1997年度マカオ大学夏期講座
 
彼らの語学力と暖かさに感動


 マカオ大学の夏期セミナーに参加し、1カ月間のポルトガル語の集中研修を受けました。「私にはまだまだ努力が足りない。」と強く感じたのは、中国人、韓国人、インド人などアジアから集まった人々の語学力に圧倒されたからです。自信を失くしてしまった私を彼らは散歩やショッピングに誘って、会話をしながら単語を教えてくれたり、「聡子はもっと努力してポルトガル語を使わなければならない。」とアドバイスしてくれたりしました。負けたくないという気持ちもありましたが、彼らの暖かさに感動しました。同じクラスになった人々と一晩中話して、そのまま朝8時30分からの授業に出席することも度々あり、日本のことについて質問されても答えられず、あわてて日本史の教科書を読み直すこともありました。このように色々な意味で勉強になりました。

 すばらしいのは授業だけではありません。東洋と西洋の文化の接点として長い歴史を持つマカオの街の観光は本当に楽しかったです。

 レアル・セナードやペーニャ教会をはじめとするポルトガル建築と中国式の廟とが、わずか6.54平方kmのマカオの中で不思議と調和し、独特な街並みが広がっています。

 そして忘れてならないのは豊富な食文化です。中国広東料理はもちろんのこと、ポルトガル料理レストランも多いです。特にポルトガルワインがとても手頃な値段で楽しむことができます。

(杉山 聡子)


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