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京都外国語大学英米語学科 RSS

教員ニュース

2021/10/05 17:00:00 大谷翔平選手 — 文化比較の専門家に聞くヒーロー像 (藤本幸治先生)

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  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「教員ニュース」では、教員に関するまたは教員発信の情報を紹介します。「教員ニュース」第3号は、10月8日に毎日新聞に掲載される藤本幸治先生(英米語学科)のインタビュー記事のお知らせです。

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 英米語学科藤本幸治先生のインタビュー記事が、10月8日毎日新聞朝刊および毎日新聞ウェブ版に掲載されます。タイトルは、「日米の価値観を超えた大谷翔平 文化比較の専門家に聞くヒーロー像」。野球の本場アメリカのメジャーリーグで大活躍する大谷翔平選手を異文化研究の視点から語る内容となっています。

web版のリンクはこちら

[藤本幸治先生からのメッセージ]

皆さんも分野は違えど、大谷翔平選手のように異国の地で戦える確かな実力(知識や経験)を在学中に身に着けてください。大谷選手は、戦後の日本から「言語を通して世界の平和を」のスローガンのもと、国際的に活躍できる人勢を輩出することを目的に設立されてた京都外国語大学の学生がお手本にすべき人物です。おそらく彼も多くの困難を米国で経験し、それに不撓不屈の精神で打ち勝ってきて、成績を残しているのでしょう。皆さんも、頑張っていきましょう。


*本学図書館で毎日新聞の閲覧が可能です。
*ウェブサイトは有料記事のため、講読会員以外は読むことができません。
*読む機会を逃してしまった人は、藤本幸治先生にぜひ、直接お話を聞いてみてください。

  • 毎日新聞ウェブ版「日米の価値観を超えた大谷翔平」

2021/07/16 10:00:00 「温故知新と英語の不思議」「日本語の文化と英語の文化」

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英米語学科ブログの「教員ニュース」では、教員に関する、または教員発信の情報を紹介します。「教員ニュース」第2号は、言語学専門の藤本幸治先生から、英語の歴史と異文化理解に関するお話です。

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温故知新と英語の不思議

英語の学習といえば、読む、聞く、書く、そして話す、を中心とした語学の運用面に焦点が当たりがち。そしてその実用能力を語学試験(TOEICや英検)で腕試しすることが通例となっていますね。しかし、英語を学習すればするほど、不思議で納得のいかない現象に出会うのも常。例えば、不定冠詞の「a」。「一つの」という意味を持ちますが、それはなぜなのでしょうか。アルファベットの一番初めに来るから?それじゃ、「b」は2番目なので、「2つの」という意味になりますか。I have b books. いや、違いますよね。

実はこれ、昔の英語(Old Englishといいます)までさかのぼれば、謎が解けてきます。英語で、「1」は、「one(ワン)」、これを弱形で発音してみると「アン(an)」となります。つまり、かつては、anが基準になり、その語、母音以外で始まる名詞の直前の「n」が発音されなくなりました。中学生のころ、冠詞a(1つの)は、母音で始まる名詞の前では、「n」を付けますよ、と習ったことは実は順序が真逆なのです。こういったことを知るためには、現在の英語ばかり見て(共時的研究(synchronic approach))いるだけではだめなのです。歴史を通じた通時的研究(diachronic approach)を知る必要があります。その面白さは他にもあります。例えば、今度は単数形ではなく、複数形の場合、通例、複数形を表す接辞(affix/接尾辞(suffix))は、「-(e)s」を語末に用いますね。そうすると、dog→dogs、book→books、adult→adultsとなります。しかし、childはchildsとはなりません。どうしてでしょう。Childrenのrenが複数を示すのでしょうか。-renを用いた複数形なんて、children以外見たことないですよね。

しかし、現代の英語においても、ox(雄牛)の複数形は、oxenとなります。そして、なんとbrotherの複数形に、brothersだけではなく、brotherenという形があるのです。つまり、[n]が複数形を表していると考えられるのです。では、[re]はどうなのでしょうか。実はこれも古英語の時代には、[re]は現在の接辞「es」と同じように、複数を表していたのです。

でもちょっと待って。それでは、childrenは複数接辞がダブっていることになりますよね。ところがこれは、日本語にも当てはまる現象で、例えば、「女ども」、「野郎ども」の「ども」は複数を示します。では、「子ども」はどうでしょうか。そう、複数を示してます。しかし、「子ども達」というふうに複数を示す「達」を並べて使うことができてしまいます。

いかがでしたか。言葉はいい加減であり、またいい加減に見えて、そこには、変化の理由が隠されているのです。そのためには、目に見えてている「現在」だけではなく、現在に至るまでの過去からの歴史をさかのぼる必要があります。まさに「温故知新」、故きを温ねて新しきを知る、です。


日本語の文化と英語の文化

時間というのは、人間にとってとても大切なもの。限られた人生の長さを有意義に生きなくてはなりません。そして、時間はすべての人に共通で、平等に与えられているものです。しかし、文化が異なれば、時間の感覚が異なることもあるのです。これはいったいどういうことでしょう。

例えば、あなたが明日友達の家での誕生日パーティーに招かれたとしましょう。パーティーの開始時間は午後3時です。さて、あなたは何時に友達のおうちに向かうでしょう。午後3時前、あるいは午後3時を過ぎて行きますか。日本人の場合、おそらく、開始時間を(ましてや意図的に)過ぎて、遅れて到着することはまずはないでしょう。それは、「相手を待たせてはいけない」という相手に対する配慮です。

しかしながら、欧米では、パーティーに遅れてくる人はざらにいますし、ことによれば、それがマナーだとさえ考えられています。私たち日本人にはにわかには信じがたいことです。しかし、そこには彼らなりの理由があるのです。そして、それは私たちと同様、相手に対する「思いやり」の心なのです。いったいどういうことでしょうか。

もし仮に、あなたがパーティー会場に開始時間より前(10‐15分前)に到着したとしましょう。もしかしたら、パーティーのホストは、ぎりぎりまで料理や飾りつけの準備をし、最後の仕上げとして、シャワーを浴びてドレスアップしようとしている最中かもしれないですよね。そんなときに、すでにあなたが到着したとなれば、相手は焦りますし、あなたもさぞかし居心地が悪くなるでしょう。そういった状況を回避するためにも、相手に十分な時間の余裕を与えることが相手への配慮だと考えるのです。なるほど、ですね。

つまり、言葉によるコミュニケーションだけではなく、その言葉が使われる国や地域の風習やものの考え方、つまり、異文化に対する理解を欠いてしまうとせっかくのコミュニケーションも失敗に終わります。言葉と文化はコインの裏と表。どちらも欠くことはできません。

ちなみに、欧米では、パーティーの後の片付けの手伝いもあまり喜ばれないのです。相手の家事の手伝いをするということは、招かれたゲストのすることではなく、むしろ、勝手に片付けようとすると相手のプライバシーを侵害する可能性もあります。気を付けたいものですね。

2021/07/12 16:00:00 From Akiya to Comfortable Eco-Home –– ポッドキャストインタビュー(Iain Davey 先生)

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英米語学科ブログの「教員ニュース」では、教員に関する、または教員発信の情報を紹介します。「教員ニュース」第1号は、環境問題を専門とするIain Davey先生より、先生が出演されたポッドキャストインタビューの動画の紹介です。Watch the videos if you are interested in Iain-sensei's eco life!

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Hi everyone, I’m Iain Davey, one of your full-time lecturers at Kyoto Gaidai.

If you have taken any of my classes, you will know my research area is environmental issues and sustainable development. I also help with KUFS Eco Group that are doing great work on campus and around Kyoto.

You will also probably know I live in Shiga and try to lead a life that is as environmentally-friendly or sustainable as possible. We try to produce a lot of our own food, so have chickens, goats, bees, and grow a lot of different fruits and vegetables. We also live in house that produces all of its own power from the sun (solar PV) and has a toilet which turns the waste into compost for the garden. We use a car which we run, not on diesel, but instead, on recycled waste vegetable oil. All these things help to reduce our impact on the environment in different ways.

Last year and again this June, I was invited onto a Podcast series called Seeking Sustainability in Japan. In the interviews I talked about our eco-friendly house, garden and lifestyle. If you are interested and would like to listen to them, and of course, practice your ENGLISH, please follow the links.

Podcast Seeking Sustainability in Japan with JJWalsh on YouTube:
From Akiya to Comfortable Eco-Home
August 2020
June 2021
  • The eco house with its solar panels
  • The Davey family's two goats enjoying the weeds
  • Iain Davey 先生

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