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京都外国語大学英米語学科 RSS


2022/10/05 18:10:00 Connect Beyond Our Differences

  • Categoryイベント
  • Posted by英米語学科
Guest Speaker Kinota Braithwaite talks about anti-bullying and race in Japan

Have you had the opportunity to think about what equality and peace are lately?
Maybe, you haven’t had many options.
Take a moment to reflect on your perception of bullying, discrimination, and prejudice.
On Dec 1st in room 171 from 3:40 pm-5:20 pm the invited special guest speaker, Mr. Kinota Braithwaite, will help us to put our thoughts into words. With his guidance, we will realize why it is crucial that we learn and talk about difficult problems now. Check out the poster and QR code with more information about Kinota and his pursuit.
This is not only a matter for those who aspire to become teachers or pursue an international career, but also for everyone who is a member of our global society to create a better future.
We look forward to your participation as an opportunity to respect each other's right to live in our own way.

みなさんは最近、平等や平和とは何か、ということについて考える機会はありますか?おそらく、そのような機会は滅多にないと思います。
いま一度、このセッションでゲストスピーカーと、いじめや差別、偏見について、自分がどう認識しているか振り返ってみませんか?

12月1日(木)の15:40~17:20、R171で『Mio』の著者のKinota Braithwaiteさんをお招きしてトークセッションを開催します。
自分の考えを言葉にすることで、なぜ私たちが今、敢えて難しい問題について学ぶことが大切なのか、ということに気づくきっかけになるはずです。
将来、教師になることや国際的な職業に就くことを志している方はもちろんのこと、自分らしく生きる権利を尊重しあい、よりよい未来を創る社会の一員として、このセッションでの経験はこれからのあなたの人生に、大きな影響を与えることでしょう。
みなさんのご参加を、心よりお待ちしております!

2022/10/05 09:10:00 『世界を旅するランチプレート委員会』活動報告

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
皆さん初めまして!
『世界を旅するランチプレート委員会』と申します。今回は、8月と9月に行われたオープンキャンパスでの私たちの活動をご紹介いたします。

初めまして!ということで本学のほとんどの方が、私たち『世界を旅するランチプレート委員会』についてご存知ないかと思われますので、まず初めに紹介させてください。

『世界を旅するランチプレート委員会』が生まれた背景

この委員会は、2022年度の春学期に生まれたばかりの学生組織です。「大学食堂×世界の食文化」を合言葉に、外国語大学の特色を食堂のメニューに活かすことができないかと考え、英米語学科の吉川裕介先生の下、英米語学科2年次生の下口大輝、小俣なつ、座間味小絢の計四人で発足しました。

「ワンプレートごとに世界各国の料理に焦点を当て、料理を通してその国の歴史や文化を学ぶ」をテーマに活動を行なっています。

オープンキャンパスでの活動報告

8月と9月に行われたオープンキャンパスが我々の記念すべき第1回目のランチプレート提供の機会となりました。第1回目では、メキシコのタコスをテーマに選びました。
なぜメキシコ料理?と思う方もいるかもしれませんが、実はユネスコの「世界無形文化遺産」に登録されているほど長い長い歴史のある料理なのです!

私たちは「ワンプレートで世界の食文化を学ぶ」を実践するために、トレーの上にタコスの歴史についてまとめた資料を敷くことを思いつきました。メキシコプレートを食べながら、メキシコ料理やタコスについての知識を身につけてもらえるように工夫しました。

オープンキャンパスが行われた4日間、食堂に足を運んで宣伝活動や実際に食べていただいた方に感想を聞いたりするなどの活動を行いました。その感想の中では、「辛さが本格的でおいしかった」、「野菜がたくさん取れていいと思う」などの声をいただきました。

メキシコプレートは各日程で一番の売れ行きを記録し、8月6日と9月4日では全食売り切れという大成功を収めることができました。

これからの活動

秋学期に、期間限定にはなりますが本学の皆様に向けて、メキシコプレートを提供することができればと考えています。そしてその先、2ヵ国目のプレートを作成することを目標に活動していく予定です。

メンバーの募集について

現在、一緒に活動してくれるメンバーを募集しています。特に、この委員会を後の世代に繋いでいくために1年次生の学生の皆さん、いかがでしょうか?共に本学を盛り上げていきませんか?

メンバーに入りたいと思ってくださった方は、『世界を旅するランチプレート委員会』のInstagram (@kufs_lunch_plate_project)のダイレクトメッセージに連絡いただければ幸いです。

最後になりましたが、企画段階から本企画を力強く後押しくださいました入試広報部の皆さま、限られた予算内で素晴らしい料理を作って下さった食堂の皆さま、ありがとうございます。
そしてこれからも、よろしくお願いいたします。

2022/07/20 16:20:00 【国際貢献】【グローバルキャリア】10/7講演会—本学卒業生・趙悠蓮さん (国境なき医師団)

  • Categoryイベント
  • Posted by英米語学科
英米語学科・キャリア英語科では、毎年、外部から講師を招き、講演会を開催しています。今年は、1999年にノーベル平和賞を受賞したNGO「国境なき医師団」より、本学卒業生の趙悠蓮(チョウ・ユリョン)さんをお迎えします。

日時:10月7日(金)5講時(17:30-19:10)
会場: 本学1号館7階 171教室
参加料:無料
参加申込:不要
形式:対面のみ(動画配信はありません)
*学外の一般の方々もぜひお越しください。学外の方は以下のメールアドレスより事前にご予約をお願いします。
*会場が満席の場合、入場をお断りする場合があります。ご了承ください。

趙さんは、2009年に本学卒業後、国内・海外の企業で勤務された後、国境なき医師団で活躍されました。国際貢献に関心のある方はもちろん、将来、国際企業・機関などグローバルなキャリア構築の面でも参考になるお話をしていただく予定です。ふるってご参加ください!

なお、10/6(木)から10日(月)まで、大阪で、国境なき医師団主催のイベント「エンドレス・ジャーニー展」が開催されます。趙さんも参加される予定です。

お問合せ:英米語学科教員 ラムスデン多夏子(t_ramsde@kufs.ac.jp)

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国境なき医師団(MSF)
アドミニストレータ―  趙 悠蓮(チョウ ユリョン)

京都外国語大学、外国語学部中国語学科2009年卒業。在学中より就労していた中国の貿易会社に就職後、2013年まで在職。主に営業やマーケティング、ブランディングなどを担当。その後、ロサンゼルスの出版社/広告代理店にてアカウントマネージャーとして広告制作やイベント企画に従事。2015年に帰国後は、外資系コンサルティング会社にてコンサルタントとしてあらゆる企業の課題解決に向き合う。それらの経験を活かし、2019年、国境なき医師団アドミニストレーターとして参画。2021年8月よりフィリピンのミンダナオ島、マラウィ市でのプロジェクトに初参加。約1年間の活動を終え帰国。7月からは東京大学ジャパン・バイオデザインのプロジェクトチームの一員として、新興国における医療課題に向き合う業務に従事しながら、国境なき医師団の広報活動などに参加。

国境なき医師団(MSF)
Médecins Sans Frontières/Doctors Without Borders

民間で非営利の医療・人道援助団体。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けている。現在、世界約88の国と地域で、医師や看護師をはじめ4 万5000人のスタッフが活動(2020年実績)。1971年にフランスで設立され、1992 年に日本事務局が発足。

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以下、「国際NGO論」の授業をご担当の佐々木豊先生に、国際協力や人道支援のNGOについて解説いただきました。

「国境なき医師団」― このブログを読んでいる皆さんの中には、世界的に有名なこの国際主義的民間団体の名前をどこかで聞いたことがある人もいることと思います。世界中の被災地や戦災地で医療/人道援助活動を展開する「国境なき医師団」は、1999年にノーベル平和賞を受賞したことが象徴したように、その活動が最も高く評価されている国際NGOの一つであると言えるでしょう。
 ところで、皆さんは“国際NGO”と聞いて、その定義を説明することができるでしょうか。まず"NGO"とは、"non-governmental organization"の頭字語(略語)です。日本語では、「非政府組織(=政府組織に非ず)」と訳されています。つまり「~ではない」組織という、遠回しの言い方をわざわざしているのです。それは以下のような理由に依ります。
 国際関係で“NGO”という言葉が広く使われるようになったのは、1945年に設立された国際連合の憲章(the United Nations Charter) 第71条の条文がきっかけと言われています。この条文は次のように書かれています。

Article 71
The Economic and Social Council may make suitable arrangements for consultation with non-governmental organizations which are concerned with matters within its competence. ... . (経済社会理事会は、その権限内にある事項に関係のある非政府組織と協議するために適当な取り決めを行うことができる)

つまり、国際連合という政府間組織[intergovernmental organization](国連は、各国政府の代表が集まって作っている組織ですね)の一理事会である経済社会理事会(経済、人口、開発、ジェンダー、公衆衛生等の問題を主に討議する機関)と協議する資格を持つ民間の団体、という位置づけをされたのです。そのような訳で、民間の立場から、特に国連の経済社会理事会と協議資格をもつ団体が"NGO"と呼ばれるようになりました。しかしその後、開発支援、貧困削減、環境保全、人権保護、軍縮/平和などさまざまなグローバルイシューズ(地球的問題群)が顕在化する中、各国政府や国際機関と異なる民間の[private] の立場から、国境/人種/民族/宗教の壁を越えて、営利を目的とせずに自発的に(ボランタリー [voluntary]に)これらの問題に取り組む各国市民から構成される団体が"NGO"と呼ばれるようになりました。そしてまた、各国にその支部や事務局をもつ"NGO"を"INGO"、すなわち"international non-governmental organization"と呼ぶようになりました。
 でも、既述のように、「~ではない」組織という言い方は、いわば組織の性格を“裏”から言っているようなもので、積極的な定義とはいえないですよね。それ故、今日では「非政府組織」のことを、「市民社会組織[Civil Society Organization, CSO]」とか「民間ボランタリー組織(Private Voluntary Organizations(PVO)」」とか呼んだりしています。今日、各国の市民の連帯の下、国籍や民族/人種、宗教如何に拘わらず、“地球村”に住む全ての人々がお互いに助け合って「地球(公)益」を推進することが望まれる中、「国境なき医師団」のような人的にも財政的にも大きな資源を持つ民間団体が活躍する国際的な公共空間が世界大に広がっているのです。最後に、「国境なき医師団」は、現在、焦眉の国際問題となっているウクライナ戦争の最中、ウクライナ国内や周辺国に医療物資の提供や移動診療所の設置、また現地の医師に対する研修活動等を行っていることを付記しておきます。今回の講演会の前に、「国境なき医師団日本」のHPを是非参照してみて下さい。

2022/07/13 09:50:00 12/17 (土) 京都外大・日本文化プレゼンコンテスト 開催告知

  • Categoryお知らせ
  • Posted by英米語学科
英米語学科が主催する「第16回森田杯・英文毎日杯 ペアで紹介する日本文化英語プレゼンコンテスト」が、今年度は12月17日(土)に開催されます。

応募要領は本学ウェブサイトの専用ページから。4号館前の掲示板にポスターを掲示しています。ポスターのQRコードからもアクセスできます。

応募期間は10月1日(土)から10月15日(土)まで。一次審査の合格者が、12月17日(土)の本選に出場できます。

応募には、英語要旨の作成、応募用原稿の音読練習など準備が必要です。本学からの応募希望者で、英米語学科・キャリア英語科のサポートを希望するペアは、今学期中に以下の担当者に連絡して下さい。

本コンテストは、一般公開される予定です。お楽しみに!

応募希望者 サポート担当:
英米語学科教員  
近藤睦美 (mu_kondo@kufs.ac.jp)
Felicity Greenland (f_greenl@kufs.ac.jp)

コンテストについての問い合わせは
英米語学科 ラムスデン多夏子(t_ramsde@kufs.ac.jp)まで
  • 2021年度 本学英米語学科からの出場者
  • 2019年度 本学英米語学科からの出場者

2022/07/07 07:20:00 English Workshop Students Complete COIL Project

  • Category教員ニュース
  • Posted by英米語学科
Have you heard of the term COIL? COIL stands for Collaborative Online International Learning. This involves learning projects and interactions between groups from different institutions using technology.

During term one, KUFS student groups led by assistant professors Brad Howe, Eric Lynch, and Jennifer Nihongi joined members of classes taught by KUFS’s long-term friend and collaborator, Professor Yi-Hung ‘Cathy’ Liao of Pingtung National University in Taiwan. They shared learning, research, and authentic cross-cultural communication using the 17 United Nations Sustainable Development Goals as a basis for discussions and reports.

Using the convenience and creativity of Google Drive, collaborators created and shared a master plan on a colorful and interactive Google Sheet file. Students then worked on documents, group slide presentations, and a variety of student-organized online meetings. Participants had the opportunity to expand online skills, language abilities, and creativity.

We hope that in the future, more and more students will be able to benefit from collaborative projects using English as a lingua franca. Technology has enabled us to get the maximum benefit of international experiences and educational opportunities at KUFS.

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