菅英輝『アメリカの世界戦略―戦争はどう利用されるのか』中公新書(2008年)
(ISBN 978-4-12-101937-0)。
目次
はじめに

第T部 世界戦略のなかのアジア
 第一章 朝鮮戦争からヴェトナム戦争へ
  1 冷戦期の国際紛争
  2 限定戦争としての朝鮮戦争―「NSC68の世界」の実現へ
  3 ヴェトナム戦争―ゲリラ戦争からアメリカの戦争へ
 第二章 冷戦後のアジア戦略
  1 ネオ・リベラル国際主義のグローバル化戦略
  2 中国パワーの台頭と日米安保再定義
 第三章 ブッシュ(ジュニア)政権の対テロ戦争
  1 対中国「ヘッジ戦略」
  2 日米関係と米印関係―対中国「ヘッジ戦略」の要
  3 朝鮮半島と六者協議

第U部 対ヨーロッパ関係―協調と対立と
 第四章 冷戦期の米欧関係
  1 「大西洋共同体」のなかのヨーロッパ統合
  2 命令よりも強調を―進展するヨーロッパ統合
 第五章 冷戦の終焉とEUの朝鮮
  1 統一ドイツのNATO編入
  2 「リベラル・ウォー」と「リベラル・ピース」
  3 ソマリア事件―後退する「積極的多国間主義」
  4 ボスニア紛争―NATO、東方に拡大
 第六章 クリントンの戦争とアメリカ外交の軍事化
  1 NATO拡大とEUの挑戦
  2 コソヴォ空爆―軍事化するアメリカ外交

第V部 9・11と対イラク戦争
 第七章 「新世界秩序」建設の夢
  1 湾岸戦争―「新世界秩序」の模索
  2 新たな介入主義イデオロギーの登場
 第八章 世界一極支配のシナリオ
  1 「唯一の超大国」アメリカへ
  2 ネオコンと中東の地政学的重要性
 第九章 対イラク攻撃計画の作成
  1 中東における三つの障害
  2 対イラク攻撃計画
 第一〇章 イラク戦争の開始とEU中核諸国の反応
  1 イラク戦争批判への対応
  2 ブッシュ・ドクトリン vs 「古いヨーロッパ」

第W部 帝国化するアメリカ
 第一一章 9・11とアメリカの帝国化
  1 「かけがえのない国家」をめぐって
  2 帝国化するブッシュ外交
  3 世界秩序をめぐる諸問題
 第一二章 アメリカ外交の伝統と戦争
  1 ワインバーガー=シュルツ論争
  2 使命感国家か、模範国家か
  3 権益擁護と軍事大国意識
  4 アメリカ式戦争の使い方

あとがき

主要参考文献

アメリカと戦争 関連年表