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京都外国語大学英米語学科 RSS


2021/10/07 09:00:00 「火星に枯山水」翻訳プロジェクト

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「学生ニュース」では、英語学習や国際理解などの分野で活躍する英米語学科の学生たちを紹介します。「学生ニュース」第5号は、京都芸術大学とのコラボ・プロジェクトに参加する英米語学科3年生の斎藤光さん、常見彩花さん、2年生の寒川紫月さん、山内明日花さんのニュースです。 *Engish below.

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今年2月、米航空宇宙局(NASA)の火星ローバー(探査車)「Perseverance」が火星に無事着陸したという大ニュースがありました。 火星ではこの他にも「Curiosity」などのローバーも活躍しています。現在、火星ローバーを使って「火星に枯山水を作る」という壮大な構想があります。「枯山水」とは、水や用いず石や砂で山水の趣を表現した庭園のことで、美しい砂紋が特徴です。

この構想をNASAに提案したのが、米SETi研究所のCharles Lindsay氏。「アーティスト・イン・レジデンス」プログラム初代アーティストおよびシニアプログラムディレクターで、現在は京都芸術大学キャラクターデザイン学科の客員教授でもあります。今回行っているのは、彼の構想を説明する英文書を日本語に翻訳するプロジェクト。本学英米語学科の学生4人が日本語に翻訳し、アートや日本語でのクリエイティブライティングを学ぶ京都芸術大学の学生さんと協力して日本語の文章を仕上げます。

今週末、10月9日(土)に、このCharles Lindsay氏によるウェビナー(オンライン講演会)が開催されます。彼のアート作品や「火星に枯山水」構想について語られる予定です。詳しくは以下の通り。

Charles Lindsay氏 ウェビナー「Global Art Talk 029」 (詳細はこちら
- 10/9(土)10:30-12:00
- 無料で誰でも参加可能。ただし申し込みが必要。申し込みリンクはこちら
- 講演は英語で行われますが、英日逐次通訳がつきます。

宇宙、アート、禅、国際機関、英語による講演、通訳… などなど、外大生にとっても視野の広がる興味深い講演会だと思います。ぜひ参加してみてください!

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This blog post introduces four Eibei students (Hikaru Saito, Sayaka Tsunemi, Shizuki Sogawa, Asuka Yamanouchi) in the “Mars-Karesansui Translation Project,” a collaboration with students who study art and creative writing in Japanese at Kyoto University of the Arts.

“Karesansui on Mars: Raking a visual Koan” is a project proposal to NASA submitted by Charles Lindsay, the first artist of the “Artist-in-Residence” program and senior director of the US SETi Institute, and a visiting professor at the Department of Character Design, Kyoto University of the Arts. This is a plan for an art project, in which a Mars rover will create a Karesansui zen garden on Mars. He will be appearing in a webinar this Saturday to talk about this project and his artwork. The details are as follows:

Charles Lindsay Webinar “Global Art Talk 029”
- 10:30-12:00, October 9 (Sat.)

- Free of charge. Need to submit an application form from here.
- The webinar will be held in English, with an interpreter. 

  • NASAに提案の「Zen Garden on Mars」(イメージ)
  • 建仁寺両足院に展示予定の「How to Photograph Enlightment」

2021/10/05 17:00:00 大谷翔平選手 — 文化比較の専門家に聞くヒーロー像 (藤本幸治先生)

  • Category教員ニュース
  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「教員ニュース」では、教員に関するまたは教員発信の情報を紹介します。「教員ニュース」第3号は、10月8日に毎日新聞に掲載される藤本幸治先生(英米語学科)のインタビュー記事のお知らせです。

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 英米語学科藤本幸治先生のインタビュー記事が、10月8日毎日新聞朝刊および毎日新聞ウェブ版に掲載されます。タイトルは、「日米の価値観を超えた大谷翔平 文化比較の専門家に聞くヒーロー像」。野球の本場アメリカのメジャーリーグで大活躍する大谷翔平選手を異文化研究の視点から語る内容となっています。

web版のリンクはこちら

[藤本幸治先生からのメッセージ]

皆さんも分野は違えど、大谷翔平選手のように異国の地で戦える確かな実力(知識や経験)を在学中に身に着けてください。大谷選手は、戦後の日本から「言語を通して世界の平和を」のスローガンのもと、国際的に活躍できる人勢を輩出することを目的に設立されてた京都外国語大学の学生がお手本にすべき人物です。おそらく彼も多くの困難を米国で経験し、それに不撓不屈の精神で打ち勝ってきて、成績を残しているのでしょう。皆さんも、頑張っていきましょう。


*本学図書館で毎日新聞の閲覧が可能です。
*ウェブサイトは有料記事のため、講読会員以外は読むことができません。
*読む機会を逃してしまった人は、藤本幸治先生にぜひ、直接お話を聞いてみてください。

  • 毎日新聞ウェブ版「日米の価値観を超えた大谷翔平」

2021/10/01 00:00:00 「UKYO VOICES」プロジェクト ウェブサイト公開!

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「学生ニュース」では、英語学習や国際理解などの分野で活躍する英米語学科の学生たちを紹介します。「学生ニュース」第4号は、英米語学科4年生の佐々木光さん、楳田愛依さん、2年生の淺野天良さん、原田涼太さんが参加した、右京区&京都外国語大学の協働プロジェクトの報告です。 *English below

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ウェブサイト完成! — 右京区 & KUFS 「UKYO VOICES」プロジェクト

4月より活動し、7月に進捗報告していた右京区とKUFSの協働プロジェクト「UKYO VOICES」のウェブサイトが完成し、10/1に公開になりました!ウェブサイトのリンク、または左のQRコードから、右京区の魅力がぎっしり詰まったウェブサイトをお楽しみください。

右京区制90周年を記念して行ったこのプロジェクトでは、英米語学科、観光学科、グローバルスタディーズ学科、外大西高から学生15人が参加し、3つの活動を行いました。

[取材担当12人]
右京区の6団体と6人の右京区民にペアで取材・インタビュー。その記事を日本語で書き、Mirai Translator(機械翻訳)を活用し、英語に翻訳。日本人教員のチェックとネイティブ教員のプルーフリーディングを経て、原稿を完成。

[写真担当2人]
右京区内の各所に足を運び、写真を撮影。

[ウェブサイト制作担当2人]
Word Pressを使い、プロジェクトの成果を発信するサイトを制作。ウェブサイトは日本語と英語の完全バイリンガル。

ウェブサイトのリンクとQRをお知らせするポスターは、京都外大構内はもちろん、右京区各地で掲示しています。この他、このブログ、または、ウェブサイトのリンクやQRコードの共有に、みなさんご協力ください!

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The website is complete! — Ukyo Ward & KUFS “Ukyo Voices ” project


Ukyo Ward and KUFS have been working together on the project "Ukyo Voices” since April, and the website has now been completed and released on today 10/1! Check out this link or use the QR code on the left to see this great website packed full of really interesting item about the people and places of Ukyo Ward.

This project was carried out to commemorate Ukyo ward’s 90th anniversary, with 15 students from the Eibei, Department of Global Tourism, the Global Studies Department and Gaidai Nishi High School participating. There are three main sections of the website and the students engaged in the following three activities:

[Interviewers (12 students)]
Interviewed 6 organizations and 6 individuals in Ukyo Ward in pairs, and wrote articles in Japanese and then translated them into English using Mirai Translator. The translation was checked by Japanese teachers and proofread by native-speaker teachers.

[Photographers (2 students)]
Visited various places in Ukyo Ward to take photos.

[Website production (2 students)]
Created the project website using Word Press. The website is completely bilingual in both Japanese and English.

Posters with the website link and QR codes are placed not only around the university but also in various places in Ukyo Ward. Please help us share the link and QR code of this blog or website so as many people as possible can enjoy it!

Translated by Mirai Translator and T. Ramsden

2021/09/30 15:00:00 10/25(月)オンライン講演会:込山洋一さん(米・日本語情報誌「Lighthouse」創設者)

  • Categoryイベント
  • Posted by英米語学科
10月25日(月)に英米語学科・短大キャリア英語科主催の講演会を開催します。今回のゲストは、米カリフォルニア州ロサンゼルス在住の込山洋一さん。20歳の時に身一つでアメリカに渡り、学習塾経営を経て、1989年に日本語情報誌「Lighthouse」を創刊。年間200万部の発行部数を誇る海外最大の日本語情報誌に成長させた起業家です。

講演のタイトルは「人生には『目指す山』も、『登山ルート』も無限にある」です。アメリカでの挑戦というご自身の経験を踏まえて、これから社会で活躍する学生の皆さんの背中を押してくれるメッセージを届けてくれます! ぜひ参加してください!

英米語学科・短大キャリア英語科主催のイベントですが、他学科の学生・教職員の皆様も是非ご参加ください。

詳細は以下のとおりです。
日時:2021年10月25日(月)17:30~19:10
会場:オンライン(Microsoft Teamsライブイベント)


下記のURLもしくは左のQRコードからTeamsライブイベントに参加してください。
https://bit.ly/3yTHrlE


込山さんのプロフィール
https://www.us-lighthouse.com/corporation/message-from-komiyama.html
込山さんのFacebook
https://www.facebook.com/oceano.komiyama
込山さんのブログ
http://blog.us-lighthouse.com/LHkomi/

2021/08/17 19:10:00 2016年度卒業生 福田 隆也さん(株式会社 関東マツダ)

  • Category卒業生紹介
  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「卒業生紹介」では、社会で活躍されている英米語学科の卒業生を紹介します。「卒業生紹介」第3号は、株式会社 関東マツダで勤務されている 福田隆也さんです。

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株式会社 関東マツダ
福田隆也

 私は現在、マツダ株式会社の子会社で、関東1都3県にマツダの販売店を展開する、株式会社関東マツダで営業スタッフとして働いています。周りのスタッフと違い、新卒採用ではなく、中途採用で入社しました。これまで色々と苦労もありましたが、結果として夢が叶いました。誇れる経験や経歴ではないですが、私が思う大切なことを3点、大学生活、挫折や失敗をした時のこと、諦めないことをお伝えします。
 私は「英語が好き、おもしろい」という気持ちを持ち英米語学科に入学しました。家庭の事情で海外留学する選択肢はなかったですが、大学ではそれ以上に価値のある学びができると思い、勉強に励みました。周りの留学経験のある学生に負けないよう、定期的に英語の資格試験を受け、大学生活は、人生で最も勉強をした期間でした。また、言語学(生成文法)に興味を持ち、大学院の授業に特別に参加させていただくなど自らたくさんのことを学ぶように努力しました。私の経験上、企業の採用面接で大学での学習や活動を聞かれなかったことは一度もありません。大学での学習経験と努力が、私の人生を何度も救ってくれました。私にとっては宝だと思っています。後輩の皆さんもぜひ将来の自分を救ってくれるような経験を、大学でたくさんしてほしいと思います。
 冒頭で現在夢が叶ったと書きましたが、今に至るまでにたくさんの苦労がありました。新卒採用の時は、志望していたマツダ株式会社、地元のマツダの販売会社を落ちてしまいました。大変落胆して、別業界、別の場所で働こうと東京にある飲食業の会社に入社しました。その後、ホテル、学習塾と転職を2度しました。自分のやりたいことが分からず、ありたい自分を見失っている、とても辛い時期でした。過去にはたくさん後悔もしましたが、今になって思うのは、挫折や失敗をした時は無理しすぎずに逃げても良いということです。私もこれまで挫折や失敗ばかりでしたが、現在は自分に満足して、充実した毎日を過ごしています。それもある意味過去の挫折のおかげです。
 最後にお伝えしたいのは、諦めないことの大切さです。先ほどの経歴を見ると、なぜ飲食、ホテル、塾で働いた後にマツダの販売会社に入れるのかと、不思議に思われると思います。私が今の会社に入れたのは、やりたいこと、夢をあきらめずに行動したからです。一般的に自動車メーカーの正規販売店を運営する企業は、採用後の定着率も高く、新卒採用が主になります。そんな中、関東マツダが中途採用の求人を出しているのを見つけて、即応募しました。面接では、大学での学び、これまでの職務経験をどのように仕事に生かせるのか、そしてマツダで働くのを諦められないという強い気持ちを伝えました。また、大学生の時と大きく変わらない点数を英語の資格試験で取得していたことにも驚かれました。しかし、最後は気持ちだと思います。諦めないこと、その気持ちの強さが自分の未来を切り拓きます。新卒採用の時、私に足りなかったものです。
 英語はもちろん今も好きなので、今後も勉強を続けていきます。現在は営業スタッフとして、マツダファンを増やすべく日々奮闘していますが、将来的には管理部門など、より多くの人に影響を与えられるような仕事をしたいと考えています。マツダとともに「飽くなき挑戦」を続けていこうと思います。
  • MAZDA3と福田隆也さん
  • 現在お勤めの株式会社関東マツダ 越谷店

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