければいけなくなり、留学のチャンスをまた逃さないように、勉強を頑張りました。
―では、留学生活について教えてください。
奥田: 最初は、履修のための色々な手続きが日本とは大きく違うので、とても戸惑いました。
授業には、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングがあり、それぞれレベル別に分かれていました。実際に授業を受けてみると、先生や学生の母国によって英語の発音が様々で、聞き取るのに苦労しました。課題にはエッセイが多く、時間もかかり大変でしたが、これでかなり鍛えられたと思います。
日本の大学の雰囲気とは違い、クラスメートは間違いを気にせず、先生に当てられなくても、とにかくなんでも自分から発言する人ばかりでした。それに影響され、私も発言の回数が増えた気がします。色々な文化や価値観を持つ人、また色々な世代の人がいるので、授業はとても活気がありました。
―授業以外での留学生活はいかがでしたか?
奥田 : 寮は2人部屋で、キッチンやトイレなどは他の人と共用でした。食事は、クラスメートと外食することもありましたが、主に大学の食堂で食べていました。買い物は、遠くまで行かなくてはならないので、バスを使うか、友達に頼んで車で一緒に行っていました。
留学中には、留学先でできた友達との楽しい思い出がたくさんできました。バスケットボールの試合を見に行ったり、お泊まり会をしたり、クリスマス前にクッキーを作ったり。何度か旅行にも行きました。カナダに留学中の友人と1週間のLA観光をして、ディズニーランドに行ったり大谷翔平を見たりもしました。日本から両親が来てくれてサンアントニオを案内したのもいい思い出です。
―帰国後にしようと思っていることはありますか?
奥田 : IELTSをもう一度受け、留学で自分のスコアがどれくらい上がったかを知りたいです。また、アメリカではあまり食べれなかった本場の日本食を思いっきり食べて味わいたいです。
―将来は何を目指していますか?
奥田 : 留学など、何か新しいことをしようとしている人のサポートができる仕事をしたいと考えています。これは、私自身が、コロナで留学が延期になり、すごく不安だった時があったからです。
―最後に、これからの留学を考えている外大生にメッセージをお願いします!
奥田: 外国の大学では、自分の意見を求められる機会が多いので、留学前に、自分の意見をちゃんと伝えられる練習をしておくことをお薦めします。また、自分の趣味を持っておくことも大切だと思います。趣味があり、他とは違う個性を持っている人は人気があり、友達を作る時にとても役立ちます。それから、どの授業も英語だけで進められるので、スピーキング力は、留学してからではなく、留学する前にもたくさん練習しておいた方がいいと思います。
留学をしたいと考えている人は、諦めないで挑戦して欲しいです!コロナ禍ということもありましたが、悩んでいる間になんとなく時間が過ぎていって、留学を諦めた人が多くいました。挑戦せずに諦めるのではなく、どうしようか迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!
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―まずは、留学前の奥田さんについて教えてください。京都外国語大学ではどんな学校生活を送っていましたか?
奥田: Kyoto Gaidai Habitat という発展途上国で家を建てるボランティアサークルに入っていました。その活動の一環としてカンボジアに行ったことがあります。国際協力に関心があり、国際問題を学ぶ前田佐保先生のゼミに所属しています。
―留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
奥田: もともと英語が好きで、高校では英語コースに入りましたが、リーディングやライティングなどの机に向かってする勉強が中心で、スピーキングの力があまり伸びませんでした。これではだめだと思い、大学では留学をすることを目標にしました。
留学の主な目的は英語力の向上でしたが、色々な文化や価値観を知りたかったというのもあります。留学先のテキサス大学では、英語を集中的に勉強しましたが、クラスメートはヨーロッパや南米など国籍が様々で、ここを選んで良かったととても満足しています。
―留学先にテキサス大学アントニオ校を選ばれたのはなぜですか?
奥田: 元々は、派遣留学に応募して、オーストラリアの大学に行くことが決まっていました。それが、コロナの影響により延期となり、留学が再開となった1年後には大学を変更しなくてはならなくなりました。そこで、大学から送られてきた選択肢の中から、キャンパスが大きく、留学生の多いテキサス大学アントニオ校を選びました。一緒に勉学を頑張る仲間が作れそうだと思ったのが大きな理由です。ただ、留学に行く時期が延期になったので、もう一度大学が定めたIELTSのスコアを取らなければいけなくなり、留学のチャンスをまた逃さないように、勉強を頑張りました。
―では、留学生活について教えてください。
奥田: 最初は、履修のための色々な手続きが日本とは大きく違うので、とても戸惑いました。
授業には、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングがあり、それぞれレベル別に分かれていました。実際に授業を受けてみると、先生や学生の母国によって英語の発音が様々で、聞き取るのに苦労しました。課題にはエッセイが多く、時間もかかり大変でしたが、これでかなり鍛えられたと思います。
日本の大学の雰囲気とは違い、クラスメートは間違いを気にせず、先生に当てられなくても、とにかくなんでも自分から発言する人ばかりでした。それに影響され、私も発言の回数が増えた気がします。色々な文化や価値観を持つ人、また色々な世代の人がいるので、授業はとても活気がありました。
―授業以外での留学生活はいかがでしたか?
奥田 : 寮は2人部屋で、キッチンやトイレなどは他の人と共用でした。食事は、クラスメートと外食することもありましたが、主に大学の食堂で食べていました。買い物は、遠くまで行かなくてはならないので、バスを使うか、友達に頼んで車で一緒に行っていました。
留学中には、留学先でできた友達との楽しい思い出がたくさんできました。バスケットボールの試合を見に行ったり、お泊まり会をしたり、クリスマス前にクッキーを作ったり。何度か旅行にも行きました。カナダに留学中の友人と1週間のLA観光をして、ディズニーランドに行ったり大谷翔平を見たりもしました。日本から両親が来てくれてサンアントニオを案内したのもいい思い出です。
―帰国後にしようと思っていることはありますか?
奥田 : IELTSをもう一度受け、留学で自分のスコアがどれくらい上がったかを知りたいです。また、アメリカではあまり食べれなかった本場の日本食を思いっきり食べて味わいたいです。
―将来は何を目指していますか?
奥田 : 留学など、何か新しいことをしようとしている人のサポートができる仕事をしたいと考えています。これは、私自身が、コロナで留学が延期になり、すごく不安だった時があったからです。
―最後に、これからの留学を考えている外大生にメッセージをお願いします!
奥田: 外国の大学では、自分の意見を求められる機会が多いので、留学前に、自分の意見をちゃんと伝えられる練習をしておくことをお薦めします。また、自分の趣味を持っておくことも大切だと思います。趣味があり、他とは違う個性を持っている人は人気があり、友達を作る時にとても役立ちます。それから、どの授業も英語だけで進められるので、スピーキング力は、留学してからではなく、留学する前にもたくさん練習しておいた方がいいと思います。
留学をしたいと考えている人は、諦めないで挑戦して欲しいです!コロナ禍ということもありましたが、悩んでいる間になんとなく時間が過ぎていって、留学を諦めた人が多くいました。挑戦せずに諦めるのではなく、どうしようか迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!
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